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柏木マオの場合
side:柏木マオ 期末テスト①
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文化祭から数日……お兄ちゃんに避けられている気がする。
挨拶をしても会釈しかしてくれない。
やっぱり猪狩さんと付き合うことになったんだろうか……
お兄ちゃんの席を見ると、机に突っ伏している。
兎川くんが話しかけて、起きたようだ。
あの文化祭の日、ダンスが終わった後にお兄ちゃんを見かけなかった。
クラスのみんながいる場所に戻ると、「お疲れ様」と声をかけてもらったが
そこにお兄ちゃんはいなかった。
兎川くんが私の様子を見て、
「リョウなら猪狩さんに呼ばれてたから一緒に帰ったんじゃないか?」
と教えてくれた。
あの時はとてもひどい顔をしていたようで、モミジさんがフォローしてくれたのを覚えている。
授業を知らせるチャイムが鳴った。
世界史の授業が始まった。
私は世界史があまり得意ではないので集中しないとテストはマズイことになる。
しっかりとノートを取って対策です!
復習は放課後に図書館でやることにしている。
この時期は図書室が混むからだ。
家に帰ると弟がうるさいのでテスト期間は外で勉強するのが一番いい。
まずは自分なりの理解をしないとね。
誰かと勉強するのはそのあとかな。
板書されている重要部分をノートにまとめ終わった。
時計を見るとそろそろ授業が終わりそうだ。
チャイムが鳴った。
挨拶をしても会釈しかしてくれない。
やっぱり猪狩さんと付き合うことになったんだろうか……
お兄ちゃんの席を見ると、机に突っ伏している。
兎川くんが話しかけて、起きたようだ。
あの文化祭の日、ダンスが終わった後にお兄ちゃんを見かけなかった。
クラスのみんながいる場所に戻ると、「お疲れ様」と声をかけてもらったが
そこにお兄ちゃんはいなかった。
兎川くんが私の様子を見て、
「リョウなら猪狩さんに呼ばれてたから一緒に帰ったんじゃないか?」
と教えてくれた。
あの時はとてもひどい顔をしていたようで、モミジさんがフォローしてくれたのを覚えている。
授業を知らせるチャイムが鳴った。
世界史の授業が始まった。
私は世界史があまり得意ではないので集中しないとテストはマズイことになる。
しっかりとノートを取って対策です!
復習は放課後に図書館でやることにしている。
この時期は図書室が混むからだ。
家に帰ると弟がうるさいのでテスト期間は外で勉強するのが一番いい。
まずは自分なりの理解をしないとね。
誰かと勉強するのはそのあとかな。
板書されている重要部分をノートにまとめ終わった。
時計を見るとそろそろ授業が終わりそうだ。
チャイムが鳴った。
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