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くりすます
はじめてのくりすます
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今年もこの季節がやって来た。
今まで気にしたことなかったが…
今年からは違う
今はココアちゃんがいるから…
「はぁークリスマスプレゼント何にしよう…」
そこが悩み所だ。
ココアちゃんが喜びそうなものって…
「母さん、出かけてくる」
「ココアちゃんはちゃんと見てるね~」
俺は久々に夜の町に来た。
「あーーーー!!某さぁーーーん!!」
「太陽…」
ヤンキーとゆーものをやっていた時に何故か4歳上の俺を慕っていた高橋太陽。今でもこうやって夜の町に来るとこいつが絡んでくる。
まぁこいつでもいいから聞いてみるか…
悪いやつではないしな。
チャラいけど
しばらく遊び歩いてから某は決心したように…ぼそっと太陽に聞いた。
「なぁー太陽…小1の女の子がほしいものって何かわかるか?」
「はぁ?女の子って…?」
「いやさ…」
こいつにもココアちゃんを家に引き取っている事は言っていない。
「え、あ、何…某さんってそんな趣味が…」
「いや、違うから!」
「じゃー何でっすか?」
「…………」
こいつに話しても大丈夫か…
某は心愛と会ってから今までの経緯を簡単に太陽に話した。
「それで、最近見かけなかったんすね~へーあの某さんが…」
最初は爆笑しやがった太陽がこっちを見ながらニヤニヤしてやがる…
しめたろか…
「で?さっきの質問っすか」
「まぁー……で、わかるか?」
「知らないっす」
「……(死ね)……」
「じょっ、冗談っすよ!!」
某の負のオーラを感じたのか太陽は必死で彼を宥めたのだった。
「普通に考えれば人形とかじゃ?」
「人形か……」
「あと、ゲームとかなんじゃないっすか?」
「今何流行ってんだ?」
「そんなんわかるわけないじゃないっすか!世代が違うんすから」
だよな~…
「市場調査すればいいんじゃないっすか~?」
「………」
「あ、お、俺この後やることあるんで!」
「あぁー…」
太陽は去っていった。
ゲームとか人形か……
心愛ちゃんの喜ぶものにしたいしな…
「はぁー…」
一人ため息をつく。
寒さの中一つの煙がたち少しして消えていくのだった。
某は心愛の笑顔のためにクリスマスプレゼントに悩むのでした~!
今日はクリスマスイブ!
とゆうことで我が家ではクリスマスパーティーを行うことになった。参加者は俺と俺の母さんとココアちゃんの3人どけれども…。今日は母さんが朝から夕食の準備に励んでいた。
家が寺だからと言ってクリスマスをしないわけではない!ここ数年した覚えないけど。俺がまだ小さい時はしてた気がする!でも、今年からはココアちゃんがいるから久々にしてみた。
そんで、何とかココアちゃんのクリスマスプレゼントを購入することができた。
柄にも無くクリスマスプレゼントを人に聞いたり、悩んだりした結果やはり無難な今流行っているぬいぐるみにした。これならだめってことはなさそうだから…
住職としての仕事を終えてリビングに行くと朝は見れなかったクリスマスの飾りが一面に貼ってあった。そして、端っこには立派なクリスマスツリーが…
仏教だからといってクリスマスを楽しまないってことはないはず!(大事なことなのでもう一度…)だいたい日本は誰がどこを信じていたってかまわないし!日本としては確か神教だけど、仏教だっているし、キリスト教だっているし!そんでもって、いいとこ取りのように楽しんでんだからさっ!
それにしても、この飾り付けすげーよな…俺が小さい時こんなにしてたっけ…いや、してないな。皆で飯食ってケーキ食べてで終わってたはずやかな。女の子が増えるとこんなにも差があるとは……
部屋を見渡して感心していた某だった。
すると、飾り付けに夢中になっていたココアが某に気がつき近付いてきた。
「あ!お兄ちゃん!あのね、ココアね頑張ってお部屋の飾り付けしたの!」
「お疲れさん」
「うん!」
その後すぐにいつもより贅沢な食事をし、ケーキを3人で食べた。
「ココアちゃん今日はすぐに寝るんだよ?」
「うん!わかった結子さん!」
母さんとココアちゃんは何度か会ったことがあって俺が引き取るよりも前に仲がよかったのを俺が決意したその日に知った。傍からみたら本当の親子のようにも見える。
「ココアちゃんはサンタさんに何を頼んだの?」
「えとね、ココアね。ココアが一番欲しいのはね、家族だよ?」
「え?」
その言葉に反応したのは俺だった。まさか母さんがこのタイミングで聞いたのも驚いたけど、一番欲しいのが家族だなんて・・・
「お兄ちゃん?」
「あ、いやなんでも・・・」
「ココアちゃん家族はもうここにいるでしょ?」
「あ、うん!お兄ちゃんと結子さん!」
あ、今の言葉俺が言わなきゃいけなかったんじゃね…あぁー……
「家族はもういるんだから他には欲しいものないの?」
「うーん、ココア家族が貰えたらなんでもいい!」
「そっか~」
母さんとココアちゃんは本当の家族のように見える。この環境自体がココアちゃんが一番望むというのなら俺はずっと見守っていこう。この笑顔がかけないように。
翌日ココアの所には某が買ったぬいぐるみが枕元に置いてあった。
それに喜んで某に抱きついたのはまた別の話…。
今まで気にしたことなかったが…
今年からは違う
今はココアちゃんがいるから…
「はぁークリスマスプレゼント何にしよう…」
そこが悩み所だ。
ココアちゃんが喜びそうなものって…
「母さん、出かけてくる」
「ココアちゃんはちゃんと見てるね~」
俺は久々に夜の町に来た。
「あーーーー!!某さぁーーーん!!」
「太陽…」
ヤンキーとゆーものをやっていた時に何故か4歳上の俺を慕っていた高橋太陽。今でもこうやって夜の町に来るとこいつが絡んでくる。
まぁこいつでもいいから聞いてみるか…
悪いやつではないしな。
チャラいけど
しばらく遊び歩いてから某は決心したように…ぼそっと太陽に聞いた。
「なぁー太陽…小1の女の子がほしいものって何かわかるか?」
「はぁ?女の子って…?」
「いやさ…」
こいつにもココアちゃんを家に引き取っている事は言っていない。
「え、あ、何…某さんってそんな趣味が…」
「いや、違うから!」
「じゃー何でっすか?」
「…………」
こいつに話しても大丈夫か…
某は心愛と会ってから今までの経緯を簡単に太陽に話した。
「それで、最近見かけなかったんすね~へーあの某さんが…」
最初は爆笑しやがった太陽がこっちを見ながらニヤニヤしてやがる…
しめたろか…
「で?さっきの質問っすか」
「まぁー……で、わかるか?」
「知らないっす」
「……(死ね)……」
「じょっ、冗談っすよ!!」
某の負のオーラを感じたのか太陽は必死で彼を宥めたのだった。
「普通に考えれば人形とかじゃ?」
「人形か……」
「あと、ゲームとかなんじゃないっすか?」
「今何流行ってんだ?」
「そんなんわかるわけないじゃないっすか!世代が違うんすから」
だよな~…
「市場調査すればいいんじゃないっすか~?」
「………」
「あ、お、俺この後やることあるんで!」
「あぁー…」
太陽は去っていった。
ゲームとか人形か……
心愛ちゃんの喜ぶものにしたいしな…
「はぁー…」
一人ため息をつく。
寒さの中一つの煙がたち少しして消えていくのだった。
某は心愛の笑顔のためにクリスマスプレゼントに悩むのでした~!
今日はクリスマスイブ!
とゆうことで我が家ではクリスマスパーティーを行うことになった。参加者は俺と俺の母さんとココアちゃんの3人どけれども…。今日は母さんが朝から夕食の準備に励んでいた。
家が寺だからと言ってクリスマスをしないわけではない!ここ数年した覚えないけど。俺がまだ小さい時はしてた気がする!でも、今年からはココアちゃんがいるから久々にしてみた。
そんで、何とかココアちゃんのクリスマスプレゼントを購入することができた。
柄にも無くクリスマスプレゼントを人に聞いたり、悩んだりした結果やはり無難な今流行っているぬいぐるみにした。これならだめってことはなさそうだから…
住職としての仕事を終えてリビングに行くと朝は見れなかったクリスマスの飾りが一面に貼ってあった。そして、端っこには立派なクリスマスツリーが…
仏教だからといってクリスマスを楽しまないってことはないはず!(大事なことなのでもう一度…)だいたい日本は誰がどこを信じていたってかまわないし!日本としては確か神教だけど、仏教だっているし、キリスト教だっているし!そんでもって、いいとこ取りのように楽しんでんだからさっ!
それにしても、この飾り付けすげーよな…俺が小さい時こんなにしてたっけ…いや、してないな。皆で飯食ってケーキ食べてで終わってたはずやかな。女の子が増えるとこんなにも差があるとは……
部屋を見渡して感心していた某だった。
すると、飾り付けに夢中になっていたココアが某に気がつき近付いてきた。
「あ!お兄ちゃん!あのね、ココアね頑張ってお部屋の飾り付けしたの!」
「お疲れさん」
「うん!」
その後すぐにいつもより贅沢な食事をし、ケーキを3人で食べた。
「ココアちゃん今日はすぐに寝るんだよ?」
「うん!わかった結子さん!」
母さんとココアちゃんは何度か会ったことがあって俺が引き取るよりも前に仲がよかったのを俺が決意したその日に知った。傍からみたら本当の親子のようにも見える。
「ココアちゃんはサンタさんに何を頼んだの?」
「えとね、ココアね。ココアが一番欲しいのはね、家族だよ?」
「え?」
その言葉に反応したのは俺だった。まさか母さんがこのタイミングで聞いたのも驚いたけど、一番欲しいのが家族だなんて・・・
「お兄ちゃん?」
「あ、いやなんでも・・・」
「ココアちゃん家族はもうここにいるでしょ?」
「あ、うん!お兄ちゃんと結子さん!」
あ、今の言葉俺が言わなきゃいけなかったんじゃね…あぁー……
「家族はもういるんだから他には欲しいものないの?」
「うーん、ココア家族が貰えたらなんでもいい!」
「そっか~」
母さんとココアちゃんは本当の家族のように見える。この環境自体がココアちゃんが一番望むというのなら俺はずっと見守っていこう。この笑顔がかけないように。
翌日ココアの所には某が買ったぬいぐるみが枕元に置いてあった。
それに喜んで某に抱きついたのはまた別の話…。
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