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第1章 迷宮創生編
第34話 焼肉だよ!焼肉!
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街の郊外には、黄金色の地平線が広がっている。
未整地エリアから田園エリアに入ると、小麦畑では収穫前の黄金色の麦穂が一面に広がっており、麦穂は風に揺られて収穫されるのを待っている。
シルエラのスキルの恩恵で、植物の生長促進の効果は素晴らしく、広大な小麦畑も数日で収穫できるまでになっている。
これだけの小麦があれば自給自足できるし、余る分はブルスト産の小麦として販売しよう。明日には小麦の収穫に加えて、水田に稲の植え付けもしないといけないな。
ブルスト産のブランド米、今から収穫が楽しみだなぁ~、異世界に来ても、やはり日本人は米が食いたいのだ!
よし、今夜は白米食べよう♪
街に戻ってきた頃には夕方になっており、ホテル横の馬車の駐車場には、多くの馬車が止まっている。
本日より、ホテルの宿泊を開始したのだった。食堂は以前より利用でき、事前告知も有ったために、初日から多くのお客様を獲得することができているようだった。
馬車や荷物の盗難対策などのセキュリティー対策も、ゴーレムとガレージシステムにより万全だ。これは行商人には好評だった。この街にいる時くらいは、仕事を忘れて食事やお酒、お風呂を堪能してもらいたい。
ホテルでの宿泊、夕食は引き続き食堂を利用できる他、街の飲食店も少しづつオープン予定となっている。
その中で、皆と一緒にルーカス商会の新店舗、宮代プロデュースの焼肉店に来ている。
まだオープン前であり、一般のお客様は入っていない中、従業員の教育・練習を兼ねてのプレオープンを行う名目のもと、好きなだけ肉が食えると皆のテンションは爆上がり中だった。
特別ゲストで、市場の串焼き屋の店主も招いている。
テーブルを改造して作った無煙ロースターに炭を入れ、準備は万全だ。
「に~く! ニ~ク! 肉! 肉!」
「お肉、美味しそうなお肉なの!」
色々なお肉が綺麗に盛り付けられた大皿が、テーブルに運ばれてくる。
まだ流通の少ない牛肉、豚肉、鶏肉、鹿肉、猪、兎と様々であり、一角豚と走鶏なる肉も取り寄せ並んでいる。
べーべキューとは違った雰囲気の焼肉に、皆は目をキラキラさせている。
「ホテルの開業とブレストの街の発展を祈って乾杯!」
「「乾杯!」」
乾杯の音頭を取り、各自お酒やジュースなど思い思いのドリンクを口にする。
まずは牛タンを焼こう! 食用の牛肉が流通していないこの地方で、貴重な牛肉1頭分のお肉、その中でも牛タンは舌先など硬い部分を除くと、約1kgしか取る事ができない貴重な部位である。
その貴重な牛タンを薄くスライスしてもらい、塩胡椒で味付けして炭火でサッと焼いていく。
焼いた牛タンをまずは、シンプルにレモンを絞って一口、ハリのある食感と脂の旨味とジューシー感が感じられて美味い♪
次は白ネギのみじん切りに、特性塩ダレとごま油を混ぜたネギ塩をトッピング! ごま油の良い風味とネギの旨味が超美味い! コレは色々な肉にも使えそうだ♪
「ヤバ! これって牛の舌なんでしょ? 超美味いんだけど!」
「牛タンは火が通りやすいから、焦げないように注意してね」
「肉の食感とこのネギ塩の相性、超ウマ~!」
「ねえ、もうコレないの? もっと食べたいんだけど!」
「ごめんね、タンはこれだけしかないんだ、他の美味しい肉あるからそっちも食べてみて」
「え~残念・・・この赤身で我慢するよ」
「うん、それはカルビだね、いつものタレで食べると美味しいよ」
久しぶりに食べた牛タンは、ホントに美味かった♪ 量が少ないのが残念で仕方がない・・・気を取り直して、俺もカルビを焼き始める。
脂身の多い牛カルビをトングを使って、焦げないようにひっくり返していく。
「シルエラ、このお肉食べごろだよ」
「ありがとうございます」
隣に座るシルエラに焼けたお肉を渡して、俺もカルビを口に入れる。脂身の旨味が絶品で、ご飯との相性が最高であり、これだけでご飯何杯でもいけそうだ。
「濃厚な脂身の旨味が美味しいですね」
鹿肉や猪肉を食べ慣れたシルエラも、牛肉の美味しさに大満足のようだった。
「ワシはこの内臓が好きじゃな」
お爺ちゃんはいつも通りにホルモンばかり食べている。ホントにホルモンが好きなんだな、幸せそうでなによりである。
別のテーブルでは、リュネールさんたちが既に追加のお肉を注文している。大皿のお肉も肉食派の彼女たちに掛かれば瞬殺である。大量の脂が落ちてロースターから良く大きな炎が上がっているおり、その炎を見て楽しんでいるクルミちゃんも微笑ましい。
クルミちゃんの母親のカエデさんも、この街にきて食生活が変わったせいなのか分からないが、顔色は良く元気そうである。旦那さんをなくし俺の手伝いでこの街に引っ越してきて、別の生き甲斐を見つけれたのが幸いしているのであろう。病は気からとは良くいったモノである。
「私は脂の少ないロースやこっちのサガリの方が好きかな~」
対面に座るミスティは、濃厚な脂身より柔らかい肉質の赤身が好みらしい。
「この卵スープも、美味しいね」
「うん、ふわとろで美味しいよね」
肉以外にもサラダ、卵スープなどのサイドメニューも豊富であり、デザートも順次増やしていく予定である。
「これは宮代様、本日はお招きありがとうございます。いやはやさすがは宮代様、素晴らしい料理の数々、コレは流行りますぞ!」
一段落した俺は、ゲストに呼んだ串焼き屋の店主の他、商人たちに挨拶に回っている。
交流を深めて、お互いに切磋琢磨して人を呼び込み、商人たちは利益を求め、俺は街を発展・大きくしていきたいのである。
「宮代様は他にもアイデアをお持ちだとか、その節には是非ともご教授いただきたいものですな」
「いやいや、その節は是非! 我が商会を!」
「う~ん、そうですね。食事の専門店を多く作りたいですね。例えば、デザート専門店とかどうです?」
「デザート専門店? 甘味処みたいなもんですかな?」
「ケーキのお店とか、アイスのお店、パフェやパンケーキなどの専門店なんか、女の子受け間違いなしですよ」
「ほうほう、それは興味ありますね」
「他には、ラーメン店も欲しいかな? これは是非色々な店を出して欲しい」
「ラーメン? 麺料理の店ですな、西方の国で食べた事があります」
パスタやそば・うどんと違って日本でもラーメンが普及したのは明治・戦前の横浜中華街がルーツだったはず、戦国時代~中世の異世界では、転生者など一部の人たちが再現しない限り食べられないので、少なくとも西方には現代人がいる、もしくはいたという証拠だな。
「ラーメンはアレンジが色々デキますので、お店ごとに特色を持たせることができますので、是非店を出していただきたいです。もちろん基本レシピは開示しますので」
「私が西方で食べたのは、魚介の風味のする麺でしたね。他にも色々あるのですね。是非ともご教示お願いいたします」
「魚介出汁かな? 鶏ガラスープに鰹節と煮干しで味を調えたモノですね。他にも豚骨、豚の骨を煮込んだベーススープに、塩、醤油、味噌の基本的なタレを加えて、様々な配合の麺、太さも選べてその種類は計り知れないですよ。具材もネギや叉焼を基本に、海苔や煮卵、メンマと様々ですね」
「それはまた色々種類があるのですね。」
「ああ、説明してたらラーメン食べたくなってきた。よし、ラーメン店募集して、一つの通り丸ごとラーメン店のラーメン横丁を作ろう!」
「それは、またライバル店が並んで凄そうですが、競合店が多いと経営が難しそうですね」
「それはもちろんあります。ラーメン店が並ぶ事によるメリット・デメリットがありますので、より特色のある店が求められます」
商人たちとラーメン店の出店計画を話した後は、ラッセリア先生たちのテーブルに行く。
「どう? 焼肉気に入ってもらえたかな?」
「ヤマト様、焼肉凄い美味しいですね。肉の種類と部位も選べて最高です」
レアイナちゃんたちの姉妹は、様々な肉の食べ比べをしているようだった。ラッセリア先生はお酒を飲んだらしく酔いつぶれている。
「気に入った肉はあったかい?」
「ハイ、やっぱり牛肉が美味しいですね。織田領では、農耕用や乳牛はいても、食用の牛は少ないですから貴重なお肉ありがとうございます」
姉妹も牛肉が気に入ったみたいだった。これは独自で食用牛の育成をしないといけないな。
「この辺りにはいませんが、牛型のモンスターもいて、食べると美味しいらしいですよ」
「なに!? 牛型のモンスター? ちょっとその話、詳しく教えて!」
牛のモンスターだと、ミノタウロスとか牛鬼、くだん、とか有名だが食用とかイメージはない。
「レッドホーンバイソンとか、何だったっけ? なんとか・・・バッファロー? ごめんなさい良く覚えていなくて」
「凶暴な牛型のモンスター以外にも、大人しいモンスターもいたはずですよ」
「ありがとう。貴重な情報だよ、肉の調達に目処が立つかもしれない。独自で牛を育成しようとすると約1年は掛かるからね。」
「もしかしてダンジョン産?」
「うん、ヒントは蟹だったよ。ダンジョンで食用モンスターを飼育するのさ、いい考えだろ?」
「なにか考え方が・・やっぱりヤマト様は凄い方です」
「あ~! ヤマト君♡ み~つけたぁ~♡」
酔いつぶれたラッセリア先生が起きてきて、俺に絡んでくる。
「ヤマト君は・・・年上には興味ないの? アルデリアには手を出して、なんで私には何もしてくれないのよ・・・」
「おいおい、酔っ払い先生、とんでもないこと言ってるよ?」
「そう? 先生はいつもヤマト様のこと愚痴ってるよ。彼氏と別れて寂しいって言ってたし。ヤマト様、相手してあげて下さいよ。愚痴を聞かされる私たちを助けると思って」
「まあ、ラッセリア先生は魅力的な女性だし、拒む気はないけど」
「わぁ~、先生よかったですねって、聞いてないし」
ラッセリア先生は俺にもたれ掛かって、スヤスヤと寝息を立てている。
巨乳の美人先生は大人の魅力満載だし、このままお持ち帰りしたいくらいである。
「あらら、先生の後には私たちの相手もしてくださいよ♡ 私たちだってエッチな事♡ に興味あるんですから」
顔を赤くしている可愛らしい姉妹に、俺の肉棒が反応してしまうのは仕方がないことだった。
「うん、そのうちにね。シルエラに聞いてみるよ。黙ってると怖いからさ」
「シルエラさんになら、既に了承は得てますから安心してください。後はタイミング次第です」
「なんと・・・そんな話になってるんだ」
お互いに赤面してしまう。シルエラに了承は得ていても、一応は相談してみよう。
「スタミナ付けて、夜も頑張ってくださいよ」
ああ、やっぱりこの街の女の子たちは、皆肉食派なのだと感じてしまった。
未整地エリアから田園エリアに入ると、小麦畑では収穫前の黄金色の麦穂が一面に広がっており、麦穂は風に揺られて収穫されるのを待っている。
シルエラのスキルの恩恵で、植物の生長促進の効果は素晴らしく、広大な小麦畑も数日で収穫できるまでになっている。
これだけの小麦があれば自給自足できるし、余る分はブルスト産の小麦として販売しよう。明日には小麦の収穫に加えて、水田に稲の植え付けもしないといけないな。
ブルスト産のブランド米、今から収穫が楽しみだなぁ~、異世界に来ても、やはり日本人は米が食いたいのだ!
よし、今夜は白米食べよう♪
街に戻ってきた頃には夕方になっており、ホテル横の馬車の駐車場には、多くの馬車が止まっている。
本日より、ホテルの宿泊を開始したのだった。食堂は以前より利用でき、事前告知も有ったために、初日から多くのお客様を獲得することができているようだった。
馬車や荷物の盗難対策などのセキュリティー対策も、ゴーレムとガレージシステムにより万全だ。これは行商人には好評だった。この街にいる時くらいは、仕事を忘れて食事やお酒、お風呂を堪能してもらいたい。
ホテルでの宿泊、夕食は引き続き食堂を利用できる他、街の飲食店も少しづつオープン予定となっている。
その中で、皆と一緒にルーカス商会の新店舗、宮代プロデュースの焼肉店に来ている。
まだオープン前であり、一般のお客様は入っていない中、従業員の教育・練習を兼ねてのプレオープンを行う名目のもと、好きなだけ肉が食えると皆のテンションは爆上がり中だった。
特別ゲストで、市場の串焼き屋の店主も招いている。
テーブルを改造して作った無煙ロースターに炭を入れ、準備は万全だ。
「に~く! ニ~ク! 肉! 肉!」
「お肉、美味しそうなお肉なの!」
色々なお肉が綺麗に盛り付けられた大皿が、テーブルに運ばれてくる。
まだ流通の少ない牛肉、豚肉、鶏肉、鹿肉、猪、兎と様々であり、一角豚と走鶏なる肉も取り寄せ並んでいる。
べーべキューとは違った雰囲気の焼肉に、皆は目をキラキラさせている。
「ホテルの開業とブレストの街の発展を祈って乾杯!」
「「乾杯!」」
乾杯の音頭を取り、各自お酒やジュースなど思い思いのドリンクを口にする。
まずは牛タンを焼こう! 食用の牛肉が流通していないこの地方で、貴重な牛肉1頭分のお肉、その中でも牛タンは舌先など硬い部分を除くと、約1kgしか取る事ができない貴重な部位である。
その貴重な牛タンを薄くスライスしてもらい、塩胡椒で味付けして炭火でサッと焼いていく。
焼いた牛タンをまずは、シンプルにレモンを絞って一口、ハリのある食感と脂の旨味とジューシー感が感じられて美味い♪
次は白ネギのみじん切りに、特性塩ダレとごま油を混ぜたネギ塩をトッピング! ごま油の良い風味とネギの旨味が超美味い! コレは色々な肉にも使えそうだ♪
「ヤバ! これって牛の舌なんでしょ? 超美味いんだけど!」
「牛タンは火が通りやすいから、焦げないように注意してね」
「肉の食感とこのネギ塩の相性、超ウマ~!」
「ねえ、もうコレないの? もっと食べたいんだけど!」
「ごめんね、タンはこれだけしかないんだ、他の美味しい肉あるからそっちも食べてみて」
「え~残念・・・この赤身で我慢するよ」
「うん、それはカルビだね、いつものタレで食べると美味しいよ」
久しぶりに食べた牛タンは、ホントに美味かった♪ 量が少ないのが残念で仕方がない・・・気を取り直して、俺もカルビを焼き始める。
脂身の多い牛カルビをトングを使って、焦げないようにひっくり返していく。
「シルエラ、このお肉食べごろだよ」
「ありがとうございます」
隣に座るシルエラに焼けたお肉を渡して、俺もカルビを口に入れる。脂身の旨味が絶品で、ご飯との相性が最高であり、これだけでご飯何杯でもいけそうだ。
「濃厚な脂身の旨味が美味しいですね」
鹿肉や猪肉を食べ慣れたシルエラも、牛肉の美味しさに大満足のようだった。
「ワシはこの内臓が好きじゃな」
お爺ちゃんはいつも通りにホルモンばかり食べている。ホントにホルモンが好きなんだな、幸せそうでなによりである。
別のテーブルでは、リュネールさんたちが既に追加のお肉を注文している。大皿のお肉も肉食派の彼女たちに掛かれば瞬殺である。大量の脂が落ちてロースターから良く大きな炎が上がっているおり、その炎を見て楽しんでいるクルミちゃんも微笑ましい。
クルミちゃんの母親のカエデさんも、この街にきて食生活が変わったせいなのか分からないが、顔色は良く元気そうである。旦那さんをなくし俺の手伝いでこの街に引っ越してきて、別の生き甲斐を見つけれたのが幸いしているのであろう。病は気からとは良くいったモノである。
「私は脂の少ないロースやこっちのサガリの方が好きかな~」
対面に座るミスティは、濃厚な脂身より柔らかい肉質の赤身が好みらしい。
「この卵スープも、美味しいね」
「うん、ふわとろで美味しいよね」
肉以外にもサラダ、卵スープなどのサイドメニューも豊富であり、デザートも順次増やしていく予定である。
「これは宮代様、本日はお招きありがとうございます。いやはやさすがは宮代様、素晴らしい料理の数々、コレは流行りますぞ!」
一段落した俺は、ゲストに呼んだ串焼き屋の店主の他、商人たちに挨拶に回っている。
交流を深めて、お互いに切磋琢磨して人を呼び込み、商人たちは利益を求め、俺は街を発展・大きくしていきたいのである。
「宮代様は他にもアイデアをお持ちだとか、その節には是非ともご教授いただきたいものですな」
「いやいや、その節は是非! 我が商会を!」
「う~ん、そうですね。食事の専門店を多く作りたいですね。例えば、デザート専門店とかどうです?」
「デザート専門店? 甘味処みたいなもんですかな?」
「ケーキのお店とか、アイスのお店、パフェやパンケーキなどの専門店なんか、女の子受け間違いなしですよ」
「ほうほう、それは興味ありますね」
「他には、ラーメン店も欲しいかな? これは是非色々な店を出して欲しい」
「ラーメン? 麺料理の店ですな、西方の国で食べた事があります」
パスタやそば・うどんと違って日本でもラーメンが普及したのは明治・戦前の横浜中華街がルーツだったはず、戦国時代~中世の異世界では、転生者など一部の人たちが再現しない限り食べられないので、少なくとも西方には現代人がいる、もしくはいたという証拠だな。
「ラーメンはアレンジが色々デキますので、お店ごとに特色を持たせることができますので、是非店を出していただきたいです。もちろん基本レシピは開示しますので」
「私が西方で食べたのは、魚介の風味のする麺でしたね。他にも色々あるのですね。是非ともご教示お願いいたします」
「魚介出汁かな? 鶏ガラスープに鰹節と煮干しで味を調えたモノですね。他にも豚骨、豚の骨を煮込んだベーススープに、塩、醤油、味噌の基本的なタレを加えて、様々な配合の麺、太さも選べてその種類は計り知れないですよ。具材もネギや叉焼を基本に、海苔や煮卵、メンマと様々ですね」
「それはまた色々種類があるのですね。」
「ああ、説明してたらラーメン食べたくなってきた。よし、ラーメン店募集して、一つの通り丸ごとラーメン店のラーメン横丁を作ろう!」
「それは、またライバル店が並んで凄そうですが、競合店が多いと経営が難しそうですね」
「それはもちろんあります。ラーメン店が並ぶ事によるメリット・デメリットがありますので、より特色のある店が求められます」
商人たちとラーメン店の出店計画を話した後は、ラッセリア先生たちのテーブルに行く。
「どう? 焼肉気に入ってもらえたかな?」
「ヤマト様、焼肉凄い美味しいですね。肉の種類と部位も選べて最高です」
レアイナちゃんたちの姉妹は、様々な肉の食べ比べをしているようだった。ラッセリア先生はお酒を飲んだらしく酔いつぶれている。
「気に入った肉はあったかい?」
「ハイ、やっぱり牛肉が美味しいですね。織田領では、農耕用や乳牛はいても、食用の牛は少ないですから貴重なお肉ありがとうございます」
姉妹も牛肉が気に入ったみたいだった。これは独自で食用牛の育成をしないといけないな。
「この辺りにはいませんが、牛型のモンスターもいて、食べると美味しいらしいですよ」
「なに!? 牛型のモンスター? ちょっとその話、詳しく教えて!」
牛のモンスターだと、ミノタウロスとか牛鬼、くだん、とか有名だが食用とかイメージはない。
「レッドホーンバイソンとか、何だったっけ? なんとか・・・バッファロー? ごめんなさい良く覚えていなくて」
「凶暴な牛型のモンスター以外にも、大人しいモンスターもいたはずですよ」
「ありがとう。貴重な情報だよ、肉の調達に目処が立つかもしれない。独自で牛を育成しようとすると約1年は掛かるからね。」
「もしかしてダンジョン産?」
「うん、ヒントは蟹だったよ。ダンジョンで食用モンスターを飼育するのさ、いい考えだろ?」
「なにか考え方が・・やっぱりヤマト様は凄い方です」
「あ~! ヤマト君♡ み~つけたぁ~♡」
酔いつぶれたラッセリア先生が起きてきて、俺に絡んでくる。
「ヤマト君は・・・年上には興味ないの? アルデリアには手を出して、なんで私には何もしてくれないのよ・・・」
「おいおい、酔っ払い先生、とんでもないこと言ってるよ?」
「そう? 先生はいつもヤマト様のこと愚痴ってるよ。彼氏と別れて寂しいって言ってたし。ヤマト様、相手してあげて下さいよ。愚痴を聞かされる私たちを助けると思って」
「まあ、ラッセリア先生は魅力的な女性だし、拒む気はないけど」
「わぁ~、先生よかったですねって、聞いてないし」
ラッセリア先生は俺にもたれ掛かって、スヤスヤと寝息を立てている。
巨乳の美人先生は大人の魅力満載だし、このままお持ち帰りしたいくらいである。
「あらら、先生の後には私たちの相手もしてくださいよ♡ 私たちだってエッチな事♡ に興味あるんですから」
顔を赤くしている可愛らしい姉妹に、俺の肉棒が反応してしまうのは仕方がないことだった。
「うん、そのうちにね。シルエラに聞いてみるよ。黙ってると怖いからさ」
「シルエラさんになら、既に了承は得てますから安心してください。後はタイミング次第です」
「なんと・・・そんな話になってるんだ」
お互いに赤面してしまう。シルエラに了承は得ていても、一応は相談してみよう。
「スタミナ付けて、夜も頑張ってくださいよ」
ああ、やっぱりこの街の女の子たちは、皆肉食派なのだと感じてしまった。
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