崖の下にはあなたが居る

かるら

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「それでは、有府亜アルファ大学臨床薬学研究室朽木くつぎ班の研究発表の前日を記念しまして乾杯!」



「「「乾杯!!!」」」



威勢の良い掛け声と共にグラスの音が響いた。



「いやー西木にしきぃあれ良く考えついたよなぁ」


「いやぁ、あれ夢で見たんすよー!そこから発想したらできちゃったんすよねぇ!俺まじ天才かもしれないっすね!」


「マジ西木天才ぱなぃー!」


朽木が西木を煽てると、西木は調子に乗り始めそれを会津あいづが煽ててみんなの酒を飲むペースが上がっていった。




この"あれ"というのは、"精神遊離転移薬"つまり精神を遊離し、別の場所へ精神だけを移動させる事のできる薬である。
正確には、移動して居るのではなく投薬後薬効が効いている間に思い描いた場所に"行ったつもり"になれる薬である。


「セロトニン分泌を抑制させるんじゃなくて増加させる事で錯乱状態にしてハイな状態にする事で普通は統合失調症とか発症するのに可逆的に健康な状態になるからやばいよな!」


「ってか、これ危険ドラッグとかになっちゃうのかな?」


そう朽木がいうと木下きのしたが言った。


「あーそれなぁまぁ発売して直ぐにはないだろうけど、厚生大臣が指示出すまでは大丈夫じゃなぃ?」


会津的に研究費用も然程かかってないしいいんじゃね?的な考えのようだ。



「まぁ何はともあれ明日発表した時の教授達の反応次第かね。」

朽木がそう言うと、皆肯定するのだった。



「とりあえず、追加の唐揚げ頼むか!」



「おれ、タコわさ!と茶碗蒸し!」


「うちは、カシスオレンジとパインプリンでぇ!」


「じゃあ私は、はたはたの干物とあさりの汁物とはまぐりの酒蒸しお願いしまーす。」


朽木が、唐揚げを頼もうとすると西木・会津・木下と注文をした。

そうやって、楽しい時間が過ぎていった。















「それでは、明日に備えて解散!」

「おぉ!」

「・・・おぉぉぉえぇぇぇ」

「ちょっと、絢香会津あやか大丈夫!!?」


店を出ると締めの挨拶をしたら、絢香が飲み過ぎで吐いてしまった。
木下が背中をさすってあげると大分楽になったようだ。


「会津大丈夫かよーあー大丈夫じゃねぇな?会津とお前ら家の方向一緒だろ?送ってってやれー」

「あーじゃあそうするか。」

「二次会はまた今度にしましょう。」

「・・・ごめぇ・・・っぐ」


そう言って解散したのは昨日の事だった。



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