サヨナラ青春

Zero

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第十六話「真相」

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火宮修
 「ちょっと待って下さい!二人で話を進めないでください!」
木島快
 「そうですよ!全然話が見えないんですけど」
火宮修
 「それに、図書室って3階だろ?お前が担当してたのは2階のはずだろ」
金沢愛海
 「なんで図書室のある3階に」
月川壱成
 「…殺されかけたんだよ。」
水城沙耶
 「え?」
月川壱成
 「体育館の階段から、誰かに突き落とされたんだ。…で、目を覚ましたら図書室に」
土浦昌樹
 「誰かって誰?」
篠宮先生
 「言っとくが!私にはアリバイがある!」
日比野文佳
 「別に疑ってないですけど、」
篠宮先生
 「…だって俺の好感度、今のところゼロだから挽回しなきゃ」
 「アリバイがあるからって好感度は上がんないですよ」
篠宮先生
 「そ、そうだよな、」

そんな話を交わしてると、電話の音がした。先生からだった。

篠宮先生
 「…」
月川壱成
 「出てもいいですよ。…あっ一応スピーカにしてください」
篠宮先生
 「わかった」

先生は胸の前に携帯を持ち電話に出た
画面には「非通知」と表示されている。

篠宮先生
 「もしもし」
???
 「もしもし、お久しぶりです。先生」
篠宮先生
 「…誰だ?」
???
 「やだなぁ~、忘れないでくださいよ。真木です」
篠宮先生
 「マキ?…まさか真木実か?」
真木実
 「御名答!」
篠宮先生
 「…何の用だ」
真木実
 「えっとぉ、そちらに月川さんはいらっしゃいますか?」
月川壱成
 「…俺ですけど」
真木実
 「申し訳ない!」
月川壱成
 「…え?」
真木実
 「階段から君を突き落としたのは、僕なんだ」
月川壱成
 「え?なんでそんなこと」
真木実
 「それは、君にとある才能があるからだ」
月川壱成
 「才能?俺に才能なんて」
真木実
 「君は洞察力がある」
月川壱成
 「洞察力?」
火宮修
 「よく見てるってこと?」
真木実
 「月川くんは、よく見てるってことに加え、物事の見えていない部分まで見抜いてる」
月川壱成
 「えっと…」
真木実
 「君が見抜いた日比野さんがしてたイヤホンについて、イヤホンも見えてなかったが会話に間があるというだけで見抜いたのは素晴らしい」
月川壱成
 「あ、ありがとうございます」

いつから、その状況を見られたのかは分からない。聴こうとしたが、聴いたら後悔すると思い尋ねなかった。

真木実
「それで君を気絶させ図書室まで運んだんだ、そしたら君は僕の思い通りにパソコンに目を向け、あのフォルダを見つけ出した。」
月川壱成
 「あの写真に毎回写ってた女は?」
真木実
 「…」
月川壱成
 「七星さんではないですよね?」
真木実
 「彼女は金城桃…。僕の元カノだ。」
月川壱成
 「…金城桃、誰だ、」
真木実
 「その話は置いといて、君はこの動画に隠された真実、なんだと考える?」
月川壱成
 「動画?」
真木実
 「『闇暴き系配信者リビール』って調べてみろ」
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