同級生のお兄ちゃん

若草なぎ

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柏木マオの場合

side:柏木マオ クリスマス①

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「もう冬休みかーーーー」

ボタンちゃんが呟いた。

「なぁに?宿題が嫌とかなの?」

「それは嫌!じゃなくて!」

バン!と机を叩くボタンちゃん。

「来年は受験でしょ?言ったら、もうこれが自由な高校最後の冬休みになりかねない、ってことよ」

「何かやりたいことでもあるの?」

「それを考えてた!マオちゃん、何かないの?!」

むちゃぶりきたー!!

「えっと、えーっと…ク、クリスマス会とか……?」

「クリスマスパーリィーね!」

「モミジさん、発音良すぎw でも、確かに有りだね」

ボタンちゃんとモミジさんがニコっと笑う。

「もちろん、プレゼント交換はするからね。各自用意しておくように!」

「リョーカイです!ボタンタイチョー!」

ビシッと敬礼する。

というか、提案が現実になってしまった!

仲良しの友達と過ごすクリスマスか…嬉しいな。

当日のためにプレゼント選び頑張ろう♪

2人に喜んでもらうぞー!
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