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第7章 加速する想い
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しかし、柚希は何か思い悩んでいるようで、押し黙ってしまった。
嫌な思いでもさせただろうか。
「何をそんなに思い悩んでんだ?」
柚希の顔を隠すように垂れていた髪をどかすようにかきあげれば、遠慮がちに見上げた瞳と目が合う。
まだ少しばかり頬が赤く染まり、潤んでいるようにも見えるその瞳はとても色っぽい。
許されるなら今すぐにでも食べてしまいそうなほどに可愛い。
「颯斗に、告白されて、気持ち悪くなかったから。何でかなって。」
「そんなこと考えてたのかよ。気持ち悪くなかったなら良かったけど、別に答えは出さなくていいぜ。無理なのは分かってる。それに、俺は好きを抜きにしてもお前を守りたい。柚希が嫌じゃなければこのまま守らせて欲しい。」
「嫌じゃないけど、でもそれって颯斗の好意に胡坐をかくことになるでしょ?俺はそういうのは好きじゃない。」
「別に胡坐かいてくれりゃいいよ。そうしたら俺もお前の傍にいる理由が出来るし。」
「それこそ生殺しだよ?」
「いいんだよ。柚希と付き合えないなら、性の発散は自由だからな。どこでも処理できる。」
「でも、俺真剣に考えてみるから。ちょっと待って。今は、このまま胡坐をかかせて。」
「ほんと律儀な奴だな。ま、柚希がそう言うなら止めねぇよ。お前の判断に従う。ほら、もう寝ようぜ。疲れただろ。おやすみ。」
柚希に恐怖を与えてしまったらどうしようかと思っていたが、どうやら杞憂で済んだらしい。
寝る体勢に入った柚希は疲労からか直ぐに眠りに落ちていった。
その柚希を見届け、俺もそれに続くように眠りに落ちた。
それから柚希との生活は、特に変わりはなかった。
好意を伝えたからと言って態度が変わるわけでもないし、寝る時も常に一緒に寝るようにしたので悪夢を見ることもなくなった。
穏やかな同居生活は意外にも俺に心の平穏をもたらしていた。
柚希が傍に居ることが嬉しくて、たくさんコミュニケーションをとることによって相手の心が知れた。
その生活はあまりにも自然で、まるで昔から友達だったかのように暮らしていた。
そんな生活も1か月近くなり、智たちもいい加減警戒を解いたのか、最近は二人きりでいることも多くなった。
ただ、俺たちの距離感はあまりにも近すぎたのかもしれない。
柚希が当然のように俺を受け入れるので、俺は自制できる距離感を見誤っていた。
絶対傷つけないと決めたのに、近くなりすぎた距離は、そう簡単には引き離せなかった。
嫌な思いでもさせただろうか。
「何をそんなに思い悩んでんだ?」
柚希の顔を隠すように垂れていた髪をどかすようにかきあげれば、遠慮がちに見上げた瞳と目が合う。
まだ少しばかり頬が赤く染まり、潤んでいるようにも見えるその瞳はとても色っぽい。
許されるなら今すぐにでも食べてしまいそうなほどに可愛い。
「颯斗に、告白されて、気持ち悪くなかったから。何でかなって。」
「そんなこと考えてたのかよ。気持ち悪くなかったなら良かったけど、別に答えは出さなくていいぜ。無理なのは分かってる。それに、俺は好きを抜きにしてもお前を守りたい。柚希が嫌じゃなければこのまま守らせて欲しい。」
「嫌じゃないけど、でもそれって颯斗の好意に胡坐をかくことになるでしょ?俺はそういうのは好きじゃない。」
「別に胡坐かいてくれりゃいいよ。そうしたら俺もお前の傍にいる理由が出来るし。」
「それこそ生殺しだよ?」
「いいんだよ。柚希と付き合えないなら、性の発散は自由だからな。どこでも処理できる。」
「でも、俺真剣に考えてみるから。ちょっと待って。今は、このまま胡坐をかかせて。」
「ほんと律儀な奴だな。ま、柚希がそう言うなら止めねぇよ。お前の判断に従う。ほら、もう寝ようぜ。疲れただろ。おやすみ。」
柚希に恐怖を与えてしまったらどうしようかと思っていたが、どうやら杞憂で済んだらしい。
寝る体勢に入った柚希は疲労からか直ぐに眠りに落ちていった。
その柚希を見届け、俺もそれに続くように眠りに落ちた。
それから柚希との生活は、特に変わりはなかった。
好意を伝えたからと言って態度が変わるわけでもないし、寝る時も常に一緒に寝るようにしたので悪夢を見ることもなくなった。
穏やかな同居生活は意外にも俺に心の平穏をもたらしていた。
柚希が傍に居ることが嬉しくて、たくさんコミュニケーションをとることによって相手の心が知れた。
その生活はあまりにも自然で、まるで昔から友達だったかのように暮らしていた。
そんな生活も1か月近くなり、智たちもいい加減警戒を解いたのか、最近は二人きりでいることも多くなった。
ただ、俺たちの距離感はあまりにも近すぎたのかもしれない。
柚希が当然のように俺を受け入れるので、俺は自制できる距離感を見誤っていた。
絶対傷つけないと決めたのに、近くなりすぎた距離は、そう簡単には引き離せなかった。
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