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第二章
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「ふ~ん、自信満々って感じだけど、本当かな?」
僕はそう言って、懐疑的な視線をエニグマに送った。
するとエニグマが不満げな表情を作った。
「心外だな。本当の話さ」
「でも実際に、すべての同階級の悪魔と戦ったってわけでもないんでしょ?だったら本当のところはわからないじゃないか」
「それはそうだけどね。でも自信はあるよ」
「ふ~ん、まあいいや。そんなことよりも……」
僕がそう言うと、エニグマがさらに不満げな顔となった。
「そんなこと呼ばわりも、ずいぶんと心外なんだけど」
「面倒くさいよ。色々と聞きたいことが山ほどあるんだから。君だって僕に聞きたいことがあるんだろ?」
「ああ、あるね。でも僕が聞きたいことは、そんなにないよ。だからまず、君が聞くといい」
僕は素直にうなずいた。
「わかった。じゃあ遠慮なくバンバン聞かせてもらうよ」
エニグマは右掌を上に向け、僕に向かって差し出すような仕草をした。
僕は構わず質問を続けることにした。
「じゃあ聞くけど、僕は当分他の悪魔に出くわす心配はないってことだね?」
「そうなるね。君が不意を突いてベルガン帝国に攻め込むなんてことがなければの話だけど」
「そんなことしないよ。今の状況でそんな選択肢はないし」
「そうだったね。まずは旧領の回復かな?」
「そうなるね。ただ、まだ兵力が足りないから出来ないけど」
エニグマが考え込む様子で何度もうなずいた。
「確かにね。いくら君が強くても、ひとりじゃどうにもならないし。でもレアモンスターを新たに手に入れたみたいだね?」
「ゼロスとデュランドルのこと?デュランドルはともかく、ゼロスはわからないよ。ていうか、忘れてた!」
僕が少しばかり声を大きく張り上げると、エニグマが肩をすぼめた。
「どうかしたかい?」
「さっきの個体は何処にいった?」
「個体?なんだいそれは?」
「君もさっき話していたろ?この丘の下に住んでいる灰色の体毛に覆われた種族の奴だよ」
エニグマがわかったという顔でうなずく。
「ああ、あれね。個体って呼んでいるのかい?」
「他にもたくさん同じ種族の者がいるから、便宜上そう呼んでいただけだよ」
「そう。それで、その個体に何か用でもあるのかい?」
「用があるっていうか……あとをつけていたんだ。そうしたらこの神殿にたどり着いた上、グラドゥスなんていう化け物に出くわしてしまったんだ」
「ふうん。そもそも何であとをつけていたんだい?」
僕は怪訝な顔となった。
「僕のことを見張っていたんじゃないの?」
僕の問いに、エニグマが心外そうな顔となった。
「ずっと見続けていたわけじゃない。少しだけ注意していただけさ。僕もそこまで暇じゃないんでね」
僕はそう言って、懐疑的な視線をエニグマに送った。
するとエニグマが不満げな表情を作った。
「心外だな。本当の話さ」
「でも実際に、すべての同階級の悪魔と戦ったってわけでもないんでしょ?だったら本当のところはわからないじゃないか」
「それはそうだけどね。でも自信はあるよ」
「ふ~ん、まあいいや。そんなことよりも……」
僕がそう言うと、エニグマがさらに不満げな顔となった。
「そんなこと呼ばわりも、ずいぶんと心外なんだけど」
「面倒くさいよ。色々と聞きたいことが山ほどあるんだから。君だって僕に聞きたいことがあるんだろ?」
「ああ、あるね。でも僕が聞きたいことは、そんなにないよ。だからまず、君が聞くといい」
僕は素直にうなずいた。
「わかった。じゃあ遠慮なくバンバン聞かせてもらうよ」
エニグマは右掌を上に向け、僕に向かって差し出すような仕草をした。
僕は構わず質問を続けることにした。
「じゃあ聞くけど、僕は当分他の悪魔に出くわす心配はないってことだね?」
「そうなるね。君が不意を突いてベルガン帝国に攻め込むなんてことがなければの話だけど」
「そんなことしないよ。今の状況でそんな選択肢はないし」
「そうだったね。まずは旧領の回復かな?」
「そうなるね。ただ、まだ兵力が足りないから出来ないけど」
エニグマが考え込む様子で何度もうなずいた。
「確かにね。いくら君が強くても、ひとりじゃどうにもならないし。でもレアモンスターを新たに手に入れたみたいだね?」
「ゼロスとデュランドルのこと?デュランドルはともかく、ゼロスはわからないよ。ていうか、忘れてた!」
僕が少しばかり声を大きく張り上げると、エニグマが肩をすぼめた。
「どうかしたかい?」
「さっきの個体は何処にいった?」
「個体?なんだいそれは?」
「君もさっき話していたろ?この丘の下に住んでいる灰色の体毛に覆われた種族の奴だよ」
エニグマがわかったという顔でうなずく。
「ああ、あれね。個体って呼んでいるのかい?」
「他にもたくさん同じ種族の者がいるから、便宜上そう呼んでいただけだよ」
「そう。それで、その個体に何か用でもあるのかい?」
「用があるっていうか……あとをつけていたんだ。そうしたらこの神殿にたどり着いた上、グラドゥスなんていう化け物に出くわしてしまったんだ」
「ふうん。そもそも何であとをつけていたんだい?」
僕は怪訝な顔となった。
「僕のことを見張っていたんじゃないの?」
僕の問いに、エニグマが心外そうな顔となった。
「ずっと見続けていたわけじゃない。少しだけ注意していただけさ。僕もそこまで暇じゃないんでね」
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