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第三章 魔王退治
第四十二話 ゾーチャの弱点
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四天王の一人ゾーチャと戦うことになった私達一行は南へと向かっていった。はっきり言って不安しかないんですけど。ゾーチャってどれ位強いんだろう? でも、こういうときって前向きに考えなきゃ行けないんだよね。四天王がいくら強くても魔王より弱いわけだから、きっと大丈夫だよ。
「ねえポチ、ゾーチャってどんなモンスターなの?」
「そうだね。一言で言ったら強いモンスターかな」
「・・・・・・・・。つ、強いって言っても魔王よりは弱いわけだし・・・・」
「魔王より強いんじゃないかな?」
「それっておかしいでしょ!」
私は渾身のツッコミを入れた。
「弱点はあるんでしょ? そこをつけば勝てるわよね?」
「ゾーチャはバランス系のモンスターだ。だから特に気を付けなきゃいけない攻撃もない代わりに弱点もないんだ」
「そ、そんな」
「気を付けなきゃいけない攻撃がないと言うより、全ての攻撃が強力といった方がいいかもしれないね」
どうしろって言うのよ!
「強いて挙げれば」
「え? 何々?」
「セクシーな服に弱いんだ」
「セクシーな服?」
「そうだ。ゾーチャはセクシーな服を着た女性を見ると思わず見入ってしまって攻撃してこなくなる」
「本当なの?」
「僕が嘘をついたことあるかい?」
「どちらかというと嘘の方が多いような」
「この異世界での情報は僕が一番詳しいはずだ」
「それはそうだけど・・・・」
「だからこの前街で買ったこの洋服を着るといいよ」
「本当に買ってたんかーい!」
私は慌てて財布を見る。お金がかなり無くなっている。これって二回目だよね。
「何なのよこの服! 殆どビキニの水着でしょ!」
「だからいいんじゃないか。これくらいの露出がなければゾーチャの気を引くことは不可能だ」
「でも、さすがにこれは・・・・」
「いいのかい? これを着なければ速攻で息を引き取ることになると思うよ」
「ええー! そ、それは困る!」
「だったら何を迷ってるんだい?」
「そ、それは・・・。やっぱり陸地でそれを着るなんてできないよー」
「じゃあ、君は死を選ぶんだね?」
「ええーーー!!!」
「ゾーチャの攻撃力は桁外れだ。恐らく一撃でこのパーティーは吹き飛ぶだろう。みんなを助けられるとしたら麗華がこの服を着る以外にないね」
そんなの困るよ。いくらこれしか方法がなくてもむり無理なものは無理だよー。でも、みんなを助けられるなら。私一人が我慢すればいいんだったら。
「ポチわかったわ」
「じゃあ、この服を着るんだね?」
ポチは今まで見たこともない笑顔になった。
この会話を聞いていたアイラが急に話しかけてきた。
「ゾーチャは女の子だよ」
「え?」
「ウッ!」
「だからセクシーな服を着ても何の効果もないはずよ」
「ポチ! これはどういうこと!」
「おかしいな・・・・」
「やっぱり嘘の方が多いじゃない!」
こうして私は私史上最大のピンチを逃れたのであった。
「ねえポチ、ゾーチャってどんなモンスターなの?」
「そうだね。一言で言ったら強いモンスターかな」
「・・・・・・・・。つ、強いって言っても魔王よりは弱いわけだし・・・・」
「魔王より強いんじゃないかな?」
「それっておかしいでしょ!」
私は渾身のツッコミを入れた。
「弱点はあるんでしょ? そこをつけば勝てるわよね?」
「ゾーチャはバランス系のモンスターだ。だから特に気を付けなきゃいけない攻撃もない代わりに弱点もないんだ」
「そ、そんな」
「気を付けなきゃいけない攻撃がないと言うより、全ての攻撃が強力といった方がいいかもしれないね」
どうしろって言うのよ!
「強いて挙げれば」
「え? 何々?」
「セクシーな服に弱いんだ」
「セクシーな服?」
「そうだ。ゾーチャはセクシーな服を着た女性を見ると思わず見入ってしまって攻撃してこなくなる」
「本当なの?」
「僕が嘘をついたことあるかい?」
「どちらかというと嘘の方が多いような」
「この異世界での情報は僕が一番詳しいはずだ」
「それはそうだけど・・・・」
「だからこの前街で買ったこの洋服を着るといいよ」
「本当に買ってたんかーい!」
私は慌てて財布を見る。お金がかなり無くなっている。これって二回目だよね。
「何なのよこの服! 殆どビキニの水着でしょ!」
「だからいいんじゃないか。これくらいの露出がなければゾーチャの気を引くことは不可能だ」
「でも、さすがにこれは・・・・」
「いいのかい? これを着なければ速攻で息を引き取ることになると思うよ」
「ええー! そ、それは困る!」
「だったら何を迷ってるんだい?」
「そ、それは・・・。やっぱり陸地でそれを着るなんてできないよー」
「じゃあ、君は死を選ぶんだね?」
「ええーーー!!!」
「ゾーチャの攻撃力は桁外れだ。恐らく一撃でこのパーティーは吹き飛ぶだろう。みんなを助けられるとしたら麗華がこの服を着る以外にないね」
そんなの困るよ。いくらこれしか方法がなくてもむり無理なものは無理だよー。でも、みんなを助けられるなら。私一人が我慢すればいいんだったら。
「ポチわかったわ」
「じゃあ、この服を着るんだね?」
ポチは今まで見たこともない笑顔になった。
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「ゾーチャは女の子だよ」
「え?」
「ウッ!」
「だからセクシーな服を着ても何の効果もないはずよ」
「ポチ! これはどういうこと!」
「おかしいな・・・・」
「やっぱり嘘の方が多いじゃない!」
こうして私は私史上最大のピンチを逃れたのであった。
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