ダンジョンマスターの領地経営・かわいい人間、亜人やモンスター集めてイチャイチャしたいと思います。もちろん女冒険者は俺のもの

たぬきねこ

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第1章 迷宮創生編

第54話 喜雨の少女

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「まったく、油断も隙もないんだから!」

 俺を筆頭にステラさんとミスティの3人が、シルエラとリュネールさんに怒られている。

「これは、罰が必要かしらね」
「だな!」
「何がいいかしら?」
 シルエラが俺をジト目で睨んでくる。

「お昼ご飯抜きとか!」
「おっ! それがいいかな」
 ロザリーの提案にリュネールさんが相槌を打ってくる。

「そんなぁ~ お願い! それだけは許してください」
 ミスティが必死に懇願している。

「そうね・・・ならこんなのはどうかしら・・・」
 シルエラが悪魔のようなことを言い出した。



 食卓には、美味しそうな焼きガニ、カニグラタン、カニ汁が並んでいる。

「いただきます」
 手を合わせ食事の挨拶をする。
 俺の目の前には、白米と具なしのカニ汁だけだ。

「あのせめて、足の1本だけでも・・・」
「だめです!」
 ミスティのおねだりを一喝するシルエラ。

「ううぅぅ・・蟹食べたいよう・・・ごめんなさい・・反省してますから・・ぐすっ・・蟹食べさせて・・・」
「泣いてもダメですよ」
「え~ん、シーちゃんの鬼! 悪魔!」

 ミスティの泣き落としもシルエラには通用しないようだ。ステラさんは無言で具なしのカニ汁を啜っているが、頭の耳はぺたんと倒れている。

 俺も具なしのカニ汁を啜る・・・虚しい。

 美味しそうに焼き蟹を食べるシルエラに、訴える眼差しで見つめてみた。
「見てもあげませんよ」
 俺の視線に気付いたシルエラだが、容赦ない一言に愕然となってしまう。
 そこでふと気になったのが、美味しいはずの蟹を食べているクルミちゃんの顔が暗いのはなぜだろう? 蟹が嫌いとは思えないのだがお腹でも痛いのだろうか?
 ここはシルエラに相談してみるかな。

「ねえ、クルミちゃんが元気ないみたいだけど何か知ってる?」
 小声でシルエラに相談すると、シルエラも知らないみたいだった。

「クルミどうしたの?」
 母親のカエデさんも娘の表情が暗い事に気付いたようだ。
「あのね・・・・・」
 何か言いたそうなクルミちゃん。だがその先がでてこない。心配になった俺は声をかけた。
「クルミちゃん、どうかしたの?」
「あの・・・後でヤマトお兄ちゃんにお願いがあるの」
 俺? 何だろう?


「クルミちゃん、どこに行くの?」
 食事が終わり、クルミちゃんに連れられて街の中心から少し離れた場所に来ていた。この辺りは行商人や移住希望者が仮テントを設営しているエリアだった。
「お兄ちゃんに会って欲しい人たちがいるの」
「人たち?」
 俺とシルエラ、カエデさんは互いに顔を見合わせた。

 雨がしとしとと降る中、ひとつのテントの前でクルミちゃんが足を止める。
「ここだよ」
 そこは、雨除けの為の布を張っただけのタープテントだった。その中では、ボロ切れの布に包まり震えている少女たちの姿があった。
「クルミちゃん、この子たちは?」
「難民かしら?」
 俺の問いかけにシルエラがそう漏らすと、クルミちゃんはうんと頷く。

「ねえ、あなたたちどこから来たの?」
 シルエラが、震える少女たちに声をかける。
「ミ、ミカワの街」
 年長者なのだろうか? ひとりの少女がそう答える。その顔は痩せこけており、泥だらけだった。

「ヤマト様」
「ああ」
 シルエラの言葉に俺は頷くと、少女たちを連れ街の中心部ホテル、ブルストヴァルツエへとやってきた。
 シルエラと少女たちは今、大浴場にてお風呂に入っている。

「支配人すまないねえ」
 俺は、ホテルのロビーにて当ホテルの支配人、ルーカス商会のエグバードさんと話をしている。

「難民ですか?」
「らしいですね」
「私も前まで、ミカワの街にいましたから分かりますが、きっとこの街の噂を聞いてやってきたのでしょう」
「ミカワの街には、そんなに貧困しているのかい? 前に行った時にはそうは見えなかったけど」
「表面上はそうですね。ですが少し裏路地に入るとあの子たちのような子供たちは多くいますよ。戦争や魔物によって親を失った孤児が多く住んでいます。もちろん孤児院も有りますが、すべての子供たちが暮らしている訳ではありません」
「そうなのか・・・」

「スラムまでとは言いませんが、その日暮らしの子供たちは多く、食べ物も困っているでしょう。中には盗みを働く子もいますし、もう少し大きくなると体を売る少女も出てくるでしょう。幸い奴隷商人はあの街にはいませんから、奴隷にされる心配はないでしょうが、街の外には盗賊もいますし油断はできません」
 その話は、俺には正に青天の霹靂だった。

「ヤマト様、あの子たちの面倒をみるつもりですか?」
「ああ、シルエラたちと相談してからだが、この街にも孤児院を作ろうと思う。土地や食料は山ほどあるし、養う分には問題ない。それに人手はいくら有っても困ることはない。幼いあの子たちでもできる仕事はあるだろう? 働かざる者食うべからずって言葉も有るくらいだしな」
「素晴らしい考えです! 流石ヤマト様です。この不肖エグバード、及ばずながらお力になりたいと思います」
「ありがとうございます」

 エグバートさんと握手を交わす。良い人で良かった。良い人を紹介してくれたルーカスさんに感謝。

「なら、まずはアーノックに言って食事の用意をさせましょう。あの子たちもお腹を空かせているでしょうしね」
「ああ、よろしくお願いします」
 エグバードさんが立ち去り、代わりにマルティナさんが話しかけてくる。

「ヤマト様、お話はお聞きしました。私だけでなく孤児院までなんて、素晴らしいです。私あの子たちの着る服用意してきますね」
「よろしく頼むよ」
 彼女は俺がこの世界に来た日、山賊に捕まっていた女性で、俺が保護し今ではこのホテルでフロント業をしている女性だった。
 彼女も少女たちに思うところがあるのだろう。


 それから、お風呂から上がった少女たちはマルティナさんの用意した服を着て、食堂にて出された料理を一心不乱に食べている。
 余程お腹が空いていたのだろう。

「シルエラちょっといいかな。さっきエグバードさんと話していて、この街に孤児院を作ろうと思う」
「やっぱりヤマト様です♡ そう言ってくれると思っていました。アルメーヌ良かったわね」
 シルエラは優しく微笑むと、アルメーヌと呼ばれた年長の少女に声をかけるが食べるのに夢中で話は聞いていないようだった。

「ヤマトお兄ちゃん、ありがとう」
 クルミちゃんだ。
「娘に代わり、私からもお礼を申し上げます。ヤマト様ありがとうございます」
「カエデさんまで、そんな・・当たり前のことをしたまでですよ。それにこれからですよ、忙しくなるのは」
 カエデさんが深々とお辞儀をするので、気恥ずかしくなってしまう。

「クルミちゃんは、この子たちとお友達なのかな?」
「うん、遊んでいたら知り合いになったの。でも家がないって言ってたから・・ヤマトお兄ちゃんならなんとかしてくれると思って」
「そうなんだね。これからはこの街で暮らせるように住む家も用意しよう。そうだな学校も作ろうかな。そしたら毎日会えるだろうし、勉強もできるよ」
「ありがとうお兄ちゃん! でも学校・・・勉強はちょっと苦手かな?」

 この世界の識字率は低く、学校制度は在るが、そのほとんどは地位の高い者や富裕層、専門職向けであり庶民は学校には通っていない。自分の名前や物の売り買いなど日常の中で使う読み書き、通貨の計算などを親から習っているのだとか、だがあの子たちのように孤児はその教えてくれる親がいないのだ。親がいても貧困で勉強を教えることができない家庭もあるだろう。

「こらクルミ! 勉強しないとヤマト様に嫌われるわよ! いいの? 嫌われても知らないわよ」
 母親のカエデさんは、娘に勉強を教えているようだが、なぜそこで俺の名前が出てくる?

「やだっ! クルミ・・勉強する!」
「いい子ね、クルミは」
 クルミちゃんの頭を撫でる母親。なんて微笑ましい光景だろう。俺の名前が出てきたのは謎だが。
 将来美人になるだろう少女と、娘思いの美人の未亡人。いいねえ、いつか親子丼を・・・なんてね。

「後は、この子の父親がいてくれたらいいのだけれど・・」
 カエデさんが俺の顔をチラチラ見てくる・・・
 あれ? もしかして脈あり?
 まあ、カエデさんは美人だし、一緒に暮らしている他の女性陣には無い大人の色気、魅力を持っている未亡人だ。良い寄られたら俺も悪い気はしない。

「そろそろ雨が止むかな?」
 気恥ずかしくなった俺は話題を逸らそうとする。
「「ヘタレね」」
「おいっ!」
 シルエラやマルティナさんがそう呟く。
 特にシルエラさん。貴女どっちの味方なの? 俺が余所で女とイチャつくと怒るくせに今回は良いのか? まったく女心は俺には良く分からん。

「あの・・・」
 食事をとり、落ち着いたアルメーヌと呼ばれた少女が声をあげる。
 少女は年齢的には、クルミちゃんと同じぐらいだろうか? 泥を落とし、身綺麗になった少女は年相応の可愛らしさがある。

「お風呂だけじゃなく、服やご飯まで食べさせてくれてありがとうございます」
「聞いて、ヤマト様がこの街に住んで良いって、そんで家も学校も用意してくれるって!」
 クルミちゃんが嬉しそうに少女に声をかけている。同年代の友達ができて嬉しいのだろう。

「家や学校なんて、でも私・・お金なんて持ってませんよ・・・いいのですか?」
「ああ、お金なんて気にしなくて良いよ。これは義務教育と言って、子供は勉強する義務があるんだよ。そこで色々な勉強して、大きくなったらやりたい仕事をすればいいんだよ」

「ぎむ教育?」
「まあ、そこで勉強して遊んで大きくなれば、街の為になるってことだよ。もちろん小さい子もお手伝いとかやってもらうけどね」
「ハイっ! よく分かんないけど・・屋根のあるお家と食事、お仕事もらえるなら私がんばります!」

「あっ! 私、アルメーヌと言います。アルって呼んでください! お仕事も何でもしますから」
「よろしくアルメーヌちゃん。俺はこの街の領主、宮代大和、皆はヤマトって呼んでるから、そう呼んでくれて構わないよ」
「りょ、領主さまぁ!?」
 俺が領主だと知り、急に緊張しだすアルメーヌちゃん。

「そんなに緊張しなくても良いのよ。ヤマト様はエッチだけど優しい領主様だから。ヘタレだけど」
 シルエラさん・・・それ、褒めてるの? 貶してるの? どっちなの?
 クスクスと笑うシルエラに、皆も釣られて笑い場が明るくなる。

「まあ、住む家と学校は用意しておくから、取り敢えずはマルティナさん、この子たちのことお願いしてもいいかな? エグバードさんには俺から話しておくから」
「かしこまりました。掃除に料理のお手伝い、人手は助かるわ~ このホテル大きいから大変なのよ」
 マルティナさんが、快く引き受けてくれて安心する。

「ということだから、このお姉ちゃんのいうことよく聞くんだよ」
「「お姉さん、よろしくお願いします」」
 一斉にお辞儀をする子供たち。うん、良い子たちだ。

 孤児院や学校については、ラッセリア先生に相談しよう。ここは本職に任せるのが一番だろう。
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