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第12章 攻撃型海中移動基地「海神(ワタツミ)級」の2番艦「須佐之男命(スサノオ)」
第2話 3人の戦士!帰還。
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「呂‐61中型潜」が急速潜航。
海中で、ノーズを上げた25度の仰角を水平に戻し、得意の無音の高速航行が始まった。
追いかけるイルカ群れ。
しかし、海中で40ノットの猛スピードにはさすがのイルカたちも諦めたようだった。
大きな水流も、乱流も発生しない自然に優しい磁気推進の「呂‐61中型潜」だった。
その呂号の戦闘指揮所のCIC、コンパクトな戦術指揮ルーム。
進行方向、廊下を挟んで、左右にスタッフのコンロトールシステムが進行方向に並んでいる。
その、CIC右舷のコントロールチーム。
2人のCIC情報戦略クルーが並んで、平面モニターや3Dモニターを確認している。
左側に座る鮮やかなブルーと薄いグレーのネイビー迷彩服のポーランド海軍士官が笑顔のまま振り向き、ポーランド訛の英語で報告した。
「キャプテン(艦長)、シーエアラー(コールサイン「スサノオ」のS。)到着まで後5分。接続順は当艦が一番です。ははっ。」
情報士官から報告を受けて、ニッコリするCIC中心の艦長席に座る紳士と、艦長席の横に立つ短髪で屈強なクルー。
艦長席の横に立つ彼はシーラス・ポーランド、第2機動艦隊急襲打撃群(旗艦ステファン・ヴァシンスキー)潜水艦隊少佐で副長のロベルト・ピーチだった。
一昨年、第2機動艦隊で新たな艦隊司令として、女性司令官のヴィクトリア・カミンスキー大佐が任命された。
その時の、ロベルト・ピーチ。
カミンスキー大佐の考慮で、将来性と実戦経験を考え「スサノオ」に配属されたのだ。そして配属早々、遭遇した有事が昨年の対馬と、今回の北海道侵略戦なのだ。
ピーチ副官たちの、この呂号潜は、自衛隊・日本国海軍の潜水艦と共に狭くて浅い対馬港に侵入し対馬市民を救助した功労艦でもあるのだ。
小型オスプレイを収納するハッチはフレキシブルハッチだった。
また、新型核融合電池で永久発電が出来るため、対馬市民でも寝たきりで人工装置の外部電源が必要な患者や、車イスが必要な患者の救助を主にしたのだ。
最後は一緒に救助活動をした巨大な伊号潜と共に、「ドクターマリン」とも呼ばれ、防衛大病院の大勢のドクターを派遣し、自衛隊、日本国軍の負傷兵の緊急手術をしながらピストン移送もした。
そのピーチ副長が横に座る艦長と目が合いニッコリした。
なぜか、ほとんどのCICクルーもニッコリしている。
情報指揮席、ポーランドクルーも隣の日本人クルーもニッコリ白い歯を出しながらオペレーションしていた。他の僚艦の母艦接舷を待たずに、一番で母艦に接続出来るのが嬉しいらしい。
接舷の順番に待つのは、どのマリナーも何となく嫌なのかもしれなかった。なぜなら、待ち時間に隙が生まれる為、最上級の警戒行動が必要になるのだ。
今回はそれが必要ではないのだ。
「接続完了まで8分。搭乗開始は1分の減圧後です。警戒態勢2級に下げます。アナウンスします。」
コンソールで警戒レベルの、降格を打ち込むポーランド海軍情報戦略士官。
全館通信モニターに警戒態勢1級から2級に格下げされる通知が表示された。潜水艦だから全艦通信は、主に音声では無い、モニター行う。
戦術室、ソナー室、対潜対空対処室のスタッフたちが手をコンソールから離し、インカムも下げてニッコリし始める。
「了解。ところで、佐々木中尉、上級兵曹長たちのクフィアト……?あっコールサインだった。ゴホン。失礼。」
日本人クルーに状況を聞く艦長。
コールサインがある特殊部員の本名を言いそうになり、失言して頭を掻いた。
ニコニコする日本人情報武官。
「はい、デイビース艦長。カクタスはすでに本艦に搭乗してCICに向かってます。」
「了解。(あちゃー!カクタス、サボテンだった。あらら。一度で覚えられないなんて、俺も引退確定。いや、決定。ガックリ。)はははっ!」
微妙に焦り、ニコニコ顔でごまかすCICの真ん中に座る人柄の良い金髪の中年男性。
この椅子に座る彼はイギリス海軍伝統のロイヤルネイビーマリナー(潜水艦乗り)。海軍大佐、デクスター・デイビース艦長だった。
実は彼は、椎葉繁、郭志明(クォヂーミン)・王泰平(ワンタイピン現女真帝國将軍)の3人のシラス加盟国軍極東特殊任務隊(現、シーラス情報特務科の走り)時代の高出力核融合潜水母艦(伊‐450潜・甲型)の艦長をしていたのだった。デクスターはロイヤルネイビー、生粋の潜水艦乗りで叩き上げなのだ。
今回、潜水母艦基地の「スサノオ」の司令長官として推薦されていたが、叩き上げの彼は敢えて現場を選び潜水艦艦長を選んだのだ。その為、対馬戦役で実績のある日本国軍・田中准将(元田中対馬自衛隊日本国陸軍共同基地司令長官)がデクスター・デイビース艦長の代わりに「スサノオ」の統合司令長官となったのだ。
しかし、若手のポストの確保と育成もある為、任期2年と決めて配属したのだ。
次期艦長と言われる横に立つ副長ロベルト・ピーチを育成後、後任艦長を任せるつもりだった。
デクスターは昨年の対馬戦役で伊号潜艦長を務め自衛隊潜水艦隊と日本国海軍との調整役を果たしていた。
今回の北海道侵略(後に言う苫小牧・千歳防衛戦)では敢えてピーチが乗る呂号潜に搭乗した。
ピーチ副長にとって、実戦が学べる、またとないチャンスだった。
デイビース艦長がスマハンドの時計を見て、ブルーの瞳で正面の作戦戦術モニターを見てから一息ついた。横に立つ副長は逆に慎重に正面のモニターを見ている。
デイビース艦長はシーラス・情報特務ダークグリーンの防水カーボン帽を脱いで、綺麗な金髪の髪を撫でてから、再び帽子を被った。
ピーチを見つめるデイビース艦長。
その横に立っていたピーチ副長はデイビース艦長の視線を感じて考えた。
そして何かに気が付き、情報戦略席の2人の元に行き細かい指示を出し始めた。
全艦出撃後、出撃艦は母艦に回収接続するが、その母艦回収のプロトコルのひとつで、全艦・超長波通信信号準備を指示しなければならないのだ。
それに気がついたピーチ。
敵との作戦行動や、カッコいい戦闘だけが軍隊の仕事ではなく、大切な兵士の人命、装備の事故が無い終わり方も軍隊の大切な仕事なのだ。
そんな副長の姿を見てニッコリするデイビース艦長。
どんどん成長するピーチ副長の姿に満足する艦長だった。
しかし、とりあえず「スサノオ」西浦チーム全部隊のフェイズ3が終わり、一息ついたCIC室の面々。
そんな中、海中よりタンカーに潜入した特殊部隊員たちも帰って来たのだった。
3人の男女が、オスプレーを収納した艦首の格納庫から呂号潜の廊下に出て来た。
3人の男女が、オスプレーを収納した艦首の格納庫から呂号潜の廊下に出て来た。
上下黒ずくめの特殊部隊員用アーマーアンダースーツをきた3人の特殊部隊兵士。
先頭の手足の長い白人女性兵士が機嫌よく先頭を歩く。
それに続くインド系の可愛らしい女性兵士。
そして2人よりふた回りもデカい男性兵士が、女性兵士2人の後ろから狭い通路をのっそり歩いて来た。
最先端の艦で整理整頓されているとは言え、やはりそこは潜水艦。
狭い呂号潜の廊下。
3名の特殊部隊が狭い潜水艦の廊下を移動して来たのだ。
3人を避けて壁に張り付いて敬礼する潜水艦の男女の呂号潜クルーたち。
ニコニコしながら返礼をする女性隊員の2人。
そんな特殊部隊の彼女たちの後ろ見て、急に顔がこわばる呂号潜女性マリナー。
それに気が付く前を歩く女性兵士の2人。
こわばるクルーの表情を気にして女性2人が後ろを見ると、睨みながらゴリラかレスラーの様なバカデカい男性部員がゆっくり向かって来る。
先頭の女性兵士が腕を組み後ろのゴリラ兵士に文句を言った。
「ヘイ!ゴブリン!お前の顔っ!」
その女性兵士はお前も笑顔を出せ!と、唇の口角を、指で上げ白い歯を出してゴリラを睨んだ。
クスクス笑う、褐色で目の美しいインド系女性兵士。
開かれたままのクルー部屋の前を通ると、ゴリラの姿が奥の鏡に一瞬映った。その向いで敬礼する女性マリナーと目が合い、横をみるゴリラ。
一歩下がってまた鏡を見ると自分が厳しい顔をしているのに気が付くゴリラ。
アッという表情になり眉を上げてニッコリした。しかし、薄ら気持ち悪い笑顔だった。
余計に目を閉じてこわばり、唇をへの字にして顔を背ける女性マリナースタッフ。
悲しい顔をして、ガッカリして太くて長い両腕を落とすゴリラ。
( あははっ! )
手を叩いて笑う2人の女性兵士。
「あははっ。もう、行くよ。あははっ。……あ~ぁ。」
両手を開いて諦める女性兵士。
置いた荷物を肩に背負い直して狭い廊下を進み始めた。
そんな2人に、苦笑いしながらゴリラ兵士が狭い艦内を歩いてついて行く。
海中で、ノーズを上げた25度の仰角を水平に戻し、得意の無音の高速航行が始まった。
追いかけるイルカ群れ。
しかし、海中で40ノットの猛スピードにはさすがのイルカたちも諦めたようだった。
大きな水流も、乱流も発生しない自然に優しい磁気推進の「呂‐61中型潜」だった。
その呂号の戦闘指揮所のCIC、コンパクトな戦術指揮ルーム。
進行方向、廊下を挟んで、左右にスタッフのコンロトールシステムが進行方向に並んでいる。
その、CIC右舷のコントロールチーム。
2人のCIC情報戦略クルーが並んで、平面モニターや3Dモニターを確認している。
左側に座る鮮やかなブルーと薄いグレーのネイビー迷彩服のポーランド海軍士官が笑顔のまま振り向き、ポーランド訛の英語で報告した。
「キャプテン(艦長)、シーエアラー(コールサイン「スサノオ」のS。)到着まで後5分。接続順は当艦が一番です。ははっ。」
情報士官から報告を受けて、ニッコリするCIC中心の艦長席に座る紳士と、艦長席の横に立つ短髪で屈強なクルー。
艦長席の横に立つ彼はシーラス・ポーランド、第2機動艦隊急襲打撃群(旗艦ステファン・ヴァシンスキー)潜水艦隊少佐で副長のロベルト・ピーチだった。
一昨年、第2機動艦隊で新たな艦隊司令として、女性司令官のヴィクトリア・カミンスキー大佐が任命された。
その時の、ロベルト・ピーチ。
カミンスキー大佐の考慮で、将来性と実戦経験を考え「スサノオ」に配属されたのだ。そして配属早々、遭遇した有事が昨年の対馬と、今回の北海道侵略戦なのだ。
ピーチ副官たちの、この呂号潜は、自衛隊・日本国海軍の潜水艦と共に狭くて浅い対馬港に侵入し対馬市民を救助した功労艦でもあるのだ。
小型オスプレイを収納するハッチはフレキシブルハッチだった。
また、新型核融合電池で永久発電が出来るため、対馬市民でも寝たきりで人工装置の外部電源が必要な患者や、車イスが必要な患者の救助を主にしたのだ。
最後は一緒に救助活動をした巨大な伊号潜と共に、「ドクターマリン」とも呼ばれ、防衛大病院の大勢のドクターを派遣し、自衛隊、日本国軍の負傷兵の緊急手術をしながらピストン移送もした。
そのピーチ副長が横に座る艦長と目が合いニッコリした。
なぜか、ほとんどのCICクルーもニッコリしている。
情報指揮席、ポーランドクルーも隣の日本人クルーもニッコリ白い歯を出しながらオペレーションしていた。他の僚艦の母艦接舷を待たずに、一番で母艦に接続出来るのが嬉しいらしい。
接舷の順番に待つのは、どのマリナーも何となく嫌なのかもしれなかった。なぜなら、待ち時間に隙が生まれる為、最上級の警戒行動が必要になるのだ。
今回はそれが必要ではないのだ。
「接続完了まで8分。搭乗開始は1分の減圧後です。警戒態勢2級に下げます。アナウンスします。」
コンソールで警戒レベルの、降格を打ち込むポーランド海軍情報戦略士官。
全館通信モニターに警戒態勢1級から2級に格下げされる通知が表示された。潜水艦だから全艦通信は、主に音声では無い、モニター行う。
戦術室、ソナー室、対潜対空対処室のスタッフたちが手をコンソールから離し、インカムも下げてニッコリし始める。
「了解。ところで、佐々木中尉、上級兵曹長たちのクフィアト……?あっコールサインだった。ゴホン。失礼。」
日本人クルーに状況を聞く艦長。
コールサインがある特殊部員の本名を言いそうになり、失言して頭を掻いた。
ニコニコする日本人情報武官。
「はい、デイビース艦長。カクタスはすでに本艦に搭乗してCICに向かってます。」
「了解。(あちゃー!カクタス、サボテンだった。あらら。一度で覚えられないなんて、俺も引退確定。いや、決定。ガックリ。)はははっ!」
微妙に焦り、ニコニコ顔でごまかすCICの真ん中に座る人柄の良い金髪の中年男性。
この椅子に座る彼はイギリス海軍伝統のロイヤルネイビーマリナー(潜水艦乗り)。海軍大佐、デクスター・デイビース艦長だった。
実は彼は、椎葉繁、郭志明(クォヂーミン)・王泰平(ワンタイピン現女真帝國将軍)の3人のシラス加盟国軍極東特殊任務隊(現、シーラス情報特務科の走り)時代の高出力核融合潜水母艦(伊‐450潜・甲型)の艦長をしていたのだった。デクスターはロイヤルネイビー、生粋の潜水艦乗りで叩き上げなのだ。
今回、潜水母艦基地の「スサノオ」の司令長官として推薦されていたが、叩き上げの彼は敢えて現場を選び潜水艦艦長を選んだのだ。その為、対馬戦役で実績のある日本国軍・田中准将(元田中対馬自衛隊日本国陸軍共同基地司令長官)がデクスター・デイビース艦長の代わりに「スサノオ」の統合司令長官となったのだ。
しかし、若手のポストの確保と育成もある為、任期2年と決めて配属したのだ。
次期艦長と言われる横に立つ副長ロベルト・ピーチを育成後、後任艦長を任せるつもりだった。
デクスターは昨年の対馬戦役で伊号潜艦長を務め自衛隊潜水艦隊と日本国海軍との調整役を果たしていた。
今回の北海道侵略(後に言う苫小牧・千歳防衛戦)では敢えてピーチが乗る呂号潜に搭乗した。
ピーチ副長にとって、実戦が学べる、またとないチャンスだった。
デイビース艦長がスマハンドの時計を見て、ブルーの瞳で正面の作戦戦術モニターを見てから一息ついた。横に立つ副長は逆に慎重に正面のモニターを見ている。
デイビース艦長はシーラス・情報特務ダークグリーンの防水カーボン帽を脱いで、綺麗な金髪の髪を撫でてから、再び帽子を被った。
ピーチを見つめるデイビース艦長。
その横に立っていたピーチ副長はデイビース艦長の視線を感じて考えた。
そして何かに気が付き、情報戦略席の2人の元に行き細かい指示を出し始めた。
全艦出撃後、出撃艦は母艦に回収接続するが、その母艦回収のプロトコルのひとつで、全艦・超長波通信信号準備を指示しなければならないのだ。
それに気がついたピーチ。
敵との作戦行動や、カッコいい戦闘だけが軍隊の仕事ではなく、大切な兵士の人命、装備の事故が無い終わり方も軍隊の大切な仕事なのだ。
そんな副長の姿を見てニッコリするデイビース艦長。
どんどん成長するピーチ副長の姿に満足する艦長だった。
しかし、とりあえず「スサノオ」西浦チーム全部隊のフェイズ3が終わり、一息ついたCIC室の面々。
そんな中、海中よりタンカーに潜入した特殊部隊員たちも帰って来たのだった。
3人の男女が、オスプレーを収納した艦首の格納庫から呂号潜の廊下に出て来た。
3人の男女が、オスプレーを収納した艦首の格納庫から呂号潜の廊下に出て来た。
上下黒ずくめの特殊部隊員用アーマーアンダースーツをきた3人の特殊部隊兵士。
先頭の手足の長い白人女性兵士が機嫌よく先頭を歩く。
それに続くインド系の可愛らしい女性兵士。
そして2人よりふた回りもデカい男性兵士が、女性兵士2人の後ろから狭い通路をのっそり歩いて来た。
最先端の艦で整理整頓されているとは言え、やはりそこは潜水艦。
狭い呂号潜の廊下。
3名の特殊部隊が狭い潜水艦の廊下を移動して来たのだ。
3人を避けて壁に張り付いて敬礼する潜水艦の男女の呂号潜クルーたち。
ニコニコしながら返礼をする女性隊員の2人。
そんな特殊部隊の彼女たちの後ろ見て、急に顔がこわばる呂号潜女性マリナー。
それに気が付く前を歩く女性兵士の2人。
こわばるクルーの表情を気にして女性2人が後ろを見ると、睨みながらゴリラかレスラーの様なバカデカい男性部員がゆっくり向かって来る。
先頭の女性兵士が腕を組み後ろのゴリラ兵士に文句を言った。
「ヘイ!ゴブリン!お前の顔っ!」
その女性兵士はお前も笑顔を出せ!と、唇の口角を、指で上げ白い歯を出してゴリラを睨んだ。
クスクス笑う、褐色で目の美しいインド系女性兵士。
開かれたままのクルー部屋の前を通ると、ゴリラの姿が奥の鏡に一瞬映った。その向いで敬礼する女性マリナーと目が合い、横をみるゴリラ。
一歩下がってまた鏡を見ると自分が厳しい顔をしているのに気が付くゴリラ。
アッという表情になり眉を上げてニッコリした。しかし、薄ら気持ち悪い笑顔だった。
余計に目を閉じてこわばり、唇をへの字にして顔を背ける女性マリナースタッフ。
悲しい顔をして、ガッカリして太くて長い両腕を落とすゴリラ。
( あははっ! )
手を叩いて笑う2人の女性兵士。
「あははっ。もう、行くよ。あははっ。……あ~ぁ。」
両手を開いて諦める女性兵士。
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そんな2人に、苦笑いしながらゴリラ兵士が狭い艦内を歩いてついて行く。
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