悪役令嬢の名誉を挽回いたします!

みすずメイリン

文字の大きさ
18 / 36

第17話、魔族との対面

しおりを挟む
 ジークフリートとカイン様が一触即発になりそうだったけれど、カイン様は「やめだやめだ。やはり男がいると場が白けるな」といって私への性的な態度をやめて、私の顔は火照っているような感じをしていた。
 ジークフリートは顔を赤くしながらも自分の剣を抜こうとしていたんだけど、私は「ジークフリート、私は大丈夫だからそんなに怒らないで」とジークフリートの怒りを抑えようとしていた。そして、私はカイン様に「カイン様も初めて会ったときからそんな人だと勘づいていたんですが、彼らの前ではおやめ下さい」と一言注意した。
 カイン様は「あーはいはい。わかりましたよ。リリアンナ嬢。じゃあ、二人きりの時にやれば良いってことか?」と聞いてきたけど、私は怒鳴って「二人きりの時は余計ダメですっ!」と涙目ながらに「やめて」と意思表示をした。
 ノック音がもう一度聞こえたのでカイン様は「入って良いぞ」といったら、先ほどの事務的な魔族の女性のヘルガさんが紅茶とスコーンを私たちとカイン様の五人分のスイーツを持って入ってきた。ヘルガさんは使用人なんだろうか。それとも魔族の貴族か騎士なのか秘書なのだろうか気になった。
 私はヘルガさんに「ありがとうございます」といって紅茶とスコーンをもらって、ハンスさんとフリーダさんは嬉しそうに「ありがとうございます」と受け取って美味しそうに食べていたけれど、ジークフリートはカイン様を睨みながら渡された紅茶とスコーンを仕方なく食べていた。そして、ヘルガさんは私の顔の表情を見るや否や「カイン様、いい加減にしてくださいね」と呆れていた。なので私も「カイン様、ヘルガさんにあのようなセクシーな服を着させられているのはカイン様の趣味なのでしょうか?」と反撃をすると、カイン様は飲んでいた紅茶を吹き出してゲホゲホ咳き込んで「あれは私の趣味で着せているわけじゃない。ヘルガは確かに俺の秘書だが、秘書にそんなセクハラを押し付けるわけないだろう」と苦し紛れに私の質問に返答した。
 そして、私は訝しむようにカイン様を見て「社交界で初めて会った時に思ったことなんですが、やはりそういう人でしたか。あなたは」といったら、カイン様は「あぁ、そうだ。それにリリアンナ嬢の反応も俺にとったら面白かったのはやはり予想通りだったけどな。そういえば、ルイーゼという公爵令嬢とも話したっけかな。ルイーゼ嬢にはあまりそういうことには期待できなかったなぁ。むしろ、ルイーゼ嬢のあの人間特有の強欲さや権力の欲しさに目が行く。だけどもなぁ、ルイーゼ嬢は人間というよりも俺たち魔族と同じような性格をしている」と私に怪しい視線を向けさせながらいった。
 ハンスさんは慌てて「人間には善性も悪性もあるんですっ! そんなルイーゼさんを魔族呼ばわりするのは無理がありますっ!」と僧侶らしいことをいっていたけれど、ジークフリートは「よくもそんな簡単に人のことをいえるねえ」と睨みながらいっていたら、カイン様は「おっと。これは初めてルイーゼ嬢に会った時の印象を話したまでだぞ」と余裕があるようにルイーゼの第一印象について話していた。そしてさらに「ルイーゼ嬢はこのお城の住所まで聞いてきたからリリアンナ嬢よりも先に来るかと思いきや、そうではなかったな」と紅茶を大人しく飲んでスコーンを食べ始めた。
 改めてカイン様は私に話しかけた。
 「リリアンナ嬢、俺のことをエルフのヴァルデマールに話してみろ。面白い反応すると思うからな。それに俺がリリアンナ嬢に興味を持ったのは、リリアンナ嬢がエルフの聖域を自分の領地にしたからだ。よくもあの人間嫌いの怒りっぽいエルフを人間と関わらせることができたな。リリアンナ嬢は、その辺りは俺が見てきた今までの人間の王族や貴族として違うと思ったからだ」
 カイン様はさらに付け加えて「ヴァルデマールもそうなんだが、俺も人間相手には公爵貴族と自称しているが実際はエルフ族の社会や魔族の社会では王族だからな」といって私は驚いて質問をした。
「じゃあ、なぜ人間の貴族社会では公爵子息だと自称しているのでしょうか?」
「この王国では魔族やエルフ、それに俺たち異種族との混血の人間も交えて人間たちとは少し違うそれぞれの社会で生きているから、人間社会に合わせるためだけに自称しているようなものだからな」と答えた。私はふとハインリヒ王子とハインリヒ王子の直属の騎士であるレオンハルトはこのことについて知っているのかと疑問に思った。
 ハンスさんは唖然としたように「じゃあ、僕たちは今、魔族の王様と話しているようなものですね」と驚いてカイン様にそのことについて伝えた。すると、カイン様は大笑いし始めて「やはり、そこの僧侶もリリアンナ嬢も世間知らずだな。それはそれで面白い」といって私は少し反感を持ったけれど、ジークフリートは口調をきつくして「それの何が悪い?」と聞くとカイン様はジークフリートに顔を近づけて「いいかい、勇者さん。俗世も教養も身につけなければ相手に無礼になって不快な思いをさせて、せっかく仲良くなったとしても勇者さんの計画がパーになってしまうこともある」とジークフリートを挑発するようにいっていた。
 ジークフリートはカイン様の言い方に問題があったものの「確かに認めるのは癪だが、アンタのいう通りだ」と認めていた。
 みんなで紅茶とスコーンを食べ終わった後、フリーダが無表情で「紅茶とスコーン、美味しかったです。ありがとうございます」というとカイン様はヘルガさんを呼んで「あのアルビノの魔導師だと思われるハーフエルフの女の子にも残りの紅茶葉とスコーンをわけてやってくれ」といって、フリーダは少し嬉しそうに「ありがとうございます。私の名前はフリーダです」とカイン様に自己紹介をしてヘルガさんは紅茶葉とスコーンをフリーダにあげていた。
 カイン様との会話が終わると、カイン様の部屋から出てヘルガさんは私たちをお城の外まで案内してくれて、フリーダは魔法の絨毯を用意してくれてそのままフリーダの魔法の絨毯の上にジークフリートとハンスさんとフリーダと私と一緒に乗って、空の上に浮いて私の領地になったエルフの聖域へと向かった。

 エルフの聖域に着くとヴァルデマールさんが迷惑そうな表情をして私たちのいる空を眺めて、私たちが地上へ降りるとよりヴァルデマールさんはイライラをしながら私たちを見て「人間ども、何しにきた?」と聞いていた。
 そしてヴァルデマールさんは私の姿を上から下まで視線を眺めて「リリアンナ、貴様、なんか色っぽくなったな。どうかしたか? 恋煩いか?」と聞いてきた。ヴァルデマールさんに答えるかのように、ハンスさんは顔を赤らめながら「実はそのー、先ほど魔族のカインさんがいる辺境の地にあるお城にいってきたんですよ」というと、ヴァルデマールさんの怒りが頂点に達したかのように見えた。
 「何?! あの魔族の下品なカインに会っただというのか?!」とヴァルデマールさんは怒りに満ちていた。
 私はヴァルデマールさんに落ち着くようになだめようとして「確かに最初は彼は私たち貴族が行う社交界に来ていたのですがその時は紳士的な対応してらっしゃいましたし、セクハラといっても軽いものでしたから安心してください、ヴァルデマールさん。それにカイン様は、エルフの聖域を私が領地化した噂を聞いて、私に興味を抱いて会いにきた見たいです」というと火に油を注いだかのようにヴァルデマールさんは余計に怒ってしまった。
 ヴァルデマールさんは体を少し震えながら「これだから魔族の男というか、カインという男というのはっ!!!」と怒鳴り散らかしていた。そしてさらにヴァルデマールさんは、顔とエルフの耳の先を真っ赤にしながら「あの男と関わるのは貴様の貞操の危機だといっているんだよっ! リリアンナ!!」と更に大きい声でいったら、その場にいた全員のジークフリートとハンスさんとフリーダと私は全員、顔を赤くしてしまった。
 ヴァルデマールさんは腕を組みながら「金輪際、二度とカインなどという魔族の男に会いに行こうとするなよ」と私たちを睨みつけながらいっていたけれど、フリーダは「でもその女好きっぽいところを目を瞑れば、美味しかった紅茶葉とスコーンを気前良くくれる良い人でしたよ」というと、更にヴァルデマールさんは声を荒げて「それでもダメだっ! 大体、フリーダ、貴様は半分自分がエルフだということに誇りはないのか?! 食べ物なんかに釣られよって!」と怒っていた。
 話は変わってヴァルデマールさんは「それにしても、エルフの聖域がリリアンナの領地になった話が魔族の耳にまで伝わるとはな」と少し驚いていた。そして、ヴァルデマールさんは、私たちのギルドのメンバーに向かって「せっかくリリアンナがいるんだ。貴様たちはエルフの森へもうちょっと探索に行けば良いんじゃないのか? その間、私はリリアンナに弓矢の使い方を上達するように教えるよ」といって、ジークフリートは不服そうな顔をしながらも「わかったよ。じゃあ、フリーダもエルフの森の中にいる精霊たちとも話したいだろうし、リリアンナのことは任せるよ」と告げてハンスさんも「それでは、ヴァルデマールさん。お世話になりますね」とヴァルデマールさんにお礼をいって、フリーダは微笑んでエルフの森の中へと入っていった。
 そして、ヴァルデマールさんはいつも以上に私の体を密着させて弓矢の使い方を教えてくれて、なんだか今日はいつも以上に耳元で「体の緊張をほぐして矢を解き放つんだ。気負いはあまりするな。今は二人きりだから誰かに命中するわけでもないからリラックスをしろ、リリアンナ」と少しいつもよりも色っぽく囁いていたような気がした。
 ヴァルデマールさんとのアーチェリーの練習が終わるとタイミング良くジークフリートとハンスさんとフリーダが戻ってきて、フリーダは魔法の絨毯を広げて帰る準備をしていたら、ヴァルデマールさんは少し口調を強くして「もう来るなよ、人間風情が」といって、ハンスさんはそれを無視するかのように「それではまた来ますね」と笑顔でヴァルデマールさんに告げて私たちはフリーダに魔法の絨毯で各々の自宅まで送ってもらった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

悪役令嬢エリザベート物語

kirara
ファンタジー
私の名前はエリザベート・ノイズ 公爵令嬢である。 前世の名前は横川禮子。大学を卒業して入った企業でOLをしていたが、ある日の帰宅時に赤信号を無視してスクランブル交差点に飛び込んできた大型トラックとぶつかりそうになって。それからどうなったのだろう。気が付いた時には私は別の世界に転生していた。 ここは乙女ゲームの世界だ。そして私は悪役令嬢に生まれかわった。そのことを5歳の誕生パーティーの夜に知るのだった。 父はアフレイド・ノイズ公爵。 ノイズ公爵家の家長であり王国の重鎮。 魔法騎士団の総団長でもある。 母はマーガレット。 隣国アミルダ王国の第2王女。隣国の聖女の娘でもある。 兄の名前はリアム。  前世の記憶にある「乙女ゲーム」の中のエリザベート・ノイズは、王都学園の卒業パーティで、ウィリアム王太子殿下に真実の愛を見つけたと婚約を破棄され、身に覚えのない罪をきせられて国外に追放される。 そして、国境の手前で何者かに事故にみせかけて殺害されてしまうのだ。 王太子と婚約なんてするものか。 国外追放になどなるものか。 乙女ゲームの中では一人ぼっちだったエリザベート。 私は人生をあきらめない。 エリザベート・ノイズの二回目の人生が始まった。 ⭐️第16回 ファンタジー小説大賞参加中です。応援してくれると嬉しいです

ぽっちゃり令嬢の異世界カフェ巡り~太っているからと婚約破棄されましたが番のモフモフ獣人がいるので貴方のことはどうでもいいです~

翡翠蓮
ファンタジー
幼い頃から王太子殿下の婚約者であることが決められ、厳しい教育を施されていたアイリス。王太子のアルヴィーンに初めて会ったとき、この世界が自分の読んでいた恋愛小説の中で、自分は主人公をいじめる悪役令嬢だということに気づく。自分が追放されないようにアルヴィーンと愛を育もうとするが、殿下のことを好きになれず、さらに自宅の料理長が作る料理が大量で、残さず食べろと両親に言われているうちにぶくぶくと太ってしまう。その上、両親はアルヴィーン以外の情報をアイリスに入れてほしくないがために、アイリスが学園以外の外を歩くことを禁止していた。そして十八歳の冬、小説と同じ時期に婚約破棄される。婚約破棄の理由は、アルヴィーンの『運命の番』である兎獣人、ミリアと出会ったから、そして……豚のように太っているから。「豚のような女と婚約するつもりはない」そう言われ学園を追い出され家も追い出されたが、アイリスは内心大喜びだった。これで……一人で外に出ることができて、異世界のカフェを巡ることができる!?しかも、泣きながらやっていた王太子妃教育もない!?カフェ巡りを繰り返しているうちに、『運命の番』である狼獣人の騎士団副団長に出会って……

追放先の辺境で前世の農業知識を思い出した悪役令嬢、奇跡の果実で大逆転。いつの間にか世界経済の中心になっていました。

緋村ルナ
ファンタジー
「お前のような女は王妃にふさわしくない!」――才色兼備でありながら“冷酷な野心家”のレッテルを貼られ、無能な王太子から婚約破棄されたアメリア。国外追放の末にたどり着いたのは、痩せた土地が広がる辺境の村だった。しかし、そこで彼女が見つけた一つの奇妙な種が、運命を、そして世界を根底から覆す。 前世である農業研究員の知識を武器に、新種の果物「ヴェリーナ」を誕生させたアメリア。それは甘美な味だけでなく、世界経済を揺るがすほどの価値を秘めていた。 これは、一人の追放された令嬢が、たった一つの果実で自らの運命を切り開き、かつて自分を捨てた者たちに痛快なリベンジを果たし、やがて世界の覇権を握るまでの物語。「食」と「経済」で世界を変える、壮大な逆転ファンタジー、開幕!

王国最強の天才魔導士は、追放された悪役令嬢の息子でした

由香
ファンタジー
追放された悪役令嬢が選んだのは復讐ではなく、母として息子を守ること。 無自覚天才に育った息子は、魔法を遊び感覚で扱い、王国を震撼させてしまう。 再び招かれたのは、かつて母を追放した国。 礼儀正しく圧倒する息子と、静かに完全勝利する母。 これは、親子が選ぶ“最も美しいざまぁ”。

婚約破棄された公爵令嬢エルカミーノの、神級魔法覚醒と溺愛逆ハーレム生活

ふわふわ
恋愛
公爵令嬢エルカミーノ・ヴァレンティーナは、王太子フィオリーノとの婚約を心から大切にし、完璧な王太子妃候補として日々を過ごしていた。 しかし、学園卒業パーティーの夜、突然の公開婚約破棄。 「転入生の聖女リヴォルタこそが真実の愛だ。お前は冷たい悪役令嬢だ」との言葉とともに、周囲の貴族たちも一斉に彼女を嘲笑う。 傷心と絶望の淵で、エルカミーノは自身の体内に眠っていた「神級の古代魔法」が覚醒するのを悟る。 封印されていた万能の力――治癒、攻撃、予知、魅了耐性すべてが神の領域に達するチート能力が、ついに解放された。 さらに、婚約破棄の余波で明らかになる衝撃の事実。 リヴォルタの「聖女の力」は偽物だった。 エルカミーノの領地は異常な豊作を迎え、王国の経済を支えるまでに。 フィオリーノとリヴォルタは、次々と失脚の淵へ追い込まれていく――。 一方、覚醒したエルカミーノの周りには、運命の攻略対象たちが次々と集結する。 - 幼馴染の冷徹騎士団長キャブオール(ヤンデレ溺愛) - 金髪強引隣国王子クーガ(ワイルド溺愛) - 黒髪ミステリアス魔導士グランタ(知性溺愛) - もふもふ獣人族王子コバルト(忠犬溺愛) 最初は「静かにスローライフを」と願っていたエルカミーノだったが、四人の熱烈な愛と守護に囲まれ、いつしか彼女自身も彼らを深く愛するようになる。 経済的・社会的・魔法的な「ざまぁ」を経て、 エルカミーノは新女王として即位。 異世界ルールで認められた複数婚姻により、四人と結ばれ、 愛に満ちた子宝にも恵まれる。 婚約破棄された悪役令嬢が、最強チート能力と四人の溺愛夫たちを得て、 王国を繁栄させながら永遠の幸せを手に入れる―― 爽快ざまぁ&極甘逆ハーレム・ファンタジー、完結!

転生賢妻は最高のスパダリ辺境伯の愛を独占し、やがて王国を救う〜現代知識で悪女と王都の陰謀を打ち砕く溺愛新婚記〜

紅葉山参
恋愛
ブラック企業から辺境伯夫人アナスタシアとして転生した私は、愛する完璧な夫マクナル様と溺愛の新婚生活を送っていた。私は前世の「合理的常識」と「科学知識」を駆使し、元公爵令嬢ローナのあらゆる悪意を打ち破り、彼女を辺境の落ちぶれた貴族の元へ追放した。 第一の試練を乗り越えた辺境伯領は、私の導入した投資戦略とシンプルな経営手法により、瞬く間に王国一の経済力を確立する。この成功は、王都の中央貴族、特に王弟公爵とその腹心である奸猾な財務大臣の強烈な嫉妬と警戒を引き寄せる。彼らは、辺境伯領の富を「危険な独立勢力」と見なし、マクナル様を王都へ召喚し、アナスタシアを孤立させる第二の試練を仕掛けてきた。 夫が不在となる中、アナスタシアは辺境領の全ての重責を一人で背負うことになる。王都からの横暴な監査団の干渉、領地の資源を狙う裏切り者、そして辺境ならではの飢饉と疫病の発生。アナスタシアは「現代のインフラ技術」と「危機管理広報」を駆使し、夫の留守を完璧に守り抜くだけでなく、王都の監査団を論破し、辺境領の半独立的な経済圏を確立する。 第三の試練として、隣国との緊張が高まり、王国全体が未曽有の財政危機に瀕する。マクナル様は王国の窮地を救うため王都へ戻るが、保守派の貴族に阻まれ無力化される。この時、アナスタシアは辺境伯夫人として王都へ乗り込むことを決意する。彼女は前世の「国家予算の再建理論」や「国際金融の知識」を武器に、王国の経済再建計画を提案する。 最終的に、アナスタシアとマクナル様は、王国の腐敗した権力構造と対峙し、愛と知恵、そして辺境の強大な経済力を背景に、全ての敵対勢力を打ち砕く。王国の危機を救った二人は、辺境伯としての地位を王国の基盤として確立し、二人の愛の結晶と共に、永遠に続く溺愛と繁栄の歴史を築き上げる。 予定です……

ワンチャンあるかな、って転生先で推しにアタックしてるのがこちらの令嬢です

山口三
恋愛
恋愛ゲームの世界に転生した主人公。中世異世界のアカデミーを中心に繰り広げられるゲームだが、大好きな推しを目の前にして、ついつい欲が出てしまう。「私が転生したキャラは主人公じゃなくて、たたのモブ悪役。どうせ攻略対象の相手にはフラれて婚約破棄されるんだから・・・」 ひょんな事からクラスメイトのアロイスと協力して、主人公は推し様と、アロイスはゲームの主人公である聖女様との相思相愛を目指すが・・・。

悪役令嬢はモブ化した

F.conoe
ファンタジー
乙女ゲーム? なにそれ食べ物? な悪役令嬢、普通にシナリオ負けして退場しました。 しかし貴族令嬢としてダメの烙印をおされた卒業パーティーで、彼女は本当の自分を取り戻す! 領地改革にいそしむ充実した日々のその裏で、乙女ゲームは着々と進行していくのである。 「……なんなのこれは。意味がわからないわ」 乙女ゲームのシナリオはこわい。 *注*誰にも前世の記憶はありません。 ざまぁが地味だと思っていましたが、オーバーキルだという意見もあるので、優しい結末を期待してる人は読まない方が良さげ。 性格悪いけど自覚がなくて自分を優しいと思っている乙女ゲームヒロインの心理描写と因果応報がメインテーマ(番外編で登場)なので、叩かれようがざまぁ改変して救う気はない。 作者の趣味100%でダンジョンが出ました。

処理中です...