異世界最強の癒しの手になりました(仮)

B介

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決めました!異世界転移!

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くそっ!!神のせいで!!
で、でも!俺!まだ生きたい!

「行きたい!違う世界に行く!」
ポロポロとこぼれる涙を拭い、弟のガラスの瞳を見つめた。

「やったー!ひーくんが僕の世界に来てくれる!!嬉しいなー!!実は前々から、ひーくんのこと見てたんだ!人間社会で言う一目惚れ??ってやつ?」

キャー♡言っちゃった♡っと、白い顔を赤らめ両手で顔を覆い、キャピキャピしている

どこぞのJKか!

「神は基本、100年に1回、その世界の流れを決めたら流れに身を任してそのルールを守る。だから途中で介入しちゃまずいから、人でいう心?感情が殆どない。だがらたまに神が人間に好意を抱き、加護を与える事があってな。まさか、この神の中でも無関心力高めの弟が惚れるとは…。」

今まで無言だった、俺を殺しそうになった兄が話出した。
感情が…だからこいつ、無表情で、謝りもしないのか!?

「兄貴は自分の世界を見なさすぎなんだよ!!見守ってたら、ひーくんの可愛さに恋するんだから!!だから、ひーくんの危機にも気付けたし♡本当は自分の持ち場以外見ちゃダメなんだよね。僕、自分の世界、姉貴のを最近引継いたんだけど、ひーちゃんにとってはいい世界かも!この世界なら無敵だよ?ちゃんと加護も力もサービスするね!寿命も伸びるし!その代わり死んじゃったら、僕と暫く遊んでね?」

「俺の世界は几帳面の細かすぎる親父のを引き継いだせいで、国が多すぎるし、国の神もいるから面倒なんだよ!……確かに可愛い顔はしているな。よし、お詫びとして、俺からも加護をやろう。」

じょ、情報が多すぎる…。俺が無敵は世界!いいな!
異世界転移と言ったら、ダンジョン?チート能力?モンスター?あ、ワクワクしてきた!!

「僕の世界は、今人間界で流行の異世界?にそっくりだよ!!姉貴がわざわざ、兄貴の世界にも自分の作ったモノの凄さを知って欲しくお告げし、人間社会に流行らせたからね。だから、安心して楽しんで?確かひーくんの従姉妹さんが好きだったよね!」

なんと!姉貴さんが!?マジで異世界チートキター!

「じゃあ、魂の時間も無いから、ひーくんのまず実体がボロボロだから新しく作り替えるね!見た目は可愛いから変えないで……よし!これでいいかな!後は能力と加護……よし!」

なんか、俺の周りがキラキラの星屑に包まれたと思ったら、俺の身体の中に消えていった。

「ひーくん、ステータス!って言ってみて?」

「ステータス!」

ピコン♪

ヒヨリ 17歳

種族:ヒト(異世界人)
属性:光(癒し)
スキル:癒しの手 スキャン 聖なる息吹 ヒヨリからの加護渡し 無限アイテムボックス 

加護:魔力無限 神に愛されし子

おお!!なんか、マジで異世界っぽい!…でも、そんな強そうに無いが…もっと、全ての属性が使えるとか!よくわからないスキルばっかだし!

「じゃあ、俺からは2つやろう。」

ピコン♪

ヒヨリ 17歳

種族:ヒト(異世界人)
属性:光(癒し)
スキル:癒しの手 スキャン 聖なる息吹 ヒヨリからの加護渡し 無限アイテムボックス 

加護:魔力無限 神に愛されし子 new! 順応 潤穴


「!?」
何これ!!

「あ!まずい、一旦僕の世界に送らないと!魂が!
服とかは似合いそうなのチョイスしたから!じゃ、転移させるよ!説明は転移後に!」

「ま、待って!聞いた話で、良くあるパターンが、一文無しと街から離れた所に落とされるって!お金かせめて街の近くに!」

シュンッ!!

ドン!いて!!

遂に来てしまった!俺の願いは届いたか?

見渡す限り街は見えず、林の中の一本道に座り込んでいた。

『ごめーーん!急に言われたから対応出来なかった!でも街の近くで、お金も渡したよ!アイテムボックスの中見てみて?願えば出てくるから!』

アイテムボックス!!

ポンっ!目の前の空間に穴が空いた。手を突っ込みと巾着袋があった。中には白金1枚金貨が10枚。幾らか分からないが金貨だからある程度は大丈夫かな?

「ありがとう弟神様。」

『じゃあ説明するね!まず、この世界の寿命は300年くらいだよ!成人は15歳からで、若い時代が、長いよ!後は、モンスターもいるし、他種属も!今いる国はフィンドル国で、奴隷制度のない平和な国だよ。後はスキルだね!えっと、確かひーくん癒しを稼業にしたがってたよね。だから、光属性にしたよ、治癒力が高くなるからね!詳しくはステータスを開いて、詳しく知りたいモノを思い浮かべれば、説明が出てくるから!


なるほど!じゃあ俺は成人してて永く生きれるのか!
しかも、弟神、ちゃんと俺を理解して光属性に!!
万能じゃない何て不満、失礼しました!

『後は、神の愛し子となっているから、ある程度身体は頑丈だし、ある程度の傷や疲労は1日経てば治るから安心してね!!もう、ボロボロの身体見たくないからさ』

弟神!!!

『それじゃー、頑張ってね!お金は暫く宿泊や食べる事には困らない様にはしたけど、皆んなの憧れ、ギルドとか、仕事探してみてねー?あっ!そうだ!神の加護を受けたから僕の名前発音わかるかも!僕はリスティールス神だよ。聞きたい事とかあったら、リスって3回呼んで?僕から話かける場合もあるから。』

「リスティールス神様!ありがとう!本当に!」

じゃあねーっと、リスが消えようとした瞬間…

『おい!大事な事伝え忘れているぞ』
兄神の声がした。

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