ダンジョンチケット

夏カボチャ

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暑い熱風が吹き付ける夏の日常。

だがそんな日常が非日常にかわった。

平凡な学生生活

夏休み間近になり俺はうかれていた。

俺『夏休みだ！どこいくかな？』

友人『夏休み、夏休みってお前そればっかりだな』

俺『当たり前だろ、学生の夏休みだぜ♪まさに青春するしかないだろ』

友人『はいはい、ぶれないなマジw』

呆れる友人をよそに鐘の音が教室に鳴り響いた

キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン

ガヤガヤ

担任『今日から夏休みだがくれぐれも事故や怪我なんかをしないように、あと登校日をわすれるなよ』

担任『では楽しい夏休みを、解散』

長い話からやっと解放された

友人『拓武(たくむ)帰りゲーセンいこうぜ』

拓武『おうよ♪今日こそは負けないぜ』

俺と友人(竜也，りゅうや)の日課はゲーセンで格闘ゲームなどを満喫するのがいつもの流れだった。

その日もいつもと変わらないはずだった
ゲーセンをでる頃には22時をまわっていた

拓武『やば、補導とかされたら即夏休み終了じゃんか』

竜也『気を付けて帰れよ♪』

拓武『おう、また連絡する♪』

いつもの道だと交番を通らねばならない……
仕方なく一本先の細い路地から回ることにした。

普段は遅刻ように使う細い道車も入れない程だが地元民はたまに使う。
まさに抜け道なのだ。

歩いていくと街頭の下に占い師らしき婆さんが店を構えていた。

内心俺は【占いかよ】と思いながら前を通りすぎようとした。

占い師『学生さんや』

まさかの呼び止められた

拓武『はい？俺？』

占い師『あんた、近々運命がかわりますよ、』

拓武『恋占いかなんかですか？でも俺占い信じないから♪残念だったねお婆さん』

そういい立ち去ろうとした

占い師『まぁ待ちなされ、どうせ信じないなら賭けをしましょう、』

占い師は小さな紙を渡してきた

拓武『なにこれ？』

占い師『もし一月しても変わらなければこの紙を持ってきてくださいな』

占い師『その時は謝罪もこめて欲しいものを差し上げます。』
拓武『明らかあやしいからね？なんかの勧誘？』

占い師『占い師のプライドみたいなものですよ、一月後にまた楽しみにしておりますょ』

拓武『わかりましたよ、それで気がすむなら、約束ですよ』

占い師はにっこりと笑った

急いで帰らないとそう思いながら制服のポケットに紙をしまうと俺は家路を急いだ。

占い師『運命が動きだす‥‥静かに過ごしてほしかったが、残念です、』

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