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親子、まで
水の器
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涼しくなる、と猫は水を飲む量が減り、腎臓に負担がかかる、とうことで、より水を飲んで貰える器を探しにきた。
決して、コルクボードの子猫写真を見て、ニヤけた顔をしている、と雪さんが不機嫌になるので、ご機嫌取り、というわけではない。
予めネットで調べていた、水を循環させて、フィルターを通すタイプの水入れが良さそうだ。
タンク部分の水をモーターで吹き上げ、フィルターを通して吸って、また吹く構造。
ただ、停電で止まってしまうと、水が吹き上がらなくなり、飲めなくなってしまうのが、問題点だ。
予備に今までの器を置いておく?
なんだか、違う気がする。
でも、フィルターによっては、腎臓に負担をかけるマグネシウムなどを除けるようなので、諦めにくい。
いくつかある製品の中に、小さな滝のような構造のものがあった。
滝の上の方から水が出て、坂を流れて、下に溜まる。
溜まった分をフィルターを通して、モーターでまた上から出す、という循環だ。
この水が溜まった部分は、電気が止まっても、溜まったままだから飲める。
これだ!
丹念に水ですすいで組み立てた。
フィルターから、活性炭の粉が少し出たが、気にしなくていいらしい。
水を規定量入れ、(電源スイッチはないので)コンセントを入れる。
低いモーター音がして、水が循環し始めた。
雪さんも。流れる水に、興味があるようだ。
離れて見ている、と体勢を低くして近づく雪さん。
匂いを嗅ぎ、匂いを嗅ぎ、更に匂いを嗅いで、水を飲んだ。
よかった、警戒しつつも、飲んでくれた。
仕事から帰ると、低い音が聞こえてきた。
なんだろ、この規則的な音?
リビングに入ると、新水入れがひっくり反されていた。
空気を叩くモーター音が響いている。
雪さんが、ひっくり反した?
走り回って、ぶつかった?
とりあえず、床を拭き、水を汲み直した。
またひっくり反されるかも、と急いでシャワーを浴びて出てきたが、無事だった。
リビングで、ストレッチをしたり、本を読みながら、カールスバーグを飲んだりしたが、水入れを気にする様子はない。
いっしょに一階六畳間に上がって、いっしょにベッドで寝た。
目が覚めてリビングに下りると、ひっくり反っていた。
床を拭きながら考える。
僕がいないとやる?
でも、トイレを掃除したり、シャワーを浴びていた時はやらなかった。
短時間だったから?
何が違うんだろう?
じょぼじょぼ音をたてて水を汲み直して、ふと思った。
静かだと、モーター音が気になる?
ご飯を食べた後、音をたてないように、じーっとしていると。
雪さんは、水入れの下の方の匂いを嗅ぎ、うろうろと周りを回り、ひっくり反した。
「こらー!」
とりあえず、悪いことをしたので、怒っておく。
床を拭いた後、急いで買い物に出た。
買ってきたのは、防振シート。
これに乗せると、音が小さくなった。
帰宅すると、水入れは無事だった。
しかし、防振シートで爪をといだ痕があった。
僕は、シャワーを浴びると、ゴールデン・エディンバラの栓を抜いた。
決して、コルクボードの子猫写真を見て、ニヤけた顔をしている、と雪さんが不機嫌になるので、ご機嫌取り、というわけではない。
予めネットで調べていた、水を循環させて、フィルターを通すタイプの水入れが良さそうだ。
タンク部分の水をモーターで吹き上げ、フィルターを通して吸って、また吹く構造。
ただ、停電で止まってしまうと、水が吹き上がらなくなり、飲めなくなってしまうのが、問題点だ。
予備に今までの器を置いておく?
なんだか、違う気がする。
でも、フィルターによっては、腎臓に負担をかけるマグネシウムなどを除けるようなので、諦めにくい。
いくつかある製品の中に、小さな滝のような構造のものがあった。
滝の上の方から水が出て、坂を流れて、下に溜まる。
溜まった分をフィルターを通して、モーターでまた上から出す、という循環だ。
この水が溜まった部分は、電気が止まっても、溜まったままだから飲める。
これだ!
丹念に水ですすいで組み立てた。
フィルターから、活性炭の粉が少し出たが、気にしなくていいらしい。
水を規定量入れ、(電源スイッチはないので)コンセントを入れる。
低いモーター音がして、水が循環し始めた。
雪さんも。流れる水に、興味があるようだ。
離れて見ている、と体勢を低くして近づく雪さん。
匂いを嗅ぎ、匂いを嗅ぎ、更に匂いを嗅いで、水を飲んだ。
よかった、警戒しつつも、飲んでくれた。
仕事から帰ると、低い音が聞こえてきた。
なんだろ、この規則的な音?
リビングに入ると、新水入れがひっくり反されていた。
空気を叩くモーター音が響いている。
雪さんが、ひっくり反した?
走り回って、ぶつかった?
とりあえず、床を拭き、水を汲み直した。
またひっくり反されるかも、と急いでシャワーを浴びて出てきたが、無事だった。
リビングで、ストレッチをしたり、本を読みながら、カールスバーグを飲んだりしたが、水入れを気にする様子はない。
いっしょに一階六畳間に上がって、いっしょにベッドで寝た。
目が覚めてリビングに下りると、ひっくり反っていた。
床を拭きながら考える。
僕がいないとやる?
でも、トイレを掃除したり、シャワーを浴びていた時はやらなかった。
短時間だったから?
何が違うんだろう?
じょぼじょぼ音をたてて水を汲み直して、ふと思った。
静かだと、モーター音が気になる?
ご飯を食べた後、音をたてないように、じーっとしていると。
雪さんは、水入れの下の方の匂いを嗅ぎ、うろうろと周りを回り、ひっくり反した。
「こらー!」
とりあえず、悪いことをしたので、怒っておく。
床を拭いた後、急いで買い物に出た。
買ってきたのは、防振シート。
これに乗せると、音が小さくなった。
帰宅すると、水入れは無事だった。
しかし、防振シートで爪をといだ痕があった。
僕は、シャワーを浴びると、ゴールデン・エディンバラの栓を抜いた。
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