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悪夢の連鎖(母の突然の死)
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約束の三百万円をもらい「何かわからないことがあったらいつでも連絡してくれ!」
と一村に言って大阪から帰った。
すぐに浩司に連絡して約束の金、半分の百五十万円を渡した。
浩司はすごく喜びこれから飲みに行こうと誘ってきたが、私は少し疲れていたのでそれを断りマンションに帰った。
マンションに帰ると直美はいなかった。母親の体調が良くないらしく家に帰って二、三日は泊まるとのメールが入っていた。
それは心配だろうから少し良くなるまでそちらにいていいからとメールを入れた。
その時は(もともと体が弱いからな~)と思い、そんなには心配していなかったのだ。
二日たった朝、五時過ぎに直美から電話が鳴った。
母親が倒れて今救急車で病院に向かってると言う電話だった。
私は顔も洗わずに病院にタクシーで向かった。
病院に着き病室のドアに手が触れた時「お母さん!」と言う直美の叫び声が聞こえた。
私は慌ててドアを掴み強く引いた。
ベッドにいる母の横で崩れ落ちたか様な形で泣き叫ぶ直美を見た私は直美の母の手を握りしめ「私はまだあなたに話さなければいけないことがあったのに…」と直美には聞こえなかったであろう声で呟いた。
と一村に言って大阪から帰った。
すぐに浩司に連絡して約束の金、半分の百五十万円を渡した。
浩司はすごく喜びこれから飲みに行こうと誘ってきたが、私は少し疲れていたのでそれを断りマンションに帰った。
マンションに帰ると直美はいなかった。母親の体調が良くないらしく家に帰って二、三日は泊まるとのメールが入っていた。
それは心配だろうから少し良くなるまでそちらにいていいからとメールを入れた。
その時は(もともと体が弱いからな~)と思い、そんなには心配していなかったのだ。
二日たった朝、五時過ぎに直美から電話が鳴った。
母親が倒れて今救急車で病院に向かってると言う電話だった。
私は顔も洗わずに病院にタクシーで向かった。
病院に着き病室のドアに手が触れた時「お母さん!」と言う直美の叫び声が聞こえた。
私は慌ててドアを掴み強く引いた。
ベッドにいる母の横で崩れ落ちたか様な形で泣き叫ぶ直美を見た私は直美の母の手を握りしめ「私はまだあなたに話さなければいけないことがあったのに…」と直美には聞こえなかったであろう声で呟いた。
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