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出会い
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「お前、こんな所で何で泣いてんの?」
俺たちの出会いは最悪だった。三年も付き合っていた彼女に突然、「実は、悠くんとは遊びだったんだ。本命と付き合えそうだから別れて」と意味不明な振られ方をして深い怒りと悲しみに打ちひしがれていた俺、蒼依 悠一は初めて授業をサボり屋上で一人泣いていた。そんな時だった。アイツ、藍澤 志麻藍澤 志麻に会ったのは。
「お前には関係ねーだろつか、お前こそ何やってんだよ」
泣いている所を目撃された事を恥ずかしく思い腫れているであろう目をさりげなく隠しながら話をそらす。
「俺はサボり。今日みたいに天気いい日はここで昼寝してんの。」
そういえば噂で聞いた事があった。五組藍澤は女遊びと喧嘩が酷いヤンキーである、と。その時一切藍澤という人間に興味を持っていなかった俺は軽く聞き流していた。それは今も同じで正直こいつが何をしてようと構わない。
「あぁそうかよ。悪いなそんなお楽しみタイムに辛気臭いのが居て。すぐどっか行くから安心しろよ。」
さっさと屋上を去るために立ち上がり、どこへ移動しようかと思案する。
体育館裏、とかは流石にベタすぎるか
そんな事を考えながら屋上の扉の前へ辿り着いた時。突然、藍澤に腕を掴まれた。
「…なんだよ。まだ何かあんの?」
腫れている目を前髪で隠す為に少し俯きながらも藍澤を睨んて言った。
しかし、藍澤は気にもとめていない様子で
「ある。」
と言った。
「なんだよ。」
「最初の質問、まだ答えてねぇ。なんでこんな所で泣いてたんだ?」
上手く話を逸らしたと思ったのに。初対面のヤンキー相手に「彼女に最低な振られ方をして泣いていた。」なんて事言える訳もなく。ただどうこの場を切り抜けるか考えた。
「…別になんでもいいだろ。大した事じゃねーよ。」
だから手話せよ。と藍澤の手を振りほどこうとするが力が強くてなかなか解けない。
「なぁ、手離せよ」
イライラしながら前髪越しに藍澤を睨むも、
一向に離す気配が無い。
マジで何のつもりなんだよ!
「なぁ、本当に何のつもりでっ!?!?やめっ…あっ…」
それは本当に突然の事だった。突然、腕を引っ張られ抱きすくめられたかと思うと、上を向かされた。そして、次の瞬間唇が重なっていた。
えっ、なんで俺こいつにキスされて…
俺は驚きのあまり硬直するが、藍澤はそんな事気にせず俺の口内を蹂躙した。
唇を舐め歯茎を舌でなぞり俺の舌を絡めとる。
彼女ともした事ないようなキスだった。
キスって、こんな気持ちいい物なのか…
思考を停止していた俺はただただそんな事を考えていた。
そしてしばらく俺の口内を蹂躙し満足したらしい藍澤は唇を離す。唾液が唇を濡らし糸を引いていて、とても官能的な光景だった。そして首を傾げ、こう問うてきた。
「…気持ちよかった?」
唇を濡らし前髪を上ながら首を傾げる仕草はとても扇情的で不覚にも見とれてしまった。しかし素直に「気持ちよかった」なんて、言える訳もなく
「気、気持ちよくなんてねーし!てか、何すんだよ!」
まだキスの余韻でクラクラする頭を何とか切り替え、言い返す。だが藍澤は地悪そうな顔をして
「嘘はダメだろ。ココ、ちょっと反応してんじゃん。」
と少し反応してズボンを軽く押し上げている俺のモノに軽く触れる。
「…生理現象だ。触んじゃねぇ」
軽く触れられただけでも腰が疼いてしまう。キスの甘い余韻が体全体に残っている。
「それ、どうすんの?」
「トイレで抜くからお気になさらず。昼寝の邪魔して悪かったな。」
さっさと始末するためにトイレへ向かおうと再度ドアに手を伸ばす。だが、またもやその手は藍澤に阻まれてしまう。そして、
「俺のせいでもあるし、責任取ってやるよ。」
と少し意地悪そうな顔で俺のズボンのチャックに指をかける。
「…は?いや、冗談はよせ。大体、俺ホモじゃねーし。男に扱かれても萎えるだけだから」
藍澤の腕を掴み睨んでそう告げる。しかし、その手はいとも簡単にもう片方の手で抑え込まれてしまう。
「じゃあ、本当に萎えるかどうか試してみよーぜ」
そしてとうとうチャックが開かれ、下着の上から秘部に触れられる。その感覚に背中が粟立つ。
「まじ、ふざけんな!」
これ以上好き勝手させてたまるか。その一心で藍澤を振り払い屋上の扉を開け、階段を駆け降りる。そして階段の踊り場まで来た所で立ち止まりチャックを閉めた。
俺たちの出会いは最悪だった。三年も付き合っていた彼女に突然、「実は、悠くんとは遊びだったんだ。本命と付き合えそうだから別れて」と意味不明な振られ方をして深い怒りと悲しみに打ちひしがれていた俺、蒼依 悠一は初めて授業をサボり屋上で一人泣いていた。そんな時だった。アイツ、藍澤 志麻藍澤 志麻に会ったのは。
「お前には関係ねーだろつか、お前こそ何やってんだよ」
泣いている所を目撃された事を恥ずかしく思い腫れているであろう目をさりげなく隠しながら話をそらす。
「俺はサボり。今日みたいに天気いい日はここで昼寝してんの。」
そういえば噂で聞いた事があった。五組藍澤は女遊びと喧嘩が酷いヤンキーである、と。その時一切藍澤という人間に興味を持っていなかった俺は軽く聞き流していた。それは今も同じで正直こいつが何をしてようと構わない。
「あぁそうかよ。悪いなそんなお楽しみタイムに辛気臭いのが居て。すぐどっか行くから安心しろよ。」
さっさと屋上を去るために立ち上がり、どこへ移動しようかと思案する。
体育館裏、とかは流石にベタすぎるか
そんな事を考えながら屋上の扉の前へ辿り着いた時。突然、藍澤に腕を掴まれた。
「…なんだよ。まだ何かあんの?」
腫れている目を前髪で隠す為に少し俯きながらも藍澤を睨んて言った。
しかし、藍澤は気にもとめていない様子で
「ある。」
と言った。
「なんだよ。」
「最初の質問、まだ答えてねぇ。なんでこんな所で泣いてたんだ?」
上手く話を逸らしたと思ったのに。初対面のヤンキー相手に「彼女に最低な振られ方をして泣いていた。」なんて事言える訳もなく。ただどうこの場を切り抜けるか考えた。
「…別になんでもいいだろ。大した事じゃねーよ。」
だから手話せよ。と藍澤の手を振りほどこうとするが力が強くてなかなか解けない。
「なぁ、手離せよ」
イライラしながら前髪越しに藍澤を睨むも、
一向に離す気配が無い。
マジで何のつもりなんだよ!
「なぁ、本当に何のつもりでっ!?!?やめっ…あっ…」
それは本当に突然の事だった。突然、腕を引っ張られ抱きすくめられたかと思うと、上を向かされた。そして、次の瞬間唇が重なっていた。
えっ、なんで俺こいつにキスされて…
俺は驚きのあまり硬直するが、藍澤はそんな事気にせず俺の口内を蹂躙した。
唇を舐め歯茎を舌でなぞり俺の舌を絡めとる。
彼女ともした事ないようなキスだった。
キスって、こんな気持ちいい物なのか…
思考を停止していた俺はただただそんな事を考えていた。
そしてしばらく俺の口内を蹂躙し満足したらしい藍澤は唇を離す。唾液が唇を濡らし糸を引いていて、とても官能的な光景だった。そして首を傾げ、こう問うてきた。
「…気持ちよかった?」
唇を濡らし前髪を上ながら首を傾げる仕草はとても扇情的で不覚にも見とれてしまった。しかし素直に「気持ちよかった」なんて、言える訳もなく
「気、気持ちよくなんてねーし!てか、何すんだよ!」
まだキスの余韻でクラクラする頭を何とか切り替え、言い返す。だが藍澤は地悪そうな顔をして
「嘘はダメだろ。ココ、ちょっと反応してんじゃん。」
と少し反応してズボンを軽く押し上げている俺のモノに軽く触れる。
「…生理現象だ。触んじゃねぇ」
軽く触れられただけでも腰が疼いてしまう。キスの甘い余韻が体全体に残っている。
「それ、どうすんの?」
「トイレで抜くからお気になさらず。昼寝の邪魔して悪かったな。」
さっさと始末するためにトイレへ向かおうと再度ドアに手を伸ばす。だが、またもやその手は藍澤に阻まれてしまう。そして、
「俺のせいでもあるし、責任取ってやるよ。」
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「…は?いや、冗談はよせ。大体、俺ホモじゃねーし。男に扱かれても萎えるだけだから」
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