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田丸亮二と錬金術師
⑤
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「おれは錬金術師になったんだ」
同級生の風井が真顔でいった。
駅ビルのがらんとした薄暗いフロアに低い声がひびく。
営業していない駅ビル内にぼくたち以外に人の姿はない。
駅ビルの地下一階、ぼくたちは通路の中央にあるベンチにすわっていた。
ぼくは風井の隣に腰をおろした。
通路の左右には照明が消えた服屋、雑貨屋が並んでいる。
目の前には棚に商品が放置されたユニクロがある。
風井が正面のドアをあけ、駅ビルの中に入った。
正面口の自動ドアはシャッターが閉まっていた。
その横に従業員用のドアがあった。
風井は腰の布袋から鍵をとりだして、従業員用のドアを開錠した。
その鍵は現代の一般的な形ではなかった。
錆びた古い鉄で作られているようだった。
(……なんなんだ、その鍵?)
「この鍵は世界中のどんなドアでもあけられる」
ぼくが疑問に思っていると風井はいった。
後で話すといって、それ以上のくわしい説明をしようとはしなかった。
「健斗くんの身体を腐敗させないようにしたほうがいい」
建物に入ると風井にいわれ、健斗をおぶって一階にある精肉売り場まで運んだ。
そこで、バッグヤードの大きな冷蔵庫の電源をつけて、床に健斗を寝かせておいた。
「健斗くんの髪の毛を何本かとってほしい」
そのとき、風井がいった。
ぼくは健斗の身体の一部をとることに抵抗を感じた。
(へんな儀式につかうんじゃないだろうな……)
けれど、健斗が生きかえる可能性があるならと思い、弟の髪を何本か抜き、ズボンのポケットにいれた。
それからぼくたちは地下一階まで移動した。
「これは錬金釜。この釜で田丸くんの膝を治したアイテムを作った。このビルのドアを開けた鍵も」
隣にすわる風井が、膝に置いたノースフェイスのリックから釜をとりだして、床におく。
その金の釜は、家庭用の鍋くらいのサイズだった。
曲線の彫刻がされている。
宝石のような光沢がある石がいくつか埋めこまれている。
ビルの非常用の照明を受けて石が光っている。
高価そうなものだった。
「……これで、あの赤い葉っぱを?」
どうして釜から骨が折れていたかもしれない膝を治す葉っぱができるのか想像もつかない。
「ブラハ地方の神々の森にあるホツリーの葉、三頭亀の甲羅、セクシの実を組みあわせて作ったんだ。異世界にある素材だ」
風井がわけのわからないことを口にしながらうっとりとほほえむ。
(……レンキンジュツ、イセカイ)
風井の言葉が理解できない。
知らない外国の言葉をきいているようだった。
(……風井に健斗を生きかえらせることができるのか)
不安がつよくなり、ベンチのクッションの上で尻がもぞもぞして、落ちつかない気持ちになった。
「おれは異世界に転移していたんだ。ファンタジーのRPGとかあるだろ、あんな世界だよ」
風井は淡々と昨日あった出来事を伝えるように話をつづける。
「この錬金釜も異世界のものだ」
足元の釜に触れる。
(……異世界。錬金術。風井はアニメか漫画の話をしているのか)
ぼくは風井の単語の意味をぼんやりとわかりはじめた。
(風井はその手のアニメが好きだったのか、シロが現れて頭がおかしくなって、アニメと現実の区別がつかなくなったのか……)
ぼくは淡々とおかしな話をする風井が怖くなって、尻を動かし、距離をとった。
「おれは、異世界に転移してたんだ。彼女と彼と三人で」
風井は目の前に立つきれいな女の人とヤンキーっぽい男の人をみる。
「ふたりとも高校生」
風井がぼくの前に立つふたりを紹介する。
「彼女は小坂真夜さん、学校に通っていれば三年生」
小坂さんは感じよくほほえむ。
「よろしくね」
「彼は花園敬くん。学校に通ってれいば一年生だった」
風井がヤンキーっぽい男の人に目をむける。
「花園くんの場合はシロが現れる前に学校を退学になってしまったんだ」
「自分から辞めたんだ」
花園くんはなぜかえばったようにいう。
「あんた、風井くんの話、フカしだと思ってるだろ」
二十歳を越えていると思っていた花園くんは一学年下の年下だった。
そのかれがぼくをにらみつけ、詰めよってくる。
ぼくは花園くんの迫力に身体をのけぞらせた。
「いきなり異世界なんて話をされて、納得できる人はいないでしょ」
小坂さんがなだめるようにいって、花園くんはおもしろくなさそうにぼくから離れる。
「……風井はどうやって、異世界にいったんだ?」
花園くんを刺激しないように風井に調子を合わせるようにきいた。
「おれもたしかな原理はわからないけど、時空の裂け目から異世界に転移したんだと思う」
「時空の裂け目?」
「高校の近くの三河通り沿いにマクドナルドがあるだろ、学校の帰りにそのマックにいったときだった。二階のカウンター席の壁に三十センチくらいの亀裂があったんだ。建物が古くなって、壁がひびわれてでたきような亀裂じゃなかった。壁が裂けたような亀裂だった。その亀裂は真っ黒な空洞になっていた」
風井がはなしをしている店はぼくも何度がいったことがある。
幽霊がでるとかオカルトめいた逸話はないどこにでもあるマックだった。
(マクドナルドの店内の壁に時空の裂け目……)
突拍子もない話だと思ったが、口を挟まずに風井の話をきいた。
「異様な裂け目だった。おれはトレーを持ったままカウンターの席に座らないで、その空洞を見ていた。それでね、気づいたら後ろに小坂さんと花園くんがいた」
「わたしは風井くんより後に店に入ったの。そうしたら驚いた。店の壁にミニブラックホールみたいな穴があったんだ」
小坂さんも真顔だった。
「おれが店に入ったときには壁に穴なんてなかった」
花園くんが断言するようにいった。
「おれは風井くんより先に店に入ってた。そのときはあんな穴はなかった」
「それでね、おれたち三人はその不思議な穴をみていた」
風井が話をつづける。
「そうしたら、その穴に吸い込まれてしまったんだ。そして、マックから異世界にワープをしていた」
「あんた、おれたちがだましてると思ってるだろ」
風井の話に気が遠くなりかけていると、花園くんがにらみつけてくる。
「これが証拠」
花園くんがポケットからスマホをとりだす。
写真を表示させて、ぼくにみせる。
異世界で撮ったらしい写真だった。
中世のヨーロッパのような石造りの建物が並んだ街。とがった長い耳のエルフらしい人物。コブリンらしい怪物。
そこは絵にかいたようなファンタジーの世界だった。
(……なにかのファンタジー映画の写真かもしれない)
「……わかった。風井たちは異世界にいたんだね」
ぼくは正気でいるために、まだ疑いを残しながらいった。
風井はぼくが信じなくてもかまわないというふうに淡々を話をする。
「異世界にいったらぼくたちはどういうわけか能力を得たんだ。おれは錬金術、小坂さんは格闘術、花園くんは魔法の力をもつようになった。それでね、おれは錬金術師、小坂さんは武道家、花園くんは魔法使いになった。異世界でお金をかせぐためにね。城の偉い人、町の人たちに依頼を受けて、おれたちは三人でパーティを組んで、魔物を討伐していたんだ。それで報酬をもらっていた」
ユカリがいっていたことが頭によぎった。
「ひとりの女の子はシロと格闘して倒した。男の子は杖を持っていてね、それで、シロに攻撃をした。魔法みたいだった」
洋服のモデルのようにほっそりとした小坂さんが武道家、ヤンキーっぽい花園くんが魔法使いとして戦う姿が、想像できない。
けれど、不思議なことにぼくは不気味さを感じながら、軽い調子で話す風井への疑いが小さくなりはじめていた。
(……風井はぼくの怪我を治した。不思議な鍵でビルのドアをあけもした)
「……風井はいつ、異世界にいってたんだ? まだ学校に通っていたときにマックから異世界にいったんだろ」
ぼくは自分でもおかしな質問をしていると思いながらたずねた。
シロが出現する前、ぼくたちが高校に通っていた頃、風井は長く欠席していたりしなかったはずだ。
「異世界にワープしたのは三ヶ月前かな。異世界には一年ちかくいた」
風井は思いだすようにいった。
「こっちの世界に帰ってきたのは三ヶ月前だ」
「どういうこと? 異世界に一年いたんだろ」
「異世界とこっちの世界では時間の流れがちがうんだ。異世界の一ヶ月がこっちの世界では一日くらいなんだ」
風井の話がほんとうなら、三ヵ月前教室にいた風井は異世界帰りだったことになる。
錬金術がつかえていたことになる。
けれど、そのときの風井は変わった様子はまったくなかった。
「ぼくたちがワープしたときにできた裂け目は、異世界ですぐにふさがってしまった。それで、こっちに戻ってこれなくて困ったよ」
風井はまったく困っていないような顔でいった。
「けど、錬金術でこっちの世界に戻ってこられるアイテムを作れるようになったんだ。だから、おれたちは今、ここにいる。それで、おれたちは異世界で得た力を使って、小坂さんと花園くんがシロを倒しながら、おれはシロに殺された人間を錬金術で作ったアイテムで蘇らせているんだ」
「シロを倒せるのか?」
自衛隊、アメリカ軍でも一匹のシロすら倒していなかった。
「小坂さんと花園くんならね」
風井は当然のようにうなずく。
「ただ、すべてのシロを倒すことはできない。シロの数が多すぎる」
「なんで、シロを倒せるんだよ? どうやって?」
「シロは異世界にいた魔物なんだ。小坂さんと花園くんは異世界でもシロと戦っている」
同級生の風井が真顔でいった。
駅ビルのがらんとした薄暗いフロアに低い声がひびく。
営業していない駅ビル内にぼくたち以外に人の姿はない。
駅ビルの地下一階、ぼくたちは通路の中央にあるベンチにすわっていた。
ぼくは風井の隣に腰をおろした。
通路の左右には照明が消えた服屋、雑貨屋が並んでいる。
目の前には棚に商品が放置されたユニクロがある。
風井が正面のドアをあけ、駅ビルの中に入った。
正面口の自動ドアはシャッターが閉まっていた。
その横に従業員用のドアがあった。
風井は腰の布袋から鍵をとりだして、従業員用のドアを開錠した。
その鍵は現代の一般的な形ではなかった。
錆びた古い鉄で作られているようだった。
(……なんなんだ、その鍵?)
「この鍵は世界中のどんなドアでもあけられる」
ぼくが疑問に思っていると風井はいった。
後で話すといって、それ以上のくわしい説明をしようとはしなかった。
「健斗くんの身体を腐敗させないようにしたほうがいい」
建物に入ると風井にいわれ、健斗をおぶって一階にある精肉売り場まで運んだ。
そこで、バッグヤードの大きな冷蔵庫の電源をつけて、床に健斗を寝かせておいた。
「健斗くんの髪の毛を何本かとってほしい」
そのとき、風井がいった。
ぼくは健斗の身体の一部をとることに抵抗を感じた。
(へんな儀式につかうんじゃないだろうな……)
けれど、健斗が生きかえる可能性があるならと思い、弟の髪を何本か抜き、ズボンのポケットにいれた。
それからぼくたちは地下一階まで移動した。
「これは錬金釜。この釜で田丸くんの膝を治したアイテムを作った。このビルのドアを開けた鍵も」
隣にすわる風井が、膝に置いたノースフェイスのリックから釜をとりだして、床におく。
その金の釜は、家庭用の鍋くらいのサイズだった。
曲線の彫刻がされている。
宝石のような光沢がある石がいくつか埋めこまれている。
ビルの非常用の照明を受けて石が光っている。
高価そうなものだった。
「……これで、あの赤い葉っぱを?」
どうして釜から骨が折れていたかもしれない膝を治す葉っぱができるのか想像もつかない。
「ブラハ地方の神々の森にあるホツリーの葉、三頭亀の甲羅、セクシの実を組みあわせて作ったんだ。異世界にある素材だ」
風井がわけのわからないことを口にしながらうっとりとほほえむ。
(……レンキンジュツ、イセカイ)
風井の言葉が理解できない。
知らない外国の言葉をきいているようだった。
(……風井に健斗を生きかえらせることができるのか)
不安がつよくなり、ベンチのクッションの上で尻がもぞもぞして、落ちつかない気持ちになった。
「おれは異世界に転移していたんだ。ファンタジーのRPGとかあるだろ、あんな世界だよ」
風井は淡々と昨日あった出来事を伝えるように話をつづける。
「この錬金釜も異世界のものだ」
足元の釜に触れる。
(……異世界。錬金術。風井はアニメか漫画の話をしているのか)
ぼくは風井の単語の意味をぼんやりとわかりはじめた。
(風井はその手のアニメが好きだったのか、シロが現れて頭がおかしくなって、アニメと現実の区別がつかなくなったのか……)
ぼくは淡々とおかしな話をする風井が怖くなって、尻を動かし、距離をとった。
「おれは、異世界に転移してたんだ。彼女と彼と三人で」
風井は目の前に立つきれいな女の人とヤンキーっぽい男の人をみる。
「ふたりとも高校生」
風井がぼくの前に立つふたりを紹介する。
「彼女は小坂真夜さん、学校に通っていれば三年生」
小坂さんは感じよくほほえむ。
「よろしくね」
「彼は花園敬くん。学校に通ってれいば一年生だった」
風井がヤンキーっぽい男の人に目をむける。
「花園くんの場合はシロが現れる前に学校を退学になってしまったんだ」
「自分から辞めたんだ」
花園くんはなぜかえばったようにいう。
「あんた、風井くんの話、フカしだと思ってるだろ」
二十歳を越えていると思っていた花園くんは一学年下の年下だった。
そのかれがぼくをにらみつけ、詰めよってくる。
ぼくは花園くんの迫力に身体をのけぞらせた。
「いきなり異世界なんて話をされて、納得できる人はいないでしょ」
小坂さんがなだめるようにいって、花園くんはおもしろくなさそうにぼくから離れる。
「……風井はどうやって、異世界にいったんだ?」
花園くんを刺激しないように風井に調子を合わせるようにきいた。
「おれもたしかな原理はわからないけど、時空の裂け目から異世界に転移したんだと思う」
「時空の裂け目?」
「高校の近くの三河通り沿いにマクドナルドがあるだろ、学校の帰りにそのマックにいったときだった。二階のカウンター席の壁に三十センチくらいの亀裂があったんだ。建物が古くなって、壁がひびわれてでたきような亀裂じゃなかった。壁が裂けたような亀裂だった。その亀裂は真っ黒な空洞になっていた」
風井がはなしをしている店はぼくも何度がいったことがある。
幽霊がでるとかオカルトめいた逸話はないどこにでもあるマックだった。
(マクドナルドの店内の壁に時空の裂け目……)
突拍子もない話だと思ったが、口を挟まずに風井の話をきいた。
「異様な裂け目だった。おれはトレーを持ったままカウンターの席に座らないで、その空洞を見ていた。それでね、気づいたら後ろに小坂さんと花園くんがいた」
「わたしは風井くんより後に店に入ったの。そうしたら驚いた。店の壁にミニブラックホールみたいな穴があったんだ」
小坂さんも真顔だった。
「おれが店に入ったときには壁に穴なんてなかった」
花園くんが断言するようにいった。
「おれは風井くんより先に店に入ってた。そのときはあんな穴はなかった」
「それでね、おれたち三人はその不思議な穴をみていた」
風井が話をつづける。
「そうしたら、その穴に吸い込まれてしまったんだ。そして、マックから異世界にワープをしていた」
「あんた、おれたちがだましてると思ってるだろ」
風井の話に気が遠くなりかけていると、花園くんがにらみつけてくる。
「これが証拠」
花園くんがポケットからスマホをとりだす。
写真を表示させて、ぼくにみせる。
異世界で撮ったらしい写真だった。
中世のヨーロッパのような石造りの建物が並んだ街。とがった長い耳のエルフらしい人物。コブリンらしい怪物。
そこは絵にかいたようなファンタジーの世界だった。
(……なにかのファンタジー映画の写真かもしれない)
「……わかった。風井たちは異世界にいたんだね」
ぼくは正気でいるために、まだ疑いを残しながらいった。
風井はぼくが信じなくてもかまわないというふうに淡々を話をする。
「異世界にいったらぼくたちはどういうわけか能力を得たんだ。おれは錬金術、小坂さんは格闘術、花園くんは魔法の力をもつようになった。それでね、おれは錬金術師、小坂さんは武道家、花園くんは魔法使いになった。異世界でお金をかせぐためにね。城の偉い人、町の人たちに依頼を受けて、おれたちは三人でパーティを組んで、魔物を討伐していたんだ。それで報酬をもらっていた」
ユカリがいっていたことが頭によぎった。
「ひとりの女の子はシロと格闘して倒した。男の子は杖を持っていてね、それで、シロに攻撃をした。魔法みたいだった」
洋服のモデルのようにほっそりとした小坂さんが武道家、ヤンキーっぽい花園くんが魔法使いとして戦う姿が、想像できない。
けれど、不思議なことにぼくは不気味さを感じながら、軽い調子で話す風井への疑いが小さくなりはじめていた。
(……風井はぼくの怪我を治した。不思議な鍵でビルのドアをあけもした)
「……風井はいつ、異世界にいってたんだ? まだ学校に通っていたときにマックから異世界にいったんだろ」
ぼくは自分でもおかしな質問をしていると思いながらたずねた。
シロが出現する前、ぼくたちが高校に通っていた頃、風井は長く欠席していたりしなかったはずだ。
「異世界にワープしたのは三ヶ月前かな。異世界には一年ちかくいた」
風井は思いだすようにいった。
「こっちの世界に帰ってきたのは三ヶ月前だ」
「どういうこと? 異世界に一年いたんだろ」
「異世界とこっちの世界では時間の流れがちがうんだ。異世界の一ヶ月がこっちの世界では一日くらいなんだ」
風井の話がほんとうなら、三ヵ月前教室にいた風井は異世界帰りだったことになる。
錬金術がつかえていたことになる。
けれど、そのときの風井は変わった様子はまったくなかった。
「ぼくたちがワープしたときにできた裂け目は、異世界ですぐにふさがってしまった。それで、こっちに戻ってこれなくて困ったよ」
風井はまったく困っていないような顔でいった。
「けど、錬金術でこっちの世界に戻ってこられるアイテムを作れるようになったんだ。だから、おれたちは今、ここにいる。それで、おれたちは異世界で得た力を使って、小坂さんと花園くんがシロを倒しながら、おれはシロに殺された人間を錬金術で作ったアイテムで蘇らせているんだ」
「シロを倒せるのか?」
自衛隊、アメリカ軍でも一匹のシロすら倒していなかった。
「小坂さんと花園くんならね」
風井は当然のようにうなずく。
「ただ、すべてのシロを倒すことはできない。シロの数が多すぎる」
「なんで、シロを倒せるんだよ? どうやって?」
「シロは異世界にいた魔物なんだ。小坂さんと花園くんは異世界でもシロと戦っている」
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