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コーヒー2杯目
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「いちご!カフェに行こう」
「うん!」
私は、神崎 苺。
この春から、高校1年生です。
そして、この子は大親友の篠原 花怜(しのはら かれん)。
超美人で、頭が良くて、
とっても、仲が良いんだ。
1週間に1回は、2人で、ケーキを食べたり、
カフェに行くのが日課になっている。
私たちの夢はパティシエ!
そして、春から「聖ラ・レーヴ学園」に、入学することになりました!
結構、難関高校なのに、必死に勉強して
受かちゃいました。
「聖ラ・レーヴ学園」は、色々な専門コースがある。
もちろん、私は、花怜と一緒のパティシエコース!
楽しみ~
「ねぇ、苺。 今日は、ここのカフェ行ってみない?
コーヒーとケーキの相性がとっても良いんだって♪」
「うん!さすが、花怜!いつも情報集めしてくれて
ありがとう♪」
「もぅ! 急に恥ずかしいこと言わないでよ。
それより、さっさと行くよ!」
「はーい♪」
何分か、歩いたら、花怜の言うカフェが見えてきた。
店の外見は、どこか落ち着きのある白色と黒色を基調。
昔から、あったような喫茶店の感じで、
なぜか懐かしい感じがした。
近くに、お店の名前が書いてあった。
「えっと、お店の名前は、『かすみ喫茶』だって♪
優しそうな感じだね。」
「そうね。 雰囲気、外見はマル。
後は、お店の人と味かな・・・」
「花怜、なんか喫茶店専門の研究者みたい(笑)」
「そうね。いっそ、研究者になってみようかしら~」
「えっ!! パティシエの夢は??」
花怜が少し笑いながら
「冗談に決まってるでしょ♪」
「もぉ! 花怜!!」
看板の下にかいてある文が目に留まった。
「ねぇ、花怜 お店の名前の下に
『今日は、人気の店員、ナツとフユがいます』って、
書いてあるけど、どういう意味かな・・・??」
「・・・ねぇ、違う店にしない??」
「ん?急にどうしたの??」
横の花怜を見ると、顔が強ばっていた。
「花怜・・・?大丈夫?」
「うん・・・大丈夫だから、気にしないで!」
「じゃあ、入っていい?」
「ごめん、帰っていい?」
「分かった。 また、今度一緒に行こうね♪」
苺と花怜が、帰ろうとしたとき、
店のドアが開いた。
このお店の人と思われる茶髪の男の人が出てきた。
「ったく、じいちゃん 人扱い荒いんだよ!」
すると、店の中から、黒髪の男の人が出てきた。
「夏輝が、春休みにアルバイトしたいって言うから、
わざわざ誘ってやったんだ。 文句言うな」
「ひどっ! って、あれお客さんがいるじゃん!
いらっしゃい!!」
やっと、私たちに気づいたようだ。
花怜は、なぜか私の後ろに隠れた。
「おい!お客様に失礼だろ!
いらっしゃいませだ!!」
「こわぁ~!冬斗(ふゆと)ちゃん、お客様が怖がっているよ♪」
「あの・・・入ってもいいですか?」
「いいけど・・・ん!」
茶髪のほうが、顔をじっとみてきた。
「もしかして、いっちゃん??」
「えっ!?なんのことでしょう?」
「覚えてない? 結婚の約束したけど??」
「えっーーーー!!!!!」
「うん!」
私は、神崎 苺。
この春から、高校1年生です。
そして、この子は大親友の篠原 花怜(しのはら かれん)。
超美人で、頭が良くて、
とっても、仲が良いんだ。
1週間に1回は、2人で、ケーキを食べたり、
カフェに行くのが日課になっている。
私たちの夢はパティシエ!
そして、春から「聖ラ・レーヴ学園」に、入学することになりました!
結構、難関高校なのに、必死に勉強して
受かちゃいました。
「聖ラ・レーヴ学園」は、色々な専門コースがある。
もちろん、私は、花怜と一緒のパティシエコース!
楽しみ~
「ねぇ、苺。 今日は、ここのカフェ行ってみない?
コーヒーとケーキの相性がとっても良いんだって♪」
「うん!さすが、花怜!いつも情報集めしてくれて
ありがとう♪」
「もぅ! 急に恥ずかしいこと言わないでよ。
それより、さっさと行くよ!」
「はーい♪」
何分か、歩いたら、花怜の言うカフェが見えてきた。
店の外見は、どこか落ち着きのある白色と黒色を基調。
昔から、あったような喫茶店の感じで、
なぜか懐かしい感じがした。
近くに、お店の名前が書いてあった。
「えっと、お店の名前は、『かすみ喫茶』だって♪
優しそうな感じだね。」
「そうね。 雰囲気、外見はマル。
後は、お店の人と味かな・・・」
「花怜、なんか喫茶店専門の研究者みたい(笑)」
「そうね。いっそ、研究者になってみようかしら~」
「えっ!! パティシエの夢は??」
花怜が少し笑いながら
「冗談に決まってるでしょ♪」
「もぉ! 花怜!!」
看板の下にかいてある文が目に留まった。
「ねぇ、花怜 お店の名前の下に
『今日は、人気の店員、ナツとフユがいます』って、
書いてあるけど、どういう意味かな・・・??」
「・・・ねぇ、違う店にしない??」
「ん?急にどうしたの??」
横の花怜を見ると、顔が強ばっていた。
「花怜・・・?大丈夫?」
「うん・・・大丈夫だから、気にしないで!」
「じゃあ、入っていい?」
「ごめん、帰っていい?」
「分かった。 また、今度一緒に行こうね♪」
苺と花怜が、帰ろうとしたとき、
店のドアが開いた。
このお店の人と思われる茶髪の男の人が出てきた。
「ったく、じいちゃん 人扱い荒いんだよ!」
すると、店の中から、黒髪の男の人が出てきた。
「夏輝が、春休みにアルバイトしたいって言うから、
わざわざ誘ってやったんだ。 文句言うな」
「ひどっ! って、あれお客さんがいるじゃん!
いらっしゃい!!」
やっと、私たちに気づいたようだ。
花怜は、なぜか私の後ろに隠れた。
「おい!お客様に失礼だろ!
いらっしゃいませだ!!」
「こわぁ~!冬斗(ふゆと)ちゃん、お客様が怖がっているよ♪」
「あの・・・入ってもいいですか?」
「いいけど・・・ん!」
茶髪のほうが、顔をじっとみてきた。
「もしかして、いっちゃん??」
「えっ!?なんのことでしょう?」
「覚えてない? 結婚の約束したけど??」
「えっーーーー!!!!!」
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