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ばれんたいん
はじめてのばれんたいん
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小学3年生になったココアは2月の始めに何が某の母である祥子に言った。
「ココアもばれんたいんちょこ作る!」
「まぁ、某に?」
「うん!おにいちゃんに作る!」
「でも、急にどうして?」
中学から荒れていた某にバレンタインチョコをあげる事さえしていなかった祥子はただ単純にココアの台詞に驚いた。
某にチョコをあげる習慣が当の昔からなく落ち着いた今でもあげていなかったためココアがバレンタインにチョコをあげるというこを知っているという事に
「おともだちがね、2/14は男の子にチョコをあげる日だからなにをつくろうかなってなやんでてココアちゃんはどうするの?っていってたから」
祥子は思った
バレンタインチョコは好きなの男の子に思いを伝えるためにチョコをあげるようなものだが、今は友チョコだのホモチョコだのなんだのっていっぱい色んな意味のチョコがあるからそれでも正しいのだろう…
いや、息子の事をこんな可愛い子が好きだと思いたくない。いや、そうであって欲しくない
切実にこんな息子より違う人を好きになって欲しいと…
自分の息子は可愛いと思うが、預かってるココアを息子にやるのは絶対あってはならないと…
「そっかー、ならバレンタインの前日にチョコを一緒に作ろうね」
「うん!お兄ちゃんにおいしいと思ってもらえるのつくらないと!」
「一緒においしいの作ろうね」
祥子はここでも思った。
どんなチョコが出来てもあの某に文句を言わせずにすべて完食させようと
実の息子よりもココアちゃんの方が断然可愛いと思う祥子でした。
バレンタインまで約2週間
2/12バレンタイン2日前
祥子とココアは近くのスーパーに某が運転する車で着ていた。もちろん某はただのアシとして使われているだけであるため、2人をスーパーで降ろすとそのまま車で去った。
「ココアちゃんバレンタインはチョコにする?簡単なクッキーにする?」
「ココアはチョコがいいな」
「そっか、トリュフにしてみる?」
「うん!」
祥子はただ自分が食べたかっただけでトリュフを選んだわけでない…と、思いたい。生チョコは後で包丁で綺麗に切らないといけなく、ココアにはむりだと判断したため、自分の手で丸めて作るトリュフの方が簡単だと思ったためトリュフはどうかと訊ねた。
これを読んで分かったと思う、チョコを作るという時点で生チョコとトリュフしか祥子の頭の中には無かったことに…
結局祥子はただ食べたかったため、それを選択した事になる。
ここで生チョコだのトリュフだの
スノーボールだのガトーショコラなど言ってもココアがそれをちゃんと理解しているかは謎であるために選択肢はなかった。
【改ページ】
ブラックチョコ、ホワイトチョコ、生クリーム、抹茶パウダー、ココアパウダー、粉糖、クッキークランチ、ラズベリーパウダー購入し、再び電話で某を呼び出し車で帰宅した。
ラム酒とかをも検討したが未成年のココアちゃんがいるため万が一があってはダメだと思い購入するのはやめた。
決して、祥子がラム酒とか使って作った事がないんじゃね?とかだれもそこにつっこんではいけない。
2/13バレンタイン前日
「よし、チョコ作ろっか」
祥子の言葉に元気よく返事したココアをまずは手を洗わせてトリュフ作りに取り掛かった。
まずはブラックチョコとホワイトチョコをそれぞれ手で割ってボウルに分けた。
湯煎しやすいようにココアが大きく割ったものを祥子が包丁でさらに細かくした。
チョコを入れたボウルに温めた生クリームを入れゴムベラを用いて混ぜて溶かした。
溶かしきれなかったチョコは、鍋で湯を沸かしながらの湯煎はココアには危険だったのと分離させないためにボウルのサイズにあう鍋などを使用し、電気ケトルで沸かした湯を使ってそれぞれのチョコを溶かした。
ラップを敷いたバットにチョコをゴムベラで広げ冷蔵庫で冷やした。
冷ましたチョコをスプーンで適当な大きさで掬い、もう一つスプーンを用意し綺麗に形を調えたり、手のひらにスプーンで掬ったチョコをのせ丸めた。
その後抹茶パウダー、ココアパウダー、粉糖、クッキークランチ、ラズベリーパウダーの5種類を好みでまぶしトリュフ作りを完成させた。
「できた!!」
「ココアちゃんお疲れ様」
「うん!これでおにいちゃんよろこんでくれるかな??」
「大丈夫よ、ココアちゃんが作ったものだったらなんでも喜んで食べるわよ」
「あしたわたすのたのしみ!」
次の日ココアは朝早く起きて、まだ寝ていた某を叩き起してバレンタインチョコをあげたのであった。
叩き起された某は不機嫌だったもののココアからチョコを貰えたことで機嫌が治った。
「やっぱ某先輩ってロリ…」
最後まで言い切る前に一発食らった太陽でした。
「ココアもばれんたいんちょこ作る!」
「まぁ、某に?」
「うん!おにいちゃんに作る!」
「でも、急にどうして?」
中学から荒れていた某にバレンタインチョコをあげる事さえしていなかった祥子はただ単純にココアの台詞に驚いた。
某にチョコをあげる習慣が当の昔からなく落ち着いた今でもあげていなかったためココアがバレンタインにチョコをあげるというこを知っているという事に
「おともだちがね、2/14は男の子にチョコをあげる日だからなにをつくろうかなってなやんでてココアちゃんはどうするの?っていってたから」
祥子は思った
バレンタインチョコは好きなの男の子に思いを伝えるためにチョコをあげるようなものだが、今は友チョコだのホモチョコだのなんだのっていっぱい色んな意味のチョコがあるからそれでも正しいのだろう…
いや、息子の事をこんな可愛い子が好きだと思いたくない。いや、そうであって欲しくない
切実にこんな息子より違う人を好きになって欲しいと…
自分の息子は可愛いと思うが、預かってるココアを息子にやるのは絶対あってはならないと…
「そっかー、ならバレンタインの前日にチョコを一緒に作ろうね」
「うん!お兄ちゃんにおいしいと思ってもらえるのつくらないと!」
「一緒においしいの作ろうね」
祥子はここでも思った。
どんなチョコが出来てもあの某に文句を言わせずにすべて完食させようと
実の息子よりもココアちゃんの方が断然可愛いと思う祥子でした。
バレンタインまで約2週間
2/12バレンタイン2日前
祥子とココアは近くのスーパーに某が運転する車で着ていた。もちろん某はただのアシとして使われているだけであるため、2人をスーパーで降ろすとそのまま車で去った。
「ココアちゃんバレンタインはチョコにする?簡単なクッキーにする?」
「ココアはチョコがいいな」
「そっか、トリュフにしてみる?」
「うん!」
祥子はただ自分が食べたかっただけでトリュフを選んだわけでない…と、思いたい。生チョコは後で包丁で綺麗に切らないといけなく、ココアにはむりだと判断したため、自分の手で丸めて作るトリュフの方が簡単だと思ったためトリュフはどうかと訊ねた。
これを読んで分かったと思う、チョコを作るという時点で生チョコとトリュフしか祥子の頭の中には無かったことに…
結局祥子はただ食べたかったため、それを選択した事になる。
ここで生チョコだのトリュフだの
スノーボールだのガトーショコラなど言ってもココアがそれをちゃんと理解しているかは謎であるために選択肢はなかった。
【改ページ】
ブラックチョコ、ホワイトチョコ、生クリーム、抹茶パウダー、ココアパウダー、粉糖、クッキークランチ、ラズベリーパウダー購入し、再び電話で某を呼び出し車で帰宅した。
ラム酒とかをも検討したが未成年のココアちゃんがいるため万が一があってはダメだと思い購入するのはやめた。
決して、祥子がラム酒とか使って作った事がないんじゃね?とかだれもそこにつっこんではいけない。
2/13バレンタイン前日
「よし、チョコ作ろっか」
祥子の言葉に元気よく返事したココアをまずは手を洗わせてトリュフ作りに取り掛かった。
まずはブラックチョコとホワイトチョコをそれぞれ手で割ってボウルに分けた。
湯煎しやすいようにココアが大きく割ったものを祥子が包丁でさらに細かくした。
チョコを入れたボウルに温めた生クリームを入れゴムベラを用いて混ぜて溶かした。
溶かしきれなかったチョコは、鍋で湯を沸かしながらの湯煎はココアには危険だったのと分離させないためにボウルのサイズにあう鍋などを使用し、電気ケトルで沸かした湯を使ってそれぞれのチョコを溶かした。
ラップを敷いたバットにチョコをゴムベラで広げ冷蔵庫で冷やした。
冷ましたチョコをスプーンで適当な大きさで掬い、もう一つスプーンを用意し綺麗に形を調えたり、手のひらにスプーンで掬ったチョコをのせ丸めた。
その後抹茶パウダー、ココアパウダー、粉糖、クッキークランチ、ラズベリーパウダーの5種類を好みでまぶしトリュフ作りを完成させた。
「できた!!」
「ココアちゃんお疲れ様」
「うん!これでおにいちゃんよろこんでくれるかな??」
「大丈夫よ、ココアちゃんが作ったものだったらなんでも喜んで食べるわよ」
「あしたわたすのたのしみ!」
次の日ココアは朝早く起きて、まだ寝ていた某を叩き起してバレンタインチョコをあげたのであった。
叩き起された某は不機嫌だったもののココアからチョコを貰えたことで機嫌が治った。
「やっぱ某先輩ってロリ…」
最後まで言い切る前に一発食らった太陽でした。
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