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第2章
29話
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そのあとジェフたちは、リリィの新しい従魔について話し合いをするが、結局決まらず、魔物を見つけてから判断しようということになった。
まずは、ヴィオがお勧めと言っていた魔蟲から。
とはいっても、魔蟲はかなりの種類がいるために、ある程度狙いを決めずに探し出せばきりがないのだが、ヴィオが推しているのは群体制の魔蟲である。
群体制、別の言い方をすれば社会性のある魔蟲となると、蟻か蜂になる。
これらの社会性の魔蟲は、女王を頂点として群れで生きる生態を持っているため、この女王を従魔にしてしまえば、群れごと従えることができる、という話だ。
そのかわり、女王を失えば群れは崩壊し、いうことを聞かせることができなくなる、というリスクが存在する。
それに、女王を従えさせること自体が難しい。
女王は、巣の奥の方にいる。
殲滅させるのであれば、魔法をぶちかませばいいのだが、従えさせるとなると、女王のいる場所まで行かなければならないのだから。
そもそも、アリやハチ系統の魔蟲を探し出すことが困難である。
この手の魔蟲は、見つけ次第殲滅させることが暗黙のルールとなっている。
その理由は、リリィが住んでいた村の近くにあったセーリス草原での出来事を考えれば理解できるだろう。
だからこそ、従える価値はある、とヴィオは思っている。
しかし、案の定というべきか、アリやハチの魔蟲を探してみるが見つけることはできなかった。
見つけることができたのは、普通のアリやハチだけである。
「やはり、見つけるのは無理そうですね。こうなったら、この普通のアリを従えてから魔蟲にさせてみますか?」
「そんなこと、できるのか?いや、仮にできたとして、どれくらいの可能性があるんだ?」
「理論上ではできるとは言われていますが、可能性は万に一つといったところ、だとか」
ヴィオはそういうと、「あはは」と笑い声をあげるが、その表情には諦めが浮かんでいることから、彼自身がほぼ不可能だとわかっていた。
それをみていたアンリは、逆に嬉しそうな顔をする。
「じゃあさ、魔蟲は諦めて他の魔物を従魔にしようよ」
「そうだな。となると体が硬い奴がいいか?」
「もしくは、盾を持てる魔物もいいかと」
「なるほどな。そうなると、硬い奴だと蛇や亀、盾を持てる奴となると、ゴブリンやコボルト、オークだな。リザードマンはその両方の特性を持っているが、できると思うか?」
「そうですね。蛇や亀は問題ないと思います。盾を持てるゴブリンとコボルトも大丈夫だと思いますが、オークやリザードマンは難しいと思います」
「やっぱりか。そうなると、蛇や亀、ゴブリンにコボルトあたりを、従魔にしてみよう」
「その中だったら、私はコボルトがいいわ。他のだと可愛くないしね」
「おい。そんなくだらない理由で選ぶことはしないぞ」
「え~、いいじゃん。コボルトで。ね~、リリィちゃん」
アンリにそう言われたリリィは、どう答えるべきか困惑の笑みを浮かべる。
「ほら見ろ。嬢ちゃんが困ってるじゃねぇか」
「いえ、ありかもしれませんね。コボルトは」
「はぁ?何を言いだすんだヴィオ」
「リリィさんは既に、グレイウルフのリルを従えています。コボルトも大きな目で見れば同じ犬系統です。となれば、簡単に従えることができるかもしれませんね」
「なるほどな。それならば、コボルト狙いで行くか?」
「はい。それで構いません」
リリィがそう頷いたことで、方針が決まる。
コボルトは、Fランクで、犬の姿をした二足歩行の魔物である。
身長は1m前後で、見た目はとても愛らしく、歩くぬいぐるみとも言われている。
そのために、貴族や富豪商人がコボルトをペットにするために捕らえる事も少ないくないが、可愛らしい姿をしていても魔物である。
素直に従うなどあり得ず、大半は檻に閉じ込めて観賞用としているが、中には飼い慣らそうとして大惨事になる事もしばしば起きている。
故に、コボルトを飼おうとすることは基本的には厳禁となっている。
全面禁止になっていないのはテイマーであれば飼いならすことができるためである。
そんなコボルトだが、ゴブリンと同じくどんな場所でも住み着くことができる。
ただ、ゴブリンと違い、多種族の雌を攫って交わることをしないため、危険視されていない。
そのため、コボルトは発見しやすい魔物である。
コボルトを探し始めて1時間ほど経った時、ようやく見つけることができた。
しかも数は2匹と、手頃であった。
「よし、俺とアンリは左右から挟み込む。嬢ちゃんはリルに回り込んで奥で待ち伏せさせてくれ。ビリーはここでヴィオとリリィの護衛だ」
ジェフがそう指示すると、動きだす。
すると、不穏なものでも感じ取ったのか、コボルトたちはキョロキョロと辺りを見渡す。
そのことに気づいたジェフは、雄叫びをあげてコボルトに向かっていく。
アンリもすぐにそのことに気づき同じように、声を上げて迫っていく。
どうなるのかとリリィが見守っていると、いきなりコボルトは手を着き四つん這いになり、両手両足を使って駆け出す。
その姿は、完全に犬にしか見えなかった。
コボルトたちが駆け出した方向は、リルが待ち伏せている方向だった。
リルはコボルトたちが近づいてきたことに気づくと、立ち上がり唸り声を上げる。
すると、コボルトたちは走るのをやめ、立ち止まってしまう。
そうなれば、ジェフとアンリも追いつき、コボルトを囲んでしまった。
周囲を囲まれてしまったコボルトは、震え怯えきっていた。
それを見たジェフは、頃合い良しとビリーたちを呼び出す。
「もういいぞ!来てくれ!」
ジェフの声が聞こえたビリーたちは、声のした方へと向かう。
進んでしばらくすると、3人の目に映ったのは互いに肩を寄せ合って怯えているコボルトたちの姿だった。
「来たか。とりあえず無傷で確保できたが、怯えきっちまってる。こんなでも、従魔にすることは可能なのか?」
「どうでしょう。やってみないと、なんとも言えません」
「それもそうか。んじゃ、試してくれ」
「わかりました」
リリィが怯えているコボルトたちに近づくと、震えを大きくし「クゥーンクゥーン」と鳴きだす。
それをみたリリィは歩みを止めその場にしゃがみこむと、手を差し出す。
しばらくその状態が続いたが、1匹のコボルトがゆっくりと近づき、リリィの手を嗅ぎ始めた。
すると、それに釣られたようにもう1匹もリリの手に近寄り、匂いを嗅ぎ始める。
コボルトたちは、手から腕、肩、首と嗅いでいき、リリィの首を嗅ぎ終えると、リリィの顔を舐め始めた。
「あ、ちょっと、くすぐったいよ」
リリィがそう言っても、コボルトたちは舐めるのをやめなかったのだが、リルが「ウォン!」と一鳴きするピタリとやめた。
その様子から、リルとコボルトたちの上下関係は、すでに出来上がっていることがわかった。
それをみていたリリィは、コボルトたちに声をかける。
「ねぇ。私の従魔になってくれないかな?もし、嫌なら逃げていいよ」
リリィはそう言ったが、コボルトたちは逃げる様子はない。
それどころか、リリィの手に頭を擦り付けていた。
「従魔になってくれる、ということでいいのかな?」
すると、コボルトたちは「「ワン!」」と鳴く。
「それじゃ、よろしくね」
リリィはニッコリと笑い、コボルトたちの頭を撫でる。
すると、背後にいたリルはコボルトたちを押しのけて、リリィの前にどんと座り込む。
まるで撫でるなら自分を撫でろ、と言わんばかりに。
「もう、仕方ないなぁ」
リリィは苦笑してから、リルを撫でる。
そこまで見守っていたジェフが口を挟む。
「嬢ちゃん、もう終わったのか?」
「ええ、2匹とも従魔にすることができました」
「そうか。で名前はどうするんだ?」
「そうですね」
リリィは、コボルトを見つめる。
どちらも背丈は同じくらいで、毛の色も茶色と同じ。
だが、瞳の色が赤と青と違っていた。
「赤い瞳の方をアイギス。青い方をイージスにします」
「アイギスにイージスか。意味はあるのか?」
「はい。言い方が違うだけで、どちらも同じものなんです。あらゆる邪悪や厄災を払う、魔除けの力を持った盾。それがアイギスとイージスなんです」
「魔除けの力を持った盾、か。リルの本当の名前フェンリルで、魔を喰らう神狼、だったか?天災に対抗するための名付け、と言ったところか」
「ええ、そんなところです」
「んじゃ、そうなるよう、3匹を鍛えるとするか」
まずは、ヴィオがお勧めと言っていた魔蟲から。
とはいっても、魔蟲はかなりの種類がいるために、ある程度狙いを決めずに探し出せばきりがないのだが、ヴィオが推しているのは群体制の魔蟲である。
群体制、別の言い方をすれば社会性のある魔蟲となると、蟻か蜂になる。
これらの社会性の魔蟲は、女王を頂点として群れで生きる生態を持っているため、この女王を従魔にしてしまえば、群れごと従えることができる、という話だ。
そのかわり、女王を失えば群れは崩壊し、いうことを聞かせることができなくなる、というリスクが存在する。
それに、女王を従えさせること自体が難しい。
女王は、巣の奥の方にいる。
殲滅させるのであれば、魔法をぶちかませばいいのだが、従えさせるとなると、女王のいる場所まで行かなければならないのだから。
そもそも、アリやハチ系統の魔蟲を探し出すことが困難である。
この手の魔蟲は、見つけ次第殲滅させることが暗黙のルールとなっている。
その理由は、リリィが住んでいた村の近くにあったセーリス草原での出来事を考えれば理解できるだろう。
だからこそ、従える価値はある、とヴィオは思っている。
しかし、案の定というべきか、アリやハチの魔蟲を探してみるが見つけることはできなかった。
見つけることができたのは、普通のアリやハチだけである。
「やはり、見つけるのは無理そうですね。こうなったら、この普通のアリを従えてから魔蟲にさせてみますか?」
「そんなこと、できるのか?いや、仮にできたとして、どれくらいの可能性があるんだ?」
「理論上ではできるとは言われていますが、可能性は万に一つといったところ、だとか」
ヴィオはそういうと、「あはは」と笑い声をあげるが、その表情には諦めが浮かんでいることから、彼自身がほぼ不可能だとわかっていた。
それをみていたアンリは、逆に嬉しそうな顔をする。
「じゃあさ、魔蟲は諦めて他の魔物を従魔にしようよ」
「そうだな。となると体が硬い奴がいいか?」
「もしくは、盾を持てる魔物もいいかと」
「なるほどな。そうなると、硬い奴だと蛇や亀、盾を持てる奴となると、ゴブリンやコボルト、オークだな。リザードマンはその両方の特性を持っているが、できると思うか?」
「そうですね。蛇や亀は問題ないと思います。盾を持てるゴブリンとコボルトも大丈夫だと思いますが、オークやリザードマンは難しいと思います」
「やっぱりか。そうなると、蛇や亀、ゴブリンにコボルトあたりを、従魔にしてみよう」
「その中だったら、私はコボルトがいいわ。他のだと可愛くないしね」
「おい。そんなくだらない理由で選ぶことはしないぞ」
「え~、いいじゃん。コボルトで。ね~、リリィちゃん」
アンリにそう言われたリリィは、どう答えるべきか困惑の笑みを浮かべる。
「ほら見ろ。嬢ちゃんが困ってるじゃねぇか」
「いえ、ありかもしれませんね。コボルトは」
「はぁ?何を言いだすんだヴィオ」
「リリィさんは既に、グレイウルフのリルを従えています。コボルトも大きな目で見れば同じ犬系統です。となれば、簡単に従えることができるかもしれませんね」
「なるほどな。それならば、コボルト狙いで行くか?」
「はい。それで構いません」
リリィがそう頷いたことで、方針が決まる。
コボルトは、Fランクで、犬の姿をした二足歩行の魔物である。
身長は1m前後で、見た目はとても愛らしく、歩くぬいぐるみとも言われている。
そのために、貴族や富豪商人がコボルトをペットにするために捕らえる事も少ないくないが、可愛らしい姿をしていても魔物である。
素直に従うなどあり得ず、大半は檻に閉じ込めて観賞用としているが、中には飼い慣らそうとして大惨事になる事もしばしば起きている。
故に、コボルトを飼おうとすることは基本的には厳禁となっている。
全面禁止になっていないのはテイマーであれば飼いならすことができるためである。
そんなコボルトだが、ゴブリンと同じくどんな場所でも住み着くことができる。
ただ、ゴブリンと違い、多種族の雌を攫って交わることをしないため、危険視されていない。
そのため、コボルトは発見しやすい魔物である。
コボルトを探し始めて1時間ほど経った時、ようやく見つけることができた。
しかも数は2匹と、手頃であった。
「よし、俺とアンリは左右から挟み込む。嬢ちゃんはリルに回り込んで奥で待ち伏せさせてくれ。ビリーはここでヴィオとリリィの護衛だ」
ジェフがそう指示すると、動きだす。
すると、不穏なものでも感じ取ったのか、コボルトたちはキョロキョロと辺りを見渡す。
そのことに気づいたジェフは、雄叫びをあげてコボルトに向かっていく。
アンリもすぐにそのことに気づき同じように、声を上げて迫っていく。
どうなるのかとリリィが見守っていると、いきなりコボルトは手を着き四つん這いになり、両手両足を使って駆け出す。
その姿は、完全に犬にしか見えなかった。
コボルトたちが駆け出した方向は、リルが待ち伏せている方向だった。
リルはコボルトたちが近づいてきたことに気づくと、立ち上がり唸り声を上げる。
すると、コボルトたちは走るのをやめ、立ち止まってしまう。
そうなれば、ジェフとアンリも追いつき、コボルトを囲んでしまった。
周囲を囲まれてしまったコボルトは、震え怯えきっていた。
それを見たジェフは、頃合い良しとビリーたちを呼び出す。
「もういいぞ!来てくれ!」
ジェフの声が聞こえたビリーたちは、声のした方へと向かう。
進んでしばらくすると、3人の目に映ったのは互いに肩を寄せ合って怯えているコボルトたちの姿だった。
「来たか。とりあえず無傷で確保できたが、怯えきっちまってる。こんなでも、従魔にすることは可能なのか?」
「どうでしょう。やってみないと、なんとも言えません」
「それもそうか。んじゃ、試してくれ」
「わかりました」
リリィが怯えているコボルトたちに近づくと、震えを大きくし「クゥーンクゥーン」と鳴きだす。
それをみたリリィは歩みを止めその場にしゃがみこむと、手を差し出す。
しばらくその状態が続いたが、1匹のコボルトがゆっくりと近づき、リリィの手を嗅ぎ始めた。
すると、それに釣られたようにもう1匹もリリの手に近寄り、匂いを嗅ぎ始める。
コボルトたちは、手から腕、肩、首と嗅いでいき、リリィの首を嗅ぎ終えると、リリィの顔を舐め始めた。
「あ、ちょっと、くすぐったいよ」
リリィがそう言っても、コボルトたちは舐めるのをやめなかったのだが、リルが「ウォン!」と一鳴きするピタリとやめた。
その様子から、リルとコボルトたちの上下関係は、すでに出来上がっていることがわかった。
それをみていたリリィは、コボルトたちに声をかける。
「ねぇ。私の従魔になってくれないかな?もし、嫌なら逃げていいよ」
リリィはそう言ったが、コボルトたちは逃げる様子はない。
それどころか、リリィの手に頭を擦り付けていた。
「従魔になってくれる、ということでいいのかな?」
すると、コボルトたちは「「ワン!」」と鳴く。
「それじゃ、よろしくね」
リリィはニッコリと笑い、コボルトたちの頭を撫でる。
すると、背後にいたリルはコボルトたちを押しのけて、リリィの前にどんと座り込む。
まるで撫でるなら自分を撫でろ、と言わんばかりに。
「もう、仕方ないなぁ」
リリィは苦笑してから、リルを撫でる。
そこまで見守っていたジェフが口を挟む。
「嬢ちゃん、もう終わったのか?」
「ええ、2匹とも従魔にすることができました」
「そうか。で名前はどうするんだ?」
「そうですね」
リリィは、コボルトを見つめる。
どちらも背丈は同じくらいで、毛の色も茶色と同じ。
だが、瞳の色が赤と青と違っていた。
「赤い瞳の方をアイギス。青い方をイージスにします」
「アイギスにイージスか。意味はあるのか?」
「はい。言い方が違うだけで、どちらも同じものなんです。あらゆる邪悪や厄災を払う、魔除けの力を持った盾。それがアイギスとイージスなんです」
「魔除けの力を持った盾、か。リルの本当の名前フェンリルで、魔を喰らう神狼、だったか?天災に対抗するための名付け、と言ったところか」
「ええ、そんなところです」
「んじゃ、そうなるよう、3匹を鍛えるとするか」
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