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第7章 加速する想い
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「前に、女に事欠いたことはないって言ったの覚えてるか。」
「うん、覚えてる。」
「だから俺、我慢したことねぇんだよ。いつだって呼べば直ぐ来る女がいた。そんな俺が、柚希が来てから一度も抱いてない。こんなに我慢したのは人生で初めてなんだよ。正直もう限界。出来る限り優しくするから、付き合ってくれる?」
それでも、柚希に触れたいという欲望が止められない。
今目の前で俺のことを好きだと言い、触れたいと誘う柚希に欲情せずにはいられない。
嫌がれば大人しく家まで送り届けようと思ったが、柚希は恥ずかしそうに顔を背けながらでも、小さく頷いて肯定した。
嬉しさと可愛さに口角が上がるのを抑えられない。
立ち上がって手を差し出せば、迷わず乗せてくれる手を引いてバイクに乗せ、ホテルへと向かった。
柚希は何も言わず、ずっと大人しく俺の後ろをついてきた。
無人受付のホテルを選び、チェックインしてエレベーターへと乗り込む。
緊張しているのか柚希はずっと俯いたままで、可愛さに頬を緩ませつつ、露になっている後ろ首に指を滑らせた。
すると、びくっと肩を跳ねらせてやっと顔を上げた柚希は、俺の顔を見て頬を赤く染めた。
あまりの可愛さにキスしたくなる衝動を抑える様に、手を握りこんで後ろに引っ込める。
「何、恥ずかしい?」
「恥ずかしいよ……ホテルに来るのだって、初めてなのに。」
そういってまた柚希はまた俯いてしまう。
今までの生活で当然のようにホテルを使い、それが当たり前だった俺にとって、初めてというのは少しばかり衝撃だった。
しかし、普通の学生のお小遣いを考えれば、こういうところは高く感じるだろうし、場所自体もハードルが高いのかもしれない。
「初めてだったんだ。部屋、選ばせてあげればよかったな。」
「いいよ、そんな余裕ない。颯斗は余裕そうでむかつく。」
「俺余裕そうに見える?」
「見えるよ。全然動じてないもん。」
柚希には、今の俺は余裕があるように見えるらしい。
でも実際、今の俺に余裕なんてものはなかった。
そういう目的でここまで付いてきて、恥ずかしそうにしている柚希があまりにも可愛くて、今すぐにでも押し倒したいぐらいだった。
「うん、覚えてる。」
「だから俺、我慢したことねぇんだよ。いつだって呼べば直ぐ来る女がいた。そんな俺が、柚希が来てから一度も抱いてない。こんなに我慢したのは人生で初めてなんだよ。正直もう限界。出来る限り優しくするから、付き合ってくれる?」
それでも、柚希に触れたいという欲望が止められない。
今目の前で俺のことを好きだと言い、触れたいと誘う柚希に欲情せずにはいられない。
嫌がれば大人しく家まで送り届けようと思ったが、柚希は恥ずかしそうに顔を背けながらでも、小さく頷いて肯定した。
嬉しさと可愛さに口角が上がるのを抑えられない。
立ち上がって手を差し出せば、迷わず乗せてくれる手を引いてバイクに乗せ、ホテルへと向かった。
柚希は何も言わず、ずっと大人しく俺の後ろをついてきた。
無人受付のホテルを選び、チェックインしてエレベーターへと乗り込む。
緊張しているのか柚希はずっと俯いたままで、可愛さに頬を緩ませつつ、露になっている後ろ首に指を滑らせた。
すると、びくっと肩を跳ねらせてやっと顔を上げた柚希は、俺の顔を見て頬を赤く染めた。
あまりの可愛さにキスしたくなる衝動を抑える様に、手を握りこんで後ろに引っ込める。
「何、恥ずかしい?」
「恥ずかしいよ……ホテルに来るのだって、初めてなのに。」
そういってまた柚希はまた俯いてしまう。
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「見えるよ。全然動じてないもん。」
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