101 / 110
鷹人間にご注意を!
しおりを挟む
ん…眩しい。
朝日を感じ、眉を寄せつつ、目を擦り、重い瞼を開ける。
ふぁぁぁ~!!
今日は、ギルドメンバーを救いに行かなきゃ!
早く準備しよう!
あれ、身体が動かないぞ?
身体を起こそうにも思い何かに阻まれ、動かない。
顔だけ持ち上げてみると、そこには褐色のゴツい腕がのしかかっていた。
「!!?」
ヒヨリを横抱きにしている何者かのせいで動けないことを理解したヒヨリ。
わ、忘れてた!?
俺、昨夜襲われたんだった!!
た、助けを呼ぶべき?
いや、そんな事したら後が怖い!!
せめて、情事の跡を消さねば!
起こさない様に、そっと綺麗になる魔法を部屋全体をイメージしてかける。空気も、ベッドも念入りに!
そして、そっと自分にバリアをかけて、何とか腕の中から逃れ、服を着込む。とにかく逃げようと、昨日準備したカバンを持ち、後は鳥さんを誰かに託し…
「と、鳥さんがいない!?」
居たはずね箱がものけのからに!!
ギョッし、辺りを見渡すがどこにもいない、慌てて顔を青くするヒヨリは、まさかの考えにたどり着く。
狩とかで鳥に似たモンスターを食べる…。
ま、まさか!コイツが、俺の鳥さんを!!?
ギッ!と睨みつけ、剣を抜く。
その殺気に気付いた、ベッドに寝る褐色の男は、ゆっくりと目を擦りながら起き上がった。
ふぁぁ~!と欠伸をする姿にイラッとする。
剣を握る俺の姿にフッと、目元を笑わせた。
「主人!おはよう。」
夜は焦げ茶に見えたが、明るい茶色と金のメッシュだ。琥珀の瞳も黄色が強い。褐色の肌に映えて美しい。
ガタイはウランの様に筋肉質で短い髪がツンツンしていて、凛々しさが際立つ男前。騎士とか剣士とか、そんな感じのイメージ。
右目の傷もかっこいい。
ハッ!!
プルプルと頭を振り、剣を向けた!
「おい!茶金髪!!俺の鳥さんをどこにやった!!何かしたなら、許さないぞ!!」
「鳥さん?」
キョトンとする男を更に睨む。
「まだ、傷が完全に癒えてはいないんだ!!俺の可愛い、大事な鳥さんを返せ!!この男前!!」
「褒めてくれるのか?」
男はキョトンとしながら小首を傾げる。
俺の怒りを感じた男は少し考える様な仕草をした後、嬉しそうに笑みを浮かべた。
「そんなに、その鳥さんが大事か?」
「ああ!大事だ!」
「好きか?」
「好きだ!!」
「一生大事にして、愛してくれるか?」
「ああ!一生俺の鳥さんだ!!」
フンッと鼻息荒く、言い切ると、男はパアアアと花が飛ぶほどの笑みを浮かべ、俺の剣を払い落として、ギュッと抱きついてきた。
「ああ!主人!お前だけの鳥さんだ!!」
ぎゅうっと力いっぱい抱きしめられた。
「へ?だ、だから、返してよ!」
バタンッ
「ヒヨリ!準備でき…!?」
部屋に入ってきたアルがギョッと目を見開いた。
「ぎゃーーーー!!ゆ、幽霊!?」
珍しく叫ぶアルに、俺もギョッとする。
へ?幽霊?
バタバタとアルの叫びに集まる一同は俺に抱きつく男を見て、目を見開いた。
「ゆ、幽霊か!?」
アルの言葉と、同じ様に呟くシス。
唖然とするティーンとダイナ。
ウランは剣に手を掛ける。
ただ1人ガルは青筋を立て、ズカズカとヒヨリの前にいき、べりっと男を引き剥がした。
「…これは、どういう事だ?」
ギュッと抱きしめ、ギロッと嫉妬を含む瞳で睨まれる。
「いや、あの!…こ、コイツが俺の鳥さんを!!」
あわあわしながら、ガルに俺は叫ぶ。
「鳥さん?」
コテンと首を傾げ、眉を寄せるガルにコクコクと頷く。
「昨日、傷ついた鳥さんを拾って治してあげたんだ!そしたら、コイツがいきなり!!しかも、鳥さんが居なくなって!絶対コイツが鳥さんを!」
「おい、俺のヒヨリの鳥さんを返せ!」
そーだ!そーだ!
ガルはギッと、男を睨みつける。
その3人のやり取りを見ていた、ティーン、アル、ダイナ、ウランは全てを理解して、幽霊では無かった事に安堵する。
ただ、なぜガルが気付かないのか…と、ため息を漏らす。
ピリピリと、怒りながら、ガルの背に隠れているヒヨリに声をかけた。
「ヒヨリくん、ヒヨリくん。」
シスの声に、眉をキッと釣り上げたヒヨリが、男から視線を逸らした。
「待って!鳥さんを返して貰えないと、救出に行けない!鳥さんも大事だし、まだ完全完治じゃないんだ!毒にやられてとから、内臓が正常に動くまで様子見ないとなんだよ!今日、誰かに頼んで行こうとしたのに!!」
潤む瞳で、鳥さんの心配をするヒヨリにキュンとする一同。
なんて優しい子!
「主人!!」
嬉しそうにヒヨリに近づこうとする男をガルが威嚇する。
「ヒヨリ、大丈夫だ。救出は無くなった。」
口元を笑わせたダイナがヒヨリに優しく言う。
「へ?見つかったの?大丈夫なの?」
驚きと安堵と、心配そうに眉を下げるヒヨリに、ウランは頬を掻きながら、視線を彷徨わせる。
「あー、見つかった。見た感じ、大丈夫そうだ。」
「見た?もう、ギルドにいるの?治療しなきゃ!!」
ハハッと乾いた笑いを見せるアル。
「大丈夫そうだよ?まぁもう一度見て欲しいけど。内臓の調子とか…。」
「誰かに治療受けたんだね!わかった!診るよ!だけど、その前に鳥さんを!鳥さんの内臓も見ないと!弱ってるかもしれない!」
ギッと男を見る。
「十分元気そうだが、鳥さんとやらわ。」
ティーンの言葉に、ヒヨリはキョトンとする。
「鳥さん見たの!?どこで?」
ティーンに詰め寄るヒヨリをまたしてもベリッとガルが引き剥がす。
「あー…ヒヨリくん。俺達が救出するはずだった奴は、獣人なんだ。」
シスが言いづらそうに、困った顔をして、ヒヨリに伝える。
獣人?
今、それが何の関係があるの?
鳥さんについて聞いてるのに!
ムーッとするヒヨリに、話を続けた。
「鷹の獣人なんだ。」
「へー。そうですか?で、鳥さんは!?」
「…で、その仲間がアイツだよ。」
ヒヨリの話をスルーして、今度はウランが口を出し、指を指した。
ウランの指先を追うと、先程の男が手を振る。
へ?
ポカンと男を見つめる。
「アイツが、俺らの仲間でギルドランキング上位者、獣人、鷹のキュリウスだ。」
ウランの言葉に理解が追いつかない。
救出するはずだった仲間が俺を襲った?
そして鷹の獣人が俺の鳥さんを?
あれ?毒にやられて?あれ?
パニクる俺に、クスクス笑うキュリウスとか言う男。
ボンッと変身した。
「助けてくれてありがとう主人。俺が大事で大好きで一生一緒にいる鳥さんだ。」
パタパタと羽ばたき、肩に止まったでかい鳥。
紛れもなく、鳥さんだった。
「ぎゃーーーー!!」
パタリ。
意識を手放したヒヨリだった。
朝日を感じ、眉を寄せつつ、目を擦り、重い瞼を開ける。
ふぁぁぁ~!!
今日は、ギルドメンバーを救いに行かなきゃ!
早く準備しよう!
あれ、身体が動かないぞ?
身体を起こそうにも思い何かに阻まれ、動かない。
顔だけ持ち上げてみると、そこには褐色のゴツい腕がのしかかっていた。
「!!?」
ヒヨリを横抱きにしている何者かのせいで動けないことを理解したヒヨリ。
わ、忘れてた!?
俺、昨夜襲われたんだった!!
た、助けを呼ぶべき?
いや、そんな事したら後が怖い!!
せめて、情事の跡を消さねば!
起こさない様に、そっと綺麗になる魔法を部屋全体をイメージしてかける。空気も、ベッドも念入りに!
そして、そっと自分にバリアをかけて、何とか腕の中から逃れ、服を着込む。とにかく逃げようと、昨日準備したカバンを持ち、後は鳥さんを誰かに託し…
「と、鳥さんがいない!?」
居たはずね箱がものけのからに!!
ギョッし、辺りを見渡すがどこにもいない、慌てて顔を青くするヒヨリは、まさかの考えにたどり着く。
狩とかで鳥に似たモンスターを食べる…。
ま、まさか!コイツが、俺の鳥さんを!!?
ギッ!と睨みつけ、剣を抜く。
その殺気に気付いた、ベッドに寝る褐色の男は、ゆっくりと目を擦りながら起き上がった。
ふぁぁ~!と欠伸をする姿にイラッとする。
剣を握る俺の姿にフッと、目元を笑わせた。
「主人!おはよう。」
夜は焦げ茶に見えたが、明るい茶色と金のメッシュだ。琥珀の瞳も黄色が強い。褐色の肌に映えて美しい。
ガタイはウランの様に筋肉質で短い髪がツンツンしていて、凛々しさが際立つ男前。騎士とか剣士とか、そんな感じのイメージ。
右目の傷もかっこいい。
ハッ!!
プルプルと頭を振り、剣を向けた!
「おい!茶金髪!!俺の鳥さんをどこにやった!!何かしたなら、許さないぞ!!」
「鳥さん?」
キョトンとする男を更に睨む。
「まだ、傷が完全に癒えてはいないんだ!!俺の可愛い、大事な鳥さんを返せ!!この男前!!」
「褒めてくれるのか?」
男はキョトンとしながら小首を傾げる。
俺の怒りを感じた男は少し考える様な仕草をした後、嬉しそうに笑みを浮かべた。
「そんなに、その鳥さんが大事か?」
「ああ!大事だ!」
「好きか?」
「好きだ!!」
「一生大事にして、愛してくれるか?」
「ああ!一生俺の鳥さんだ!!」
フンッと鼻息荒く、言い切ると、男はパアアアと花が飛ぶほどの笑みを浮かべ、俺の剣を払い落として、ギュッと抱きついてきた。
「ああ!主人!お前だけの鳥さんだ!!」
ぎゅうっと力いっぱい抱きしめられた。
「へ?だ、だから、返してよ!」
バタンッ
「ヒヨリ!準備でき…!?」
部屋に入ってきたアルがギョッと目を見開いた。
「ぎゃーーーー!!ゆ、幽霊!?」
珍しく叫ぶアルに、俺もギョッとする。
へ?幽霊?
バタバタとアルの叫びに集まる一同は俺に抱きつく男を見て、目を見開いた。
「ゆ、幽霊か!?」
アルの言葉と、同じ様に呟くシス。
唖然とするティーンとダイナ。
ウランは剣に手を掛ける。
ただ1人ガルは青筋を立て、ズカズカとヒヨリの前にいき、べりっと男を引き剥がした。
「…これは、どういう事だ?」
ギュッと抱きしめ、ギロッと嫉妬を含む瞳で睨まれる。
「いや、あの!…こ、コイツが俺の鳥さんを!!」
あわあわしながら、ガルに俺は叫ぶ。
「鳥さん?」
コテンと首を傾げ、眉を寄せるガルにコクコクと頷く。
「昨日、傷ついた鳥さんを拾って治してあげたんだ!そしたら、コイツがいきなり!!しかも、鳥さんが居なくなって!絶対コイツが鳥さんを!」
「おい、俺のヒヨリの鳥さんを返せ!」
そーだ!そーだ!
ガルはギッと、男を睨みつける。
その3人のやり取りを見ていた、ティーン、アル、ダイナ、ウランは全てを理解して、幽霊では無かった事に安堵する。
ただ、なぜガルが気付かないのか…と、ため息を漏らす。
ピリピリと、怒りながら、ガルの背に隠れているヒヨリに声をかけた。
「ヒヨリくん、ヒヨリくん。」
シスの声に、眉をキッと釣り上げたヒヨリが、男から視線を逸らした。
「待って!鳥さんを返して貰えないと、救出に行けない!鳥さんも大事だし、まだ完全完治じゃないんだ!毒にやられてとから、内臓が正常に動くまで様子見ないとなんだよ!今日、誰かに頼んで行こうとしたのに!!」
潤む瞳で、鳥さんの心配をするヒヨリにキュンとする一同。
なんて優しい子!
「主人!!」
嬉しそうにヒヨリに近づこうとする男をガルが威嚇する。
「ヒヨリ、大丈夫だ。救出は無くなった。」
口元を笑わせたダイナがヒヨリに優しく言う。
「へ?見つかったの?大丈夫なの?」
驚きと安堵と、心配そうに眉を下げるヒヨリに、ウランは頬を掻きながら、視線を彷徨わせる。
「あー、見つかった。見た感じ、大丈夫そうだ。」
「見た?もう、ギルドにいるの?治療しなきゃ!!」
ハハッと乾いた笑いを見せるアル。
「大丈夫そうだよ?まぁもう一度見て欲しいけど。内臓の調子とか…。」
「誰かに治療受けたんだね!わかった!診るよ!だけど、その前に鳥さんを!鳥さんの内臓も見ないと!弱ってるかもしれない!」
ギッと男を見る。
「十分元気そうだが、鳥さんとやらわ。」
ティーンの言葉に、ヒヨリはキョトンとする。
「鳥さん見たの!?どこで?」
ティーンに詰め寄るヒヨリをまたしてもベリッとガルが引き剥がす。
「あー…ヒヨリくん。俺達が救出するはずだった奴は、獣人なんだ。」
シスが言いづらそうに、困った顔をして、ヒヨリに伝える。
獣人?
今、それが何の関係があるの?
鳥さんについて聞いてるのに!
ムーッとするヒヨリに、話を続けた。
「鷹の獣人なんだ。」
「へー。そうですか?で、鳥さんは!?」
「…で、その仲間がアイツだよ。」
ヒヨリの話をスルーして、今度はウランが口を出し、指を指した。
ウランの指先を追うと、先程の男が手を振る。
へ?
ポカンと男を見つめる。
「アイツが、俺らの仲間でギルドランキング上位者、獣人、鷹のキュリウスだ。」
ウランの言葉に理解が追いつかない。
救出するはずだった仲間が俺を襲った?
そして鷹の獣人が俺の鳥さんを?
あれ?毒にやられて?あれ?
パニクる俺に、クスクス笑うキュリウスとか言う男。
ボンッと変身した。
「助けてくれてありがとう主人。俺が大事で大好きで一生一緒にいる鳥さんだ。」
パタパタと羽ばたき、肩に止まったでかい鳥。
紛れもなく、鳥さんだった。
「ぎゃーーーー!!」
パタリ。
意識を手放したヒヨリだった。
55
あなたにおすすめの小説
【完】心配性は異世界で番認定された狼獣人に甘やかされる
おはぎ
BL
起きるとそこは見覚えのない場所。死んだ瞬間を思い出して呆然としている優人に、騎士らしき人たちが声を掛けてくる。何で頭に獣耳…?とポカンとしていると、その中の狼獣人のカイラが何故か優しくて、ぴったり身体をくっつけてくる。何でそんなに気遣ってくれるの?と分からない優人は大きな身体に怯えながら何とかこの別世界で生きていこうとする話。
知らない世界に来てあれこれ考えては心配してしまう優人と、優人が可愛くて仕方ないカイラが溺愛しながら支えて甘やかしていきます。
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
牛獣人の僕のお乳で育った子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!
ほじにほじほじ
BL
牛獣人のモノアの一族は代々牛乳売りの仕事を生業としてきた。
牛乳には2種類ある、家畜の牛から出る牛乳と牛獣人から出る牛乳だ。
牛獣人の女性は一定の年齢になると自らの意思てお乳を出すことが出来る。
そして、僕たち家族普段は家畜の牛の牛乳を売っているが母と姉達の牛乳は濃厚で喉越しや舌触りが良いお貴族様に高値で売っていた。
ある日僕たち一家を呼んだお貴族様のご子息様がお乳を呑まないと相談を受けたのが全ての始まりー
母や姉達の牛乳を詰めた哺乳瓶を与えてみても、母や姉達のお乳を直接与えてみても飲んでくれない赤子。
そんな時ふと赤子と目が合うと僕を見て何かを訴えてくるー
「え?僕のお乳が飲みたいの?」
「僕はまだ子供でしかも男だからでないよ。」
「え?何言ってるの姉さん達!僕のお乳に牛乳を垂らして飲ませてみろだなんて!そんなの上手くいくわけ…え、飲んでるよ?え?」
そんなこんなで、お乳を呑まない赤子が飲んだ噂は広がり他のお貴族様達にもうちの子がお乳を飲んでくれないの!と言う相談を受けて、他のほとんどの子は母や姉達のお乳で飲んでくれる子だったけど何故か数人には僕のお乳がお気に召したようでー
昔お乳をあたえた子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!
「僕はお乳を貸しただけで牛乳は母さんと姉さん達のなのに!どうしてこうなった!?」
*
総受けで、固定カプを決めるかはまだまだ不明です。
いいね♡やお気に入り登録☆をしてくださいますと励みになります(><)
誤字脱字、言葉使いが変な所がありましたら脳内変換して頂けますと幸いです。
【本編完結】転生したら、チートな僕が世界の男たちに溺愛される件
表示されませんでした
BL
ごく普通のサラリーマンだった織田悠真は、不慮の事故で命を落とし、ファンタジー世界の男爵家の三男ユウマとして生まれ変わる。
病弱だった前世のユウマとは違い、転生した彼は「創造魔法」というチート能力を手にしていた。
この魔法は、ありとあらゆるものを生み出す究極の力。
しかし、その力を使うたび、ユウマの体からは、男たちを狂おしいほどに惹きつける特殊なフェロモンが放出されるようになる。
ユウマの前に現れるのは、冷酷な魔王、忠実な騎士団長、天才魔法使い、ミステリアスな獣人族の王子、そして実の兄と弟。
強大な力と魅惑のフェロモンに翻弄されるユウマは、彼らの熱い視線と独占欲に囲まれ、愛と欲望が渦巻くハーレムの中心に立つことになる。
これは、転生した少年が、最強のチート能力と最強の愛を手に入れるまでの物語。
甘く、激しく、そして少しだけ危険な、ユウマのハーレム生活が今、始まる――。
本編完結しました。
続いて閑話などを書いているので良かったら引き続きお読みください
【完結】気が付いたらマッチョなblゲーの主人公になっていた件
白井のわ
BL
雄っぱいが大好きな俺は、気が付いたら大好きなblゲーの主人公になっていた。
最初から好感度MAXのマッチョな攻略対象達に迫られて正直心臓がもちそうもない。
いつも俺を第一に考えてくれる幼なじみ、優しいイケオジの先生、憧れの先輩、皆とのイチャイチャハーレムエンドを目指す俺の学園生活が今始まる。
異世界転移して出会っためちゃくちゃ好きな男が全く手を出してこない
春野ひより
BL
前触れもなく異世界転移したトップアイドル、アオイ。
路頭に迷いかけたアオイを拾ったのは娼館のガメツイ女主人で、アオイは半ば強制的に男娼としてデビューすることに。しかし、絶対に抱かれたくないアオイは初めての客である美しい男に交渉する。
「――僕を見てほしいんです」
奇跡的に男に気に入られたアオイ。足繁く通う男。男はアオイに惜しみなく金を注ぎ、アオイは美しい男に恋をするが、男は「私は貴方のファンです」と言うばかりで頑としてアオイを抱かなくて――。
愛されるには理由が必要だと思っているし、理由が無くなれば捨てられて当然だと思っている受けが「それでも愛して欲しい」と手を伸ばせるようになるまでの話です。
金を使うことでしか愛を伝えられない不器用な人外×自分に付けられた値段でしか愛を実感できない不器用な青年
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる