青春の悪夢

Zero

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Story編

真相編[後編]

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この物語は、ことの発端となったSSK事件の全貌を著したものである。これを見れば、SSK事件の真相が明かされる。

Before STORY~生徒失踪の真相~

修学旅行地となった村には西道 清と、その妻の茜という者がいた。

西道清…この村の村長で優しいと評判。(※以下『村長』)
  茜…夫である清の言うことを何でも行う(※以下『妻』)

村長
 「おい、あれ…」

 「え?…うそ。」

2人が見たのは、鹿羽先生がユウセイを引きずる光景だった。村長は、すぐさまズボンから携帯を取りだし、その様子を録画した。

村長
 「あれって多分、先生だよな?」

 「そうですね、というか殺したんですかね?」
村長
 「だとしたら!他の生徒さんたちも殺されるかもしれん、」

 「早く生徒さんたちを避難させなきゃ!」
村長
 「今すぐ生徒さんたちを港の方へ集めろ」

 「分かりました」

そうして村長と妻は、村にいる生徒たちを手分けして捜し、港の方へと連れていった。
すると1人の男子生徒が、こう尋ねた。

男子生徒
 「何で集められたんですか?」
村長
 「実は、先生が生徒を殺していた。」
男子生徒
 「いやいやいや、嘘でしょ?」
村長
 「これを見ても、そう言えるか?」

そして村長は、先ほど撮影した動画を生徒たちに見せる。

生徒A
 「カッツンじゃん!」
生徒B
 「てか引きずられてるの勇星君じゃない?」
生徒C
 「本当に先生が殺したんだ…」

村長
 「ここにいたら危ない!全員、避難しろ」

生徒D
 「避難って…どこに避難するんですか?」

村長
 「そこに船がある。それに乗って、夏島というところまで行け」

生徒E
 「いつまで島に滞在するんですか?」

村長
 「わからない。ただ君たちを死なせない。…3年後の夏休みごろまでには必ず来る。」

そうして生徒たちを島に送り、村長は1週間に1回は島に食糧物資を送ってあげた。

そして3年後…真犯人が捕まり生徒たちは無事だった。
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