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第二章
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「じゃまだ!どけーっ!」
後ろに引いた蒼龍槍を、一気に前に押し出す。
帝国兵が腰の剣を抜き放ち、槍を受け止めようとする。
だが――
俺は力一杯槍を振るった。
帝国兵たちが、いつものように槍の上に乗り上がる。
このまま――
俺は目いっぱい槍を振り切った。
重そうな鎧で身を固めた兵たちが、軽々と三人まとめて宙に舞い上がる。
それぞれが思い思いの弧を描いて、地上へ落下する。
凄まじい衝撃音が響く。
残りの帝国兵たちがその音にたじろぎ、ガチャガチャと耳障りな音が鳴った。
俺は構わず二撃目の動きに入った。
姿勢を低く、彼らの懐に潜り込むようにして飛び込んでいく。
前列の帝国兵たちが、恐怖の雄たけびを上げながら剣を槍に合わせる。
だが――
吹っ飛ぶ。次の列も同じく、吹っ飛ぶ。
恐ろしい衝撃音が、連なった音の如く次々に鳴る。
それを聞きつけてか、支店の中にいた兵たちも表に出てきた。
だがそれも――
次々に蒼龍槍の餌食とした。
十、二十、三十。
さすがはバーン商会だ。支店の敷地面積が広い。それに二階建てのようだ。どうやら中には相当数の帝国兵が常駐しているらしい。
だが――
構わず無言で仕留めていく。
次から次へと、鎧袖一触だ。
すると、五十を超えたところで、ついに帝国兵が途絶えた。
どうやらここには、かなりの人数を割いていたようだ。
だがそれも、すべて片づけた。
俺は勇躍、支店の中へと足を踏み入れた。
が、そこには一列となり、大盾を構えた帝国兵十人程が待ち構えていた。
その後ろには、指揮官と思しき者の姿もある。
これで最後か。総数およそ六十。バーン商会の支店に割くには、やはりかなり多い人数だ。
それだけ俺を警戒していたってことか。
ま、それもそうか。帝国駐屯地を散々荒らしまわったからな。これでも少ないくらいだ。実際、もうそのほとんどをあっという間に片付けているし。しかもかすり傷ひとつ追っていない上に、息ひとつも乱れてないし。
俺は余裕の表情で立ち止まると、顎をクイッと上げ、大盾を立てて身を隠している兵たちを上から睥睨する。
バイザーを下ろしているため表情は見えないが、先ほどの兵たちと同様にやはりガチャガチャと音を立てている。
俺に怯えているようだ。それもそうだろう。あっという間に五十からの重装兵を片付けたんだから。
後ろに控える指揮官と思しき者も、顔が引きつっているようだ。
何やら兵たちに指示を出そうと、さっきから腕を上げようとするも、途中で躊躇して下ろし、また上げようとして下ろすという動作をしきりにしている。
後ろに引いた蒼龍槍を、一気に前に押し出す。
帝国兵が腰の剣を抜き放ち、槍を受け止めようとする。
だが――
俺は力一杯槍を振るった。
帝国兵たちが、いつものように槍の上に乗り上がる。
このまま――
俺は目いっぱい槍を振り切った。
重そうな鎧で身を固めた兵たちが、軽々と三人まとめて宙に舞い上がる。
それぞれが思い思いの弧を描いて、地上へ落下する。
凄まじい衝撃音が響く。
残りの帝国兵たちがその音にたじろぎ、ガチャガチャと耳障りな音が鳴った。
俺は構わず二撃目の動きに入った。
姿勢を低く、彼らの懐に潜り込むようにして飛び込んでいく。
前列の帝国兵たちが、恐怖の雄たけびを上げながら剣を槍に合わせる。
だが――
吹っ飛ぶ。次の列も同じく、吹っ飛ぶ。
恐ろしい衝撃音が、連なった音の如く次々に鳴る。
それを聞きつけてか、支店の中にいた兵たちも表に出てきた。
だがそれも――
次々に蒼龍槍の餌食とした。
十、二十、三十。
さすがはバーン商会だ。支店の敷地面積が広い。それに二階建てのようだ。どうやら中には相当数の帝国兵が常駐しているらしい。
だが――
構わず無言で仕留めていく。
次から次へと、鎧袖一触だ。
すると、五十を超えたところで、ついに帝国兵が途絶えた。
どうやらここには、かなりの人数を割いていたようだ。
だがそれも、すべて片づけた。
俺は勇躍、支店の中へと足を踏み入れた。
が、そこには一列となり、大盾を構えた帝国兵十人程が待ち構えていた。
その後ろには、指揮官と思しき者の姿もある。
これで最後か。総数およそ六十。バーン商会の支店に割くには、やはりかなり多い人数だ。
それだけ俺を警戒していたってことか。
ま、それもそうか。帝国駐屯地を散々荒らしまわったからな。これでも少ないくらいだ。実際、もうそのほとんどをあっという間に片付けているし。しかもかすり傷ひとつ追っていない上に、息ひとつも乱れてないし。
俺は余裕の表情で立ち止まると、顎をクイッと上げ、大盾を立てて身を隠している兵たちを上から睥睨する。
バイザーを下ろしているため表情は見えないが、先ほどの兵たちと同様にやはりガチャガチャと音を立てている。
俺に怯えているようだ。それもそうだろう。あっという間に五十からの重装兵を片付けたんだから。
後ろに控える指揮官と思しき者も、顔が引きつっているようだ。
何やら兵たちに指示を出そうと、さっきから腕を上げようとするも、途中で躊躇して下ろし、また上げようとして下ろすという動作をしきりにしている。
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【作者より、感謝を込めて】
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