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第二章
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「そうか。なら話は早いが、どうする?すぐにオルダナに戻った方がいいのかな?」
俺はバーン翁を見つめた。
翁は少し考え、言った。
「そうじゃな。お前たちには戻ってもらおうか」
俺はわずかに首を傾けた。
「俺たちだけ?あんたはどうするんだ?」
「わしはしばらくここに残るつもりだ」
「内乱の空気を醸成するんだな?」
「それもそうだが、もう一つある」
俺は眉根を寄せて首をひねった。
「もう一つ?それはなんだ?」
「アルフレッドの情報を、ベルガンに流した奴を捕えねばな」
「そうか。そのことがあったか」
「うむ。その者がもしもわしらの身内なら、今後も大いなる障壁となろう。今のうちに排除しておかねばな」
ふと横を見ると、ガッソが気持ちうなだれているように見えた。
バーン翁もそのことに気付いたようで、優しく声をかけた。
「身内といっても、わしらは大所帯じゃ。どうしたってそういう者は紛れ込んでくるものじゃ。お前が気に病むことじゃない」
「へえ。ですが、正直気が滅入りやす」
「それはわしも同じじゃ」
するとガッソが力強くうなずいた。
「そうですね。あっしだけのはずがない。おやっさん、すみませんでした。あっしも犯人を捜しやすぜ!」
バーン翁は鷹揚にうなずいた。
「うむ。頼りにしているぞ」
「へい!」
俺はふたりが同じ思いとなったことで、嬉しくなった。
「よし、じゃあそれぞれがそれぞれに課せられた使命を全うしようぜ!」
俺は軽やかな声音でそう言った。
ガッソが力強くそれに応じた。
「ああ!やるぜ!」
「わしも、わしの仕事をこなすとしようが、ちとやることが多いな」
バーン翁が落ち着いた声音ながらも、愚痴るように言った。
それを受け、ゼロスが笑いながら言う。
「ではわたしは、カズマのお守りをしてオルダナへ戻るとしよう」
ゼロスが冗談交じりの物言いに、俺は肩をすくめた。
「おいおい、俺は子供じゃないぜ」
「先程の話で思い出した。お前はまだ十五歳でしかないとな」
俺は再び肩をすくめた。
「まあいいさ。じゃあ一旦ここでお別れだな」
ガッソが驚いた表情を見せる。
「まさか、すぐに発つつもりか?」
俺は当然だといわんばかりに言った。
「もちろん。善は急げと言うだろう」
「しかし……いろいろと打ち合わせることもあるだろうし……」
「そんなのは手紙でやり取りすればいいじゃないか。さすがにアルデバラン奪還作戦の決行までには、まだだいぶ時間がかかるだろう?」
俺の問いに、バーン翁が重々しくうなずいた。
「うむ。少なくとも半年は先じゃな」
俺はバーン翁を見つめた。
翁は少し考え、言った。
「そうじゃな。お前たちには戻ってもらおうか」
俺はわずかに首を傾けた。
「俺たちだけ?あんたはどうするんだ?」
「わしはしばらくここに残るつもりだ」
「内乱の空気を醸成するんだな?」
「それもそうだが、もう一つある」
俺は眉根を寄せて首をひねった。
「もう一つ?それはなんだ?」
「アルフレッドの情報を、ベルガンに流した奴を捕えねばな」
「そうか。そのことがあったか」
「うむ。その者がもしもわしらの身内なら、今後も大いなる障壁となろう。今のうちに排除しておかねばな」
ふと横を見ると、ガッソが気持ちうなだれているように見えた。
バーン翁もそのことに気付いたようで、優しく声をかけた。
「身内といっても、わしらは大所帯じゃ。どうしたってそういう者は紛れ込んでくるものじゃ。お前が気に病むことじゃない」
「へえ。ですが、正直気が滅入りやす」
「それはわしも同じじゃ」
するとガッソが力強くうなずいた。
「そうですね。あっしだけのはずがない。おやっさん、すみませんでした。あっしも犯人を捜しやすぜ!」
バーン翁は鷹揚にうなずいた。
「うむ。頼りにしているぞ」
「へい!」
俺はふたりが同じ思いとなったことで、嬉しくなった。
「よし、じゃあそれぞれがそれぞれに課せられた使命を全うしようぜ!」
俺は軽やかな声音でそう言った。
ガッソが力強くそれに応じた。
「ああ!やるぜ!」
「わしも、わしの仕事をこなすとしようが、ちとやることが多いな」
バーン翁が落ち着いた声音ながらも、愚痴るように言った。
それを受け、ゼロスが笑いながら言う。
「ではわたしは、カズマのお守りをしてオルダナへ戻るとしよう」
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「おいおい、俺は子供じゃないぜ」
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「まさか、すぐに発つつもりか?」
俺は当然だといわんばかりに言った。
「もちろん。善は急げと言うだろう」
「しかし……いろいろと打ち合わせることもあるだろうし……」
「そんなのは手紙でやり取りすればいいじゃないか。さすがにアルデバラン奪還作戦の決行までには、まだだいぶ時間がかかるだろう?」
俺の問いに、バーン翁が重々しくうなずいた。
「うむ。少なくとも半年は先じゃな」
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