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番外編-2
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「寝た?」
「うん。傘を握り締めたまま」
うっすら開いた扉の隙間から、光と共に2人のひそひそと静かな声が聞こえていた。
「そんなに気に入ったのか、あの傘。
真由がこんなわがまま言うなんて。
まあお父さんとしては嬉しい限りだけど」
「そうみたい。
新しく長靴を買ったときも、レインコートを買ったときもここまでならなかったのにね」
だって、予感がしたの。
この傘が私を幸せに導いてくれるって。
私の中の何かが、早く早くって急かすの。
早く、あの人に逢いたいって―――。
「ねぇ、あなたのおなまえは?」
END.
「うん。傘を握り締めたまま」
うっすら開いた扉の隙間から、光と共に2人のひそひそと静かな声が聞こえていた。
「そんなに気に入ったのか、あの傘。
真由がこんなわがまま言うなんて。
まあお父さんとしては嬉しい限りだけど」
「そうみたい。
新しく長靴を買ったときも、レインコートを買ったときもここまでならなかったのにね」
だって、予感がしたの。
この傘が私を幸せに導いてくれるって。
私の中の何かが、早く早くって急かすの。
早く、あの人に逢いたいって―――。
「ねぇ、あなたのおなまえは?」
END.
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