真実の裏

Zero

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第2章『Lゲーム』

#12

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目黒理
 「じゃあ、皆で恋愛しますか?」
白鷺新一
 「積極的だね~!そういうの良いね~!」
目黒理
 「これは…ゲームですから。」
広瀬麗子
 「ゲームなんですか?あなたにとって恋愛は、」
白鷺新一
 「これは…炎上案件ですねぇ」
目黒理
 「は?」
白鷺新一
 「恋愛はゲームという軽い考えはファンを悲しませますよ」
目黒理
 「いや、そういうつもりじゃなくて、」
浜松里奈
 「皆さんは、この招待状を貰ってないんですか?」

里奈はその招待状を机の上に広げる。皆はそれを見る。

若槻修也
 「いや、貰ってないけど。俺はただギャラのために」
垣澤悠人
 「僕は親が申し込んだらしくて」
白鷺新一
 「僕は、会社の上司に潜入しろって」
目黒理
 「どうやら皆、違う経緯なんですね」

坂木忍
 「皆さん!乾杯しましょ!」
キッチンから戻ってきた坂木はワインボトルを持っていた。

目黒理
 「じゃあ、僕が入れます!」
俺は一つ一つのボトルに均等にワインを注いだ。

坂木忍
 「じゃあ!カンパ~イ!!!」

今思えば、この乾杯が俺らの運命を狂わせたのだろう。

目黒理
 「うわっ、これ美味いですね!」
坂木忍
 「だね!…じゃあ''あれ''いきますか!」
目黒理
 「だから''あれ''じゃ分かんないって」
坂木忍
 「これは言わば合コン!1番タイプの人を指差す!」
目黒理
 「そういうノリ、あまり好きじゃないんだけど」
坂木忍
 「もしかして~、選ばれないのが怖いの?」
目黒理
 「わかった、やるよ、」

そして、そのゲームで1人の命を失った。

坂木の質問と同時に皆は異性を指差した。

結果は以下の通りだった。

目黒理  → 浜松里奈
浜松里奈 →  目黒理
白鷺新一 → 浜松里奈
若槻修也 →  舘山香
鈴木夏海 →  坂木忍
垣澤悠人 → 広瀬麗子
広瀬麗子 → 垣澤悠人
舘山香  → 白鷺新一
坂木忍  → 鈴木夏海

坂木忍
 「お~!ってか両想い多くない?」
目黒理
 「まぁまだ相手のこと分かってないからね、」
若槻修也
 「クソ、俺には票が入ってないのかよ!」

そう言うと彼は、階段で上の階へと向かった。

目黒理
 「やっぱ止めといた方が良かったんじゃ」
坂木忍
 「…え?俺のせい?」
目黒理
 「別にお前のせいとは言ってないだろ!」
坂木忍
 「その言い方は俺を攻めてんじゃん!」

俺の坂木はその後も激しい口論になった。
すると、
『やめろ!やめろ!おい!誰か!』

上の階から、声が聞こえた。おそらく、若槻修也という人だろう。

1階にいる皆は、一瞬怯えた。しかし、数秒後 声が止んだ。
目黒理
 「ちょっと、様子見に行く?」
坂木忍
 「一応…な。」
白鷺新一
 「じゃあ見に行くか、」
垣澤悠人
 「女性の皆さんは、ここで待機しててください!」
浜松里奈
 「気をつけてね、」

俺ら男性軍は、階段をゆっくり登っていった。

-2階-
目黒理
 「ここの部屋か…」

各々の部屋のドアには、参加者の名前が書かれてあった
配置としては、このような感じだ。



若槻の部屋は階段を登った真正面にあった。
俺たちは、その部屋がわの壁に背を当て扉をゆっくりと開ける。部屋の電気はついていなかった

何も声はせず、音もしなかった。時計の針の音を除いて…
俺らは意を決してその部屋に入ろうとした。部屋に入ろうとしたとき、何かが足下に当たった気がして、それを見て俺は動けなかった。俺は足下を見る。そこには、若槻がうつ伏せになっていた。

目黒理
 「…え?」
坂木忍
 「若槻さん?大丈夫ですか?」
垣澤悠人
 「ちょっと見せてください、」

垣澤は若槻を仰向けにし、脈を診た。そして、彼はこう言った。

垣澤悠人
 「…脈がない。」
白鷺新一
 「つまり?」
垣澤悠人
 「もう死んでいます。」
白鷺新一
 「おいおい、マジかよ」

俺たちは、どうすることもできなかった。ただ、そこに立っていた。

暫くして、女性陣もやって来た。もちろん、この状況に驚いてる様子だった。

すると、
浜松里奈
 「警察、呼んだ?」
目黒理
 「あ、呼んでない、」
浜松里奈
 「何やってるの、」

里奈はポケットからスマホを取り出す。しかし、彼女は画面を見てか固まった様子だった。俺は どうしたのか と問うと彼女はこう言った。

浜松里奈
 「圏外になってる。」

この豪邸は、今いる俺らは、どこに位置するか分からない。
どこの市にあるか、どこの都道府県にあるか、車でここまで連れてこられたため、誰1人として分からなかった。そして、もう1つ分かったことがあった。それは外を見て理解した。豪邸の周りは森で覆われていて、さらに、その周りは海で囲まれていた。
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