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2章 ミュラー青春の謳歌
ミュラー純愛白書③
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俺は金を出し惜しむことなくルカに逢いに行った。
逢瀬を続けた。
誰も止めることはできなかった。
咲き乱れる勿忘草の花弁の蜜を吸い続けた。
咲き乱れたルカに夢中になった。
オルマやクロエからは軽蔑された。
ジラールは嘲り笑った。
仲間からはあいつは快楽に溺れたと言われた。
全て無視した。
それでも俺とルカはまぐわい、共に海の中に浸った。
愛おしかった。
ただ愛おしかった。
俺は男になり、ルカは女となって、愛し愛された。
すでに心の歪みは消えていた。
多分これまでの俺はこの心の咎に長く苦しんでいたと思う。
見えない鎖に縛られていたのだと思う。
ルカが束縛から解放してくれた。
心の殻に閉じこもった俺を導いてくれた。
感謝しかなかった。
多分これが愛されるというものなんだろう。
ルカが俺に愛を教えてくれた。
愛を紡いでくれた。
そして愛を育み続けた。
勿忘草の青い花弁はより美しくなっていった。
今まで見えなかったものが見えてきた。
俺は今までには届かない強さが手に入るのを実感した。
実際、それは証明された。
今まで剣の模擬戦で完封されていたフェンディを一太刀でねじ伏せた。
それまで目で捉えることが困難だったクロエの槍の斬撃の嵐、止まってるかのように見え、容易に避けることができた。
狩りでは、どんな大型の野生動物も一刀両断できた。
ブラキオサウルスを単独で仕留めた時は全員が目を疑った。
魔法の本質、概念もより深く理解ができるようになった。
多分核心が掴めたのだと思う。
ブシュロンのように無詠唱で発動できるようになった。
気の技量も格段に進化した。
今まで自身しか覆えなかった気が武器にも纏えることができた。
それどころか宿った気をある程度の距離まで放てるようになった。
俺は強くなったのだ。
愛を覚えたことで、強さの本質を理解できた。
それは守ることだった。
ルカとの愛の育みをこれまで以上に大切にしたかった。
ルカとの抱擁のひと時を続けていきたい。
大事に守りたいものだった。
しかしルカは娼婦だ。
会うには金が必要だ。
ソロで討伐した方が金になると思ったが、ブシュロンに説得され、いつもの四人で組むように言われた。
しかしクロエは俺が娼館で払う金のために働きたくないと断固として拒否した。
侮蔑の眼差しが印象的だった。
やむを得ず、オルマとジラールの三人で狩りをし続けた。
最早それは狩りと呼べるものでなかった。
草原の獣たちを蹂躙した。
ルカに会うための金が必要なのだ。
容赦はしなかった。
肉食だろうが草食だろうが、大型、小型を問わず殺戮の限りを尽くした。
ゴバ草原から獣が消えるくらい狩りに明け暮れた。
獣だけでは足りなかった。
賞金首のハントまで手を出した。
国中の賞金首、同じ無法者を狩り続けた。
いつからか、俺達は街で知らぬものはいないという存在になった。
その悪名は国外からも轟いたようだ。
俺の、ジラールの、オルマの命を狙いに外国の賞金首の強者がやってきた。
無論、全員返り打ちにしてきた。
気づいたら何故か俺達がブラックリストにされていた。
ハンターをしていただけなのに。
いつからか、俺達の背中に彫られた入れ墨にちなんだ名前が生まれた。
三匹の餓狼。
ブラックウルフのジラール。
白狼のオルマ。
蒼き狼ミュラー。
そう呼ばれるようになった。
畏怖の念を込めて。
逢瀬を続けた。
誰も止めることはできなかった。
咲き乱れる勿忘草の花弁の蜜を吸い続けた。
咲き乱れたルカに夢中になった。
オルマやクロエからは軽蔑された。
ジラールは嘲り笑った。
仲間からはあいつは快楽に溺れたと言われた。
全て無視した。
それでも俺とルカはまぐわい、共に海の中に浸った。
愛おしかった。
ただ愛おしかった。
俺は男になり、ルカは女となって、愛し愛された。
すでに心の歪みは消えていた。
多分これまでの俺はこの心の咎に長く苦しんでいたと思う。
見えない鎖に縛られていたのだと思う。
ルカが束縛から解放してくれた。
心の殻に閉じこもった俺を導いてくれた。
感謝しかなかった。
多分これが愛されるというものなんだろう。
ルカが俺に愛を教えてくれた。
愛を紡いでくれた。
そして愛を育み続けた。
勿忘草の青い花弁はより美しくなっていった。
今まで見えなかったものが見えてきた。
俺は今までには届かない強さが手に入るのを実感した。
実際、それは証明された。
今まで剣の模擬戦で完封されていたフェンディを一太刀でねじ伏せた。
それまで目で捉えることが困難だったクロエの槍の斬撃の嵐、止まってるかのように見え、容易に避けることができた。
狩りでは、どんな大型の野生動物も一刀両断できた。
ブラキオサウルスを単独で仕留めた時は全員が目を疑った。
魔法の本質、概念もより深く理解ができるようになった。
多分核心が掴めたのだと思う。
ブシュロンのように無詠唱で発動できるようになった。
気の技量も格段に進化した。
今まで自身しか覆えなかった気が武器にも纏えることができた。
それどころか宿った気をある程度の距離まで放てるようになった。
俺は強くなったのだ。
愛を覚えたことで、強さの本質を理解できた。
それは守ることだった。
ルカとの愛の育みをこれまで以上に大切にしたかった。
ルカとの抱擁のひと時を続けていきたい。
大事に守りたいものだった。
しかしルカは娼婦だ。
会うには金が必要だ。
ソロで討伐した方が金になると思ったが、ブシュロンに説得され、いつもの四人で組むように言われた。
しかしクロエは俺が娼館で払う金のために働きたくないと断固として拒否した。
侮蔑の眼差しが印象的だった。
やむを得ず、オルマとジラールの三人で狩りをし続けた。
最早それは狩りと呼べるものでなかった。
草原の獣たちを蹂躙した。
ルカに会うための金が必要なのだ。
容赦はしなかった。
肉食だろうが草食だろうが、大型、小型を問わず殺戮の限りを尽くした。
ゴバ草原から獣が消えるくらい狩りに明け暮れた。
獣だけでは足りなかった。
賞金首のハントまで手を出した。
国中の賞金首、同じ無法者を狩り続けた。
いつからか、俺達は街で知らぬものはいないという存在になった。
その悪名は国外からも轟いたようだ。
俺の、ジラールの、オルマの命を狙いに外国の賞金首の強者がやってきた。
無論、全員返り打ちにしてきた。
気づいたら何故か俺達がブラックリストにされていた。
ハンターをしていただけなのに。
いつからか、俺達の背中に彫られた入れ墨にちなんだ名前が生まれた。
三匹の餓狼。
ブラックウルフのジラール。
白狼のオルマ。
蒼き狼ミュラー。
そう呼ばれるようになった。
畏怖の念を込めて。
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