ダンジョンチケット

夏カボチャ

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11章認められし者

ダンジョンチケット113

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拓武達が、神殿から城に帰還する。
城の入り口が開門し、四人が歩いていこうとすると、モシュネが凄い勢いで此方に走ってきたのだ。

モシュネ『主様!御無事ですか、お怪我はありませんか?本当に心配いたしました。』

拓武『大丈夫だよ、心配かけたね』

其所に、拓武とモシュネの会話を聞いていたバーダが割って入ったのだ。

バーダ『悪いんだけど?拓武は此れから、ムネモシュネ、アンタと戦うんだろ?馴れ合いは、その後にしてくれないかい?』

モシュネ『な、何故、貴様が!主様といるんだ!バーダ』

拓武『二人は知り合いか?まぁそうなるよな?クリュメノスの部下なんだし?』

モシュネ『いえ!このバーダは危険な女なのです!私が使えていた別の時代の主様に対して、いきなり刃を向けるような!危険人物なんです』

拓武『ああ、確かにそうなるかもな?』

騒がしく声をあげるモシュネに、対して後ろから、ギルガデムバルザックがやって来た。

バルザック『何を騒いでいるのですか?モシュネ様?』

ギルガデム『まぁ、王が帰ってこないと、だった2日の間にあれだけ肝を冷やしたのだ、仕方あるまい?』

拓武『ギルガデム、バルザック、ただいま、心配かけたね』

バルザック『お帰りなさいませ、無事で何よりです』

ギルガデム『よくぞ、無事に帰りましたな王よ、嬉しく思いますぞ』

拓武『キーメイス達のお陰で何とかね』

キーメイス『僕も頑張ったからね!』

皆が挨拶を交わし、一段落した所で本題に入る。

拓武『さあ、モシュネとギルガデム、約束だ!』

キーメイス『ちょっと待った!どうせなら!僕達も参加したいから!僕達にも戦わせてよ』

バーダ『私は戦わなくてもいいよ?拓武と一緒に好き勝手やるし?御構い無く』

ネクロ『私も、ご主人様と同行するので、御構い無く』

ギルガデム『王よ、貴方は、力を手付けに行ったのですか?それとも、問題児のパラダイスを作りに行ったのですか?』

拓武『あはは、まぁ成行で』

ギルガデム『わかりました、ならば、此方から四人出しましょう』

こうして、拓武達全員が戦う事になったのだ。

モシュネ達からは、モシュネ、ギルガデム、マナコ、ブレインの4名が戦う事になった。

拓武の相手は、ギルガデムである!
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