3 / 3
改稿 状況把握
しおりを挟む
それから数時間。立ち続けようとしたマリー二等兵他三名をソファーに座らせて資料を読み続けた私は、日が傾き始めた頃になってようやく読み終えられた。少女達のプロフィールや中隊の配備書、そして糧食の備蓄確認にこの隊の指揮系統、全てを取り敢えず確認した。糧食は流石に軍隊だからか豊富に備蓄使用されており、彼女達の身体作りに大いに貢献しているらしい。
「んぁ?どうしまひた、たいひょう?」
ソファーでこくりこくりと前後に首を揺らして眠っていたマリーの顎を持ち上げ、顔色を確認する。寝不足なのか、目元には少しだけ隈が見えたが、健康な顔つきだ。良い物を食べている証拠である。
そのまま、彼女達を寝かせておいた。
ーーー
マリー達数名を中隊長室に置いて、家の外で歩哨をしていた少女達二人を率い、物資の確認に向かった。
先ずは、武器庫を見るとしよう。あんな錆び付いた武器ばかりじゃない事を祈りたい。
「武器庫は何処にあるか知っているか?リース二等兵」
「はい、ワイヤット隊長!この隊舎を出て直ぐ隣が武器庫になっています」
「了解だ、では早速見るとしよう。付いてきてくれ」
「あ、はい隊長!!」
少女達に案内されて、私は武器庫に着いた。外から見る限り、普通の家屋、正直な所一見武器庫だとは分からない装いだ。まぁ、良い。カモフラだと思っておこう。
「では、中に入るか」
「はい!」
少女達に開けてもらい、中へと入る。小屋の中には、所狭しに武器が転がっていた。
…何故転がっている?ここ一週間で弾薬の申請は無いのは報告書で確認している。故に暴発の危険性は無いだろうが、一瞬身体が硬直する。心臓に悪いぞこれは。
「ワイヤット隊長?」
「どうしましたか?」
「…これはいつからこうなんだ?」
「えっと…そのぉ…多分ですが、私達が来る前からだとぉ…思います…はい」
「嘘なら懲罰だが、本当だな?」
「間違いありません!!!」
「そうか」
まぁ本当にそうなんだろう。よく見渡してみれば転がっている小銃達には埃が被っていた。逆に、立てかけられている小銃には埃が無い。つまりはそういうことだ。だが転がっているのをそのままにしているのは問題だ。
「良いだろう、本当の様だな。だが、転がっている小銃をそのままにしていることは職務の怠慢だ。ここの管理は?」
「まだ誰も居ません隊長!」
「何?いないのか?」
「はい!私達は全て二等兵でありますワイヤット隊長!!」
二等兵でも立てかける事位出来るだろう…と言い掛けたが彼女達はまだ軍隊に入って一週間。教官も付けて貰えないど素人の集まりだ。いや、この場合私がここの教官をするしかないのか。
思わず額に手を乗せた。
「…すー…ふぅ…そういえばそうだったな。なら取り敢えずとしてリース二等兵とミラノ二等兵がここを管理しろ。他にも数名付ける」
「え?あ、分かりました隊長!」
「了解です、隊長」
「整理整頓は取り敢えず明日からで良い。外で銃剣突撃訓練してる彼女等を呼び戻して転がってる銃を全て立て掛けて置くんだ」
「「はい!!」」
少女二人が敬礼して踵を返し中央のグラウンドへと走っていった。私は一人になった。
「…しまった。一人は残しておくべきだったか」
…まぁ、仕方ない。この駐屯地はそこまで広くないのだから、直ぐに別の者が見つかるだろう。
私は武器庫から出て、中央グラウンドの左右にある兵舎へと向かったのだった。
ーーー
で、兵舎に来たのだが…どうやら誰も居ないらしい。扉を開けて中に入っても中は静かだった。
ふと、周りを見る。微かに香る少女達の匂いと、乱雑な生活をしていたのだろう、散らかり放題の部屋が視界に広がっていた。脱ぎ捨てた服やら煩雑に積まれた書籍。そして…ベッドの柱には必ず一つ、ロザリオが掛けられていた。
「…後で整理整頓をさせようか」
視界の端に見える白い布は極力見ないで兵舎を出た。絶対後で掃除させよう。
「…さて、どうしたものか。戻るべきか、それとも誰かが通り掛かるまで待つべきか…うーむ」
「ん?あれは…新しい隊長?」
「みたいですね」
「む?」
後ろから話し声が聞こえ、振り返って姿を見た。するとそこには二人の少女が立っていた。名前は確か、銀髪の娘がデリラ二等兵でその横にいる赤髪の娘がマチルダ二等兵だっただろうか?
「あ、やっぱり新しい隊長だ。お疲れ様ですワイヤット隊長!」
「お疲れ様です、ワイヤット隊長」
「やぁ。確か…君がデリラ二等兵で、その隣にいるのがマチルダ二等兵だったかな?」
「その通りであります!」
「はい、そうです」
「それは良かった。早速なんだが、糧食が保管してある場所に案内してくれないか?」
「え?あ、はい!分かりました!」
「…何か気になる事があったのですか?」
「いや、確認だ。普段どんな食事をしているのかというな」
「…そうですか。わかりました隊長」
…怪しまれたか?本当に確認するだけなんだが…まぁ、最初は仕方ないか。これから信頼と信用を築くとしよう。
ーーー
涼しげな表情のデリラ二等兵と人懐っこい小型犬みたいなマチルダ二等兵に案内されて、食糧庫へとやってきた。その来る途中で聞いた話だが、パンは態々街へ買い付けに行っているらしい。今日も二個分隊二十人で街中のパン屋に買い付けに行っているのだそうだ。
…ふぅ…後で業者に頼むとしよう。毎回買いに二十人も使われたら訓練なんてしても意味がない。というか上は何もしてないのか。もしや一週間前に作った部隊をそのまま放置したのか?いやだがそれは流石に…
そう思っていたらデリラ二等兵が足を止めて振り返った。どうやら着いたようだ。
「こちらが食糧庫です、ワイヤット隊長」
「凄いんですよワイヤット隊長!小麦粉がいっぱいあって、干し肉とか塩漬けの野菜なんかもいっぱいあるんです!」
「…すぅ…そうか」
………その食糧、戦場に行く時に使う糧食なのでは?と思ったが言わないことにした。そもそも彼女達は何も悪く無い。何もかも全て、私に一切合切全部ぶん投げた上層部の責任だ。後でキッチリ平時用の糧食を申請してやろう。そして上層部のポケットマネーで払わせてやる。絶対にだ。
「中は…一応確認しておくか。開けてくれ」
「はい!」
「はい」
中へ入るとやはりというか、所狭しと樽と布袋が並んでいた。樽はガッツリ塩をぶっ掛けているんだろう、嗅ぐだけでしょっぱい匂いがしてきそうな程だった。
「よし、もう閉じていいぞ。ありがとう」
「あ、はい!」
「…はい」
キョトンとした顔のマチルダ二等兵と訝しげなデリラ二等兵に見守られながら、私は食糧庫を後にするのだった。
「んぁ?どうしまひた、たいひょう?」
ソファーでこくりこくりと前後に首を揺らして眠っていたマリーの顎を持ち上げ、顔色を確認する。寝不足なのか、目元には少しだけ隈が見えたが、健康な顔つきだ。良い物を食べている証拠である。
そのまま、彼女達を寝かせておいた。
ーーー
マリー達数名を中隊長室に置いて、家の外で歩哨をしていた少女達二人を率い、物資の確認に向かった。
先ずは、武器庫を見るとしよう。あんな錆び付いた武器ばかりじゃない事を祈りたい。
「武器庫は何処にあるか知っているか?リース二等兵」
「はい、ワイヤット隊長!この隊舎を出て直ぐ隣が武器庫になっています」
「了解だ、では早速見るとしよう。付いてきてくれ」
「あ、はい隊長!!」
少女達に案内されて、私は武器庫に着いた。外から見る限り、普通の家屋、正直な所一見武器庫だとは分からない装いだ。まぁ、良い。カモフラだと思っておこう。
「では、中に入るか」
「はい!」
少女達に開けてもらい、中へと入る。小屋の中には、所狭しに武器が転がっていた。
…何故転がっている?ここ一週間で弾薬の申請は無いのは報告書で確認している。故に暴発の危険性は無いだろうが、一瞬身体が硬直する。心臓に悪いぞこれは。
「ワイヤット隊長?」
「どうしましたか?」
「…これはいつからこうなんだ?」
「えっと…そのぉ…多分ですが、私達が来る前からだとぉ…思います…はい」
「嘘なら懲罰だが、本当だな?」
「間違いありません!!!」
「そうか」
まぁ本当にそうなんだろう。よく見渡してみれば転がっている小銃達には埃が被っていた。逆に、立てかけられている小銃には埃が無い。つまりはそういうことだ。だが転がっているのをそのままにしているのは問題だ。
「良いだろう、本当の様だな。だが、転がっている小銃をそのままにしていることは職務の怠慢だ。ここの管理は?」
「まだ誰も居ません隊長!」
「何?いないのか?」
「はい!私達は全て二等兵でありますワイヤット隊長!!」
二等兵でも立てかける事位出来るだろう…と言い掛けたが彼女達はまだ軍隊に入って一週間。教官も付けて貰えないど素人の集まりだ。いや、この場合私がここの教官をするしかないのか。
思わず額に手を乗せた。
「…すー…ふぅ…そういえばそうだったな。なら取り敢えずとしてリース二等兵とミラノ二等兵がここを管理しろ。他にも数名付ける」
「え?あ、分かりました隊長!」
「了解です、隊長」
「整理整頓は取り敢えず明日からで良い。外で銃剣突撃訓練してる彼女等を呼び戻して転がってる銃を全て立て掛けて置くんだ」
「「はい!!」」
少女二人が敬礼して踵を返し中央のグラウンドへと走っていった。私は一人になった。
「…しまった。一人は残しておくべきだったか」
…まぁ、仕方ない。この駐屯地はそこまで広くないのだから、直ぐに別の者が見つかるだろう。
私は武器庫から出て、中央グラウンドの左右にある兵舎へと向かったのだった。
ーーー
で、兵舎に来たのだが…どうやら誰も居ないらしい。扉を開けて中に入っても中は静かだった。
ふと、周りを見る。微かに香る少女達の匂いと、乱雑な生活をしていたのだろう、散らかり放題の部屋が視界に広がっていた。脱ぎ捨てた服やら煩雑に積まれた書籍。そして…ベッドの柱には必ず一つ、ロザリオが掛けられていた。
「…後で整理整頓をさせようか」
視界の端に見える白い布は極力見ないで兵舎を出た。絶対後で掃除させよう。
「…さて、どうしたものか。戻るべきか、それとも誰かが通り掛かるまで待つべきか…うーむ」
「ん?あれは…新しい隊長?」
「みたいですね」
「む?」
後ろから話し声が聞こえ、振り返って姿を見た。するとそこには二人の少女が立っていた。名前は確か、銀髪の娘がデリラ二等兵でその横にいる赤髪の娘がマチルダ二等兵だっただろうか?
「あ、やっぱり新しい隊長だ。お疲れ様ですワイヤット隊長!」
「お疲れ様です、ワイヤット隊長」
「やぁ。確か…君がデリラ二等兵で、その隣にいるのがマチルダ二等兵だったかな?」
「その通りであります!」
「はい、そうです」
「それは良かった。早速なんだが、糧食が保管してある場所に案内してくれないか?」
「え?あ、はい!分かりました!」
「…何か気になる事があったのですか?」
「いや、確認だ。普段どんな食事をしているのかというな」
「…そうですか。わかりました隊長」
…怪しまれたか?本当に確認するだけなんだが…まぁ、最初は仕方ないか。これから信頼と信用を築くとしよう。
ーーー
涼しげな表情のデリラ二等兵と人懐っこい小型犬みたいなマチルダ二等兵に案内されて、食糧庫へとやってきた。その来る途中で聞いた話だが、パンは態々街へ買い付けに行っているらしい。今日も二個分隊二十人で街中のパン屋に買い付けに行っているのだそうだ。
…ふぅ…後で業者に頼むとしよう。毎回買いに二十人も使われたら訓練なんてしても意味がない。というか上は何もしてないのか。もしや一週間前に作った部隊をそのまま放置したのか?いやだがそれは流石に…
そう思っていたらデリラ二等兵が足を止めて振り返った。どうやら着いたようだ。
「こちらが食糧庫です、ワイヤット隊長」
「凄いんですよワイヤット隊長!小麦粉がいっぱいあって、干し肉とか塩漬けの野菜なんかもいっぱいあるんです!」
「…すぅ…そうか」
………その食糧、戦場に行く時に使う糧食なのでは?と思ったが言わないことにした。そもそも彼女達は何も悪く無い。何もかも全て、私に一切合切全部ぶん投げた上層部の責任だ。後でキッチリ平時用の糧食を申請してやろう。そして上層部のポケットマネーで払わせてやる。絶対にだ。
「中は…一応確認しておくか。開けてくれ」
「はい!」
「はい」
中へ入るとやはりというか、所狭しと樽と布袋が並んでいた。樽はガッツリ塩をぶっ掛けているんだろう、嗅ぐだけでしょっぱい匂いがしてきそうな程だった。
「よし、もう閉じていいぞ。ありがとう」
「あ、はい!」
「…はい」
キョトンとした顔のマチルダ二等兵と訝しげなデリラ二等兵に見守られながら、私は食糧庫を後にするのだった。
0
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(3件)
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
再婚相手の連れ子は、僕が恋したレンタル彼女。――完璧な義妹は、深夜の自室で「練習」を強いてくる
まさき
恋愛
「初めまして、お兄さん。これからよろしくお願いしますね」
父の再婚によって現れた義理の妹・水瀬 凛(みなせ りん)。
清楚なワンピースを纏い、非の打ち所がない笑顔で挨拶をする彼女を見て、僕は息が止まるかと思った。
なぜなら彼女は、僕が貯金を叩いて一度だけレンタルし、その圧倒的なプロ意識と可憐さに――本気で恋をしてしまった人気No.1レンタル彼女だったから。
学校では誰もが憧れる高嶺の花。
家では親も感心するほど「理想の妹」を演じる彼女。
しかし、二人きりになった深夜のキッチンで、彼女は冷たい瞳で僕を射抜く。
「……私の仕事のこと、親に言ったらタダじゃおかないから」
秘密を共有したことで始まった、一つ屋根の下の奇妙な生活。
彼女は「さらなるスキルアップ」を名目に、僕の部屋を訪れるようになる。
「ねえ、もっと本気で抱きしめて。……そんなんじゃ、次のデートの練習にならないでしょ?」
これは、仕事(レンタル)か、演技(家族)か、それとも――。
完璧すぎる義妹に翻弄され、理性が溶けていく10日間の物語。
『著者より』
もしこの話が合えば、マイページに他の作品も置いてあります。
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/658724858
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
お気に入り登録しました
感想ありがとうございます
お気に入りに登録しました~
感想ありがとうございます
お気に入り登録しときますね♪
感想ありがとうございます