ヤクザとJK?!

あさみ

文字の大きさ
12 / 70
一章 ヤクザとの出会い

散歩

しおりを挟む
菊一が始めた宴会はいまだに続いている、そんな中、火中にいたはずの菊一は安易に外に出てきて元々外にいた男と話始めた
大丈夫ですか?」
「平気平気、お前も飲めば良かったのに」
「いや、自分酒が苦手で・・・」
「あっそ、にしてもかわんねぇなぁ、あいつらは」
「はい、今月、貴方が来るまでにヤクの出所調査が十回、縁談が二回、死亡者はおりませんが怪我人が六人出ました、まぁ軽傷なので全員もう大丈夫ですが」
「うん、そう言うことじゃなくて」
「あ、もしかして私見当違いなこと言いましたか?」
「うーん、まぁ後で言ってもらうつもりだったしいいわ、ただあいつらの陽気さや優しさっちゅーもんがまだ残っとんのかーって思って」
「はい、あ!そう言えばここのところこの家に来る学生が、何でもの親族だとか名前は・・・桃、だったと」
「あー、それかあいつらが隠してたのは、隠し事してるのは見え見えだけどそれが何かはわからないからなー。ありがと、助かったよ」
「お役に立てて光栄です」
「おーい!姉さん!勝手に外に行かないでよ!」
「あー、わりぃわりぃ!タバコ吸ってたんだよ!タバコぐらい自由に吸わせてくれや!」
「別に良いけどせめて一言声かけてっていっつも言ってんのに!」
「うるせぇなあ!分かった分かった!戻るからそれで良いだろ?!」
「そう言う問題じゃ無いでしょ!もう、戻るよ!」
「はいはーい、じゃまた明日」
奏斗に聞こえないぐらいの声で話していた男にてを振った、置いていかれたその男は小声で呟いた
「私は、いつまでこんな事をすれば良いんだ」
そう言い宴会の中に戻った







それから夜があけ木ノ葉組はと言うと。
「もう無理・・・」
「おい、とっととトイレ譲れ」
「ははは・・・うっぷ。」
屍が散乱する有り様、
「お前ら弱いなー!ほらほら!起きろ!」
「菊姉さん、まって無理吐く」
「おい!折角の酒を吐き出したりなんかしたら腹パンだぞ!」
「あねさん・・・高音響くから静かにして」
「なんだ!全く根性の無いやつらよの!私はちょっと外回りしてくるからなー!」
「行ってらっしゃい・・・」
「ったく」
そして外に出ると出勤する会社員や小学生達がいるわけでもないのに一人制服を着た女の子が歩いていた
「ふーん、こんな田舎から学校に通うやつなんかいるんだ・・・」
その時、ふと昨日の会話を思い出した、家によく来ている奏斗の親族である学生の女の子、
「家によく来てるって事は近所だよな、それならこんな田舎で見かける学生を観察すれば良いだけじゃないか、まっ、暇だしあの子についていってみよっと」
決してストーカーをするわけではなくただ堂々と後ろを同じ早さで歩いているだけだ。
「にしてもほんとに田舎だなぁ、コンビニは見た感じ近くにないしここらは道がいりくんでて分からん。小さい頃はあっちこっち走り回ってたのになぁ、歳はとりたくないもんだ」
軽く辺りを見回しぶつぶつと独り言を話していると
「あのぉ」
「ん、うわっ!」
つけていた女子学生に話しかけられた
「あっ、ごめんなさい急に話しかけて・・・道が分からないのですか?」
「は?えっと、私が迷ってそうだと?」
「はい、でしゃばった真似かもしれませんがさっきから後ろついてきてたので気になって、見たところ・・・外人ですか?」
その女の子の目先にあるのは頭から首までは黒いのにその先から濃い黄色くなっている菊一の髪だった
「あぁー、いや一応日本人だよ。髪の毛金髪混じってるからだから間違えたんだね。ただここら一帯を散歩したいだけだよ」
「そ、そうでしたかすいません間違えてしまって」
「いーよいーよ、あっそうだ、君についていっても良いかな?」
「えっと、いいですけど私これから学校に行くので駅にしか行きませんよ?」
「なら駅まで一緒に行こうや駅近くなら多少の店はあるだろ」
「まぁ、それなら・・・」
と結果的に一緒に行くことになった、こそこそしながら見ているよりもこっちの方が簡単だ
「ところでってなんて名前なの?」
「あ、蒼井桃って言います、貴方は?」
「桃・・・確かそんな名前だったよな・・・」
名前を聞いて昨日の会話と照らし合わせる
「あの?」
「あっ、あぁごめんね!私の名前だっけ?私は菊一だ、一応名字も言うと木葉このは菊一きくいち、よろしくな!」
「木葉・・・」
「ん?木葉がどうかしたのか?」
「あ、いえ、ええっと。」
あからさまに言葉にどもっているのでここで発破をかけてみることにした
「もしかして木ノ葉組に行き来してるのって君?」
すると女の子はサァーっと血の気が引いているようで顔がこわばったり震えてたりした
「ち、違います」
「ふーん・・・人ってさ、自分に自信が無いんだよね」
「?」
急にヤクザ組の話から人の話に変わったので呆気にとられている桃を無視し菊一は続けた
「だから質問されたときに絶対に違うって言う前になんのこと?とか誰のことだろ?とかって考えるんだよね、それなのに君は違うってはっきり言えるってことは私が質問で聞いた子の知り合いか、それか本人か・・・なんだよね」
「?!なっ・・・も、もし仮に私があなたの言うその人だったらどうするんですか?」
ヤクザ絡みで必要とあらば法を破るようなやつもいると前に奏斗に教えられ暫く近くにはいっていなかったがこんなところで奏斗さんの迷惑になるまいとスクールバッグを握りして警戒心を限界まで高めた、そして菊一の返事を待っていると
「んや?どうもしないよ?ただ奏斗が最近隠し事してるって言うから何かなーって探ってるだけだよ、で?実際のとこどうなの?」
まと呆気にとられそうなけろっとした態度だが警戒心がまだあるため睨んでこう言った
「あ、貴方は何者なんですか・・・!なんで奏斗さんのことをそんなに言うんですか!」
「私かい?私は奏斗の姉だよ、実姉!」
「お、お姉さん?」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

お隣さんはヤのつくご職業

古亜
恋愛
佐伯梓は、日々平穏に過ごしてきたOL。 残業から帰り夜食のカップ麺を食べていたら、突然壁に穴が空いた。 元々薄い壁だと思ってたけど、まさか人が飛んでくるなんて……ん?そもそも人が飛んでくるっておかしくない?それにお隣さんの顔、初めて見ましたがだいぶ強面でいらっしゃいますね。 ……え、ちゃんとしたもん食え? ちょ、冷蔵庫漁らないでくださいっ!! ちょっとアホな社畜OLがヤクザさんとご飯を食べるラブコメ 建築基準法と物理法則なんて知りません 登場人物や団体の名称や設定は作者が適当に生み出したものであり、現実に類似のものがあったとしても一切関係ありません。 2020/5/26 完結

レオナルド先生創世記

ポルネス・フリューゲル
ファンタジー
ビッグバーンを皮切りに宇宙が誕生し、やがて展開された宇宙の背景をユーモアたっぷりにとてもこっけいなジャック・レオナルド氏のサプライズの幕開け、幕開け!

ヤクザの若頭は、年の離れた婚約者が可愛くて仕方がない

絹乃
恋愛
ヤクザの若頭の花隈(はなくま)には、婚約者がいる。十七歳下の少女で組長の一人娘である月葉(つきは)だ。保護者代わりの花隈は月葉のことをとても可愛がっているが、もちろん恋ではない。強面ヤクザと年の離れたお嬢さまの、恋に発展する前の、もどかしくドキドキするお話。

鷹鷲高校執事科

三石成
青春
経済社会が崩壊した後に、貴族制度が生まれた近未来。 東京都内に広大な敷地を持つ全寮制の鷹鷲高校には、貴族の子息が所属する帝王科と、そんな貴族に仕える、優秀な執事を育成するための執事科が設立されている。 物語の中心となるのは、鷹鷲高校男子部の三年生。 各々に悩みや望みを抱えた彼らは、高校三年生という貴重な一年間で、学校の行事や事件を通して、生涯の主人と執事を見つけていく。 表紙イラスト:燈実 黙(@off_the_lamp)

罰ゲームから始まった、五人のヒロインと僕の隣の物語

ノン・タロー
恋愛
高校2年の夏……友達同士で行った小テストの点を競う勝負に負けた僕、御堂 彼方(みどう かなた)は、罰ゲームとしてクラスで人気のある女子・風原 亜希(かざはら あき)に告白する。 だが亜希は、彼方が特に好みでもなく、それをあっさりと振る。 それで終わるはずだった――なのに。 ひょんな事情で、彼方は亜希と共に"同居”することに。 さらに新しく出来た、甘えん坊な義妹・由奈(ゆな)。 そして教室では静かに恋を仕掛けてくる寡黙なクラス委員長の柊 澪(ひいらぎ みお)、特に接点の無かった早乙女 瀬玲奈(さおとめ せれな)、おまけに生徒会長の如月(きさらぎ)先輩まで現れて、彼方の周囲は急速に騒がしくなっていく。 由奈は「お兄ちゃん!」と懐き、澪は「一緒に帰らない……?」と静かに距離を詰める。 一方の瀬玲奈は友達感覚で、如月先輩は不器用ながらも接してくる。 そんな中、亜希は「別に好きじゃないし」と言いながら、彼方が誰かと仲良くするたびに心がざわついていく。 罰ゲームから始まった関係は、日常の中で少しずつ形を変えていく。 ツンデレな同居人、甘えたがりな義妹、寡黙な同クラ女子、恋愛に不器用な生徒会長、ギャル気質な同クラ女子……。 そして、無自覚に優しい彼方が、彼女たちの心を少しずつほどいていく。 これは、恋と居場所と感情の距離をめぐる、ちょっと不器用で、でも確かな青春の物語。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

処理中です...