51 / 57
第五十一話 ギンシュの思い
しおりを挟む
それから挨拶したり部屋を案内されたりご飯食べたりしてたけど、正直全く頭に入ってこなかった。
ギンシュが……色々あったけどギンシュが……ご指名? 私を?
……本気で?
正直、『嬉しい』よりも『何で?』の方が強い。
ミレイとかシグさんならちょっと分かる。人生ドン詰まってたもんね。自分で言うのもなんだけど、それを色々あってなんとかしちゃったもんね。
リンドゥーは……元々どうこうだったしちょっとルート違ったからね。うん。
でもギンシュは……そうなの? そんなに私の事をどうこう思ってくれてたの?
そもそも伯爵家御令嬢じゃないの? それなのにこんなところでヴァージンぽいぽいしていいの?
おまけに私にその大役を担わせちゃっていいの? ねぇ、本当に私でいいの?
こんなんだよ? ……こんなんだよ!?
だってさ、ほら……ねぇ!? 分かってよぉ……
……正直、自信ない。
私なんかに、何が出来るだろうか。
彼女に、寄り添えるのだろうか。
毎日散々色々やらかしてるくせに、こういうかしこまった感じになると途端に自信を無くしてるのがもう本当に我ながら情けないなぁと思う。
はぁ。
とかもやもやしているうちにお風呂も入って。
いやぁいいお風呂でしたよ。気付いたら洗い終わってたけど。
それでなぜか私だけ……そう私だけ、ギンシュのお部屋で寝ることになった。
それって……そういうことだよね。
皆にごゆっくりされた。
いやそりゃゆっくりするけどさぁ。
そういう意味じゃないよね。
さて。
ギンシュのお風呂上がり、かわええ。
というか私服がというか実家で寝間着なのだ。おまけに御令嬢なのだ。
寝間着などネグリジェに決まっている! ……いや決まってないけど。
私の辞書の中では決まっているのだ!!
……そして色っぽいというのが全面に出ている。ってか普段はきりっ! としているのに、今日はなんだか妙に女の子らしい。
「な、なんだ……そんなに見ないでくれ……その……は、恥ずかしい……から……」
そうそうそういう所だよ! そういう所がたまらなくこう……『グッ』とくるのだよ……。
「お、おいどうした? なんだかいつものエリィらしくないな。妙に緊張しているというか……」
「実は、さ」
「なんだ?」
「ギンシュの下着の意味……聞いちゃった」
「にゃあぁっ!?」
あ、凄い声出した。
「ごめんね」
「く、くっそぉ……エリィは色々仕掛けても全然反応がないから、全く知らないと思って一人で気合を入れたのに……秘密だったのにぃ……」
うわぁかわいい。かわいいよギンシュ。
「ひゃっ!? そんなに『かわいい』『かわいい』いうなぁ……」
「でもさ、気持ちは嬉しいんだけどさ……私でいいの?」
ギンシュは……きょとん、としたあと、むーっとした顔になった。
「何を言う! お前が……エリィが私に何をしたか、知っているか?」
「えっと……常識を知らな過ぎて、度々ご迷惑をおかけして」
「そういうことではないっ!」
ギンシュは目を吊り上げて、怒っていた。
「私は貴族だ。貴族は魔法を使えて、民を従えて、はじめて貴族たりえるのだ」
「うん」
「私も女の身であるが、いや女の身であるからこそ、中途半端なことは出来まいと思い、町に出て民の声を聴き、魔法を覚えて貴族の一員として、立派な生き方をしようと思っていた。だが……」
「例の魔法の件だね」
「そうだ。あれは私を私たりえなくしたのだ。私は貴族の血を体に宿しながら、貴族ではなかったのだ……それが、どれだけ惨めだったか分かるか?」
……ごめん、あんまり分からない。
「ああそうだ分からないだろう。エリィは貴族として生まれてもいないし、貴族としての教育も受けてないからな。だがそれは仕方がない。立場が人を作るのだ。人が立場を選ぶのではないのだ」
なるほどねぇ。難しいけど、ちょっとだけ分かる。
委員長とかに推薦で選ばれて、はじめて委員長の仕事に触れて、それでそれっぽく振舞ったりすることあるもんね。あっ規模が小さいかな。
でもきっとそーゆーことだと思うんだ……けど。
「私は……何のために生きているのか分からなくなった。何のために生まれてきたのか分からなくなった。そして騎士団に逃げたが……はっきり言おう。騎士団はそういう奴らの集まりなのだ」
「えっそうなの!?」
「正確には、魔法騎士団に入れるはずもない、庶民上がりの兵卒の集まりと、貴族の中の魔法騎士団に入れなかった落ちこぼれが集まるのだ。だから庶民組と貴族組で派閥争いが絶えないし、貴族組は魔法も使えないくせに妙に誇りだけはあるからな、面倒この上ない。そして私は……女だった」
「あぁ……立場がどんどん辛くなるんだね」
「そうだ……そんな私を邪魔だと追い出すかのように、ド田舎への、人を連れてくるだけの誰もやりたがらない面倒くさい任務をあてがわれた」
「それが……ピピーナ領への」
「ああ。そして私は……エリィとミレイに出会った。そこから先は……言うまでもないだろう」
「そう……か……」
ギンシュはギンシュで、色々と大変だったんだなぁ。
いや本当にそれしか言えないんだけど。
「そして私は……お前のおかげで、貴族としての誇りを、貴族としての生き方を、自分の望んでいた方向へと歩み出すことが出来た。更には一族の家訓が、秘密が間違っていないことすら教えられた。どれもこれも、私の中でくすぶっていたがどうしようもなかったものなのだ。それをお前は……救ってくれた」
ギンシュは……いつの間にか涙を流していた。
「私が……私が、どれだけ恋焦がれても、どうにもならなかった、散々に自分を責めた、それらの憂鬱な時間の、思いの、全ての霧を払ってくれた。お前になら、私の全てを差し出してもいい。はっきりとそう言えるのだ……むしろ私は私の全てを差し出さないと、釣り合わないとすら思っている」
「そんな……そこまでだったんだ……」
「これが私の……全てだ。さあエリィ、存分に私を好きにするがいい」
「分かった。そこまでいうなら……ギンシュ、かわいいよ」
「だ、だからそれはやめろと言っているだろう!?」
「でも本当のことだもの。ギンシュはもっと可愛くしてもいいんだよ。本当は可愛いものが好きなんでしょ?」
「な、なぜそれを……」
「この部屋みれば分かるよ。あと服選んでた時とかかわいいのばっかり買ってたし」
「ぐ、ぬぅ……」
「もっと可愛い服とか着てもいいんだよ? 私はそういうの見てみたいなぁ……」
「そ、そうか……? エリィがそういうなら……」
ギンシュちゃんにやにやしてる。さてそろそろ……。
「じゃあ、今晩はよろしく、ギンシュ」
「あぁ。よろしく頼む。その……」
「大丈夫、優しくするから」
とゆーわけで、本番でございますことよ。
例によって例のごとく、ギンシュちゃんの台詞のみ記載ということで。
「うっ……あぁ……そんなぁ……」
「ダメだぁ……そっ……そこはぁ!?」
「うおっ!? ほ、本当にそんなことが……」
「ふぁああっ!? なっ、なんだこれはっ!?」
「ああっ!? こすれてぇ!? こすれてるのぉ!?」
「らめぇ! そんなことしちゃぁ! おかしくなりゅぅ!!」
「えりぃしゅきぃ! しゅきなのぉ!!」
「ぎゅってぇ! ぎゅってしてぇ!! ふぁあああああっっ!!」
というわけでぺろりんちょ。ごちそうさまでした。
ギンシュちゃんひくひくしてら。さてさて【クリーン】してっと。
私も寝ましょ。すやすや。
翌朝目を覚ますと、ギンシュがすっきりした顔で起きて、そして私を見て真っ赤になってた。
あーギンシュちゃんかわゆかわゆだよ。
朝食の為に着替えて食堂へ向かうと……ギンシュが皆に色々聞かれて涙目になってた。かわええ。
そして兄上にまで色々……皆ギンシュが大事で大切で大好きなんだね。
わたしもっ!
ギンシュが……色々あったけどギンシュが……ご指名? 私を?
……本気で?
正直、『嬉しい』よりも『何で?』の方が強い。
ミレイとかシグさんならちょっと分かる。人生ドン詰まってたもんね。自分で言うのもなんだけど、それを色々あってなんとかしちゃったもんね。
リンドゥーは……元々どうこうだったしちょっとルート違ったからね。うん。
でもギンシュは……そうなの? そんなに私の事をどうこう思ってくれてたの?
そもそも伯爵家御令嬢じゃないの? それなのにこんなところでヴァージンぽいぽいしていいの?
おまけに私にその大役を担わせちゃっていいの? ねぇ、本当に私でいいの?
こんなんだよ? ……こんなんだよ!?
だってさ、ほら……ねぇ!? 分かってよぉ……
……正直、自信ない。
私なんかに、何が出来るだろうか。
彼女に、寄り添えるのだろうか。
毎日散々色々やらかしてるくせに、こういうかしこまった感じになると途端に自信を無くしてるのがもう本当に我ながら情けないなぁと思う。
はぁ。
とかもやもやしているうちにお風呂も入って。
いやぁいいお風呂でしたよ。気付いたら洗い終わってたけど。
それでなぜか私だけ……そう私だけ、ギンシュのお部屋で寝ることになった。
それって……そういうことだよね。
皆にごゆっくりされた。
いやそりゃゆっくりするけどさぁ。
そういう意味じゃないよね。
さて。
ギンシュのお風呂上がり、かわええ。
というか私服がというか実家で寝間着なのだ。おまけに御令嬢なのだ。
寝間着などネグリジェに決まっている! ……いや決まってないけど。
私の辞書の中では決まっているのだ!!
……そして色っぽいというのが全面に出ている。ってか普段はきりっ! としているのに、今日はなんだか妙に女の子らしい。
「な、なんだ……そんなに見ないでくれ……その……は、恥ずかしい……から……」
そうそうそういう所だよ! そういう所がたまらなくこう……『グッ』とくるのだよ……。
「お、おいどうした? なんだかいつものエリィらしくないな。妙に緊張しているというか……」
「実は、さ」
「なんだ?」
「ギンシュの下着の意味……聞いちゃった」
「にゃあぁっ!?」
あ、凄い声出した。
「ごめんね」
「く、くっそぉ……エリィは色々仕掛けても全然反応がないから、全く知らないと思って一人で気合を入れたのに……秘密だったのにぃ……」
うわぁかわいい。かわいいよギンシュ。
「ひゃっ!? そんなに『かわいい』『かわいい』いうなぁ……」
「でもさ、気持ちは嬉しいんだけどさ……私でいいの?」
ギンシュは……きょとん、としたあと、むーっとした顔になった。
「何を言う! お前が……エリィが私に何をしたか、知っているか?」
「えっと……常識を知らな過ぎて、度々ご迷惑をおかけして」
「そういうことではないっ!」
ギンシュは目を吊り上げて、怒っていた。
「私は貴族だ。貴族は魔法を使えて、民を従えて、はじめて貴族たりえるのだ」
「うん」
「私も女の身であるが、いや女の身であるからこそ、中途半端なことは出来まいと思い、町に出て民の声を聴き、魔法を覚えて貴族の一員として、立派な生き方をしようと思っていた。だが……」
「例の魔法の件だね」
「そうだ。あれは私を私たりえなくしたのだ。私は貴族の血を体に宿しながら、貴族ではなかったのだ……それが、どれだけ惨めだったか分かるか?」
……ごめん、あんまり分からない。
「ああそうだ分からないだろう。エリィは貴族として生まれてもいないし、貴族としての教育も受けてないからな。だがそれは仕方がない。立場が人を作るのだ。人が立場を選ぶのではないのだ」
なるほどねぇ。難しいけど、ちょっとだけ分かる。
委員長とかに推薦で選ばれて、はじめて委員長の仕事に触れて、それでそれっぽく振舞ったりすることあるもんね。あっ規模が小さいかな。
でもきっとそーゆーことだと思うんだ……けど。
「私は……何のために生きているのか分からなくなった。何のために生まれてきたのか分からなくなった。そして騎士団に逃げたが……はっきり言おう。騎士団はそういう奴らの集まりなのだ」
「えっそうなの!?」
「正確には、魔法騎士団に入れるはずもない、庶民上がりの兵卒の集まりと、貴族の中の魔法騎士団に入れなかった落ちこぼれが集まるのだ。だから庶民組と貴族組で派閥争いが絶えないし、貴族組は魔法も使えないくせに妙に誇りだけはあるからな、面倒この上ない。そして私は……女だった」
「あぁ……立場がどんどん辛くなるんだね」
「そうだ……そんな私を邪魔だと追い出すかのように、ド田舎への、人を連れてくるだけの誰もやりたがらない面倒くさい任務をあてがわれた」
「それが……ピピーナ領への」
「ああ。そして私は……エリィとミレイに出会った。そこから先は……言うまでもないだろう」
「そう……か……」
ギンシュはギンシュで、色々と大変だったんだなぁ。
いや本当にそれしか言えないんだけど。
「そして私は……お前のおかげで、貴族としての誇りを、貴族としての生き方を、自分の望んでいた方向へと歩み出すことが出来た。更には一族の家訓が、秘密が間違っていないことすら教えられた。どれもこれも、私の中でくすぶっていたがどうしようもなかったものなのだ。それをお前は……救ってくれた」
ギンシュは……いつの間にか涙を流していた。
「私が……私が、どれだけ恋焦がれても、どうにもならなかった、散々に自分を責めた、それらの憂鬱な時間の、思いの、全ての霧を払ってくれた。お前になら、私の全てを差し出してもいい。はっきりとそう言えるのだ……むしろ私は私の全てを差し出さないと、釣り合わないとすら思っている」
「そんな……そこまでだったんだ……」
「これが私の……全てだ。さあエリィ、存分に私を好きにするがいい」
「分かった。そこまでいうなら……ギンシュ、かわいいよ」
「だ、だからそれはやめろと言っているだろう!?」
「でも本当のことだもの。ギンシュはもっと可愛くしてもいいんだよ。本当は可愛いものが好きなんでしょ?」
「な、なぜそれを……」
「この部屋みれば分かるよ。あと服選んでた時とかかわいいのばっかり買ってたし」
「ぐ、ぬぅ……」
「もっと可愛い服とか着てもいいんだよ? 私はそういうの見てみたいなぁ……」
「そ、そうか……? エリィがそういうなら……」
ギンシュちゃんにやにやしてる。さてそろそろ……。
「じゃあ、今晩はよろしく、ギンシュ」
「あぁ。よろしく頼む。その……」
「大丈夫、優しくするから」
とゆーわけで、本番でございますことよ。
例によって例のごとく、ギンシュちゃんの台詞のみ記載ということで。
「うっ……あぁ……そんなぁ……」
「ダメだぁ……そっ……そこはぁ!?」
「うおっ!? ほ、本当にそんなことが……」
「ふぁああっ!? なっ、なんだこれはっ!?」
「ああっ!? こすれてぇ!? こすれてるのぉ!?」
「らめぇ! そんなことしちゃぁ! おかしくなりゅぅ!!」
「えりぃしゅきぃ! しゅきなのぉ!!」
「ぎゅってぇ! ぎゅってしてぇ!! ふぁあああああっっ!!」
というわけでぺろりんちょ。ごちそうさまでした。
ギンシュちゃんひくひくしてら。さてさて【クリーン】してっと。
私も寝ましょ。すやすや。
翌朝目を覚ますと、ギンシュがすっきりした顔で起きて、そして私を見て真っ赤になってた。
あーギンシュちゃんかわゆかわゆだよ。
朝食の為に着替えて食堂へ向かうと……ギンシュが皆に色々聞かれて涙目になってた。かわええ。
そして兄上にまで色々……皆ギンシュが大事で大切で大好きなんだね。
わたしもっ!
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
男女比1対5000世界で俺はどうすれバインダー…
アルファカッター
ファンタジー
ひょんな事から男女比1対5000の世界に移動した学生の忠野タケル。
そこで生活していく内に色々なトラブルや問題に巻き込まれながら生活していくものがたりである!
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる