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第二章
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「そうだね。君と同じ転移者は、今のところバーン翁しか確認していないからね。是非ともバーン翁に聞いてみたいところだね」
「やっぱりレノアは頼りになるな。俺がバーン翁と一緒にいる時には、思いつかなかった質問だ」
「まあ第三者の方が冷静だからね。そういったことを思いつきやすいのかもしれないよ」
「いや、レノアだからだろう。やはりバーン翁とは一緒に会ってもらわないとな」
「こちらこそだよ。ところで、ようやく僕にも馬車屋の看板が見えたよ」
「そうか。やはり、ひとよりちょっといいくらいの視力ってことだな」
「なら、もっと頻繁に目を凝らしたらどうだい?きっとどんどん視力が上がっていくと思うよ」
「だろうな。思いついたらやってみるよ」
するとレノアが俺の顔を見てにやりとした。
「この言い方は、やらないひとの言い方だな」
俺は肩をすくめた。
「たぶん当たりだ。どうもこういうのは、やったとしても三日坊主になるやつだ。まめな性格の奴ならともかく、俺にはたぶん無理だ」
「やはり必要に迫られないとね。継続して出来はしないよ」
「そうなんだよなあ。必要は発明の母と言うけど、継続の母でもあるんだろうな」
レノアが愉快そうに笑った。俺もつられて笑った。
それを聞いてか、馬車の後ろからゼロスが顔をのぞかせた。
「楽しそうだな」
「まあな。とりあえず今日のところは、この町で泊まろうと考えているんだが、どうかな?」
「構わない」
「その前に食事と、馬の交換をするつもりだ」
「了解した」
そこでレノアが楽し気に言った。
「というわけで、馬車屋に到着~」
俺たちは、たくさんの馬が立ち並ぶかなり立派な馬車屋の前に到達していた。
「ここで待っていて。僕が交渉してくるから」
「頼む」
俺が言い終わるより早く、レノアが馬車から飛び降りた。
そしてそのまま馬車屋の中へと入っていった。
俺は御者席で大きく腕を上げて伸びをした。
するとゼロスが顔をのぞかせ、言った。
「疲れたか?」
俺は上半身を伸ばしたまま答えた。
「いいや、大したことないよ。馬車を操るのは慣れているからな」
「そうか。ところでこの後の食事や宿泊先は決めているのか?」
「レストランは決めている。さっき店の前を通ったんだが、かなり繁盛していたので期待できると思う。ただ宿泊先はまだ決めてないんだ。だから、レノアが交渉している間に町をぶらぶらして探そうかと思っていたんだ」
「そうか。では頼む」
「ああ」
俺はそう言うなり伸びを止め、勢いよく馬車から飛び降りた。
「やっぱりレノアは頼りになるな。俺がバーン翁と一緒にいる時には、思いつかなかった質問だ」
「まあ第三者の方が冷静だからね。そういったことを思いつきやすいのかもしれないよ」
「いや、レノアだからだろう。やはりバーン翁とは一緒に会ってもらわないとな」
「こちらこそだよ。ところで、ようやく僕にも馬車屋の看板が見えたよ」
「そうか。やはり、ひとよりちょっといいくらいの視力ってことだな」
「なら、もっと頻繁に目を凝らしたらどうだい?きっとどんどん視力が上がっていくと思うよ」
「だろうな。思いついたらやってみるよ」
するとレノアが俺の顔を見てにやりとした。
「この言い方は、やらないひとの言い方だな」
俺は肩をすくめた。
「たぶん当たりだ。どうもこういうのは、やったとしても三日坊主になるやつだ。まめな性格の奴ならともかく、俺にはたぶん無理だ」
「やはり必要に迫られないとね。継続して出来はしないよ」
「そうなんだよなあ。必要は発明の母と言うけど、継続の母でもあるんだろうな」
レノアが愉快そうに笑った。俺もつられて笑った。
それを聞いてか、馬車の後ろからゼロスが顔をのぞかせた。
「楽しそうだな」
「まあな。とりあえず今日のところは、この町で泊まろうと考えているんだが、どうかな?」
「構わない」
「その前に食事と、馬の交換をするつもりだ」
「了解した」
そこでレノアが楽し気に言った。
「というわけで、馬車屋に到着~」
俺たちは、たくさんの馬が立ち並ぶかなり立派な馬車屋の前に到達していた。
「ここで待っていて。僕が交渉してくるから」
「頼む」
俺が言い終わるより早く、レノアが馬車から飛び降りた。
そしてそのまま馬車屋の中へと入っていった。
俺は御者席で大きく腕を上げて伸びをした。
するとゼロスが顔をのぞかせ、言った。
「疲れたか?」
俺は上半身を伸ばしたまま答えた。
「いいや、大したことないよ。馬車を操るのは慣れているからな」
「そうか。ところでこの後の食事や宿泊先は決めているのか?」
「レストランは決めている。さっき店の前を通ったんだが、かなり繁盛していたので期待できると思う。ただ宿泊先はまだ決めてないんだ。だから、レノアが交渉している間に町をぶらぶらして探そうかと思っていたんだ」
「そうか。では頼む」
「ああ」
俺はそう言うなり伸びを止め、勢いよく馬車から飛び降りた。
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