49 / 62
第五章 ダンジョン実習
ダンジョン実習③
しおりを挟む
地下へ続く階段を下りた先にいたのは、想像を絶する『何か』だった。
「……ッ」
シャドウは息を飲む。
ヒナタは絶句し、ライザーは唖然とし、ルクレは真っ青になった。
何故なら……階段を下りた先、地下の広大な空間にいたのは、この世の生物とは思えないほど巨大な『何か』だったから。
その『何か』は、深紅の外殻を纏った巨大な何かだった。
『…………この匂い』
ビリビリと空気が震えた。
呼吸するのも、汗を流すのでさえ目の前にいる『何か』の許可が必要であるかのように、シャドウたち四人は何も言わない……言えない。
何かは、ゆっくりと頭を上げた……そして、声を出す。
『吾輩の眠りを妨げる無礼者は数年ぶり……ハンゾウ以来だな』
「えっ……ハンゾウって、師匠」
ようやく、シャドウが声を出した。
そして、目の前にいる『何か』を観察する余裕が少しだけ生まれた。
深紅の外殻に包まれた巨大生物。長い首、畳まれた翼、長い尾……そしてその存在感。
魔獣。そう分類していいはずだが、全く見たことがない。
するとライザーが言う。
「じょ、冗談だろ……ま、まさか……りゅ、竜種」
「りゅう、種?」
思わず聞き返すシャドウ。ヒナタ、ルクレはまだ声が出せないようだ。
ライザーは汗だくで言う。
「竜種……数ある魔獣の種族の中で最強とされる種族だ。有史以来発見されたのは七体のみ。だが人前に姿を現したのは、数えるほどしかないはず。それぞれが七属性の力を持ち、世界を滅ぼすこともできるっていう……バケモノだ」
「……マジ、かよ」
目の前にいる巨大な『竜』は、長い首を持ち上げた。
よく見ると、片目が消失している。まるで抉り出されたような傷跡があった。
『その匂いを嗅ぐと、忌々しい記憶が蘇り、傷が痛む……ハンゾウ。吾輩の目を奪いし者』
「まさか……ハンゾウ様の怪我は、あなたが」
ヒナタがようやく声を出した。
「この低難易度ダンジョンで、ハンゾウ様があれだけの怪我をした理由……あなたと、戦ったから」
『……何年前か。吾輩はハンゾウとここで戦った。フン……忌々しい』
竜は、再び首を下ろして横たわる。
『あやつはいきなりこの場に現れ、仲間になれとほざきおった……吾輩を殺しに来る者はいたが、仲間になれと言ったのは奴が初めてよ。だが……吾輩が、偉大なる『ドラゴン』が人間の仲間になどなるはずがない。吾輩は奴を食い殺そうとしたが……おのれ、眼を潰されたわ』
「師匠が、そんなことを……」
シャドウがそう言うと、竜は片目でシャドウをジロッと見た。
『師匠……小僧、ハンゾウの弟子か。フン、奴に遣いでも頼まれたのか?』
「……違う。師匠はもういない。死んだ」
『……フン。奴も弱者だったか。吾輩と戦っている時から死臭を感じたが……まあいい。貴様ら、吾輩に何の用だ。話くらいは聞いてやる』
竜はギョロギョロと、ルビーのような目をシャドウたち四人に向ける。
別に用事はない。すると、ヒナタが言う。
「シャドウ様……ハンゾウ様は、この『竜』を仲間にしようとしたんですよね」
「……あ、ああ。し、信じられないけど」
「『竜』は間違いなくこの世界最強の種族。仲間にすれば、教団の潰滅の手助けになるかも」
「オレも同じこと考えたぜ。それに、意外と話が通じるかもしれねえ」
「…………ふぁ」
「ルクレ。しっかりなさい」
「ふぁ!? はは、はい!!」
ヒナタに背中を叩かれ、ルクレはようやく回復した。
シャドウは三人に目配せし、小さく頷く。
そして、フードを外して素顔を晒し、頭を下げた。
「改めて。俺はシャドウ……ハンゾウの最後の弟子です。あなたの名前を教えていただけませんか」
『……名はない。吾輩と同格の六匹からは『赤いの』と呼ばれていた』
「あ、赤いの……さすがにそれは」
『大昔、吾輩を『ヴライヤ』と名付けた馬鹿な人間もいた……フン、ハンゾウはその名で吾輩を呼んだがな』
「ヴライヤ……」
炎龍ヴライヤ。それが、この竜の名前。
なんとなくシャドウは、ハンゾウがニカっと笑いながらヴライヤに話しかけている光景が浮かんだ。
「あの、ヴライヤ……師匠、ハンゾウのこと知ってるんだよな。仲間になれってことも」
『ああ、聞いた』
「だったら、俺たちに力を貸して欲しい。俺たちは、師匠の敵である『黄昏旅団』を潰すために戦っている。お前が力を貸してくれるなら───」
シャドウがそこまで言った時だった。
『黙れ!!』
ヴライヤの翼が広がり、首を持ち上げ、思い切り叫んだ。
空気が振動し、周囲の瓦礫が吹き飛び。翼を広げた余波で炎が燃え上がる。
反射的に、ルクレが両手を突き出すと、氷の壁が現れた……が、一瞬で砕け散った。
『大人しく聞いていれば図に乗りおって……!! 久しぶりの来客を出迎え話をしただけであり、馴れ馴れしくされる覚えはないわ!! 吾輩を本気で怒らせる前に消え失せい!!』
恐るべき圧力だった。
ルクレの腰が抜けてガタガタ震えだし、ヒナタも膝を付く。
ライザーも辛うじて立っていたが、震えが止まらない。
だがシャドウだけは引かない。
『ハンゾウ……その名は懐かしさと忌々しさか感じぬわ!! 奴の敵だか知らんが、死んで清々したわ。生意気な人間め……あの時、殺しておけばよかったわ!!』
「……あ?」
殺しておけばよかった。
その言葉に、シャドウの眉がピクリと動く。
だがライザーが腕を掴んだ。
「お、おい、何考えてるか知らねえが、相手が悪いなんてモンじゃねぇぞ。ありゃ人間にどうこうできる存在じゃねえ。国家レベルの軍勢が必要だぞ……!!」
「し、シャドウ様……ここは、引くべきかと」
「あ、あ……」
ヒナタも、ルクレも完全に心が折れていた。
だがシャドウは首を振る。
「師匠を殺しておけばよかった。そんなこと言うやつ、許せるか?」
「「「…………」」」
「俺がやる。お前ら、下がってろ」
「シャドウ様!! こ、これは無意味な戦いです!! 黄昏旅団でもない相手に、命を賭けるなど……!!」
「無意味じゃない。師匠はこいつを仲間にしようとした……喧嘩も売られたし、買ってやる。で、風魔七忍の五人目……五匹目にしてやる」
「ま、マジか……」
シャドウはフードを被り、前に出る。
『小僧、貴様……吾輩とやるつもりか』
「ああ。師匠を侮辱されたのと、お前を倒して仲間にする」
『舐められたものだ……!!』
ヴライヤは身体を起こし、翼を広げる。すると身体が赤く燃え、炎を纏った。
『人間ごときが到達できぬ高みの存在とやらを!! 身をもって知れい!!』
「お前こそ───人間、なめんじゃねえ!!」
シャドウは両手の親指、中指を合わせて円を作り、両手を重ね印を結ぶ。
『その手……そうか、忍術。面白い!!』
「行くぞ!!」
こうして、シャドウと炎竜ヴライヤの戦いが始まった。
「……ッ」
シャドウは息を飲む。
ヒナタは絶句し、ライザーは唖然とし、ルクレは真っ青になった。
何故なら……階段を下りた先、地下の広大な空間にいたのは、この世の生物とは思えないほど巨大な『何か』だったから。
その『何か』は、深紅の外殻を纏った巨大な何かだった。
『…………この匂い』
ビリビリと空気が震えた。
呼吸するのも、汗を流すのでさえ目の前にいる『何か』の許可が必要であるかのように、シャドウたち四人は何も言わない……言えない。
何かは、ゆっくりと頭を上げた……そして、声を出す。
『吾輩の眠りを妨げる無礼者は数年ぶり……ハンゾウ以来だな』
「えっ……ハンゾウって、師匠」
ようやく、シャドウが声を出した。
そして、目の前にいる『何か』を観察する余裕が少しだけ生まれた。
深紅の外殻に包まれた巨大生物。長い首、畳まれた翼、長い尾……そしてその存在感。
魔獣。そう分類していいはずだが、全く見たことがない。
するとライザーが言う。
「じょ、冗談だろ……ま、まさか……りゅ、竜種」
「りゅう、種?」
思わず聞き返すシャドウ。ヒナタ、ルクレはまだ声が出せないようだ。
ライザーは汗だくで言う。
「竜種……数ある魔獣の種族の中で最強とされる種族だ。有史以来発見されたのは七体のみ。だが人前に姿を現したのは、数えるほどしかないはず。それぞれが七属性の力を持ち、世界を滅ぼすこともできるっていう……バケモノだ」
「……マジ、かよ」
目の前にいる巨大な『竜』は、長い首を持ち上げた。
よく見ると、片目が消失している。まるで抉り出されたような傷跡があった。
『その匂いを嗅ぐと、忌々しい記憶が蘇り、傷が痛む……ハンゾウ。吾輩の目を奪いし者』
「まさか……ハンゾウ様の怪我は、あなたが」
ヒナタがようやく声を出した。
「この低難易度ダンジョンで、ハンゾウ様があれだけの怪我をした理由……あなたと、戦ったから」
『……何年前か。吾輩はハンゾウとここで戦った。フン……忌々しい』
竜は、再び首を下ろして横たわる。
『あやつはいきなりこの場に現れ、仲間になれとほざきおった……吾輩を殺しに来る者はいたが、仲間になれと言ったのは奴が初めてよ。だが……吾輩が、偉大なる『ドラゴン』が人間の仲間になどなるはずがない。吾輩は奴を食い殺そうとしたが……おのれ、眼を潰されたわ』
「師匠が、そんなことを……」
シャドウがそう言うと、竜は片目でシャドウをジロッと見た。
『師匠……小僧、ハンゾウの弟子か。フン、奴に遣いでも頼まれたのか?』
「……違う。師匠はもういない。死んだ」
『……フン。奴も弱者だったか。吾輩と戦っている時から死臭を感じたが……まあいい。貴様ら、吾輩に何の用だ。話くらいは聞いてやる』
竜はギョロギョロと、ルビーのような目をシャドウたち四人に向ける。
別に用事はない。すると、ヒナタが言う。
「シャドウ様……ハンゾウ様は、この『竜』を仲間にしようとしたんですよね」
「……あ、ああ。し、信じられないけど」
「『竜』は間違いなくこの世界最強の種族。仲間にすれば、教団の潰滅の手助けになるかも」
「オレも同じこと考えたぜ。それに、意外と話が通じるかもしれねえ」
「…………ふぁ」
「ルクレ。しっかりなさい」
「ふぁ!? はは、はい!!」
ヒナタに背中を叩かれ、ルクレはようやく回復した。
シャドウは三人に目配せし、小さく頷く。
そして、フードを外して素顔を晒し、頭を下げた。
「改めて。俺はシャドウ……ハンゾウの最後の弟子です。あなたの名前を教えていただけませんか」
『……名はない。吾輩と同格の六匹からは『赤いの』と呼ばれていた』
「あ、赤いの……さすがにそれは」
『大昔、吾輩を『ヴライヤ』と名付けた馬鹿な人間もいた……フン、ハンゾウはその名で吾輩を呼んだがな』
「ヴライヤ……」
炎龍ヴライヤ。それが、この竜の名前。
なんとなくシャドウは、ハンゾウがニカっと笑いながらヴライヤに話しかけている光景が浮かんだ。
「あの、ヴライヤ……師匠、ハンゾウのこと知ってるんだよな。仲間になれってことも」
『ああ、聞いた』
「だったら、俺たちに力を貸して欲しい。俺たちは、師匠の敵である『黄昏旅団』を潰すために戦っている。お前が力を貸してくれるなら───」
シャドウがそこまで言った時だった。
『黙れ!!』
ヴライヤの翼が広がり、首を持ち上げ、思い切り叫んだ。
空気が振動し、周囲の瓦礫が吹き飛び。翼を広げた余波で炎が燃え上がる。
反射的に、ルクレが両手を突き出すと、氷の壁が現れた……が、一瞬で砕け散った。
『大人しく聞いていれば図に乗りおって……!! 久しぶりの来客を出迎え話をしただけであり、馴れ馴れしくされる覚えはないわ!! 吾輩を本気で怒らせる前に消え失せい!!』
恐るべき圧力だった。
ルクレの腰が抜けてガタガタ震えだし、ヒナタも膝を付く。
ライザーも辛うじて立っていたが、震えが止まらない。
だがシャドウだけは引かない。
『ハンゾウ……その名は懐かしさと忌々しさか感じぬわ!! 奴の敵だか知らんが、死んで清々したわ。生意気な人間め……あの時、殺しておけばよかったわ!!』
「……あ?」
殺しておけばよかった。
その言葉に、シャドウの眉がピクリと動く。
だがライザーが腕を掴んだ。
「お、おい、何考えてるか知らねえが、相手が悪いなんてモンじゃねぇぞ。ありゃ人間にどうこうできる存在じゃねえ。国家レベルの軍勢が必要だぞ……!!」
「し、シャドウ様……ここは、引くべきかと」
「あ、あ……」
ヒナタも、ルクレも完全に心が折れていた。
だがシャドウは首を振る。
「師匠を殺しておけばよかった。そんなこと言うやつ、許せるか?」
「「「…………」」」
「俺がやる。お前ら、下がってろ」
「シャドウ様!! こ、これは無意味な戦いです!! 黄昏旅団でもない相手に、命を賭けるなど……!!」
「無意味じゃない。師匠はこいつを仲間にしようとした……喧嘩も売られたし、買ってやる。で、風魔七忍の五人目……五匹目にしてやる」
「ま、マジか……」
シャドウはフードを被り、前に出る。
『小僧、貴様……吾輩とやるつもりか』
「ああ。師匠を侮辱されたのと、お前を倒して仲間にする」
『舐められたものだ……!!』
ヴライヤは身体を起こし、翼を広げる。すると身体が赤く燃え、炎を纏った。
『人間ごときが到達できぬ高みの存在とやらを!! 身をもって知れい!!』
「お前こそ───人間、なめんじゃねえ!!」
シャドウは両手の親指、中指を合わせて円を作り、両手を重ね印を結ぶ。
『その手……そうか、忍術。面白い!!』
「行くぞ!!」
こうして、シャドウと炎竜ヴライヤの戦いが始まった。
0
あなたにおすすめの小説
処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ
シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。
だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。
かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。
だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。
「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。
国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。
そして、勇者は 死んだ。
──はずだった。
十年後。
王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。
しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。
「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」
これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。
彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。
無能扱いされ、パーティーを追放されたおっさん、実はチートスキル持ちでした。戻ってきてくれ、と言ってももう遅い。田舎でゆったりスローライフ。
さくら
ファンタジー
かつて勇者パーティーに所属していたジル。
だが「無能」と嘲られ、役立たずと追放されてしまう。
行くあてもなく田舎の村へ流れ着いた彼は、鍬を振るい畑を耕し、のんびり暮らすつもりだった。
――だが、誰も知らなかった。
ジルには“世界を覆すほどのチートスキル”が隠されていたのだ。
襲いかかる魔物を一撃で粉砕し、村を脅かす街の圧力をはねのけ、いつしか彼は「英雄」と呼ばれる存在に。
「戻ってきてくれ」と泣きつく元仲間? もう遅い。
俺はこの村で、仲間と共に、気ままにスローライフを楽しむ――そう決めたんだ。
無能扱いされたおっさんが、実は最強チートで世界を揺るがす!?
のんびり田舎暮らし×無双ファンタジー、ここに開幕!
一級魔法使いになれなかったので特級厨師になりました
しおしお
恋愛
魔法学院次席卒業のシャーリー・ドットは、
「一級魔法使いになれなかった」という理由だけで婚約破棄された。
――だが本当の理由は、ただの“うっかり”。
試験会場を間違え、隣の建物で行われていた
特級厨師試験に合格してしまったのだ。
気づけばシャーリーは、王宮からスカウトされるほどの
“超一流料理人”となり、国王の胃袋をがっちり掴む存在に。
一方、学院首席で一級魔法使いとなった
ナターシャ・キンスキーは、大活躍しているはずなのに――
「なんで料理で一番になってるのよ!?
あの女、魔法より料理の方が強くない!?」
すれ違い、逃げ回り、勘違いし続けるナターシャと、
天然すぎて誤解が絶えないシャーリー。
そんな二人が、魔王軍の襲撃、国家危機、王宮騒動を通じて、
少しずつ距離を縮めていく。
魔法で国を守る最強魔術師。
料理で国を救う特級厨師。
――これは、“敵でもライバルでもない二人”が、
ようやく互いを認め、本当の友情を築いていく物語。
すれ違いコメディ×料理魔法×ダブルヒロイン友情譚!
笑って、癒されて、最後は心が温かくなる王宮ラノベ、開幕です。
異世界で魔法が使えない少女は怪力でゴリ押しします!
ninjin
ファンタジー
病弱だった少女は14歳の若さで命を失ってしまった・・・かに思えたが、実は異世界に転移していた。異世界に転移した少女は病弱だった頃になりたかった元気な体を手に入れた。しかし、異世界に転移して手いれた体は想像以上に頑丈で怪力だった。魔法が全ての異世界で、魔法が使えない少女は頑丈な体と超絶な怪力で無双する。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
死んだはずの貴族、内政スキルでひっくり返す〜辺境村から始める復讐譚〜
のらねこ吟醸
ファンタジー
帝国の粛清で家族を失い、“死んだことにされた”名門貴族の青年は、
偽りの名を与えられ、最果ての辺境村へと送り込まれた。
水も農具も未来もない、限界集落で彼が手にしたのは――
古代遺跡の力と、“俺にだけ見える内政スキル”。
村を立て直し、仲間と絆を築きながら、
やがて帝国の陰謀に迫り、家を滅ぼした仇と対峙する。
辺境から始まる、ちょっぴりほのぼの(?)な村興しと、
静かに進む策略と復讐の物語。
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる