レイフォードの狂演武

秋風りっか

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訓練

罪を犯した者にも救いはある?ふざけんな。お前にやる救いなんて欠片も無いんだよ。

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はい。やってきました。再びの王城!
呪われてるところじゃん。
ええええ~。何故こうなったかと言いますと。
時は遡り5時間前。
なんかね。色々チハルさんの(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾怒り(ふざけた。)が収まった後にルイエルの部分が
あの好色王をぶん殴りたい。
って言っていたのでチハルさんに伝えたら
いいよ。
って許可出た。
軽くね?軽くね?????
そして今に至る。
いや。魔法でぶん殴るんだって。
しかもルイエルが。
でもルイエルって魔法使えんの?って思ってたら
《これでも私魔術師だったのよ?》
凄いね。
でも王って死んでるよn((
《死んでいないわよ。》
だからぶん殴りに行くのよ。そう聞こえた。
うん。凄いね。
ーーー
これが今までの経緯です。
そして入り口。
…………………………。
この前までは王妃のゾンビがいたこの王城の入り口。
ンンンンンン?
すんごい豪華なっていますけれども?
え?ちょっと待って。
どうして?なんか金ピカ装飾とか超高そうなシャンデリアとか。
正面に階段があって左右には肖像画とかいっぱい飾られてるんだけれども。
そして正面にある階段からはなんかすんごい圧のある人が歩いてきている…………………………。
どういうこと?????いや。この前まではボロボロだったよね?
怖いんですけれども。
あ。なんか足が勝手に動く。
そしてすんごい圧のある人の前に着くと
「おお。ルイエル。やはりもd」
聞き終わる前にぶん殴っていた。
ルイエルがじゃないよ?私が。
なんかイライラするんだよなあ。こいつ。
「る、ルイエル?」
よしいったれー!
精神にクリティカルヒットをお見舞いさせるんじゃ!
まあ。クリティカルヒット喰らわせるのは私じゃなくてルイエルだけれども。殴ったのが私の部分だからって言葉の部分まで私だと思ったか。馬鹿言うな。
チハルさんお怒りの時に王のことなんざ忘却の彼方へ遊泳飛行してたんだからな。
舐めんなよ⁉︎ドヤア。
「お前のせいで…………………………。お前のせいで王妃様は死んだんだぞ!なんかいうこと無いんか!」
お、おう。私の体でルイエルが怒りを爆発させて行く!いったれ!
「お、王妃様?わ、私は何にも…………………………。」
「へえ。何にもしていないんだあ?じゃあ。この王城についてなんて言われているか知っている?
王が王妃を殺したんだって。真実はどうなのかなあ?
それに知っている?この国の王様は横領もしていたんだって。それで国庫も空っぽになり始めて
それでも王は好色で女に金を貢ぎまくったんだって。王様って誰のことなのかなあ?
ああ。君のことだったねえ?ねえ?好色王サマ?」
この王様横領もしてたんかい!うわー。
引くわあ。それに国庫も傾けられるってある意味才能だよ?
臑齧りの才能あるよ?この王様クズやんけ。
「そこに人殺しも加わったら君の生前の行い悪過ぎて地獄で後悔することになるんじゃ無い?
まあ。どうせ天国に行くことはできないんだしさあ。」
「ほ、ほう?いいや。そんな事はないぞ。もしや多くの者に快楽を授けたとして救いがあるかもしれぬ。
それに罪を犯した者にも救いはあるはずだしのっ!」
「罪を犯した者にも救いはある?ふざけんな。お前にやる救いなんて欠片も無いんだよ。
きっと神様だってあんたの生前の行い見て引くはずだよ?」
すげえ。マジでクリティカルヒット与えてる。







「ねえ?チハルさん?」







ん?チハルさん?ルイエルさんよ。
私の体で何を言っておる。







「ああ。そうだな。私だったらこういう奴は好色王の獄に入れているよ。」








…………。







わあ。モノホンのチハルさんやあ。
モノホンのチハルさんが入り口から入ってきている。
ていうか好色王の獄ってなんなんだ?
「だ、誰だ。其方はっ!えっ。衛兵!奴をひっ捕らえっ…!グアア。」
言い終わる前にルイエルがこちらにやって来た兵らしき人を風魔法で散らして王様をアイアンクローしていた。すんごい王様の頭ミシミシいってるー。
ていうか兵らしき人は鎧だけの中身空っぽだったんだけれども!
「それに人に快楽を授けたという理由で救いがあるとか馬鹿じゃないの?
お前の頭は脳内御花畑なのかよ。そうだったら理解出来るね。
なあ?脳内御花畑オウサマ?」







………。





ルイエルが





チハルさんには負けるがめちゃくちゃ怖いんですけれども。
ルイエルってこんなキャラだったっけ?
いや。違うはずだけれども。
怒りって怖えええ。
ていうか王様も王様で謎理論ぶちかましてるから逆にビックリだよ。
ん?
右手に魔力の感覚がある。
ていう事は。
どガッ!
はあい。王様の頰に一発拳骨入りました。スゲええ。
これって身体強化の魔法だよなあ?っつうことは王様すんごいダメージ食らってんじゃん。
平手打ちじゃないよ?拳骨。
おおっ!王様が白目向いて倒れてる!
「おい。立てや。このクズ。お前のせいでこちとらイライラしてんだよっ!」
そういって蹴りを一発。
うん。処刑場かな?
それでも王様は立たなかった。
「ちっ。意気地なしが。それでも男なのかよ。男ならばそれでも立つぐらいの気力見せてみろよ。」
すげえ。ルイエル姐さんって呼びてえわ。
めっちゃカッコいいんだけれども。王様なんかよりはよっぽど男男してる!
「あんたのあそこ切り取ってハゲワシに食わせてやろうか。それとも狼がいい?」
おおう。えぐいこと言うなあ。
おっ。王様起きた。ていうか目を開けた。
「ひっ。許しとくれ。本当に許しとくれ!」
「ああ?お前の罪を一番見ているのは私じゃないからね。私に許しを乞うても無駄だよ。」
「は?どういうこ………。」





「まあ。そうだね。君を裁くのはこの私。地獄の王番。チハルだから。
さあ。地獄で生前の行いについて後悔しろ。懺悔しろ。そして永遠に終わらない苦しみにもがき苦しめ。」





ーーー地獄の門 好色王の獄 開門ーーー





とチハルさんが唱えると黒いオーラが差し出したチハルさんの手の上に集まっていく。
そして一瞬で煌びやかな装飾のあった王城が薄暗く熱気の立ち込める場所へと変わった。
すると王の威厳のあった姿が一瞬で黒く醜く変わっていった。








それはまるで悪魔のような姿だった。









「こいつは一国の王に化けて精気を集めていたサキュバスなんだ。
あのボロボロだった王城が煌びやかな装飾のある王城に変わったのもサキュバスの術だ。
それに奴の体はサキュバスが宿っていたから200年経っても生きていたんだ。
まあ。元はと言えば横領がバレそうになった王が黒魔術で悪魔を呼び出して誤魔化しの術をかけてもらおうと思って呼び出したんだけれどもサキュバスだったから騙されて入れ替わりになっちゃったんだよ。」
とチハルさんが説明した。
うん。自業自得だったんだね。じゃあ、あの兵隊もサキュバスの術だったんだなあ。
術ってすごいな。
だってまるで本当に生きているみたいだったよ⁉︎
ていうかチハルさんのあれすんごいカッコよかったんだけれども‼︎
私も出来るようになるかなあ?????









「ちなみにあの技は地獄の王番にしか出来ない特権だからね。」








ガーン!!!!!!!!!!!!
アリサ悲しみに暮れる。
悲しすぎる!!!!!!!!!!!!
嫌だああああああああああああああああああああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!やって見たいのにいいい!
くそっ!ちょー悔しいいいいい!!!!!!!!!!!!






その日アリサの枕は大洪水になっていたそう。






悔しいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!目があ!目がああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ーーー
リーシャ・レイフォードのイメージ画像
アナログだけれどもこれで勘弁してくだされ。
いろんなキャラのイメージ画像募集中!!!!!!!!!!!!

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