青春-4つの物語-

Zero

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第2の物語「真実の裏」

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理・彰
 「…あ!」
浜松里奈
 「何か思いついたの?」
目黒理
 「まぁね、」
西道彰
 「僕も彼と同じ意見だと思う」
目黒理
 「その方法は…」

『皆さ~ん!おはようございま~す!』
そう言いステージに上がってきたのは、

目黒理
 「…え?なんで?」
浜松里奈
 「貴斗って死んだんじゃ?」

そう、そこに現れたのは死んだはずの貴斗だった。

目黒理
 「いや、なんで、警察も貴斗が」

赤崎貴斗
 「それは~、僕のタレコミだよ、」

目黒理
 「つまり、警察を騙したってことか?」
西道彰
 「じゃあ!宝探しってのも嘘か?」

『宝探しは嘘じゃないよ~!』
その声も聞き覚えがある。

目黒理
 「確か、この声は、」
西道彰
 「梨々愛だ、」

神埼梨々愛
 「金髪美少女の!梨々愛だよ~!」

目黒理
 「つまり、2人はグルってことか?」

赤崎貴斗
 「君たちは本当にバカだねぇ…」
神埼梨々愛
 「まさか、見抜けなかったの?」

目黒理
 「まぁ、良いよ。次のゲームは、宝探しだよな」

赤崎貴斗
 「そう!じゃあ、探してね~!バイバイ!」

俺たちは、しばらく何も言えなかった。
貴斗と梨々愛がグルということに驚きすぎて。

浜松里奈
 「だったら、誰の体が隠されてるの?」
目黒理
 「…そこだよな、」

「で、全員クリアする方法って何?」
さっきの女子が聞いてくる。

目黒理
 「…その方法は、僕らが1チームになるんだ!」

その発言に対し皆は困惑する。

目黒理
 「俺らが1チームになれば協力して、誰も死なさせずに済むんだよ!」
浜松里奈
 「確かにその方法なら、」

神埼梨々愛
 「ちょっと聞き捨てにならないなぁ~!」

目黒理
 「ゲッ!梨々愛…」

神埼梨々愛
 「1チームになるなんて許さないんだから~!」
赤崎貴斗
 「ん~、だったら2チームなら問題ないな、」
神埼梨々愛
 「まぁ貴斗がどうしてもって言うなら、」

目黒理
 「じゃあ、2チームに決定で、このゲームはやらなくても良いよね?やったところで変わらないし…」

神埼梨々愛
 「じゃあ第4ゲームは全員クリアで良いよ、ネタバレになるんだけど、隠してた体って言うのは~」

西道彰
 「このノリは嘘ってことだよな?」
目黒理
 「なら安心したよ~」

皆が安心したタイミングで、

神埼梨々愛
 「神童!知佳さんのものでした~!」

西道彰
 「…え?」
目黒理
 「知佳の?え?」

衝撃的な発言に西道は他の人より困惑していた。

神埼梨々愛
 「貴斗っち!隠した遺体持ってきて、」
赤崎貴斗
 「わかったよ!梨々愛、」

しばらくして、
赤崎貴斗
 「いや~、思ったより軽かったよ~」

貴斗は大きな鞄を肩にかけながらそう言った。

貴斗が鞄を開けると、知佳の左手が出てきた

西道は鞄の方へ走り出す。

西道彰
 「知佳!知佳!てめぇ、こんなことして許されと思ってるのか」

西道は貴斗の強く胸ぐらをつかむ。

赤崎貴斗
 「離せ、」

西道彰
 「知佳は、、、知佳は!お前らに殺される筋合い ねぇんだよ」

赤崎貴斗
 「言っただろ?僕たちの目的は、君たちを壊すこと。」

西道彰
 「だから!何でそんなことを!」

赤崎貴斗
 「その時が来たら教えてあげるよ。さぁ、2チームに分けるってことだけど、どうするの?」

西道彰
 「ごめん、俺ちょっと休むわ、理 仕切って、」

彰はそう言うと、体育館の隅へ行き、座る

目黒理
 「わかった。今が18人だから、9人ずつだね。どう分けようか。」

赤崎貴斗
 「今の3人チームを3つに合併するとかは?」

目黒理
 「確かに、それならいけそうだけど」
坂本凛斗
 「だったら、俺らと理は確定だな、あとの1組は…」

????
 「俺らが組むよ。」
そう提案してきたのは、佐野春樹だった。

佐野春樹
 「良いよね?」

すると、対抗してくるようにその弟佐野冬真が、

佐野冬真
 「待ってよ、僕も彼と組みたいんだけど」
佐野春樹
 「いや、俺が組むから!」
佐野冬真
 「いつもお前は自分勝手なんだよ!」

春樹と冬真は同学年の兄弟で、いつも喧嘩している。
そのため、2人は別々のチームに属している。

すると、
????
 「あんた達さ~、西道彰がどんな人か知ってるの?」

目黒理
 「どこかで見たことあるな、あんた」

????
 「私は、鶯谷 葵よ、」
目黒理
 「鶯谷、葵、あ!高校生で女優の?」
鶯谷葵
 「そうよ。で、西道彰が本当はどんな人か知ってるの?」
目黒理
 「その発言の意図が分からないな」
鶯谷葵
 「西道彰は…」

赤崎貴斗
 「はやくグループを組め!残り3分だ。」

佐野春樹
 「で、西道彰は何なんだよ!」
佐野冬真
 「はやく教えろ!」
鶯谷葵
 「…あまり言わない方が良いかもね。」
佐野冬真
 「は?」
鶯谷葵
 「とりあえず、彼らと組むのは止めといた方がいいわ」
佐野冬真
 「なんでだよ!」
鶯谷葵
 「何をされるか、分からないからね。」
佐野春樹
 「じゃあグループ決めはどうするんだよ!」
鶯谷葵
 「赤崎貴斗さん、神埼梨々愛さん、お願いがあります。」

赤崎貴斗
 「何だ?」
神埼梨々愛
 「ふざけたお願いはしないでよね」

鶯谷葵
 「2チームではなく、3チームにしてください!」

赤崎貴斗
 「うん、良いよ。てか、そっちの方が大歓迎だ」

鶯谷葵
 「じゃあ西道彰チーム&坂本凛斗チームペア、佐野春樹チーム&佐野冬真チーム、私のチーム&池上咲七チームペアでよろしく!」

佐野春樹
 「おい!なんで冬真と同じペアなんだよ!」
佐野冬真
 「それはこっちの台詞だ!」
鶯谷葵
 「2人が仲悪いからだよ、」
佐野春樹
 「仲悪かったら、なおさらだろ?」
鶯谷葵
 「あんた達の場合、暴力振るう気がするから」
目黒理
 「確かに、暴力禁止の対象には自分のチームは含まれてないからね」
鶯谷葵
 「そう言うこと!」

赤崎貴斗
 「じゃあ、第5ゲームに移ろうか、」

俺はその時に既に知佳は死んでいるのに、未来では生きていたことに気づいた。
もしかしたら、また未来を変えたのかもしれない。
だったら、一回様子を見にいこうと決めた。

そして、
目黒理
「アイ・タイム・シー」

俺はトリガーを唱え、今の時代に戻る。

場所はあのマンションの屋上だ。
そろそろ夕日が沈みそうな頃だった。

目黒理
 「…戻ってきた、のか。」
????
 「お!やっと起きたかぁ」

俺は声がする上の方へ顔を向ける

目黒理
 「…なんで、お前が。」
西道彰
 「今さら何言ってるの?理くん。」

そこには、西道彰が紅茶を片手に立っていた

目黒理
 「彰、なぜお前がここにいる、てか、皆は?」
西道彰
 「里奈なら今、トイレに行ってるけど、」
目黒理
 「凛斗たちは?」
西道彰
 「凛斗はビールのつまみ買いに行ったよ、」
目黒理
 「知佳は?穂香は?日向は?」
西道彰
 「3人とも、ドラマの撮影らしいよ」

とりあえず全員生きてることに安心した。
しかし、とある違和感があったが分からなかった

目黒理
 「てか、ドラマって言ったか?」
西道彰
 「お前、記憶喪失かよ!俺らは皆、俳優になったんだろ!」
目黒理
 「え?俺も?」
西道彰
 「お前は、人気俳優ランキング10代部門で1位の功績を持ってるのにな」
目黒理
 「あのさ、中学3年生のときのこと覚えてる?」

俺は真剣な眼差しで西道に質問する。

西道彰
 「急にどうしたんだよ、まぁ覚えてるけど」
目黒理
 「じゃあ、あのゲームのことも覚えてる?」
西道彰
 「ゲーム?あ、赤崎貴斗主催の?」
目黒理
 「そう!」
西道彰
 「それがどうしたんだよ、」
目黒理
 「あれって結局、どうなったんだっけ?」
西道彰
 「…本当に記憶喪失なんだな、まぁ都合が良いや」

その時の彼の目は何か企んでるのをを感じた

目黒理
 「え?」
西道彰
 「今、誰もいないから何でもし放題だな、」
目黒理
 「ちょ、何言ってるの?」
西道彰
 「いやぁ、実はねあのゲームの真犯人は、俺なんだよ」
目黒理
 「え?…そうだ。貴斗は?貴斗はどこに?」
西道彰
 「貴斗くんなら、今は刑務所かな。」
目黒理
 「…刑務所?」
西道彰
 「当たり前だろ!あんな大きな事件を起こしたんだから」

彼は笑みを浮かべる。

目黒理
 「じゃあ、梨々愛も?」
西道彰
 「彼女はゲーム中に殺されただろ」
目黒理
 「ちょっと待って、全然話の道が分かんないや」
西道彰
 「君を殺せばコンプリートするんだ。」
目黒理
 「は?」
西道彰
 「さよなら、理くん。」

西道は俺の首を両手で絞めてきた。

目黒理
 「おい、何すんだよ!やめろ、」
西道彰
 「君が死ねば、ゲーム終了だ!」

ガチャ

屋上の扉が開く音がすると同時に彼は首を絞めるのを止めた

浜松里奈
 「あっく~ん!」

そう言いながらやって来たのは里奈だった

目黒理
 「里奈!」
西道彰
 「どうしたんだい里奈?」
浜松里奈
 「新婚旅行、どこ行こっかな?」
目黒理
 「え?」
浜松里奈
 「あ、理やっと起きたんだ!」
西道彰
 「あぁ、さっき起きたとこなんだよ~」
浜松里奈
 「おはよ!」
目黒理
 「おはよ、え?てか、今、新婚旅行って言った?」
浜松里奈
 「うん。私とあっくんの、」
目黒理
 「あっくん?」
西道彰
 「僕と里奈は18歳に結婚することにしたんだ」
目黒理
 「…え?」
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