［1分読書］対女性のみ最高の支援師が最強冒険者パーティを追放され、奴隷ハーレムを作って成り代わる

５章 新事業

第131話 今後について（2）

商会についた。

「こんにちは。急に来て申し訳ございません」
「いえいえ。ダイアナさんは大丈夫ですか？」

「そうですね。だいぶ良くなりました。
　けど、そんな情報まで・・・」
「商品にとって、情報は命です。
　しかも、ダイアナさんですから・・・。
　本日はいかがされましたか？」

「こちらの武器を見て欲しいのですが・・・」

クリストファーさんは武器を見る。

「これは、かなり良いものですね。
　これをいかがされましたか？」
「こちらのアンネローゼが作りました」

「かなり良い腕ですね。
　今後、こちらも販売したいという事でしょうか？」
「実は、先回の討伐の時にこの武器を貸していまして・・・。
　その冒険者の方が欲しいと言われています。
　いくらぐらいが妥当かと・・・」

「そうですか。
　本当に難しいですね。
　この武器はオークションレベルの武器になると思います。
　時価という感じで・・・」
「時価ですか・・・」

「あと、直接取引はリスクかと思います」
「はい。ダイアナから言われました。
　今回、知られてしまった事は仕方ないですが、どうすれば良いのか・・・」

「売っても良いと思っているのですか？」
「まぁ、予備の武器ですので・・・。
　あと、今回の討伐の戦友ですから・・・」

「それなら、私にお任せ下さい。
　できる限りの事はいたします」
「良いのですか？」

「はい。いつも皆様にはお世話になっています。
　今後の情報管理に関しては十分に気をつけて下さい」

・・・

その後、剣は販売された。
その冒険者には機密保持を約束させて。