「メジャー・インフラトン」序章5/7(僕のグランドゼロ〜マズルカの調べに乗って。少年兵の季節 JUMP! JUMP! JUMP! No2.

あおっち

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第2章 強者どもの夢の跡。

第9話 ランディング!ファイティング・スー。

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 一方、エアロシェルを展開し、降下速度を落としながら降下するローマンのアタッカー・HARMOR。
 
 そのローマンたちの真下を突っ込んでくるエアスパーク・マーク2の4機。

 ローマンたち、チームAAの真下を通過した。

 突然減速をしながらキリモミ運動を始め大きなカーブを描いて急降下を始めたのだ。
 
「野郎どもっ!衝撃に備えーっ!」
 
 ローマン達のモニターに映されたマーク2発火カウンターが、「00.00」を表示したまま止まった。


 
(( チカチカッ!チカチカッ! ))


 
 大金門島の北部、緑豊かな海岸に、小さな光と共に瞬間、薄い円を描く衝撃波の白い雲がはじけた。


(( シュッ……ドドーンッ!))


 衝撃波の白い雲が、海岸一帯に瞬間広がった。

 間髪を得ず、熱核爆発並の大きな火球が炸裂した。


(( バシンッ!ドドドドーッ! ))

 
 ローマンたちを襲う衝撃波。


(( ガンッ! ))

 
「うっ!((ババババーッ))ウグククッ……。」
 

 想像以上の衝撃波を耐えるローマン。


(( ガガガガガガーッ! ))


「わわわ!効っくー!」

 そして昇る巨大な火球。

 その火球の中、爆心地に降下突入する6機のアタッカー・モービル。
 
 強烈な上昇気流によって上下左右に振られるローマンのチームAAだった。

 まるで炎の中をサーフィンでもしているようだった。


(( ドドドドドー!))

 
 炎や爆炎の波の中を降下している最中、ローマンのコクピットに警報が鳴った。
 
( ビビビ!ビビビ!ビビビ!ビビビ! )
( ビビビ!ビビビ!ビビビ!ビビビ! )
 
「何っ?」
 
 標準音声のパートナーAIが警告する。

( 警告、警告。脚部H08、胸部CA04のアーマーが欠損。警告、警告。脚部H08、胸部CA04のアーマーが欠損。存在しません。 )

「ふっ、ふふっ。マム?警告を止めろ。うるさい。」

( 了解。警報を止めます。しかし、大佐。アーマーの欠損は、作戦行動へ支障の出る可能性があります。 )

「構わん。マム?通信状況、機体および装備品状況を報告。」

( 当機、僚機とも通信状況オール・グリーン、全く異常ありません。機体および装備品状況、当機の欠損部アーマー以外、全小隊、アタッカー全機。全く問題ありません。まもなくランディング(着陸)です。 )

「よし。野郎ども!AA各機、ランディング開始!」
 

(( 了解! ))


 ローマンのチームAAが爆心地で次々にランディングしていく。

 脚部に付いているエアロシェルが今度は真上に開いている。


(( ズババババー、ドシンッ、クォ…。 ))

(( ズババババー、ドシンッ、クォ…。 ))

(( ズババババー、ドシンッ、クォ…。 ))


 高度10メートルでバーニアを吹かしてランディングするファイティング・スーの全AA小隊アタッカー・HARMOR。
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