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第3の物語「青春の悪夢」
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この物語は、SSK事件が起きなかったものを描いたものです。
とある日の放課後…
ミチル
「よっしゃ~!」
キョウカ
「ま、負けた…」
タツキ
「何話してんの?」
ミチル
「学年末試験の点数だよ」
タツキ
「え?ミチルが勝ったの?」
ミチル
「そう!」
キョウカ
「最後の最後にやられたわ」
ミチル
「これで王の座を奪ったぞ!」
タツキ
「何点差なの?」
ミチル
「2点差!」
タツキ
「2?すげぇ僅差じゃん!」
鹿羽先生
「…ミチル、キョウカ、タツキ」
ミチル
「あ、先生。何ですか?」
鹿羽先生
「ちょっと荷物運ぶの手伝ってもらえるか?」
ミチル
「もちろんです!」
ミチルたちは玄関から荷物を職員室へと運び、教室に戻ろうとする。すると鹿羽先生が話しかける。
鹿羽先生
「そういやぁ3人は受験勉強してるか?」
ミチル
「まぁ、してますよ」
キョウカ
「私もしてます!」
タツキ
「当たり前ですよ~」
鹿羽先生
「じゃあお前らに最後の特別授業をしよう!」
ミチル
「特別授業?」
ミチル達は教室の席に座る。鹿羽先生は教壇に立ち黒板に1つのも字を書く。その文字は『夢』だ。
鹿羽先生
「この感じ、何て読むか知ってるか?」
ミチル
「馬鹿にしてるんですか?『ユメ』ですよ」
鹿羽先生
「そうだな。だったら夢の対義語は?」
ミチル
「因みにですけど、先生って数学の先生ですよね?」
鹿羽 先生
「高校の頃は国語の方が得意だったんだ。質問に答えろ、夢の対義語は?」
ミチル
「え、馬鹿にしてるんですか?」
タツキ
「『現実』ですよね!」
鹿羽先生
「正解と言いたいところだが、残念」
ミチル
「え?違うんですか?」
鹿羽 先生
「キョウカは分かるか?」
キョウカ
「現実の『現』と書いて『うつつ』ですよね」
鹿羽先生
「さすがだ!」
ミチル
「何が言いたいんですか?」
鹿羽先生
「『夢』を目を覚ました『現』の状態で叶えろ。」
ミチル
「…どうやって?」
鹿羽先生
「叶えるためには、何回も言うんだよ」
タツキ
「確かに叶えるという字は口に十って書きますもんね」
鹿羽 先生
「そう!俺はそれを言いたかった」
タツキ
「あ、なんか、すみません、」
ミチル
「でも叶えれることって限られてるでしょ?」
鹿羽 先生
「『夢(ゆめ)』他の読み方は?」
ミチル
「夢中の『む』」
鹿羽 先生
「タツキ!『現(うつつ)』他の読み方は?」
タツキ
「現実の『げん』」
鹿羽 先生
「キョウカ!2つ合わせると?」
キョウカ
「むげん…」
鹿羽先生
「そう!叶えれる夢は『無限』なんだ!」
ミチル
「…漢字が違うんじゃ」
鹿羽先生
「マジレスは受け付けてないぞ、まっ、全力で頑張れよ!」
ミチル・キョウカ・タツキ
「…はい!」
それがミチル達にとって、先生との最後の会話だった。その日の晩、先生が包丁で刺されたという。先生は俺たちに何か伝えようとしていたのか。
最後の特別授業ではなく『最期の』特別授業と伝えたかったのか。犯人は、まだ捕まってないらしい。
この事件の結末は、あの人だけが知っている。
とある家のリビングで、2人の男女が話している。
浜松 里奈
「これで何人目だろ、警察もチョロいなぁ。やっぱり史上最凶の美貌殺人鬼を捕まえることはできないのね。あなたもそう思わない?」
ミチル
「そうだね。さすがリナちゃんだよ。」
浜松 里奈
「私は、あなたに従うわ。」
ミチル
「ありがと、リナちゃん。」
とある日の放課後…
ミチル
「よっしゃ~!」
キョウカ
「ま、負けた…」
タツキ
「何話してんの?」
ミチル
「学年末試験の点数だよ」
タツキ
「え?ミチルが勝ったの?」
ミチル
「そう!」
キョウカ
「最後の最後にやられたわ」
ミチル
「これで王の座を奪ったぞ!」
タツキ
「何点差なの?」
ミチル
「2点差!」
タツキ
「2?すげぇ僅差じゃん!」
鹿羽先生
「…ミチル、キョウカ、タツキ」
ミチル
「あ、先生。何ですか?」
鹿羽先生
「ちょっと荷物運ぶの手伝ってもらえるか?」
ミチル
「もちろんです!」
ミチルたちは玄関から荷物を職員室へと運び、教室に戻ろうとする。すると鹿羽先生が話しかける。
鹿羽先生
「そういやぁ3人は受験勉強してるか?」
ミチル
「まぁ、してますよ」
キョウカ
「私もしてます!」
タツキ
「当たり前ですよ~」
鹿羽先生
「じゃあお前らに最後の特別授業をしよう!」
ミチル
「特別授業?」
ミチル達は教室の席に座る。鹿羽先生は教壇に立ち黒板に1つのも字を書く。その文字は『夢』だ。
鹿羽先生
「この感じ、何て読むか知ってるか?」
ミチル
「馬鹿にしてるんですか?『ユメ』ですよ」
鹿羽先生
「そうだな。だったら夢の対義語は?」
ミチル
「因みにですけど、先生って数学の先生ですよね?」
鹿羽 先生
「高校の頃は国語の方が得意だったんだ。質問に答えろ、夢の対義語は?」
ミチル
「え、馬鹿にしてるんですか?」
タツキ
「『現実』ですよね!」
鹿羽先生
「正解と言いたいところだが、残念」
ミチル
「え?違うんですか?」
鹿羽 先生
「キョウカは分かるか?」
キョウカ
「現実の『現』と書いて『うつつ』ですよね」
鹿羽先生
「さすがだ!」
ミチル
「何が言いたいんですか?」
鹿羽先生
「『夢』を目を覚ました『現』の状態で叶えろ。」
ミチル
「…どうやって?」
鹿羽先生
「叶えるためには、何回も言うんだよ」
タツキ
「確かに叶えるという字は口に十って書きますもんね」
鹿羽 先生
「そう!俺はそれを言いたかった」
タツキ
「あ、なんか、すみません、」
ミチル
「でも叶えれることって限られてるでしょ?」
鹿羽 先生
「『夢(ゆめ)』他の読み方は?」
ミチル
「夢中の『む』」
鹿羽 先生
「タツキ!『現(うつつ)』他の読み方は?」
タツキ
「現実の『げん』」
鹿羽 先生
「キョウカ!2つ合わせると?」
キョウカ
「むげん…」
鹿羽先生
「そう!叶えれる夢は『無限』なんだ!」
ミチル
「…漢字が違うんじゃ」
鹿羽先生
「マジレスは受け付けてないぞ、まっ、全力で頑張れよ!」
ミチル・キョウカ・タツキ
「…はい!」
それがミチル達にとって、先生との最後の会話だった。その日の晩、先生が包丁で刺されたという。先生は俺たちに何か伝えようとしていたのか。
最後の特別授業ではなく『最期の』特別授業と伝えたかったのか。犯人は、まだ捕まってないらしい。
この事件の結末は、あの人だけが知っている。
とある家のリビングで、2人の男女が話している。
浜松 里奈
「これで何人目だろ、警察もチョロいなぁ。やっぱり史上最凶の美貌殺人鬼を捕まえることはできないのね。あなたもそう思わない?」
ミチル
「そうだね。さすがリナちゃんだよ。」
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「私は、あなたに従うわ。」
ミチル
「ありがと、リナちゃん。」
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