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モノホンの鬼じゃないですか?
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胃が痛え……
あれから毎朝決まって風雷コンビは現れた。しかも、昼休憩には何故か生徒会の会計や庶務、副会長まで時々現れて…ああ、胃が痛え。
圭介から聞いたが、雷神の方と昔から大会で会うらしい。そこまで仲が良いわけではないと…。
「睡蓮、午後新歓だからお腹いっぱいにするなよ?」
へ?
学食のオムそばをタッチした瞬間だった。
しんかん?
頭をコテンと傾げると圭介はハァ~とため息をついた。
その隣で困った様に笑う洋一郎。
「まあまあ、最近睡蓮、それどころじゃなかったから。睡蓮、今日は新入生歓迎会で午後は体育館集合だよ?生徒会が企画して風紀が取り締まるから、今日はいつもより静かだったでしょ?」
確かに…今日は朝から今まで誰も来なかった。
「何をやるか、まだ発表は無いが、去年は立食だったそうだ。その前は大掛かりなゲームしたんだと。
動けるくらいにしとけ、食事も入るくらいにな!」
そういう圭介は唐揚げ定食食べていますが…
洋一郎はサンドイッチだがな!
オムそばくらい大丈夫だろ?
食事を済ませて、昼休み後体育館へと向かう。体育館の入口は数カ所あるが、混雑していた。
風紀の田島が台に乗りスピーカーを構えている。
「皆さん、入口に入ったら、箱を持った係が居ますので、箱から一つ引いて下さい。引きましたら学年クラス順で並ぶようお願いします!」
なるほど、だから入り口で詰まってるのか、人の流れに身を任せ進んでいると、台のうえの田島と目があった。一応先輩なので、ぺこりとお辞儀するとら田島の目が光った気がした…。
なんか…嫌な感じ。
「崎原、流れが止まっている、ちゃんと3番入口に並べ!」
田島に注意されたが、流れも止めてないし、言われなくとももう少しで3番入口だし。ってかどの入口でもいいはずだろう!?
プリプリしながら入口の扉をくぐると、少し前に係りの人がいた。あの人か…と進もうとしたら、目の前に箱があり、つい引いてしまった。
引いた物は青色のブレスレットで小さな星が入っていて名前を書くところがあった。
へー、何に使うんだ?少しワクワクして、視線を上げると、小川先輩が箱を持って口元を上げていた。
俺はまた、ぺこりとお辞儀した。
風紀も大変だな~て思っていた、この時の俺を殴りたい。
豪のでかい背中を見つけ、あそこがS組か…と目印に向かった。圭介と洋一郎とは入口で分かれてしまったので、クラスで合流する。俺、圭介は青で星があるのは俺だけ、洋一郎、豪、小倉は赤だった。名前を書くためのサインペンが前から回ってきて、記入して後ろに回す。
しばらくすると、生徒会のメンバーが壇上に立ち、歓声が起きる。その背後には風紀の風雷。
「只今から第32回新入生歓迎会を行う。」会長の言葉にまた歓声が起きた。
進行役は副会長なのだろう、マイクを調整し、指示を出す。
「では、鞠田、今回の内容とルール説明を。」
マリマリ先輩は副会長からマイクを受け取り、前に出る。
その様子に鞠田ファンであろう、歓声がまたまた起きた。
「さあ!みんなー!!まずは、箱から引いたブレスレットを見てー!!青と赤があるでしょ??赤は、下にいる輝楽のとこ!あっ俺から右ね!青は楽輝の左に分かれてー!!」
その言葉に全体が動き出す。
「別れたね!!そしたら今回の新歓の内容を発表するよ? 今回はね、みんなも知っている、あのゲーム!
鬼ごっこーーー!!」
「キターーーー!!」
あっ、小倉の声だ。
「ルールを説明するよー!よく聞いてねー?まずは、赤いブレスレットが鬼ね!全体の1/3しかいないから頑張ろうね!そして青が逃げる方ね!皆しっかり、名前つけて手首にしてるー??
鬼は、捕まえたら必ずブレスレットを集めてね!逃げる方は捕まったら、ちゃんとブレスレットを渡してね!!制限時間は2時間!必ず体育館に戻ってきてね!
ブレスレットを奪われた人は体育館に戻ってね?妨害行為は禁止!鬼も故意な暴力は極力禁止ね!見つけたら酷い罰があるからね!」
なるほど、俺は逃げる方か…。鬼が楽だったな。
ブレスレットを手首にはめて準備をする。だが、なんか引っかかるんだよな~。
あれから毎朝決まって風雷コンビは現れた。しかも、昼休憩には何故か生徒会の会計や庶務、副会長まで時々現れて…ああ、胃が痛え。
圭介から聞いたが、雷神の方と昔から大会で会うらしい。そこまで仲が良いわけではないと…。
「睡蓮、午後新歓だからお腹いっぱいにするなよ?」
へ?
学食のオムそばをタッチした瞬間だった。
しんかん?
頭をコテンと傾げると圭介はハァ~とため息をついた。
その隣で困った様に笑う洋一郎。
「まあまあ、最近睡蓮、それどころじゃなかったから。睡蓮、今日は新入生歓迎会で午後は体育館集合だよ?生徒会が企画して風紀が取り締まるから、今日はいつもより静かだったでしょ?」
確かに…今日は朝から今まで誰も来なかった。
「何をやるか、まだ発表は無いが、去年は立食だったそうだ。その前は大掛かりなゲームしたんだと。
動けるくらいにしとけ、食事も入るくらいにな!」
そういう圭介は唐揚げ定食食べていますが…
洋一郎はサンドイッチだがな!
オムそばくらい大丈夫だろ?
食事を済ませて、昼休み後体育館へと向かう。体育館の入口は数カ所あるが、混雑していた。
風紀の田島が台に乗りスピーカーを構えている。
「皆さん、入口に入ったら、箱を持った係が居ますので、箱から一つ引いて下さい。引きましたら学年クラス順で並ぶようお願いします!」
なるほど、だから入り口で詰まってるのか、人の流れに身を任せ進んでいると、台のうえの田島と目があった。一応先輩なので、ぺこりとお辞儀するとら田島の目が光った気がした…。
なんか…嫌な感じ。
「崎原、流れが止まっている、ちゃんと3番入口に並べ!」
田島に注意されたが、流れも止めてないし、言われなくとももう少しで3番入口だし。ってかどの入口でもいいはずだろう!?
プリプリしながら入口の扉をくぐると、少し前に係りの人がいた。あの人か…と進もうとしたら、目の前に箱があり、つい引いてしまった。
引いた物は青色のブレスレットで小さな星が入っていて名前を書くところがあった。
へー、何に使うんだ?少しワクワクして、視線を上げると、小川先輩が箱を持って口元を上げていた。
俺はまた、ぺこりとお辞儀した。
風紀も大変だな~て思っていた、この時の俺を殴りたい。
豪のでかい背中を見つけ、あそこがS組か…と目印に向かった。圭介と洋一郎とは入口で分かれてしまったので、クラスで合流する。俺、圭介は青で星があるのは俺だけ、洋一郎、豪、小倉は赤だった。名前を書くためのサインペンが前から回ってきて、記入して後ろに回す。
しばらくすると、生徒会のメンバーが壇上に立ち、歓声が起きる。その背後には風紀の風雷。
「只今から第32回新入生歓迎会を行う。」会長の言葉にまた歓声が起きた。
進行役は副会長なのだろう、マイクを調整し、指示を出す。
「では、鞠田、今回の内容とルール説明を。」
マリマリ先輩は副会長からマイクを受け取り、前に出る。
その様子に鞠田ファンであろう、歓声がまたまた起きた。
「さあ!みんなー!!まずは、箱から引いたブレスレットを見てー!!青と赤があるでしょ??赤は、下にいる輝楽のとこ!あっ俺から右ね!青は楽輝の左に分かれてー!!」
その言葉に全体が動き出す。
「別れたね!!そしたら今回の新歓の内容を発表するよ? 今回はね、みんなも知っている、あのゲーム!
鬼ごっこーーー!!」
「キターーーー!!」
あっ、小倉の声だ。
「ルールを説明するよー!よく聞いてねー?まずは、赤いブレスレットが鬼ね!全体の1/3しかいないから頑張ろうね!そして青が逃げる方ね!皆しっかり、名前つけて手首にしてるー??
鬼は、捕まえたら必ずブレスレットを集めてね!逃げる方は捕まったら、ちゃんとブレスレットを渡してね!!制限時間は2時間!必ず体育館に戻ってきてね!
ブレスレットを奪われた人は体育館に戻ってね?妨害行為は禁止!鬼も故意な暴力は極力禁止ね!見つけたら酷い罰があるからね!」
なるほど、俺は逃げる方か…。鬼が楽だったな。
ブレスレットを手首にはめて準備をする。だが、なんか引っかかるんだよな~。
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