マッチョな愛玩奴隷を助けたおじさんは困っている〜命を救うにはエッチするしかない〜

もかりん

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後編

奴隷解放とその後のイチャイチャで、2日も作業が遅れた俺たちは、朝から作業に取り掛かった。
と言っても、昨日俺がベッドで伸びている間もフリーレンが木材の準備を進めてくれていたらしく、すぐに作業に取り掛かれた。

フリーレンはまた木材の材料になる木を切りに森に出かけたらしい。

***

その頃フリーレンは、森の入り口に立ち止まっていた…

「いるんだろ…?隠れてないで出てこい…」

フリーレンが声をかけると、シュタっと1人の男がどこからともなく現れた。

「やはり、気づかれておいででしたか…さすがですな…ご無沙汰しています、フリードリヒ殿下…」

逞しい中年の男性が恭しく片膝をついて頭を下げた。

「ヤンか!久しいな!息災であったか?」

「殿下…ご無事で何よりです…」

「…もう私は王子ではない。今更何のようだ?」

「なぜ国にお戻りにならないのですか?陛下も皆さまもお待ちです。」

「私を切り捨てたくせに虫のいい話だな…俺を捨てたのはお前らだろうに…どの口が言う」

「それは誤解です。此度の事は一部の貴族が起こした事…王族の紋章が消え、お亡くなりになられたと報告があってからも、我らは必死に探していたのです…ですが、足どりが一向に掴めず…まさか奴隷として他国で生きておられたとは…」

「ああ、酷い目にあったよ。その辺の経緯についてはもう調べがついてるんじゃないのか?」

「はい。奴隷紋が消えて王族の証が復活した時には我々一同歓喜に震えました。すぐに影を遣わせて事情を調べさせました。
貴方様を貶めようとした王太子派の貴族は全て、お怒りになった陛下が一掃してございます。誘拐に関与した者、奴隷売買に関わった買い主どもも皆始末いたしました。亡くなった伯爵夫人も本来なら重罪でしたが、既に亡くなっており処分が下せず残念でございましたが…

今、国にいる者は皆、殿下の帰還を心待ちにしている者ばかりです。」

「そうか…私を誘拐したのは王太子派の手の者だったんだね…兄上とは仲がいいと思っていたのに…」

「フリードリヒ様、王太子殿下ご本人は、殿下のご無事をずっと心配しておられました。王太子殿下を担ぎ上げたい一部の貴族が勝手に暴走しただけに過ぎません。そういった考えを持つものは一族郎党一掃しましたので、ご安心ください」

「そうか…ありがとう…父上や兄上が私を疎んでない事がわかっただけで十分だ。
だが、私がここに残ると言ったのはそれを憂いてのことじゃないんだ……私は愛する人を見つけた。ここで静かに暮らしたい…もう放っておいてくれないか…」

「マルコ様の事ですね…聞き及んでおります。奴隷に堕ちた殿下を支え、解放した方だとか…殿下がマルコ様に御恩を感じていらっしゃるのは分かりますし、今までのご苦労を思えば、本音は殿下には安らかな暮らしをしてほしいとも思います……

しかし、結界石の力が尽きかけているのです。このままでは、敵国に攻め入られ国が戦場となりましょう…陛下と王太子殿下のお力ではどうすることもできません…我が国には貴方様のお力が必要なのです。どうかお力をお貸しください…」

ラクシミール王国には王家に伝わる結界石というものがあった。代々の王はその石に魔力を注ぐことで国内に結界を張りめぐらせ外敵から守っていた。現王は有能な男だったが、あまり魔力が強くはなく、先代と先先代の王の余剰があったため、結界石の魔力を少しずつ切り崩しながらも持ち堪えていた。

期待していた第一王子は良くも悪くも凡庸だった。人柄は悪くないが魔力の尽きかけた結界石の力を復活させるほどの魔力量ではない。その後に生まれた第二王子は、生まれながらに病弱で幼い頃に亡くなってしまった。王妃が高齢ということもあり、王は王妃と相談の上で側妃を娶り、第三王子を得た。そのため、膨大な魔力を持って産まれた第三王子フリードリヒに国王は期待していたし、王妃や実家の公爵もその事を理解していた。

しかし、このことは軍事機密にあたる為、ごく一部の要職に就いている者以外は知らないことだった。その為、王妃の実家の公爵家と縁のある貴族達の中には、正妃の御子である第一王子を差し置いて、側妃の御子であるフリードリヒが、勉学や剣術に優れ、次期国王にふさわしいと推す声があることを面白くないと考えていた。

そして彼らは、フリードリヒを誘拐し、記憶を封じた上で隣国に奴隷として売り払ったのである。

「ならば結界石に頼らない国づくりを進めれば良いのではないか?他国は結界などなくとも、軍事力で国を守っているのだろう?」

「殿下は戦のない我が国を戦場にしろと仰るのですか?」

「そうではない…安易に私に頼らず、外交でも何でも結界以外の方法を模索する事がお前たちの仕事ではないのかと言っているのだ…

私を王子としてでも、奴隷としてでもなく、1人の人間として受け入れてくれたのはマルコさんだけだ…

残りの人生はマルコさんのためだけに使いたい。もう帰ってくれ…」

「殿下……また参ります」

ヤンはそう言い残すとどこかに消えた。

フリーレンは、ふーっと息を吐いた…

これでいいのだ…国を支える者として育てられ、民や家族への想いがないわけではない…
しかし、それ以上に今のマルコとの暮らしを守る事がフリーレンにとっては重要であった。


***

平和な日々が続いていた…
一躍人気となった車椅子などの介護用品は、発想の新しさだけでなく、マルコの名人級の腕前によって、他に真似できないブランド商品として、定着しつつあった。

フリーレンが販路の拡大や材料の木材を準備し、マルコが工房で製作するという役割分担もすっかり定着した。

木材の準備などは人を雇えばより手広くなるだろうが、2人は他の人を入れる事を望まず、細々と暮らせる分だけしか作らなかったため、なかなか手に入らない予約待ち商品として、さらにプレミアが付いていた。

昼間は忙しく働いていた2人だが、どんなに忙しくても、夕方には必ず2人揃って食事をとり、夜は同じベッドで毎晩のように甘い時間を過ごしていた。

俺はこんな毎日が当たり前に続くような気分になっていた。

そんなある日、車椅子の評判を聞きつけ、隣国から国王の車椅子を作ってほしいという手紙が来た。

フリーレンに話そうかとも思ったが、毎日のように森と王都を行き来する忙しいフリーレンに話すのは余計な負担になるのではないかと憚られた。

それに王族への献上品は初めてではない。
先月自国の王族に車椅子を献上した際、無償で献上し、喜んだ国王から褒美を授かるという経験をしたので、今回もおそらく同じだろう…難しい価格交渉などがないのだから、自分だけでこなせると判断した。

数日後、フリーレンが王都へ行っている間に使者が来た。身なりの良い執事といった風態の男だ。

「突然の訪問で申し訳ありません。私はラクシミール王国で王宮を管理しておりますヤン・ダニールと申します。」

「こんな格好ですみません。ようこそ、はるばるいらっしゃいました…むさ苦しい所ですが、どうぞ入って下さい」

俺は作業着姿で、工房に男を通した。

「失礼いたします。なるほど…こちらで商品を製作されているのですね…」

「汚いところで申し訳ありませんが、どうぞおかけください…」

俺は椅子を手拭いで軽く払って男に勧めた。

「国王陛下の車椅子でしたね。こちらの中から基本の形を選んでいただき、ご希望に合わせて調整いたします。」

そう言って、見本絵を見せると俺は商品を説明した。
頑丈で外出向きの物、折りたたんで運べる物、自分で乗り降りしやすい物など、それぞれの特長を説明すると、ヤンさんは目をキラキラさせて聞き入っていた。

最終的に乗り心地重視の頑丈な物を選び、木彫りの装飾や塗装などの細かい要望、王の身長などを聞いて、納期を決め、打ち合わせは終わった。

「では、来月までに試作品を作っておきますので、現物を見てご意見を聞かせてください。
飾り彫や塗装はその後にいたします。」

「承知いたしました…」

ヤンさんはそう言うも帰ろうとはせず、別の話を切り出した。

「あなたのお弟子さんのフリーレンさんのことですが…マルコさんはフリーレンさんのご実家の状況をご存知ですか?」

「いや……詳しいことは何も。」

フリーレンからは、記憶を取り戻した夜にどこかの貴族の出身だと聞いただけだった。

フリーレンは帰る意思がないようだし、俺もその貴族に恩を売るつもりもなかったから、それ以来その話をする事はなかった…

「フリーレンさんの本名は、フリードリヒ・ラクシミール。ラクシミール王国の第三王子です。」

俺は言葉を無くした。生まれながらの品の良さを感じてはいたが、まさか王子だったとは…

「フリードリヒ殿下は特別な力をお持ちで、救国の英雄そして次期国王となるべきお方です。国王陛下も国民も、皆が殿下の帰国を待ち侘びているのです。」

そうか…俺と違い、フリーレンには帰る場所があり、皆がフリーレンを待っているのか…

「詳しい事は申し上げられませんが、フリードリヒ殿下が不在のために、我が国は今衰退の一途を辿り、戦禍に巻き込まれかけております。このままでは、国の滅亡もあり得る状況です。国が滅びれば、民の暮らしは立ち行かなくなってしまいます。」

他国とはいえ、そこには、この村と同じように平和に暮らしている人々がいる。戦乱により彼らの暮らしが壊れてしまう事を想像して背筋がヒヤリとした。

フリーレンには、待っている民がいる。待っている家族がいる…俺のような人間が引き止めていい人間じゃないんだ…

でも、嫌だ…嫌だ…フリーレンと離れるなんて…

暗い顔の俺に、ヤンはさらに追い討ちをかけた。

「このままですと、陛下はこの国に王族誘拐を訴え、あなたが捕縛されるか、最悪この村が戦場となるやもしれませぬ」

俺がどうなろうと構わないが、そうなればフリーレンと一緒にはいられなくなるし、最悪この村が戦場になれば村の人たちの暮らしも墓も全てを失うかもしれない…

「フリーレンは何と?」

「あなたに恩義を感じ、ここに残ろうとしています。」

ああ…全てを知った上で、俺に何も言わず、俺に寄り添おうとしてくれたフリーレン…
もう、その言葉だけで充分だ…民衆より、国王の地位より、家族より、俺を選ぼうとしてくれたフリーレン…

もう解放してやらなければ…
フリーレンにはもっとふさわしい人生が待っている。
未来のないこんなおっさんじゃなく、若い王妃をもらえば子供だって望めるんだ…フリーレンは俺とは違う…フリーレンの幸せを願うなら手放してやらなければ…

「殿下を説得して下さいませんか?」

俺はコクリと頷いた…


***

夕方、フリーレンが帰宅すると俺は話があると部屋に呼んだ。
フリーレンはどんなに俺が説得しても、首を縦には振らなかった。

俺は仕方ないと説得を諦め、少し休憩しようと茶をすすめた。
フリーレンの分の茶には睡眠薬を入れておいた。ヤンさんと相談し、もし説得がうまく行かなかったら眠らせて運ぶことにしていたのだ。

フリーレンは黙ってそれに口を付けた。一瞬ピクっと反応して焦ったが、一気に飲み干してくれた。

フリーレンが飲み切ったのを見届けると安心し、自分の茶に口を付けた。

「すまない…俺はお前に相応しくないんだ…」

そう言って茶を飲み干して立ちあがろうとしたが、膝からガクッと崩れてしまった。なんだか身体の自由が効かない…焦る気持ちと裏腹に、瞼がどんどん重くなり、俺はその場に倒れた…

***

気づくと俺は、見知らぬ部屋に寝ていた。
真っ白なレースに囲まれたベッド。天蓋っていうんだっけかな…コレ。

まだ身体が怠いので首だけ横に振って見ると、右側にいつも見慣れた美しい顔…フリーレンがにっこりと微笑んでいた。

「お目覚めですね…マルコさん」

「フリーレン…ここは?」

「私の部屋ですよ」

「国に戻ってくれたのか…」

あの時はずいぶん怒っていたようだったが、俺の願いを聞いてくれたのだとホッとした。

「私を無理やり眠らせて連れてくるつもりだったんでしょう?」

フリーレンの笑顔が怖い…目が笑っていない。

「お茶に口を付けた瞬間わかりましたよ。私は、睡眠薬は散々経験してますからね…」

奴隷になった時の事を思い出させたのかもしれない。それどころか子供の頃から、何度も誘拐されかけていたのかもしれない…そんなフリーレンに同じ事をした自分を悔いた。

「すまなかった…フリーレン…嫌な気分だっただろうな…」

「ちょっと腹は立ちましたけどね。それよりもマルコさんが本気なんだって悲しくなりました。だから、瞬間移動であなたのカップとすり替えたんです。」

ああ…そういえば、フリーレンは自分より小さいものなら瞬間移動できるんだったな…こんなに予備動作もなく一瞬で精度良くできるとは思わなかった。

「ふふ…お人好しのマルコさんが俺を騙すなんて100年早いですよ」

フリーレンは笑いながら、俺の伸び始めた髭面を撫でた。

「マルコさんのお望み通りに国に帰りましたし、王位継承も承諾するつもりです。でも、マルコさんが私から離れる事だけは絶対に許さない…だから、あなたを連れてきたのです。」

「俺はお前さんのそばにいられるような身分じゃない。王族に戻ったお前の近くに、うす汚いおっさんがいたらお前さんの評判を下げるだけだ…お前さんにはもっと相応しい人間がいるはずだ…誰からも咎められず、お前さんの子も産んでやれる相応しい人間だ…俺にはたまに友人として会いに来てくれたらそれでいいから。」

「いいえ、マルコさんはこれから毎日ここで暮らすのですよ。私に愛されながらね…」

俺は一体どういう立場で連れて来られたんだろうか…毎日王子の寝室に入り浸る客人や召使いなど聞いたことがないし、婚約者となるには身分が違いすぎて周囲の反発が強いだろう…

「なぁ…俺はお前さんの何なんだ?」

「愛する人ですよ」

思わぬ言葉に顔が赤くなるが、気を取り直して問いただした。

「いや…それは…そうじゃなくて、俺はどう言う立場でここにいるんだ?」

フリーレンは、あぁそんなことか…とこともなげに続けた。

「あなたは私の愛玩奴隷ですよ…私と一緒にいるのには、ご自分の事を相応しくないとか、ごちゃごちゃ言っていたじゃないですか…でも、もう心配いりません。あなたは私の“物”になったんです。だから相応しさなんて気にしなくていいんです…周囲も私の趣味にまでごちゃごちゃ口を出したりしませんから…安心してください…あなたは何も悪くない。無理やり連れて来られて奴隷にされただけなのですから。私を憎んでも恨んでもいいんですよ。」

「おま…奴隷って…そんな…」

俺は全身の力が抜けるのを感じた。
フリーレンは俺の胸元を開いて奴隷紋を見せた。
そこには昔フリーレンの胸にあったものと同じ紋様が刻まれていた。

フリーレンはそれを愛おしそうに撫でながら言った。

「あなたは主人の私には逆らえない。この部屋には結界が張ってありますから、私以外誰も入れないし、出ることもできません。あなたは何も悪くない…」

そして、フリーレンは俺に口付け、唇を割り開いて咥内を舐め回した。愛玩奴隷になったせいだろうか…こんな状況だと言うのに、フリーレンのキスは俺を甘く溶かしていく。フリーレンの事がほしくてたまらない…

「フリーレン…あ…はぁ♡…」

頭がピンク色の靄に霞むような感じがして、ひたすらにフリーレンを求め続けた。

***

あれから何日経っただろうか…

毎日同じ生活が続いている。
朝、フリーレンの腕の中で目覚め、抱かれる。
その後、朝食を口に運ばれ、風呂に入れられ、フリーレンが部屋を出ると、ひたすらフリーレンの帰りを待つ。うとうとしているうちに昼食を持ってフリーレンがやって来て、同じように食べさせられる。その後甘い口付けを交わして立ち去るフリーレンの帰りを夕方まで待つ。
奴隷になったせいなのか、待っている間、ずっとフリーレンの事を考えてしまう。
昨夜の甘いフリーレンを思い出すと下半身がずくりと疼く。愛玩奴隷の俺は、いくらちんこを扱いても自慰でイクことはできない。
扱けば扱くほどパンパンに張り詰めたそこは苦しくなる。後ろの孔は自分で触る事を禁じられている。

俺はフリーレンの帰りを恋焦がれながら夕方を待つ。
俺の足には魔力でできた枷が嵌められ、ベッドの周辺から移動できない。

トイレにも風呂にも行けない。ベッドの傍には大きな皿があり、排泄したい時にはそこにするように命じられているが、ちんこが張り詰めているせいで放尿もできない。

その苦しさにさらに勃起が強くなる。

夕方、待ち侘びていたフリーレンが帰ってきた。
皿に目をやって、ニヤリと笑う。

「また、何も出していないのですね…悪い子ですね。さぁ私に見せてごらん」
そう言って、腰紐をするりと解いて俺の股間に顔を近づけて眺める。俺は期待ではち切れそうになる。

「もうこんなに硬くして、また自慰をしていたんですね…フフ…すぐに楽にしてあげますよ」

フリーレンが俺の陰茎を口に含んで裏筋を舐め上げただけで、限界だった俺のちんこは吐精した。

フリーレンはゴクリと旨そうに俺の精液を飲み下すと、ズズッと鈴口の中のものまで全て啜り上げた。

そして、いつものように足枷が解かれ、俺は抱っこでトイレに連れていかれる。

フリーレンは、俺を便座に座らせると、開かせた足の前にかがみ込んでからそっと下腹に触れて放尿を促す。

「マルコさん、一日中おしっこ溜まっていたんでしょう?
ほら、シーして。僕にしっかり見せてください。」

フリーレンから与えられる温かい魔力がじわりじわりと膀胱を絞り上げ、尿が尿道を通って迫り上がってくるのを感じる。
恥ずかしくて顔を背けてはいるが、フリーレンの視線がじーっと俺のちんこを見つめているのを感じる。
たまらなくなって、鈴口から尿がジョボジョボと流れ出す。
「ううぅ~~」

放尿の感覚とフリーレンの視線が気持ちよくて、俺はうめき声を上げた。

フリーレンは嬉しそうにそれを眺めている。全て出し切るとフリーレンは俺のちんこをフルフルと軽く振って最後にちゅっと鈴口を吸い上げる。

フリーレンはいつもの儀式が終わると、俺の頭を優しく撫でながら「良くできたね。いい子いい子」と褒めてくれた。

愛しのご主人様に褒められて俺はすっかり嬉しくなってしまう。

「次はどうしたらいいか、わかりますね?さぁして見せてください」

俺はコクリと頷き、後ろ向きに便器に跨がり、フリーレンに尻を突き出すような姿勢を取る。そして指でくぱっと、尻穴を見せる。

流石にこれだけは何度しても羞恥で指が震えてしまう。

フリーレンは蕾にチュッと口付けすると、つつっと指を一本突き入れて、洗浄魔法をかけてくれた。

俺はトイレで尻の穴を弄られる羞恥と指から流される魔力の気持ちよさに自我が蕩けそうになった…

本当はフリーレンは排便鑑賞もお望みだったようだが、それだけは絶対に嫌だと泣いて頼んだので、こうなった。敢えてトイレでさせるのは、俺に羞恥を思い起こさせるためだろう…

洗浄魔法が使えるのだから、放尿も必要ないと思うのだが、毎回目の前でさせるのはフリーレンの趣味なのだろう…
俺も初めのうちは恥ずかしくて抵抗していたが、今では見られる事に快感を覚えるようになってしまった。


フリーレンは俺の頭を抱きしめてから、耳元で
「いい子いい子、マルコさん。さぁお風呂でキレイキレイしましょうね…」

と囁き、俺を風呂場まで赤ん坊のように抱いて運んだ。

その後風呂で、身体中足の指先まで、隅々まで舐めまわされる。まるで俺から出るものは全て舐めとりたいというような執拗な舌使いだ。もう既に俺の心も身体もフリーレンのものだというのにまだ足りないのだろうか…

その後石鹸で頭の先から爪の先まで丁寧に洗われる。

髭を剃られ、チン毛もケツ毛も綺麗に剃られた。フリーレン曰く、剃刀を大事なところに当てられている時のプルプル震えてる俺の表情が好きらしい。怖いからよそ見しないでくれ。
でも、俺と俺の大事なナニの生殺与奪を握っているフリーレンを見てキュンキュンしている俺もだいぶブッ壊れていると思う…
その後、湯舟で運動不足の俺を気遣って身体中をマッサージしてくれる。その後全身をまた執拗に愛撫され、尻の中までたっぷりほぐされ、前立腺を攻めたてられる。

「ああああぁ~♡…フリーレン…ふぁん♡」

「おやおやマルコさんもう欲しくなっちゃったんですか?欲しがりですね~」

いつも通り、おれのちんこがすっかり勃起してしまった頃合いを見計らって、フリーレンは水分を魔法で乾かして、ベッドまでお姫様のように抱いて運ぶのだ。

「おやおや、さっき出してあげたのにもうすっかりココは興奮していますね。なんて言えばいいか、もうわかりますね?」

フリーレンは俺の唇にチュッと触れるだけのキスを落として俺の言葉を待っている。

ここでいつも俺は恥ずかしいセリフを言わされるのだ。

俺は、足を開いて、指で尻穴を開いて見せると、フリーレンの目を見ていつもの言葉を紡ぐ。

「俺の…ケツマンコに…フリーレンの…デカイ…ちんこを挿れて…ぐちゃぐちゃに…ついてくれ…」

「フフ…相変わらず淫乱な悪いマンコですね…」

フリーレンはクスリと嬉しそうに微笑み、俺の中に遠慮なく入ってくる。

「ああああ~♡フリーレンっ…気持ちいい…」

「ああ…私も気持ちいいです…マルコさん、気づいてますか?もうずっとここをセックスにしか使ってないんですよ…

もうすっかり本物のマンコですね…」

フリーレンがズンズンと突き上げるたび、快感で意識が飛びそうになる。返事なんて出来ずただひたすら喘ぐばかりだ…

「あああ…♡う…はぁあ♡…」

「マルコさん…愛してます…あと少しなんです…もう少しだけ待っていてくださいね…」

フリーレンの言葉の意味を理解する余裕もなく、俺は意識を手放した…

そうして目覚めるといつもフリーレンの腕の中。身体は綺麗になっていて、いつものように温かな胸に顔を埋めている…

俺は毎日毎日甘い夢を見ているのだろうか…

これが現実でも構わない…俺は今しあわせだし、フリーレンも俺が奴隷として傍にいるなら、王妃を迎える事だってできる。フリーレンが俺以外を抱くのは辛いが、あのまま別れるよりもこうして傍にいられるのなら幸せかもしれない。

フリーレンの人生を壊さずに、傍にいられるのだから…

***

フリーレンの奴隷になってどのくらい経っただろうか…室温はいつも魔法で一定に保たれているが、窓の景色で何となく時間の経過は解る。
ここに来た頃は秋口だったと思うが、その後雪がチラつくようになり、花が咲く季節が過ぎ、外は新緑が茂っているので、おそらく半年は経っているだろう…

いつものようにベッドで目覚めると、フリーレンが俺の額にチュッと口付けをして、胸元を開いた。
しかし普段のように乳首に指は降りて来ない。
期待していた俺は、瞑った目を開いてフリーレンの手元を見た。
フリーレンは奴隷紋に手を置いたまま何かを呟く。

スッと自分にかかっていた靄が晴れる感じがした。

「マルコさん、今までよく頑張りました…奴隷生活はこれで終わりです…」

フリーレンは晴れやかな笑顔で俺の手を掬い上げると手の甲にチュッとキスをした。

その後、数ヶ月ぶりに部屋を出た俺は、フリーレンに連れて行かれた部屋で侍女さんたちに立派な服を着せられ、髪を整えられ、化粧までされた。

そして連れて来られた大広間には立派な王冠を冠り、純白のケープを肩にかけたフリーレンが待っていた。

茫然とその美しさに見惚れていると、フリーレンに手を引かれ、壇上を登ってしまった。

そして、俺があんぐりと口を開けているうちに頭にティアラが乗せられ、唇にチュッとキスが落ちてきた。

大広間には沢山の人がいて、わっと歓声が上がった…

フリードリヒ陛下万歳という声に混じって、王妃様!王妃様!と叫ぶ声が聞こえて、俺はようやく事態が飲み込めた…

「おい!これ…どう言う事だ?王妃って?」

「すみません、女性もののティアラしかなかったんです…」

「え?いや…そう言う事じゃなくて…」

俺が唖然としている間に凱旋パレードも終わり、祝賀パーティーも終わり、気づけば夜着を着て、フリーレンのベッドに座っていた。

「王妃なんて、聞いてないぞ」

「言ってないですからね。」

「なんで黙ってたんだ…」

「言ったらマルコさん逃げたでしょ?」

「……………」

俺は、フリーレンの顔を覗き込んだ。

「あの時の事、まだ怒ってるのか?」

「ふふ…そうですね…俺に薬を飲ませてでも離れようとした事は許せないと思いましたよ…でも、僕はあの時自分に誓ったんです…たとえどんな事をしても、あなたに嫌われようとあなたを手放さないってね」

「奴隷にしたのも逃げられないためか…」

「そうですね…でも、あの時のマルコさん、可愛かったなぁ~♡いつも私を求めていて…私としては、奴隷のまま王妃にしてもよかったんですけど…」

フリーレンはうっとりとした顔で恐ろしい事を言った。

「この半年間頑張ったんですよ…即位してすぐに法律を変更して、次期国王は王族の血を引いていれば、国王の子でなくても構わないとか、平民であっても男性であっても王妃になれるとか、王妃が公務をしなくてもよいとか……

だから、マルコさんは僕の隣にいてくれるだけでいいんです。
あとは思いつくままに好きなものを好きなだけ作ってもらえたら、販路は王国が完全バックアップしますから」

「はぁ…」

「お人好しのマルコさん、やっかいな拾い物をしたと思って諦めて下さいね…」

はは…国王陛下なんて…全くとんでもないものを拾っちまったもんだな…

考え事をしている俺の唇に、フリーレンの唇が降ってきた…
舌を絡められ、それに応えているうちに、どんどん身体が熱くなってきてフリーレンが欲しくなる…

愛玩奴隷でなくても変わらないなと、心の中で苦笑する。
フリーレンは俺に、『マルコさんは何も悪くない、恨んでも憎んでくれても構わない』と言ってくれた。俺の罪悪感を軽くするためだろう…
でも、俺に触れずに死のうとしたフリーレンに自分から股を開いたのは俺自身だ。

あのまま1人寂しく暮らしていく事を考えたら、愛する人と一緒に生きる人生はなんと幸せなことだろう…

俺は、フリーレンの熱いものを身体に受け入れながら、そんな事を思った…

「愛してるよ…フリーレン…」

「マルコさん!私も…愛してます…」

俺たちは初夜という名の何十回目かの夜を一晩中愛し合った…

[fin]



お話はここで一旦、終わりますが、番外編が2話続きます。
マルコの記憶の扉が…
ということで、次話もよろしければお読みいただければ幸いです。
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