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第一章 残酷卿の古城
残酷卿の狂宴 Part1
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「しっかしポーちーは頭良いんだなあ!
グラマリも中々キレものって言われてっけど何かちょっと違う才能って言うの?ジェラっちまうな!つかっ髪もっさもさ!ウケる!!」
招待された晩餐会の会場、大食堂に入るなり
グランマリクというかなりのジジイだが妙に若作りした話し方をする男が絡んで来て、この【天才異世界探偵 ポー・エドガー】の髪を馴れ馴れしく触り、頭をくしゃくしゃにする。
「やめてくれ!髪が乱れる!」
この無造作ヘアーにも一応こだわりがあるんだ。
しかも一人称グラマリは痛い。
「めんご!めんご!でへぺろ!」
グランマリクは、この世界の若者の間で流行してるベロを出して可愛子ぶる【でへぺろ】をした。
地球でも似たようなのが一時期流行ったな。
しかしジジイのでへぺろは可愛くないな。
「やあポーさん!よくいらした!
さあさあ席に着いてゆっくりして!
もうすぐご馳走が運ばれて来ますよ!」
この世界を救った勇者の父親、ジャッジメン・ジャスティが俺に着席を促す。
まさに貴族が上品な食事会で使用するような真っ白なテーブルクロスがかかった長いテーブルに俺を助けてくれた面々が座っていた。
1番奥のお誕生日席には食器が用意されているがまだ空席でそのすぐ脇にジャッジメン夫妻が座っていた。その隣に俺の席を用意してくれたようで手招いている。
俺は用意された席に座った。
「お招き頂き感謝します。飯もご馳走してくれるなんてジャスティさん!あんた魔王討伐後のこの世界では貴族みたいな感じでめちゃめちゃ偉い人なんだろ?偉い人なのに感じが良いんだな!」
「ははは、いやはや世界を救うにはまずは小さな日々の親切からというのが我々5聖人と倅達伝説の7人のモットーでね!
それに貴族なんてとんでもない!
倅がたまたま世界を救い、その後の復興の手伝いを我々がしているに過ぎません。
私も元々はただの商人ですから。」
ジャッジメンが気さくに笑う。
「ええ、ゆっくりして行ってね。」
メイクイン・ジャスティ夫人もにこやかに話しかけてくれた。
「倅が到着したらすぐに宴を始めるからもう少しお待ちを。
もうすぐ来ると思うよ。
ヒーローは遅れて登場するものだと教えて育ててきたものだからいつも来るのが皆より遅くてね。」
ジャッジメンがジョークを言うと周りの人が皆くすくすと笑った。
「いえーい!グラマリ、ポーちーの隣ー!」
グランマリクが俺の隣に座る。
それにしても凄いメンツの晩餐会だ。
俺の左隣にはジャッジメンが、右隣には変人だが世界最強の老人グランマリク、そのすぐ近くの席、長いテーブルの真ん中あたりには勇者以外の伝説の7人が座り、長いテーブル下座にはジャスティ夫妻以外の聖人達が座っている。
全員元々この世界の人間では無い俺でさえも顔や名前を知っている程の有名人だ。
この世界では魔具と呼ばれる様々な魔法が込めらた道具があり、水晶玉のような魔具【クリーマ】がテレビの代わりを果たしていて、この英雄達の顔は毎日のようにクリーマで嫌でも目に入ってくる。
「あの、先程は申し訳ございませんでした。甘い物を見ると私、、、。」
長いテーブルを挟んで正面には、美人だが俺からお菓子を奪った回復術師セーナが座っていて申し訳なさそうにしていた。
「いや、良いさ!この天才異世界探偵 ポー・エドガーは異世界地球の紳士の国ロンドン仕込みの真の紳士なんでね!たしなみさ!レディファーストって事で!」
決まった。
正直ロンドン仕込みというのは嘘だ。見栄を張ってみた。
探偵といえばロンドン!紳士な俺様キャラがイケてると思うんだ。
俺は地球では海外旅行すらした事ないバリバリ日本人だが、探偵といえばロンドンの紳士って相場が決まってる。
地球でもこのキャラでいきたかったが、嘘がバレるとダサイのでこの設定は異世界に来てからのものだ。
ロンドン最高!異世界最高!
この異世界レスタモニカ人にはそもそもロンドンが解らないし嘘だとバレまい。
だから名前もこの機会に江戸川乱歩から文字って外人みたいにかっこよくしてみた。
「紳士のたしなみってのはこの田舎もんの俺には馴染みねえなあ!
銃をぶっ放して魔物を撃ちまくるくらいしかガキの頃しかしてこなかったからよぉ!
お前は武器は何かあるのか?あるなら勝負しようぜ!ひゃはっ!」
魔銃使いのボーデンが目を輝かせている。
「すまんな。俺はいわゆる武力的な技は持ってないんだ。
グレーブレインセルが俺の武器さ!
あとマルクさんのとこの学問所でおれの検査の合間に簡単な探知魔法ってのを少し教わったくらいかな。
でも最近の探偵は何かアクションも出来た方がベターらしいから今度魔銃の使い方でも教えてくれよ。」
せっかく異世界に来たんだからファンタジーな技が欲しいのは確かだ。
「あたしが格闘術教えてあげるよ!あんた良い腕と脚のリーチしてるから結構良い感じに強くなるかもよ?」
拳闘士モニカがニコニコしてる。
「学問所では普通あまり戦闘系の魔法は教わらないですからね。
これも何かの縁ですから簡単な護身用の魔法くらいはお教えしますよ。」
マルクさんもにこやかな顔をして話しかけて来た。
勇者様の仲間は変わってる人も多いが、やっぱり皆感じが良いな。
このホテルの大食堂も壁に剣や盾やら沢山飾ってあって何か雰囲気あるし料理も楽しみだ。
「チキュウってどんなところ?
どうやってここ来た?
チキュウおでみたいなジュウジンいる?」
獣人バルバリンが俺と地球に興味津々になってくれたようだ。
怒涛の質問攻めだ。
「1年前、俺は地球である事件の犯人を海沿いの崖に追い詰めて完璧な推理を披露したら、犯人が暴れて俺は崖から犯人と一緒に落ちたんだ。
それで気づいたらこのレスタモニカの浜辺で倒れてたって訳。
異世界に来たら普通はその世界を救う冒険や戦い巻き込まれるものだと思ってたけど、俺が来る1年前にあんた達に魔王が倒されたというから、誰かに魔王を倒すためとかで召喚された訳でも無さそうだし、流石にヒントが無さ過ぎてこの名探偵の俺でも何でこの世界に来たのか未だに全く分からない。
学問所でも前例が少な過ぎて異世界から来た事については全く分からず終いだったな。
どんなところかかあ。
地球はこの世界とは建物の作りから技術が全く違うな。この世界は地球でいうと中世ヨーロッパ風な作りの建物が多いけど地球の建物は高層ビルとかコンクリとか最近は多くて何か味気ないんだ。
レスタモニカの建物の方が俺は好きだぜ!
化学や医療は発達してるけど魔法なんてのも存在しない。獣人もいないよ。
人種は色々いるけど。」
俺は自分が分かる範囲で自分がこの世界に来た経緯と地球について話した。
「チキュウおでの同胞いないのか。でもでもおまえの話しおもじろい!今度おで、肉お前にやる!」
どうやらバルバリンに気に入られたようだ。
「ひっく!!化学が発展!?地球の薬品飲んでみたいわ!うぃー。」
薬屋 クリムが地球の薬品の話しが出たとたん酔いで座った目でこちらを睨む。
この人は噂では毒を飲んでも酔っ払うだけで死ないらしい。
この世界は色々な人がいるものだ。
しかし毒が効かないなんてミステリーの犯人泣かせな人だな。
「ほっほっほっ!クリムさんは本当に薬品に目がないんですね。」
預言者 テナが酔っているクリムがツボらしく、ニヤニヤ笑っている。
「こっこれは!?まさかぁ!?まさかぁ!?」
突然興奮した様子で武器防具屋ガンテストが壁の前に立って叫び出した。
部屋の壁にかけられて飾られているかなり古そうで錆びついたような赤い色の剣を見て驚いているよう。
「この形状!?この装飾!この色!凄い宝ですよこれ!!凄い宝ですよこれ!?
これはかの残酷卿の!? 欲しい!!欲しい!!欲っすぃぃ!!!」
ガンテストの興奮が止まるところを知らない。
「流石ガンテスト・ラインシュタイン様、よくご存知でいらっしゃる。
給仕のため立っていたホテルのオーナー、エリクがガンテストの脇に立つ。
「いかにもこの剣はかの古の時代の
【残酷卿 ベグルムガリマ卿】の拷問剣。
【戒(いましめ)】です。」
Part2へ続く
グラマリも中々キレものって言われてっけど何かちょっと違う才能って言うの?ジェラっちまうな!つかっ髪もっさもさ!ウケる!!」
招待された晩餐会の会場、大食堂に入るなり
グランマリクというかなりのジジイだが妙に若作りした話し方をする男が絡んで来て、この【天才異世界探偵 ポー・エドガー】の髪を馴れ馴れしく触り、頭をくしゃくしゃにする。
「やめてくれ!髪が乱れる!」
この無造作ヘアーにも一応こだわりがあるんだ。
しかも一人称グラマリは痛い。
「めんご!めんご!でへぺろ!」
グランマリクは、この世界の若者の間で流行してるベロを出して可愛子ぶる【でへぺろ】をした。
地球でも似たようなのが一時期流行ったな。
しかしジジイのでへぺろは可愛くないな。
「やあポーさん!よくいらした!
さあさあ席に着いてゆっくりして!
もうすぐご馳走が運ばれて来ますよ!」
この世界を救った勇者の父親、ジャッジメン・ジャスティが俺に着席を促す。
まさに貴族が上品な食事会で使用するような真っ白なテーブルクロスがかかった長いテーブルに俺を助けてくれた面々が座っていた。
1番奥のお誕生日席には食器が用意されているがまだ空席でそのすぐ脇にジャッジメン夫妻が座っていた。その隣に俺の席を用意してくれたようで手招いている。
俺は用意された席に座った。
「お招き頂き感謝します。飯もご馳走してくれるなんてジャスティさん!あんた魔王討伐後のこの世界では貴族みたいな感じでめちゃめちゃ偉い人なんだろ?偉い人なのに感じが良いんだな!」
「ははは、いやはや世界を救うにはまずは小さな日々の親切からというのが我々5聖人と倅達伝説の7人のモットーでね!
それに貴族なんてとんでもない!
倅がたまたま世界を救い、その後の復興の手伝いを我々がしているに過ぎません。
私も元々はただの商人ですから。」
ジャッジメンが気さくに笑う。
「ええ、ゆっくりして行ってね。」
メイクイン・ジャスティ夫人もにこやかに話しかけてくれた。
「倅が到着したらすぐに宴を始めるからもう少しお待ちを。
もうすぐ来ると思うよ。
ヒーローは遅れて登場するものだと教えて育ててきたものだからいつも来るのが皆より遅くてね。」
ジャッジメンがジョークを言うと周りの人が皆くすくすと笑った。
「いえーい!グラマリ、ポーちーの隣ー!」
グランマリクが俺の隣に座る。
それにしても凄いメンツの晩餐会だ。
俺の左隣にはジャッジメンが、右隣には変人だが世界最強の老人グランマリク、そのすぐ近くの席、長いテーブルの真ん中あたりには勇者以外の伝説の7人が座り、長いテーブル下座にはジャスティ夫妻以外の聖人達が座っている。
全員元々この世界の人間では無い俺でさえも顔や名前を知っている程の有名人だ。
この世界では魔具と呼ばれる様々な魔法が込めらた道具があり、水晶玉のような魔具【クリーマ】がテレビの代わりを果たしていて、この英雄達の顔は毎日のようにクリーマで嫌でも目に入ってくる。
「あの、先程は申し訳ございませんでした。甘い物を見ると私、、、。」
長いテーブルを挟んで正面には、美人だが俺からお菓子を奪った回復術師セーナが座っていて申し訳なさそうにしていた。
「いや、良いさ!この天才異世界探偵 ポー・エドガーは異世界地球の紳士の国ロンドン仕込みの真の紳士なんでね!たしなみさ!レディファーストって事で!」
決まった。
正直ロンドン仕込みというのは嘘だ。見栄を張ってみた。
探偵といえばロンドン!紳士な俺様キャラがイケてると思うんだ。
俺は地球では海外旅行すらした事ないバリバリ日本人だが、探偵といえばロンドンの紳士って相場が決まってる。
地球でもこのキャラでいきたかったが、嘘がバレるとダサイのでこの設定は異世界に来てからのものだ。
ロンドン最高!異世界最高!
この異世界レスタモニカ人にはそもそもロンドンが解らないし嘘だとバレまい。
だから名前もこの機会に江戸川乱歩から文字って外人みたいにかっこよくしてみた。
「紳士のたしなみってのはこの田舎もんの俺には馴染みねえなあ!
銃をぶっ放して魔物を撃ちまくるくらいしかガキの頃しかしてこなかったからよぉ!
お前は武器は何かあるのか?あるなら勝負しようぜ!ひゃはっ!」
魔銃使いのボーデンが目を輝かせている。
「すまんな。俺はいわゆる武力的な技は持ってないんだ。
グレーブレインセルが俺の武器さ!
あとマルクさんのとこの学問所でおれの検査の合間に簡単な探知魔法ってのを少し教わったくらいかな。
でも最近の探偵は何かアクションも出来た方がベターらしいから今度魔銃の使い方でも教えてくれよ。」
せっかく異世界に来たんだからファンタジーな技が欲しいのは確かだ。
「あたしが格闘術教えてあげるよ!あんた良い腕と脚のリーチしてるから結構良い感じに強くなるかもよ?」
拳闘士モニカがニコニコしてる。
「学問所では普通あまり戦闘系の魔法は教わらないですからね。
これも何かの縁ですから簡単な護身用の魔法くらいはお教えしますよ。」
マルクさんもにこやかな顔をして話しかけて来た。
勇者様の仲間は変わってる人も多いが、やっぱり皆感じが良いな。
このホテルの大食堂も壁に剣や盾やら沢山飾ってあって何か雰囲気あるし料理も楽しみだ。
「チキュウってどんなところ?
どうやってここ来た?
チキュウおでみたいなジュウジンいる?」
獣人バルバリンが俺と地球に興味津々になってくれたようだ。
怒涛の質問攻めだ。
「1年前、俺は地球である事件の犯人を海沿いの崖に追い詰めて完璧な推理を披露したら、犯人が暴れて俺は崖から犯人と一緒に落ちたんだ。
それで気づいたらこのレスタモニカの浜辺で倒れてたって訳。
異世界に来たら普通はその世界を救う冒険や戦い巻き込まれるものだと思ってたけど、俺が来る1年前にあんた達に魔王が倒されたというから、誰かに魔王を倒すためとかで召喚された訳でも無さそうだし、流石にヒントが無さ過ぎてこの名探偵の俺でも何でこの世界に来たのか未だに全く分からない。
学問所でも前例が少な過ぎて異世界から来た事については全く分からず終いだったな。
どんなところかかあ。
地球はこの世界とは建物の作りから技術が全く違うな。この世界は地球でいうと中世ヨーロッパ風な作りの建物が多いけど地球の建物は高層ビルとかコンクリとか最近は多くて何か味気ないんだ。
レスタモニカの建物の方が俺は好きだぜ!
化学や医療は発達してるけど魔法なんてのも存在しない。獣人もいないよ。
人種は色々いるけど。」
俺は自分が分かる範囲で自分がこの世界に来た経緯と地球について話した。
「チキュウおでの同胞いないのか。でもでもおまえの話しおもじろい!今度おで、肉お前にやる!」
どうやらバルバリンに気に入られたようだ。
「ひっく!!化学が発展!?地球の薬品飲んでみたいわ!うぃー。」
薬屋 クリムが地球の薬品の話しが出たとたん酔いで座った目でこちらを睨む。
この人は噂では毒を飲んでも酔っ払うだけで死ないらしい。
この世界は色々な人がいるものだ。
しかし毒が効かないなんてミステリーの犯人泣かせな人だな。
「ほっほっほっ!クリムさんは本当に薬品に目がないんですね。」
預言者 テナが酔っているクリムがツボらしく、ニヤニヤ笑っている。
「こっこれは!?まさかぁ!?まさかぁ!?」
突然興奮した様子で武器防具屋ガンテストが壁の前に立って叫び出した。
部屋の壁にかけられて飾られているかなり古そうで錆びついたような赤い色の剣を見て驚いているよう。
「この形状!?この装飾!この色!凄い宝ですよこれ!!凄い宝ですよこれ!?
これはかの残酷卿の!? 欲しい!!欲しい!!欲っすぃぃ!!!」
ガンテストの興奮が止まるところを知らない。
「流石ガンテスト・ラインシュタイン様、よくご存知でいらっしゃる。
給仕のため立っていたホテルのオーナー、エリクがガンテストの脇に立つ。
「いかにもこの剣はかの古の時代の
【残酷卿 ベグルムガリマ卿】の拷問剣。
【戒(いましめ)】です。」
Part2へ続く
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