マッチョな愛玩奴隷を助けたおじさんは困っている〜命を救うにはエッチするしかない〜

もかりん

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中編


チュンチュンと小鳥の鳴く声に、俺は目覚めた。
昨日はあのまま、意識を失って寝てしまったらしい…隣に手を伸ばしたが、あるはずの温もりがない…ハッとして起き上がり体を確認する。

身体の汚れは綺麗になっていて、俺は寝巻きを着せられていた。

あいつ…起きたのか?

昨日まであんなに苦しそうにしていたのに、急に起きて大丈夫なんだろうか…

俺は起き上がろうとしたが、腰に力が入らず、尻にも違和感があって身体がうまく動かない。

それでもフリーレンが心配なので、扉の方へと這って行く…

あと、少しで扉に着く…というところで扉が開いた。

「え?マルコさん!?大丈夫ですか?」

「ああ…いや、それはこっちのセリフだ。もう起きて大丈夫なのか?」

「ええ…マルコさんおかげで、もうすっかり元気です。昨日は本当にその…申し訳ありませんでした…」

フリーレンはすまなそうな顔をしながらも顔を赤らめるという器用なことをして見せた。

そして、俺の惨状を察したのだろう…俺をお姫様抱っこで抱き上げてベッドへ運んでくれた。

本当にセックスしたら元気になりやがった。
医者の言ったことが本当だったと納得するしかない。

「今日はゆっくりして下さいね。朝食の用意をしておきました。ベッドに運んでいいですか?」

フリーレンは、納屋から見つけて来たらしい母親の介護用テーブルをベッドにセットして朝食を置いた。
俺が母親の介護に便利なようにと、こしらえた物の1つだ。
使わない時は折りたたんで収納できるようになっている。

よく、初見でコレの使い方に気づいたな…
フリーレンの優秀さには本当に舌を巻く。

フリーレンは当たり前のようにパン粥を1匙掬うと俺に差し出してきた。

前のご主人に毎日していたのだろうか…

「いい…自分で食べられる」

俺はなぜか、むっとしてスプーンをフリーレンから奪った。

なんだ…今の気持ちは…

小麦粉を練って作った薄っぺらいパンが山羊の乳と蜂蜜で煮込まれた粥はパンの塩気と甘味が程よいバランスで美味い。

「樹の伐採も、切り出しも、鉋がけもして、マルコさんが元気になったらすぐ使えるようにしておきますから。安心して寝ててくださいね。」

黙々と食べる俺に、フリーレンは至れり尽くせりの提案をしてくれた。

「すまない…そうしてもらえると助かる…」

コイツのせいでこんな事になったんだ…今日くらい甘えても許されるだろう…

「それと…森の入り口で薬草を見つけてきました。煎じたので傷に塗ってもいいですか?」

傷…俺の体にある傷なんて、1つしかない…うぅ…また、こいつに尻を弄られるのか…

「俺の熱は一旦下がりましたが、いつまた熱を出すかもしれません…その時にマルコさんの傷が治っていないと…」

うぅ…それを言われると弱い。コイツの職種を変えさせなかったのは俺だからな…

「…あ~もう!わかったよ…」

フリーレンはササっと食事の片付けをすると、介護テーブルを脇に折りたたんで、ベッドの上に乗り上げた。

俺はズボンを下ろすと恐る恐る四つん這いになり、フリーレンに尻を向けた。

ニュルッと柔らかいものが尻の蕾を這い回った…ん?これは指じゃない。振り返らずとも感触が違うと告げている。

「おい…おまえ…尻、舐めてねぇか?」

「薬を中に塗り込めるのに入り口に傷を付けてはいけませんので、解しております。」

「汚ねえだろう!やめろって」

「いいえ、マルコさんに汚いところなどありません。それに昨夜きちんと清めさせていただきましたので、ご安心ください。」

昨夜のあれこれと、俺が寝ている間にこいつがしてくれたであろうあれこれを想像して赤面している間に、指がツプっと一本入ってきた。傷になっているところは深いらしく、奥までぐりぐりされる。うう…はやく終わってくれ……………

ようやく終わったとほっとしたのだが、フリーレンの指は完全に引き抜かれることなく、手前の方でぴたりと止まり、俺の悦いところを押しつぶした。

「あん♡…おい!やめろ!何してんだ!」

「ちょっとだけ、サービスをと思いまして」

「いらねぇ!さっさと抜…ひあん♡」

フリーレンは話している間も手を止めない。

だんだん気持ち良くてちんこが勃ってきた。

目敏いフリーレンは、それを見逃さず、半勃ちのちんこをやわやわと扱き始める。

ああ…やばい…イキそうだ…

ん?イキそう?…ん?俺のものを扱くフリーレンの手を見て、俺はピンときた。そうか!なんで最初に思いつかなかったんだ!

俺はぐるんと身を翻すと、フリーレンの方に向き直り、フリーレンのズボンから、奴のペニスを取り出して、自分のものと合わせて握り込んだ。
そして、2本纏めて扱き始めた。

俺が気持ち良くなってフリーレンが抜ければいいんだから別に、尻に突っ込まなくてもいいじゃないか!

「ああ…マルコさん…気持ちいいです…」

フリーレンも感じ入っている。愛玩奴隷は感じやすく出来ているのかもしれない。

俺もフリーレンが尻の良いところををしつこく攻めるので、もう限界だ…

正直昨日ほどの快感ではなかったが、俺たちは同時に射精できた。
これで尻を犯されずに済むようになる。

「フリーレン…お前も出せたな!これなら俺の尻の傷も心配いらねぇな!何で思いつかなかったんだろう…!これなら毎日だってしてやれる」

俺は意気揚々と言った。

「毎日していただけるのは、大変嬉しいです。マルコさんにご負担をかけずに済むのもありがたい…」

フリーレンはにっこり微笑んでいるが、何故だろう…営業スマイルのように感じてしまうのは俺だけだろうか…顔は笑っているのに目が笑っていない気がする。

まぁいい…とりあえずこれで尻の穴は守られた。

あれから数日、フリーレンが毎日薬を塗ってくれたおかげで四十路のおじさんの尻の傷もすっかり良くなった。傷薬は戦闘奴隷時代に培った知恵らしい…本当にフリーレンは有能だ。


元気になったので、ベッド用の机を片付けるために2人で納屋にいく。

「ここには見たこともない物が沢山ありますね…みんなマルコさんが作ったのですか?」

「ああ、そうだよ。昔っから何かに困った時には不思議と道具を思いつくんだ…」

「この小屋の扉も変わってますね。簾のように上から下りてくるんですね。」

「こうすると、扉の前に雪や落ち葉が積もっても開けられるし、日差しが強い時なんかは途中まで下げて使うこともできるんだ…」

「これを考えた時は、『シャッター』とかいう名前まで一緒に思い浮かんだんだよ」

俺は、これを『天の声』と密かに呼んでいる。親の介護で困った時なんかに便利な道具を思いつく。自分の記憶の中にはない物ばかりだった。これらのおかげで親の介護も特段苦労することはなかった。家の中に人が来ることもなかったので、誰かに話すのは初めてだ。
「これは何に使う物ですか?」

「それは歩行器って言ってな、体を支えながら1人で家ん中を移動できるんだ。」

「すごい!これは何ですか?」

「これは車椅子だ。後ろから押したり自分で車輪を回す事で、座ったまま移動できる」

フリーレンは、目をキラキラ輝かせながら、納屋の中の物を物色しては使い方を聞いてくる。俺は今まで誰にも聞かれなかった事を聞いてくれるのが嬉しくて、使い方や作った時の苦労話なんかを語ってやった。
フリーレンはうんうんと頷きながら紙に何かを書きつけていた。

「私は貴族のお屋敷でも、このような物を見たことはありませんでした。あの時このようなものがあれば、奥様もお庭の散策などが出来たでしょうね…」

ああ…また奥様か…

俺はまたもやっとする。この気持ちは何なのだろうか…

「マルコさん、これらを作って売るつもりはありませんか?」

「そりゃ、買ってくれる人がいるなら構わないが…問屋は引き取ってくれるかねぇ…」



***

復活してからしばらく俺は工房にこもった。本当は翌日には歩けるようになったのだが、過保護なフリーレンはなかなかベッドから出してくれず、俺がゴロゴロしている数日間に沢山の木材を設計図通りに切り揃えておいてくれたので、それらを使って無心で家具を作り続けた。


フリーレンはその間、どこかに出かけていたようだが、夕飯の支度の時間には戻ってきていたので、気にも留めていなかった…

ある日、夕食の時フリーレンは、書類の束を手に話を切り出した。

「このところ、王都の貴族のお屋敷を回って、こちらの図案を見せてマルコさんの道具の説明をしてきました。どれも大変好評で、こちらの値段で直接買い取ってくれるそうです。」
フリーレンは転移魔法が使えるらしい。自分の体重より重いものは一緒に運べないとか、主人と長時間離れられないとか色々制約はあるようだが…

フリーレンが見せてくれた購入予約リストは、どれも50万~80万ゴールドと高額だ。

「おい、こんな高額で本当に買ってくれるのか?お前、なんかやばいことしたんじゃないだろうな?」

フリーレンは紳士的で女が放っておかない見た目をしている。

家具を買ってもらうために、貴族に身体を売っているのではないかと心配になった。

俺のためにそんな事をしてほしくはない。というか…フリーレンが他の奴を抱くのは嫌だ…

「マルコさんという人がいるのに、そんな事するわけないじゃないですか…安心してください。
それに、こちらの品々は、この世に他にない大変貴重な物なのですよ。それをきちんと説明しただけです。問屋を通さないのですから、このお値段は当然です。」

「そうか…ならいいが…」

俺はほっと安堵した…ってなんで俺はホッとしてるんだ!別にフリーレンが誰を抱こうが俺には関係ないはずだろ…

俺の心の中を見透かすように微笑むフリーレンに俺は面白くない気持ちになった。

その夜、いつものように風呂から上がった俺はフリーレンのベッドで、欲を発散させてやる。

尻の傷が治ってからは、尻は触らせてない。俺は2人の陰茎を合わせて扱いてやる。フリーレンは俺を抱き寄せ、それなりに気持ちよさそうにしてはいるのだが、いい方法だと思ったこの方法がどうにも物足りない。初めに尻を弄られていたせいか、どうにも尻が疼いて仕方ない…

「なぁ…フリーレン、尻ん中…また指で弄ってくれねぇか?」

「はい!もちろんです!」

フリーレンの目が気色ばんだ。
フリーレンは俺をうつ伏せにすると、尻を持ち上げて蕾を舐め始めた…

「はぅ…♡」

こいつ…また舐めやがった…
俺は責める元気もなく、喘ぐばかりだ…

まさか自分から、尻を弄れと命令するなんて、もう俺も変態主人の仲間入りだな…

ぬぷり…といつもの指より柔らかくてざらざらしたものが尻の中を這い回る。

こいつ…舌を中に入れやがったな…
初めての感触に俺は息も絶え絶えだ…

俺の尻にしゃぶりつくようにして、深くまで入った舌が、悦いところを何度も擦る…

「ああ…はぅあ…あん♡」

堪えられず声が漏れる。

擦られるうちに、段々ともっと大きい、最初の日に感じた快感がほしくて堪らなくなった。

「フリーレン、フリーレンのもっと大きいの…入れてくれ…」

俺は理性が完全に吹き飛んで、いつの間にかフリーレンに強請っていた。

「仰せのままに…」

そう言って、俺を仰向けにして迫ってくるフリーレンの目は獣のように爛々としていた。

フリーレンのものがゆっくりと中に入ってくる。
2度目のせいか、痛みはほとんどなく、ミチミチと中を広げて進む感覚に俺は快感を拾い上げて悶えた…

「あぁ…マルコさん…はぁ…あなたの中は…最高…です…」

フリーレンの息も上がっている。

俺たちは夢中になって互いを求め合い、その晩は、何度も肌を重ねた。

朝方ふと、目が覚めた。おじさんになると変な時間に目が覚める。俺はスースーと規則正しい寝息を立てる大きな胸板に抱きしめられていた。温かくていい匂いがするその胸板に俺は頬を擦り寄せた。その心地の良さにまた微睡みがやってきて、その晩はそのまま朝までぐっすり眠れた。

朝目覚めると、朝食のいい匂いがする。今日は自分で立ち上がれたので、食堂へ向かう。(と言っても狭い家なので扉を開けてすぐだが…)

フリーレンは俺に気づくと、嬉しそうに笑って挨拶してきた。

そのまま、抱きついてキスでもされそうな勢いだったので、急いで席に座る。

いかんいかん…フリーレンは愛玩奴隷だ。これも全て奉仕の一貫…本気にしたらダメだ。


今日は出来上がった家具を隣町に納品する予定だ。フリーレンが用意した木材のおかげで、俺が数日篭って製作した箪笥は今回も三竿だ。
2人で荷車を押して、隣町の問屋まで持って行く。隣町といっても荷車を引いていくと2時間ほどなので、たまにしか来ない。町での用事は一緒に済ませるようにしている。

前回売った分の箪笥の代金は、医者を呼んだ事でほとんど使ってしまったが、前回フリーレンが価格交渉をしてくれたおかげで、この箪笥を売れば60万ゴールドが手に入る。

本来なら、早く職業を変更してやった方がいいとわかってはいるのだが…

俺は今の関係に未練が湧いてしまった。

「なぁフリーレン…この箪笥を売れば、60万ゴールドになるわけだが…職業、先に変更したいか?」

「いいえ…それはマルコさんの分もありますし、こないだのお医者様の件も含めてお返ししてからで大丈夫です。…その…マルコさんさえ、お嫌でなければ、一気に奴隷解放代金まで貯めてしまいたいのですが…」

「いや…俺は構わないが…」

つい顔が赤くなる。今後も夜の相手をしてほしいと言っているのだろう…

これからも抱いてもらえることをつい喜んでしまう自分が嫌になる…しかし、気持ちがいいのは事実だから仕方がない。

フリーレンはどこか嬉しそうだ…40のおっさんの俺を抱いて嬉しいなんて、愛玩奴隷とは気の毒な生き物だ…

きっと奴隷から解放されたら、俺になんて見向きもしなくなるだろう…ちょっとだけ寂しさを感じた…ちょっとだけだぞ…

奴隷商にいく替わりに俺たちは、町でちょっといい肉やワイン、チーズなんかを買って家に戻った…


***

フリーレンが言った通り、歩行器や車椅子は貴族に人気の商品になった。
高齢者や怪我人の多くが松葉杖よりも安全だと、次々に口コミが広がり、俺たちは忙しい毎日を送った。
荷車を引いていく時間がもったいないので、荷馬車に納品を頼むようになった。

そうして、フリーレンはひたすら木材の用意をし、俺はひたすら貴族向けの車椅子や歩行器を作り続けて3か月もしないうちに、奴隷解放資金は貯まった。

注文はひっきりなしに入っていたが、1日くらい作業が遅れても問題ないだろう…

俺はフリーレンを連れて隣町の奴隷商へと向かった。

この3か月、フリーレンも俺も毎日必死に働いたが、夜は毎晩のように寝室を共にした。

もう、以前のようにフリーレンのものを俺が手で抜いてやることもなくなり、毎晩フリーレンは俺を抱いた。俺は他では得られない快楽にすっかりハマってしまい、残り少ない時間を惜しむように、毎晩何度もフリーレンを求めてしまった。

そんな日々も今日で終わりだと思うと切ない気分になる。
奴隷から解放されたフリーレンはどんなふうに変わってしまうのか…俺は不安で堪らなかった。
願わくば、少しでも俺と一緒に暮らしたいと思ってもらえないだろうか…身体を重ねられなくてもいいから…

俺はすっかり隣にいる奴にハマってしまったらしい…愛玩奴隷のこいつにとっては奉仕の相手でしかないというのに…

「フリーレン、今までありがとうな…」

「何言ってるんですか?私はあなたの弟子なのでしょう?まだまだ、あなたから学ぶべき事が沢山ありますよ」

フリーレンが苦笑する。敢えて今こんな事を聞く小心者の俺を許して欲しい…解放された後に聞いて、さようならと言われたらと思うと、つい…無駄な事を聞いてしまうのだ。

奴隷商に着くと、揉み手をした店の主人が現れた。
俺はこの日のために、フリーレンのお陰で貯まった貯金で、自分とフリーレン用に少し上等な服を買った。パッと見は裕福な商人のように見えただろう…

しかし、俺達が客でないと知ると興味がなくなったらしく、あからさまに態度が横柄になった。

「奴隷の解放ねぇ…せっかくの別嬪なのにいいんですかい?飽きたってんなら、こいつ売って他の子と買い替えもできますよ?」

「いや、結構だ。早く手続きをしてくれ」

「へいへい…んじゃ、こちらにどうぞ…」

店の主人は150万ゴールドを受け取ると、俺たちを奥の部屋に通した。そこには怪しげなローブを着た女が座っていた。

「先生~奴隷解放です。お願いします。」

魔術師は革張りのソファから立ち上がるとゆっくりこちらにやってきた。

挨拶もなしにフリーレンの胸元の奴隷紋に手を翳し、ブツブツと呪文のようなものを呟き始めた。

奴隷なんて口を聞く価値もないと言わんばかりの態度に俺は睥睨した。

呪文が唱え終わると奴隷紋が消え、替わりに薔薇の紋様のようなものが浮かび上がった。

魔術師の女は、それを見るなり目を大きく見開いて、フリーレンの目を覗き込みながら、違う呪文を唱え始めた。

全て終わると、フリーレンに向かって小さく何か呟いた。

それから一歩下がると頭を下げてこちらに告げた。

「奴隷から解放完了しました…」

フリーレンはどこか遠くを見ているような様子だった。

「フリーレン!大丈夫か?」

「あ、マルコさん…」

「大丈夫か?どうかしたのか?」

「いいえ…大丈夫です。」

「何かあったか?」

「ええ…そうですね…帰ったら話しますね…」

「そうか?わかった…なら、もう行こうか…歩けるか?」

「はい…歩けます」

店の主人に入り口まで送り届けてもらいながら聞いたところによると、普段契約している魔術師は愛想の良い人物で、今日は体調不良で替わりに高名な魔術師が来たのだという…

あの横柄な態度はそのせいだったようだ。

ひとまず、奴隷解放が済んで俺たちはほとんど口を聞かずに家に戻った。

フリーレンはずっとぼんやりしていて、何かを考え混んでいるようにも、回想に耽っているようにも見えた。

家に着くと、まだ夕飯まで時間があったので、今日は休みにして2人で話をすることにした。
修理しながら長年使い込んだ長椅子に2人で腰掛け、俺はフリーレンの話を聞くことにした。

「どうだ?奴隷から解放された気分は…」

「そうですね…このところ何不自由なく過ごせていたので、まだ実感がありませんが…
まず、お礼を言わせてください。マルコさん、全てあなたのお陰です。あなたに出会っていなければ、きっと私は今も誰かの奴隷に堕とされ酷い生活をしていたと思います。全てマルコさんが手助けしてくれたお陰です。
ありがとうございます。」

「いやいや…解放資金を稼いだのはフリーレン自身だ。自信持てよ、お前は自分で自分を買い戻した…まぁ、俺はちょっとばかり手を貸したというか…尻を貸しただけだな(笑)」

あははっとフリーレンも笑った。その後真剣な顔に戻って話し始めた。

「私は今まで、奴隷になった10歳くらいより以前の記憶がありませんでした。どうやら、奴隷に堕とされた時、記憶も封印されていたようです。他の奴隷も同じように記憶を封じられているのかは、私には分かりませんが…
奴隷から解放してもらった後、あの魔術師は私の記憶の封印も解いてくれました。」

俺は黙って頷き、先を促す。

「私は、裕福な貴族の三男として生まれ、10歳の時に誘拐され、奴隷商に売られたようです。」

「家の事は覚えているのか?」

「はい…大体のことは…」

「親御さんも心配してるだろうし、早く帰ってやった方がいいんじゃないか?」

「いいえ…家には優秀な兄が2人もいますから、私がいなくとも問題はありません。今まで通り、あなたの傍にいさせてもらえませんか…」

俺はホッと安堵した…と同時に罪悪感が生まれる。まだ別れの覚悟ができていなかったし、願わくばもう少しだけ師弟として暮らしたいと思っていたが…
しかしフリーレンは裕福な貴族の子息だったという…何不自由なく暮らせる生活があるはずなのに俺との貧乏暮らしに縛り付けて良いものだろうか…

「マルコさん、奴隷から解放されたら対等な立場で、あなたに伝えたいと思っていました………私は…あなたを愛しています。この数ヶ月、助けられた恩だけではなく、愛しいという想いが止められなくなっていました。
これは他のご主人に対しては感じたことのない気持ちです。
それを証明するために、奴隷解放を待って伝える事にしました。
どうか、これからも今まで通り、そばに置いてもらえませんか?」

俺は心臓がドクンと波打つのを感じた。

ずっと愛玩奴隷として、主人を慕ってくれるのだと思っていた目の前の綺麗な男は、自由の身になり、裕福な実家の記憶を取り戻してもなお、40の貧乏なおっさんの傍にいたいと言う…

「本当にいいのか?本当に俺との貧乏暮らしを選ぶのか?」

「あなたと一緒にいられる事が私の幸せなのです。貧乏暮らしは…すぐに私が裕福な暮らしをさせてあげますから、見ていてくださいね」

フリーレンはクスリと笑った。

フリーレンは俺を抱きしめて、チュッと唇にキスをした。キスをしたのは久しぶりだ。初めてされた時に、照れ隠しに拒否してしまってから、フリーレンは律儀にも本当にキスをしなくなった。俺としても、精を発散する為という名目で肌を重ねていたので、自分からキスを強請ることもできず、あれっきりだったのだ…

俺は黙って、フリーレンのキスに応えた。
上唇と下唇を順番に唇で食むようにし、その後ゆっくりと舌が口の中に入ってきた。
拒否されなかったことに気を良くしたフリーレンは、俺の舌に舌を絡めたり上顎や歯茎を舌先でチロチロと擦ったり、長い時間俺の口の中を味わっていた…俺も応えるようにフリーレンの口の中に舌を入れ、どちらのものかわからなくなった唾液を飲み下した。

長い長いキスの後、チュプっと音を立てながらフリーレンは名残惜しそうに口を話して俺を見つめた。

「マルコさん…抱いてもいいですか?」

「愛玩奴隷じゃなくなっても抱いてくれるのか?俺のことを抱きたいって思うのか?」

俺の言葉にフリーレンはくすっと笑って答えた。

「愛してるって言ったじゃないですか…愛しい人を抱きたいと思うのは当たり前でしょう」

「フリーレン…俺もお前に抱かれたい…」

フリーレンは俺をギュッと抱きしめてくれた。愛しさが込み上げてきて、俺もフリーレンを抱きしめ返した。

あぁ…そうか…俺はフリーレンが好きなんだ…いや、おそらくずっと前から好きになってしまっていた…フリーレンが奴隷から解放されたときに捨てられて傷つくのが怖くて認められなかったんだな…
なんて弱い男なんだ…

「フリーレン、俺も愛してる…たぶん…ずっと前から…俺の傍にずっといてほしい…」

「ずっと一緒ですよ…約束です…」

フリーレンは俺をベッドに運び、服を脱がせた。

深いキスをされながら乳首をチロチロと刺激しされると、俺のちんこはあっという間に大きくなった。
フリーレンは俺の陰茎に舌を這わせ、パクリと咥えると巧みな口使いで愛撫した。

「ああん…♡はぁ…はぁ…フリーレン♡」

俺は、あっという間に上り詰めフリーレンの口に白濁を吐き出してしまった…

フリーレンはそれを旨そうに飲み下すとにっこり微笑んで告げた。

「今日は、じっくりたっぷり愛させてくださいね」

フリーレンは言葉通り、俺が気を失うまで一晩中抱き続けた。

***

朝目覚めるとフリーレンは優しい目で俺を見つめ、髪を梳いてくれていた。

俺たちは恋人どうしになったのだ…
なんだか気恥ずかしくなって、思わずシーツを頭まで被った。

「マルコさんったら…それじゃキスできないじゃないですか」
フリーレンはクスッと笑ってシーツごとを俺を抱きしめた。

「おはよう…」

俺はそろりとシーツから目だけだした。

「おはようございます」

フリーレンは俺の目尻にキスを落とした。

「お風呂に行きませんか?昨日、身体を拭き清めたんですが、中のものを掻き出した方がいいと思うので…」

昨夜散々中に出された事を思い出し、俺は真っ赤になった。

風呂ぐらい1人で入ると突っぱねようと思ったが、力が入らないので、「連れてってくれ…」と小声で呟いた。

フリーレンは嬉々として俺を抱きあげてお風呂に連れて行ってくれた。

風呂は1人で入ると言い張り、何とかフリーレンを追い出すことに成功した俺だが、頭と身体を洗って、湯舟に入ったところまでは良かったものの、いざ尻の中のものを自分で掻き出すとなると、ちょっと躊躇われた。

うーん…自分の指で尻の中を弄るのかぁ…
自分の尻の穴の感触なんて知りたくねぇなぁ…

なかなか穴の中に指を入れられずに躊躇っていると、タイミングを計ったかのようにフリーレンが顔を出した。

「マルコさん、自分でするの怖いんじゃないですか?やってあげますよ」

うう…にっこり笑顔が怖い…怖いが、自分でするのも怖いので、渋々フリーレンに頼むことにした。

フリーレンは、尻の中のものを掻き出すからと俺に壁に手を付かせ、尻を左右に開くと、ツプっと中指を突き入れた。

初めのうちは恥ずかしいばかりだったが、指で中の良いところをぐりぐりされているのと、フリーレンに尻の穴を見つめられているのとでだんだん変な気分になってきた。

「うぁ♡フリーレン、おい!そんなにぐりぐりされたら…」

「マルコさんったら…また欲しくなっちゃったんですか?可愛いなぁ…」

結局、俺は壁に手をついた体勢のまま、せっかく掻き出したものの代わりにフリーレンに新しいものを注入されてしまった。
そして、その日はその後も一日中ベッドで過ごす羽目になった…





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