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第6章 暴走
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智とは、離婚して転園した保育園で出会った。
小さい頃から美少年だった智は、先生にも同級生の女の子にもチヤホヤされて、いつでもどこでも注目の的だった。
好奇心旺盛な俺は当然、注目の的である智が気になって、転園したその日に話しかけた。
気さくなあいつは直ぐに俺を受け入れてくれ、一緒に遊ぶようになった。
転園して直ぐの頃は、俺の容姿もまだ綺麗だったし、仕事が見つかるまでは虐待もなかったので、智と仲良くしていた子たちも俺と一緒に遊んでくれた。
ただ、直ぐに仕事を見つけた母親は、程なくして俺に手を挙げるようになった。
それでも俺は誰にもそのことを話さなかったし、保育園で遊ぶのが楽しくてそんなことを気にもしなかった。
そんな中で、智が俺に出来ている痣に気が付いた。
「はやと、それどうしたの?」
泥遊びをするのに袖をまくっていた俺の腕に痣があるのを見て、智は純粋に心配して問いかけた。
当時の俺は話さない方がいいことという線引きもなく、それを話すことによって周りがどういう反応をするのかも分からなかった。
だから、正直に答えてしまったのだ。
「かあさんが、なぐるんだ。」
「え?どうして?」
「しらない。なんか、いらいらするらしい。」
「だいじょうぶ?いたくないの?」
「いたいよ。でも、すぐおわるから。」
「せんせいに、いおう?」
そんなガキの頃から、智は俺のことを心配して保育園の先生の元に俺を連れて行った。
俺はそれが一大事という自覚がないので、智に連れられるがまま先生の元に行き、先生内で騒動になった。
当然母親は呼び出され、遅くまで話し合いになった。
そして、俺は保育園を辞めた。
母親に家に置き去りにされ、誰にも言うなと口止めをされた。
保育園に行けなくなって、智たちと遊べなくなったのが退屈で仕方がなかった俺は、言ってはいけないんだと学習して、誰にも言わなくなった。
小学校に上がり、義務教育だからか小学校には通わせてもらえたので、俺は人と関われることに意気揚々と学校へ向かった。
しかし、その時には既に虐待も育児放棄もかなり酷いもので、俺はガリガリの汚いガキになっていた。
直ぐに先生にはおかしいと勘繰られたし、同級生からは汚い、くさいと虐めの標的となった。
ただ、小学校で再会することが出来た智だけは違った。
虐められる俺を助け、汚いもくさいも言わずに、保育園でしてくれていたように俺と遊んでくれた。
人生ずっとモテ期のようなあいつが傍に居ることで、智がいる場所では俺は虐めに遭うことがなかった。
智が遊んでくれるのが嬉しくて、また家から出してもらえなくなるのが嫌だった俺は、誰にも虐待をされていることを言わなかった。
智も、自分が保育園の頃に先生に相談してしまったが為に、俺が辞めてしまったことを気に病んで、誰にも相談せずに俺をいかに助けようかたくさん考えてくれていた。
小さい頃から美少年だった智は、先生にも同級生の女の子にもチヤホヤされて、いつでもどこでも注目の的だった。
好奇心旺盛な俺は当然、注目の的である智が気になって、転園したその日に話しかけた。
気さくなあいつは直ぐに俺を受け入れてくれ、一緒に遊ぶようになった。
転園して直ぐの頃は、俺の容姿もまだ綺麗だったし、仕事が見つかるまでは虐待もなかったので、智と仲良くしていた子たちも俺と一緒に遊んでくれた。
ただ、直ぐに仕事を見つけた母親は、程なくして俺に手を挙げるようになった。
それでも俺は誰にもそのことを話さなかったし、保育園で遊ぶのが楽しくてそんなことを気にもしなかった。
そんな中で、智が俺に出来ている痣に気が付いた。
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泥遊びをするのに袖をまくっていた俺の腕に痣があるのを見て、智は純粋に心配して問いかけた。
当時の俺は話さない方がいいことという線引きもなく、それを話すことによって周りがどういう反応をするのかも分からなかった。
だから、正直に答えてしまったのだ。
「かあさんが、なぐるんだ。」
「え?どうして?」
「しらない。なんか、いらいらするらしい。」
「だいじょうぶ?いたくないの?」
「いたいよ。でも、すぐおわるから。」
「せんせいに、いおう?」
そんなガキの頃から、智は俺のことを心配して保育園の先生の元に俺を連れて行った。
俺はそれが一大事という自覚がないので、智に連れられるがまま先生の元に行き、先生内で騒動になった。
当然母親は呼び出され、遅くまで話し合いになった。
そして、俺は保育園を辞めた。
母親に家に置き去りにされ、誰にも言うなと口止めをされた。
保育園に行けなくなって、智たちと遊べなくなったのが退屈で仕方がなかった俺は、言ってはいけないんだと学習して、誰にも言わなくなった。
小学校に上がり、義務教育だからか小学校には通わせてもらえたので、俺は人と関われることに意気揚々と学校へ向かった。
しかし、その時には既に虐待も育児放棄もかなり酷いもので、俺はガリガリの汚いガキになっていた。
直ぐに先生にはおかしいと勘繰られたし、同級生からは汚い、くさいと虐めの標的となった。
ただ、小学校で再会することが出来た智だけは違った。
虐められる俺を助け、汚いもくさいも言わずに、保育園でしてくれていたように俺と遊んでくれた。
人生ずっとモテ期のようなあいつが傍に居ることで、智がいる場所では俺は虐めに遭うことがなかった。
智が遊んでくれるのが嬉しくて、また家から出してもらえなくなるのが嫌だった俺は、誰にも虐待をされていることを言わなかった。
智も、自分が保育園の頃に先生に相談してしまったが為に、俺が辞めてしまったことを気に病んで、誰にも相談せずに俺をいかに助けようかたくさん考えてくれていた。
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