青春-4つの物語-

Zero

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第1の物語「高校のナゾ」

02

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-私の夢-
私の夢はありません。夢は追うだけ無駄だから。それが叶えられるという保証はないですし、追う暇があれば少しばかりの能力でも身に付ければ良いのにと思います。夢なんて必要ない。それはいつになっても変わりません。夢というものは邪魔物といっても過言ではない。

鬼瓦賢虎「なんだこれ、随分批判的だな、名前は、」
-教室-
緑谷宏之「白鷺くん、ちょっと良い?」
白鷺新一「ん?どうかした?」
緑谷宏之「ちょっとついてきて」
白鷺新一「え?良いけど。」
緑谷宏之「ありがと、」

新一は宏之についていく

赤峰健太「新一たちどこ行くんだろ?」
桃川晴輝「さぁ?先生のとこじゃない?」
赤峰健太「勝利は何か聞いてる?」
青山勝利「え?」
赤峰健太「ほら、寮一緒だし、」
青山勝利「聞いてないや、ごめん」
赤峰健太「そっかぁ、」

-化学実験室-
緑谷宏之「ここ、」
白鷺新一「え?理科室?」
緑谷宏之「正確には化学実験室」
白鷺新一「ここで何するの?」
緑谷宏之「待っててすぐ準備するから」
白鷺新一「じゃあ手伝おうか?」
緑谷宏之「あ、じゃあ準備室からエタノール持ってきて」
白鷺新一「任かせといて!」
そして新一が準備室に入った瞬間

ものすごい勢いで扉を閉められた。

白鷺新一「わっ、ビックリした、宏之~!」

そう言い新一は扉をノックする。

緑谷宏之「ふっ、ふっ、ふっ、」
白鷺新一「ちょっと開けてよ!」

まだ扉をノックしている

緑谷宏之「ハハハハハ、」

新一は扉を前後に押したり引っ張ったりする
白鷺新一「扉が固定されてる…何で、」
緑谷宏之「僕は君を消します!」
白鷺新一「は?」
緑谷宏之「この部屋は残り60分で爆発します、では、」
白鷺新一「おい!待てって!おい!」
緑谷宏之「精々這いつくばってろ、」

-教室-
赤峰健太「新一たち遅いな、」
青山勝利「そうだね、」

扉が開く

緑谷宏之「はぁ、疲れたぁ」
赤峰健太「あ!帰ってきた、あれ?新一は」
緑谷宏之「あー、トイレだって、」
赤峰健太「ふ~ん」

扉が開く

赤峰健太「新一…じゃないか、」
鬼瓦賢虎「白鷺がどうかしたか?」
赤峰健太「いえ、何でも、」
鬼瓦賢虎「あれ?なぜ居ない?」
赤峰健太「さっき緑谷くんとどっかに行ってトイレに行ったらしいです」
鬼瓦賢虎「どっかとはどこだ?」
緑谷宏之「えっと、」
鬼瓦賢虎「どこかを聞いている、答えられるだろ」
緑谷宏之「…残り10分か、まぁ良いでしょう」
赤峰健太「緑谷くん?」
緑谷宏之「化学実験準備室ですよ」
赤峰健太「何しに行ったの?」
緑谷宏之「…殺しに」
赤峰健太「え?」
緑谷宏之「彼を殺しに行ったんだよ!」
すると突然健太は走り出した

-化学実験準備室-
白鷺新一「まずい、もう10分切った」
ドンドンドン(扉を叩く音)
白鷺新一「…だれ?」
赤峰健太「俺だ!健太だよ!」
白鷺新一「健太、助けて、」
赤峰健太「何これ開かないんだけど」
白鷺新一「多分固定されてると思う」
赤峰健太「だったら力任せで、」
白鷺新一「何する気?」
赤峰健太「扉から離れてね!」
白鷺新一「お、おう!」
赤峰健太「いっけー!」

健太は扉へと走り体当たりする
すると扉は倒れた、

白鷺新一「健太、ありがと!」
赤峰健太「今度は俺が助ける番だから」
白鷺新一「さてと、そこに居るんだろ宏之」
緑谷宏之「もう少しだったのにな、」
白鷺新一「なぜ俺を殺そうとした、」
緑谷宏之「君の目が輝いていたから」
白鷺新一「え?」
緑谷宏之「俺は楽しそうだったり笑ってたりする人がとにかく憎い」
白鷺新一「人間なんて感情あるのが普通だろ」
緑谷宏之「俺は昔、捨てられたんだ親に」

-10年前-
宏之は5歳だった
緑谷宏之「ねぇお母さん、遊んで」
宏之 母「ごめん、今は忙しい」
緑谷宏之「え~、遊ぼ!遊ぼ!」
宏之 母「うるさい!はぁ、」
緑谷宏之「………」

緑谷宏之「お母さんお父さんどこ行くの?」
宏之 母「少し出掛けてくるだけだから」
宏之 父「お留守番できるよな?」
緑谷宏之「うん、」

-現在-
緑谷宏之「で、結局帰ってこなかった」
鬼瓦賢虎「それは気の毒だったな」
赤峰健太「先生、」
59・58・57・56・55
鬼瓦賢虎「何の音声だ、」
白鷺新一「あ、爆弾!」
鬼瓦賢虎「爆弾?」
白鷺新一「どうやったら止められる」
緑谷宏之「いや、知らない、」
白鷺新一「は?」
緑谷宏之「あれはただの脅しで本当に仕掛けるわけない」
白鷺新一「だったら何で爆弾が!」
鬼瓦賢虎「まさか、」
白鷺新一「何か心当たりがあるんですか?」
鬼瓦賢虎「実は10年前、この学校で事件が起きた」
緑谷宏之「今はそれどころじゃ、」
鬼瓦賢虎「そうだな、」
白鷺新一「でも、どうすれば、」
30・29・28・27・26・25
白鷺新一「もう、時間がない、」
鬼瓦賢虎「この爆弾は暗号式型爆弾」
赤峰健太「暗号式?」
鬼瓦賢虎「今の場合7桁の数字だ」
赤峰健太「つまり?」
鬼瓦賢虎「それがわかれば止められる」
赤峰健太「そのコードは?」
白鷺新一「どこかに手がかりはないかな」
赤峰健太「あっ!黒板になんか書いてある」
白鷺新一「嘘?さっきまで書いてなかったはず」
赤峰健太「船の僕だってさ、」
10・9・8・7
白鷺新一「この暗号は化学に関係あったりするのかな?船の僕、僕の船、元素の覚え方にあったよな」
赤峰健太「ダメだ、時間が」
白鷺新一「そうか、9107856だ!」
赤峰健太「え?」
白鷺新一「コードだ、早く打て!」
5・4・3・2 
赤峰健太「止まれー!」



白鷺新一「とまった、」
赤峰健太「やった、とまった!」
緑谷宏之「良かった、、、」
鬼瓦賢虎「なぜわかったんだ?」
白鷺新一「ここが化学室だったから」
鬼瓦賢虎「…なるほどなぁ、流石だ、」
白鷺新一「とりあえず教室に戻ろ」
鬼瓦賢虎「…緑谷、お前は職員室にこい」
白鷺新一「待って、緑谷は関係ない、」
鬼瓦賢虎「だがお前を閉じ込め殺しかけた」
白鷺新一「殺そうとしたのは彼じゃない」
鬼瓦賢虎「だがお前を閉じ込めたんだろ?」
白鷺新一「僕は許しますよ、彼を、」
鬼瓦賢虎「良い仲間を持ったな、緑谷、」
緑谷宏之「はい、」

-教室-
灰原和哉「帰ってきた!」
黒羽俊也「大丈夫だったか?」
白鷺新一「皆、無事だ!」
青山勝利「宏之、」
緑谷宏之「ごめん、」

-学生寮-
102室
灰原和哉「ねぇ、」
黒羽俊也「何だ?」
灰原和哉「この学校怪しいよね、」
黒羽俊也「…考えすぎだろ」
灰原和哉「そうかな?」
黒羽俊也「俺たちが今やるべきことは?」
灰原和哉「そうです、ね、」

-校内 地下-
????「まもなく事件を起こす」
????「事件じゃない、革命だ」
????「じゃあHMP始動」

2話完
-次回予告-
灰原和哉&黒羽俊也
この2人が事件を起こす
この事件の意味とは…
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