12 / 105
第一章 救世主と聖女
第12話 反撃開始
しおりを挟む
俺は驚いたのと同時に理解した。拳士という職業、武器を装備出来なかったのはこの<錬装>で自分の装備を作るからなのか。錬成装備の略か。俺はすぐにもう一つケイブバットの牙を取り出し、左手に持つと<錬装>を使う。
俺の両手に武器が装着され、俺は最も近くにいたゴブリンの腹を殴りつける。
だが、武器を装備した俺の攻撃でもゴブリンに攻撃は通じなかった。これでも火力が足らないのか。
ニヤリと笑ったゴブリンが俺の顔を横殴りにしてくるのをしゃがんで躱し、顎を下から殴り上げる。
するとゴブリンの顎を爪で切り裂くことが出来た。どうやら、素肌なら通用するらしい。
顎を切られたゴブリンが怒っているのが見て分かる。怒りで攻撃が大振りになってきた。他の四体も俺の攻撃が通用するのが分かると、慌てて一斉に攻撃を仕掛けてきた。
だが、<アクセルブースト>で素早さが上がっている俺を捉える事が出来ず、全ての攻撃は空振りに終わる。攻撃を躱しつつ、防具に覆われていない箇所を少しずつ爪で切り裂いていく。
最初に攻撃をしたゴブリンは体が血塗れになっていくが、傷が浅いのかまだピンピンしていた。
「<ファイアアロー>!」
ポーラがゴブリンコマンダーに<ファイアアロー>を放つのが聞こえた。その放った一撃はゴブリンコマンダーに当たらず、こちらに向かって飛んできた。
そして、それが俺に向かって攻撃をしようとしていたゴブリンに命中する。
「ギャー」
<ファイアアロー>が命中したゴブリンが怯んだ隙を逃さず、俺はそのゴブリンの顔面を殴りつけると、それが止めの一撃となったようで、光の粒子と化した。そして、その後にはゴブリンが装備していた武器、防具が転がっている。そして、小さな牙も落ちていた。俺はすぐにその牙を拾い上げポケットの中に仕舞い込み、次のゴブリンを狙う。
「まずは一体! 次はお前だ!」
全身血だらけのゴブリンに向かって飛び掛かると、顔面を殴りすぐに離れる。俺の居た空間をこん棒が空を切り、その瞬間に再び俺は近付き、さっき殴ったのと反対の頬を殴りつける。
もうゴブリンの顔面は血だらけだ。それに弱っているのも見ていて分かる。そのゴブリンを庇うように残り三体が前に出てくる。
だが、このゴブリン達も俺の攻撃で血だらけだ。いける。これなら俺もゴブリン達を倒せる。三体が同時に俺に向かってきた。連携と呼べるような攻撃じゃあない。全てを躱し、あの弱ったゴブリンを仕留める。
一体目の打ち下ろし攻撃を後ろに下がり躱し、二体目の下から振り上げる攻撃を半身ずらし躱し、三体目の横振り攻撃を飛び上がり躱し、そのゴブリンの頭を踏み台にして弱っているゴブリン目掛けて、飛び上がると、頭を上から殴りつける。その衝撃に耐えられなかったのか、右手の手甲が砕け散った。
「嘘、砕けたっ!?」
だが、ゴブリンは光の粒子となって消える。一体目の時と同様に装備していた武器、防具が転がり落ち、その中に爪らしきものが落ちていたので拾っておく。
ポケットからケイブバットの牙を取り出し、再び<錬装>を使う。右手に再びケイブバットの牙の武器を装備する。これで手持ちの素材は、ケイブバットの牙が残り一つと今回収したゴブリンの爪と牙が一つずつ。
こんな簡単に壊れると思っていなかったが、装備をしないとダメージを与えられない。
「あと三体とあのゴブリンコマンダー。何とかいけるよな?」
残りの三体に向かっていく。手前のゴブリンが俺を掴みに来た所をしゃがんで躱し、脇腹を防具の隙間から左手の爪で突き刺すと、ゴブリンが苦悶の表情をしながら俺を睨む。
無理にねじ込んだからか、爪が抜けない。動きの止まった俺を背後から別のゴブリンが殴ろうとしているのが分かる。
こん棒が振り下ろされた時、俺は爪を左手からはずし、横に飛び退いた。こん棒はそのまま俺の爪が突き刺さったままのゴブリンの頭を思いっきり打ち付ける。
あ、脳震盪起こしているわ。バタンと倒れた。俺はチャンスとばかりに倒れたゴブリンの顔面を殴ると、ゴブリンは光の粒子となって消えた。
地面に俺の手甲が残っていたので、すぐに回収し左手に装備し直すと残ったゴブリンを見る。残った二体は、互いに顔を見合わせ、俺をちらりと見ると再び顔を見合わせる。
言葉は分からないが、どうもお前が行けと互いに擦り付け合っているように見える。つまり、俺の方が強いと思ってくれているのに違いない。
実際には、あいつらの方がステータスは明らかに上なのだろうが、今の俺は素早さだけはあいつらの倍はある。攻撃が当たらなければ、いくら弱い俺でも負ける事はないからな。
そして、今は俺の事を無視とまではいかないが、注意が散漫になっている。ここを逃す手はない。俺は敢えて手前のゴブリンではなく、やや奥側にいるゴブリンの背後に回り、後頭部に右拳を叩きこむ。
「ギャッ」
後頭部を殴られたゴブリンが前のめりになった所を更に左拳を叩きこむと、地面に倒れこんだ。
目の前のゴブリンが突然倒れこんだため、もう一体のゴブリンが動揺している所に飛び込み、顔面を正面から攻撃する。手甲の爪がゴブリンの両目を潰した。そしてすぐにそこから離れる。
両目を潰されたゴブリンが片手で目を押さえ、もう片方の腕でこん棒を振り回す。そして、俺の狙い通り、地面に倒れこんだゴブリンが起き上がった所をこん棒が直撃する。
力任せの攻撃はこっちが見ていて、痛そうだ。喰らったゴブリンがよろよろと千鳥足になっている。俺は千鳥足になったゴブリンを一気に畳み掛ける。左右の連打を顔面に叩き込み、ゴブリンを光の粒子へと変えた。
「良し! あと一体!」
だが、最後のゴブリンがまだブンブンとこん棒を振り回している。接近して殴るしか出来ない俺にはかなり危険な状況だ。一発でももらえば一気に形勢逆転されてもおかしくないからな。
そっと背後へと回り込み、頭を低くして膝を思いっきり殴った。膝がカクっとなったゴブリンはバランスを崩して倒れそうになっている。俺はすぐにそのまま後頭部を殴り、地面に倒れこんだ所を襲うつもりだったが、後頭部の一撃で光の粒子に変わった。
「おっと。拍子抜けだが、やった。ゴブリン五体倒せた!」
倒した二体の地面には牙と爪が一つずつ転がっていたので回収し、ポーラの方を見てみる。
ポーラとゴブリンコマンダーはまだ剣を交えていた。ややゴブリンコマンダーが優勢のように見える。俺が加勢して状況が変わるか分からないが、残すは奴だけだ。ゴブリンコマンダーに向かって駆け出した。
俺の両手に武器が装着され、俺は最も近くにいたゴブリンの腹を殴りつける。
だが、武器を装備した俺の攻撃でもゴブリンに攻撃は通じなかった。これでも火力が足らないのか。
ニヤリと笑ったゴブリンが俺の顔を横殴りにしてくるのをしゃがんで躱し、顎を下から殴り上げる。
するとゴブリンの顎を爪で切り裂くことが出来た。どうやら、素肌なら通用するらしい。
顎を切られたゴブリンが怒っているのが見て分かる。怒りで攻撃が大振りになってきた。他の四体も俺の攻撃が通用するのが分かると、慌てて一斉に攻撃を仕掛けてきた。
だが、<アクセルブースト>で素早さが上がっている俺を捉える事が出来ず、全ての攻撃は空振りに終わる。攻撃を躱しつつ、防具に覆われていない箇所を少しずつ爪で切り裂いていく。
最初に攻撃をしたゴブリンは体が血塗れになっていくが、傷が浅いのかまだピンピンしていた。
「<ファイアアロー>!」
ポーラがゴブリンコマンダーに<ファイアアロー>を放つのが聞こえた。その放った一撃はゴブリンコマンダーに当たらず、こちらに向かって飛んできた。
そして、それが俺に向かって攻撃をしようとしていたゴブリンに命中する。
「ギャー」
<ファイアアロー>が命中したゴブリンが怯んだ隙を逃さず、俺はそのゴブリンの顔面を殴りつけると、それが止めの一撃となったようで、光の粒子と化した。そして、その後にはゴブリンが装備していた武器、防具が転がっている。そして、小さな牙も落ちていた。俺はすぐにその牙を拾い上げポケットの中に仕舞い込み、次のゴブリンを狙う。
「まずは一体! 次はお前だ!」
全身血だらけのゴブリンに向かって飛び掛かると、顔面を殴りすぐに離れる。俺の居た空間をこん棒が空を切り、その瞬間に再び俺は近付き、さっき殴ったのと反対の頬を殴りつける。
もうゴブリンの顔面は血だらけだ。それに弱っているのも見ていて分かる。そのゴブリンを庇うように残り三体が前に出てくる。
だが、このゴブリン達も俺の攻撃で血だらけだ。いける。これなら俺もゴブリン達を倒せる。三体が同時に俺に向かってきた。連携と呼べるような攻撃じゃあない。全てを躱し、あの弱ったゴブリンを仕留める。
一体目の打ち下ろし攻撃を後ろに下がり躱し、二体目の下から振り上げる攻撃を半身ずらし躱し、三体目の横振り攻撃を飛び上がり躱し、そのゴブリンの頭を踏み台にして弱っているゴブリン目掛けて、飛び上がると、頭を上から殴りつける。その衝撃に耐えられなかったのか、右手の手甲が砕け散った。
「嘘、砕けたっ!?」
だが、ゴブリンは光の粒子となって消える。一体目の時と同様に装備していた武器、防具が転がり落ち、その中に爪らしきものが落ちていたので拾っておく。
ポケットからケイブバットの牙を取り出し、再び<錬装>を使う。右手に再びケイブバットの牙の武器を装備する。これで手持ちの素材は、ケイブバットの牙が残り一つと今回収したゴブリンの爪と牙が一つずつ。
こんな簡単に壊れると思っていなかったが、装備をしないとダメージを与えられない。
「あと三体とあのゴブリンコマンダー。何とかいけるよな?」
残りの三体に向かっていく。手前のゴブリンが俺を掴みに来た所をしゃがんで躱し、脇腹を防具の隙間から左手の爪で突き刺すと、ゴブリンが苦悶の表情をしながら俺を睨む。
無理にねじ込んだからか、爪が抜けない。動きの止まった俺を背後から別のゴブリンが殴ろうとしているのが分かる。
こん棒が振り下ろされた時、俺は爪を左手からはずし、横に飛び退いた。こん棒はそのまま俺の爪が突き刺さったままのゴブリンの頭を思いっきり打ち付ける。
あ、脳震盪起こしているわ。バタンと倒れた。俺はチャンスとばかりに倒れたゴブリンの顔面を殴ると、ゴブリンは光の粒子となって消えた。
地面に俺の手甲が残っていたので、すぐに回収し左手に装備し直すと残ったゴブリンを見る。残った二体は、互いに顔を見合わせ、俺をちらりと見ると再び顔を見合わせる。
言葉は分からないが、どうもお前が行けと互いに擦り付け合っているように見える。つまり、俺の方が強いと思ってくれているのに違いない。
実際には、あいつらの方がステータスは明らかに上なのだろうが、今の俺は素早さだけはあいつらの倍はある。攻撃が当たらなければ、いくら弱い俺でも負ける事はないからな。
そして、今は俺の事を無視とまではいかないが、注意が散漫になっている。ここを逃す手はない。俺は敢えて手前のゴブリンではなく、やや奥側にいるゴブリンの背後に回り、後頭部に右拳を叩きこむ。
「ギャッ」
後頭部を殴られたゴブリンが前のめりになった所を更に左拳を叩きこむと、地面に倒れこんだ。
目の前のゴブリンが突然倒れこんだため、もう一体のゴブリンが動揺している所に飛び込み、顔面を正面から攻撃する。手甲の爪がゴブリンの両目を潰した。そしてすぐにそこから離れる。
両目を潰されたゴブリンが片手で目を押さえ、もう片方の腕でこん棒を振り回す。そして、俺の狙い通り、地面に倒れこんだゴブリンが起き上がった所をこん棒が直撃する。
力任せの攻撃はこっちが見ていて、痛そうだ。喰らったゴブリンがよろよろと千鳥足になっている。俺は千鳥足になったゴブリンを一気に畳み掛ける。左右の連打を顔面に叩き込み、ゴブリンを光の粒子へと変えた。
「良し! あと一体!」
だが、最後のゴブリンがまだブンブンとこん棒を振り回している。接近して殴るしか出来ない俺にはかなり危険な状況だ。一発でももらえば一気に形勢逆転されてもおかしくないからな。
そっと背後へと回り込み、頭を低くして膝を思いっきり殴った。膝がカクっとなったゴブリンはバランスを崩して倒れそうになっている。俺はすぐにそのまま後頭部を殴り、地面に倒れこんだ所を襲うつもりだったが、後頭部の一撃で光の粒子に変わった。
「おっと。拍子抜けだが、やった。ゴブリン五体倒せた!」
倒した二体の地面には牙と爪が一つずつ転がっていたので回収し、ポーラの方を見てみる。
ポーラとゴブリンコマンダーはまだ剣を交えていた。ややゴブリンコマンダーが優勢のように見える。俺が加勢して状況が変わるか分からないが、残すは奴だけだ。ゴブリンコマンダーに向かって駆け出した。
0
あなたにおすすめの小説
ゲームコインをザクザク現金化。還暦オジ、田舎で世界を攻略中
あ、まん。@田中子樹
ファンタジー
仕事一筋40年。
結婚もせずに会社に尽くしてきた二瓶豆丸。
定年を迎え、静かな余生を求めて山奥へ移住する。
だが、突如世界が“数値化”され、現実がゲームのように変貌。
唯一の趣味だった15年続けた積みゲー「モリモリ」が、 なぜか現実世界とリンクし始める。
化け物が徘徊する世界で出会ったひとりの少女、滝川歩茶。
彼女を守るため、豆丸は“積みゲー”スキルを駆使して立ち上がる。
現金化されるコイン、召喚されるゲームキャラたち、 そして迫りくる謎の敵――。
これは、還暦オジが挑む、〝人生最後の積みゲー〟であり〝世界最後の攻略戦〟である。
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる