ホーネストキラー

しょう

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その後、言葉通り先生は俺たちに焼肉を奢ってくれた。抱きしめていたかったのはそうだがあのままつっ立っててもどうにもならないし、ダメ元でこのまま2人で抜け出そうと画策したのだが先生は見事回避したのだった。俺が口にする前にお疲れの労いと後頭部に感じた気持ちよさ。髪に通る指先が項に触れるとまた髪を梳かす動きに思わず目を閉じる。美容室で髪を触られると眠くなる現象に似た心地よさ。何度も撫でてくれる。嬉しいのだが少し、意味合いが違う接触が平生を取り戻させてくれるのが寂しくもあった。ただこの勢いに任せて先生を襲うなんて事もしたくねぇし。諭される指先が背に下り、一度俺の体を力強く抱きしめると名残惜しい体温は離れていった。こんなに許されると先を望むのも当然だが、これでよかったとも思う。まだ生徒と先生の関係なのだから。

焼肉をご馳走になってメンバーたちと別れ、再び先生と二人きりの帰り道。不意に先生は軽音部設立の話を持ちかけた。確かにうちの学校に軽音部はない。俺がやる気ならば顧問になるとも言う。そうしたら放課後は先生と自然に過ごせるのでは?先ず始めに頭に浮かんだ。悪くない話だが2人きりは難しいかもしれない。ただ俺が部長になれば?部員が帰った後、俺と一緒にいてもおかしくないし、2人きりの可能性もある。邪な事しか考えられないのはこの際仕方ないとして、学校でもギターの練習が出来るのは非常に嬉しいことでもあるし。部費が貰えたら欲しい機材が試せるかもしれない。教師の禁止事項も気にせずライブを見に来てくれるだろうし。いい事しか思い浮かばないのも邪な部分が大いに関係していた。

「すぐに返答しなくてもいい。お前は今年、忙しいだろうから。」
「受験の事か?」
「受験じゃなくても就職だったとして…対策はあるからな。」
「進学はしねぇ。ギターで食っていく。」
「…本気か?」
「本気。マジ。」
「そうか。お前の腕なら可能だろうな。すっかりファンになってしまったからな。」
「好きなギタリストと似てるから?」
「一因ではある。ただ、かっこいいと思う音がそうなんだろう。好みだな。」
「なるほどな。そういう感じか。」

納得した。単純な好みで俺と重ねているわけじゃねぇんだ。嫉妬しないかといわれると嘘になるけど少し安心した。もう先生の中では思い出のように昇華している事を口にするのも無粋だな。軽音部の事を考えてみよう。暗い道の先、見えた自宅の玄関口はもう近い。遅いからという理由で送ってくれた先生の方が心配ではある。鍵を開けて扉を開ける、暗い家の中に勘付いたみたいだった。

「親御さんは留守なのか?」
「あー、両親は海外行ってて一人暮らしみてぇなもんなんだよな。」
「そうなのか。それじゃあ、なおさら戸締りはしっかりな。また明後日。」
「待って。連絡交換しようぜ先生。」
「あぁ、それで今日困ったんだ。いいぞ。」

内心拳を握る。駄目だと言わない所をみるとあの、好きになってもいいかの言葉はきっと本当だと思う。秘密の関係か。胸の内がざわつくような感覚。背徳感はきっと先生の方が強いはず。でも俺も先生の人生を壊したくはないし、この秘密は絶対に漏らさない。決意して携帯を取り出すとすんなり電話番号を知る。2年間こまねいていたのが馬鹿らしいくらいに。この人を絶対、離さない。
携帯の液晶に映る有村臣の名前を見下ろすと急に実感がわいてくる。俺の事を見てくれようとしてくれているのだと。きっと今夜、寝る前に我慢できずに電話するんだろうな俺は。知らず破顔していたが先生は俺を玄関に押し込む。

「扉を閉めて鍵をしろ。」
「先生の責務ってやつかよ。」
「そうだ。」
「帰ったら連絡しろよ。俺も心配だし。」
「事故にあってなかったらな。では。」

後ろに下がる先生をこのまま止めておくのも心苦しい。言う通りにすると急いで自室への階段を駆け上がる。窓から見える道を一人歩いていく先生の背中が見えなくなるまで眺めていた。

今日の事を思い返す。いつものスーツじゃない普段着の先生は真面目な会社員の休日といった感じだった。黒いテーラードジャケットに白いシャツ、細身のパンツと柄もないシンプルな服装。落ち着いた大人の男性イメージそのものだったな。舞台袖でどんなことを感じてたのだろう。泣くほど嬉しかったみたいだがきっとそれだけじゃないはずだ。先生の泣き顔を思い出す。潤む瞳から溢れた体液さえも勿体なかったな。何より綺麗だった。ベットに腰を下ろして携帯を眺める。先生の家がどこなのかもわからないが今のうちに寝支度をしよう。そうでもしないと妙な気分になる予感がした。
風呂に入って歯も磨いてあとは寝るだけ。それでもまだ日付を跨いでいない。今日は長いようで短かったし先生に一歩近づけた。いや、一歩ではすまない距離かもしれない。ライブも成功したし生きてきた中で一番といえる程に恵まれた日だったな。ベットに放っていた携帯を手に取る。まだ着信がないのを見ると先生も寝る準備をしているのかもしれない。今、電話しても大丈夫だろうか。もう寝ているかもしれない。そうだったら起こしてしまうかもしれない。うだうだ考えてしまうのも自分より大切にしたいと思っているからで慎重になっているのを自覚する。佐々木とかメンバーとか他の友人相手だったらあまり深く考えずに行動しているのに。

患う。初めて。

もどかしいと体中を掻き毟りたくなるような気色を抑えベットに倒れてやり過ごそう。今日は充足した日だったがステージに立つとやはり疲れはある。特にカッティングは従来のやり方より俺の弾き方はもっと速い。天井に突き上げた右手を振ってマッサージしている間に瞼が重くなってきた。連絡する気満々だったが思いのほか疲弊したみたいだ。それでも待ちたい心持ちだけが譫言を吐かせる。

「先生…」

それきり俺の意識は深く沈んだ。



「城築、起きろ。」
「先生?」

眠っていたはずの俺の隣に感じる人の気配と声。腰に乗る重さは一体何なのだろう。目を開けるといつもは見下ろしている先生の顔が少し上に見えた。ぼやけた視界では理解をしないまま俺の顔を挟んで着いた手を支えに先生の腰が動く。同時に感じたことのない快感が下半身に走った。驚いて強制的に戻される意識とピント。見開いた目に飛び込んできたのは裸で俺の腰に跨る先生の眉根を寄せた切ない表情だった。深々と沈む俺のモノを咥え込み、擦り付けるような動きで誘う裸体を前に急すぎて直視できないのだが、その間も飲み込んだ俺の息子を慰める先生のナカが何かを追い詰めてくる。呼ばれる声もいつもとは違って請うような、助けを求めているように感じるしで明らかに非常事態だ。なのにこのまま腰を打ち付けてあの泣き顔をまた見たいと思っている自分がいる。確実に。生唾を飲み込む事で緊張を和らげようとする浅はかさ。こんな絶景を下から見せられて冷静でいられるはずがないのに何かに抗っている。その間も先生は俺のモノで気持ちよくなっているのか上擦る声を漏らして俺の名前を呼んでいた。

「きづきっ…ぁ…」

上下する胸元に見える魅力的な色合いも綺麗なもので思わず噛みつきたくなる衝動を抑えているのだが、そんな事お構いなしに今度は頭の傍にあった手を後方へ着いた先生の姿はもう我慢なんて容易く突き崩したのだった。起き上がって先生の体をベッドに倒し、腰を打ち付ける。もう何も考えられない。馬鹿になるくらい気持ちいいナカの具合に誘われるまま滑り入れ、絶えず上がる嬌声をもくらい尽くすように噛みついた唇はとても柔らかい。幸せだと思う暇もない肉欲の赴くまま皮膚のぶつかる音を鳴らし快楽に落とし込もうと思惑は体にも現れ、動きを速める。包まれる自分の敏感な箇所は熱を持ち脈を打つのがまがまがとわかった。気持ちがいい。先生も気持ちよさそうにしてくれている。満たされる気がしたのも束の間、急激に締め付けられた弱点もねをあげているしそろそろ限界だ。

「せん、せい…イクっ…もう、」
「んぅ…おれ、も…イって…る、から…っあ」

ずっとイってるのがわかる程にうねる粘膜が絡みつき、圧迫され吸いついてくる。駄目だ、そう思った瞬間だった。似つかわしくないアラームの音。今、起き上がっているはずなのに耳元でその音が鳴る不思議な感覚。疑問に思うと同時に開いていたと思った瞳を開く気持ち悪さから一気に引き戻される意識は先ほどとは違う景色を映した。
先生もいなければいつも目覚めた時に見ている真っ白な天井。そして濡れた下半身の気色悪さは朝から頭を抱えるには十二分な種となった。

「…最悪だ。」

今までこんな事がなかった訳ではない。だが、こう鮮明な夢は見た事がなかった。しっかり寝たはずなのに少し疲れている。もう少し寝たいのに下着がそれを許してくれない。億劫なまま起き上がるとまだ朝焼けが望めるくらいの時間帯。薄暗い窓から見える道は昨日、先生の背中を眺めたな。今はちらほらと人が歩いている。変貌のない日なのにあの夢のせいで俺はいつもの朝を過ごせず、少し理不尽な気もするが嫌じゃなかった。あの夢の情景がちらつく。本当に先生はあんな風に…。噛みついた薄い唇は案外柔らかく思えたのもきっと願望だと思う。俺が見せた願望と欲望まみれの深層は自分の首を確実に締めている。確かに興味はある。きっと許しが出たなら飛びつく。ただ、なんというか肉欲での興味と先生だからなのか曖昧な線でもあるのは認めよう。女子とは経験があるものの男性は全くなのだ。興味を持つなと言われる方が苦しい。俺はバイなのだから。
ベッドから抜け出して洗面所へ向かう最中も色っぽい思考は止まることを知らず下着を手洗いする滑稽さに自嘲が出るくらいだ。どんな顔をして明日、先生に会えばいいのか。夢の中とはいえ刺激の強い情景は脳裏に刻みつけられている気がした。夢は覚めると忘れるという定説はどこへいったんだ。洗った下着を洗濯機へ放り、いつものように回す。それだけで罪は消えないが家事はこの家に一人しかいない俺が担うしかないのだ。こんな時、心底一人でよかったと思う境遇に感謝した。

ある程度の家事を無心で終え、ようやく一息ついた頃には今朝の夢の情景はすっかり消え去っていた。残念なようで安堵もして、一人で忙しい。精神的に。ただ、俺は本当に先生が好きなんだと再確認もする。夢にまでみた人なんだなと。卒業までまだ時間はあるのに最初から飛ばしたのも事実。先生は気付いているかわからないが、その他大勢から抜け出すには大胆にならなければならないと考え抜いた結果だった。毎日、会いに行って、好きだと伝えるだけじゃダメだ。押し付けるんじゃなくて俺の行動、言動の理由をその一言で収まるようにじゃないと意味がない。ただ話をするだけでもいいと思ったけど、その先に行きたいのならもっと先生の事を知らないといけない。自分の事だけ話をする独りよがりの好意なんて虚しく感じるし。先生の事を根掘り葉掘り聞いて、そうなんだと発見する事の楽しさ。次第に先生も俺に質問してきたり、興味を持ってもらう事こそ生徒から脱却する手段だと思う。計算かと言われるとそうだ。だって俺は、あの人が欲しい。身も心も。こんなどす黒い思惑が俺の中に存在する事を先生はまだ知らないだろうな。ずっと先生の事を考えている。先生も俺のこと考えてくれてたらいいのに。

「会いてぇな…。」

俺の勝手な夢のせいで気まずいなんてすっ飛ばして純粋に心からそう思う。日曜なんてなければいいのになんて勉強以外の目的を学校に見出しているからこそ願う。早く明日になれと。今朝は早起きだったせいで少し瞼が重い。このままだったら寝そうな気がして鞭打ち起き上がると、帰ってから手入れをしていないギターをケースから取り出す。俺の相棒だ。弦の調子を確認するように1弦から6弦まで音を出す。弦が震える時に指板に触れて雑音が混ざると変え時だ。弦が伸びている証拠。チューニングはしてあるので音に狂いもなく問題なさそうだ。錆止めのスプレーを掛けてクロスで丁寧に拭うと、ようやく弾くことが許された気分になる。好きなリフを適当に弾いて、運指の感覚を取り戻す。意外と握力を必要とするこの楽器のおかげで左手だけ強くなったな。右手は指ではなく腕の力がついた。アンバランスな筋トレをしている感覚。楽しいから続けられる事に他ならない。

「…ん?」

アンプを繋いでなかったのでギターの音にかき消されない着信音が携帯を震わせる。当然、液晶を確認するとなんと有村の名前。ギターを腿にのせたまますぐに通話を繋ぐと機械を通して聞こえる声は普段とは少し違って聞こえる。もどかしいのはそうだが、今は電話してくれたことが嬉しかった。

「すまない、急に。」
「何でだよ。めっちゃ嬉しいんだけど。」
「そうか。今、大丈夫だったか?」
「ん、大丈夫。ギター触ってた。」
「そうなのか?聞きたいな、お前のギター。」
「マジ?」
「あぁ、言っただろ。すっかりファンだと。」
「ははっ、俺のギターなしじゃ生きていけない体になっちまったか。」
「……そうだな。」

妙な間はきっと照れているからだ。遠慮がちに認める先生が可愛いと思う。大人の男性に抱く感想としては相応しくはないのだが、素直に認める先生が他の大人とは違う気がした。俺みたいなガキの事を対等に見てくれているような、そんな感じ。きっと一目見た時からそんな予感があったのかも知れない。教師である事に驕らず、高校生という微妙な時期の人間に時に大人と接するように、時に子どもに接するように。その加減が上手いのだろう。本人は意図していないようだが、線引きが上手い気がする。世間話をすると感じる。自分の知らない事に対して素直に感心し、でもだってなんて口にしないし物事を俯瞰しない時と場合を見極め、高圧的な物言いをしない。同じ目線をして欲しい時はしてくれる。アドバイスが欲しい時はちゃんと俺が感じた事を聞いてどうしたい、どうしたかったかを聞いてくれる。先生が答えをくれるのではなく俺の中にこそ答えがあるとでもいわんばかりに話をする。

「じゃあさ、先生からみて俺のギターに足りないものって何だと思う?」
「足りないもの?俺はプロじゃないからわからないが…城築は今の音に満足していないのか?」
「もちろん。もっと上手くなりてぇ。」
「そうか。弾けない曲とかあるのか?」
「ある。あの、先生も知ってると思うけどあのバンドの4枚目のアルバムに入ってる…」

共通の話題と知っているからこそ通じる会話。こんな人、他にはいないと話すたびに思う。あのとかあれとかで通じるなんて親でもそうはいないんじゃないだろうか。

「あの曲か。確かに…難しそうだが城築はどこまで弾けるんだ?」
「イントロから。」
「それを弾けるようになったらどう思う?」
「また成長したって思うかもな。」
「それじゃないか?」
「練習してみる。先生、聴いててよ。」
「あぁ、もちろん。」

スピーカーにしてコードを押さえる指がなぜかいつもより軽い気がした。指が思う通りに動く。カッティングする右手もいつもより速い。先生のおかげかもしれねぇな。好きな人に聴いてもらえているというだけで格好つけたくて。
その日から練習する時は先生と通話する事が日課となった。先生も楽しんでいるからこそこの日課は途切れないでいる。


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