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3章 素敵なハニーフォレスト
希望の3色です3
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3国同盟……
北海の支配者であるバトラングの暴君、カルム=シュビナが同盟に同意した事で成立したバトラング【王国】、レナクル【王国】、マドラッド」【魔国】からなる同盟よ。
マドラッドは他にもベジルフレアとザカメレアとも協力関係にあるわね。
そんなマドラッドの支配者であるペンネは同盟成立直後に予想外の言葉を口にしたの……
「妾達、マドラッドの民は其処におる、ミルシュ=カミルを王としておる。マドラッドはカミルに従う、其のつもりでいてほしい」
まさかの発言よ……同盟の意味を理解してないのかしら?
「それは、あれかい? マドラッドはミルシュ=カミルの命令があれば、国をあげて裏切ると?」
そう尋ねるシュビナ、その返答に耳を傾けるサンデア。
「無論、裏切れと命令されればそうなるだろう、だが……妾達はミルシュ=カミルに命と国を救われたのだ、命を賭けて最後までついていくと決めたのだ。其故に嘘、偽りは申さぬ! 妾達はカミルに従う」
話が拗れると感じた瞬間、シュビナは笑い出した。
「アハハ、いやいや、面白いな。噂に聞いたマドラッドの冷血妃魔王、ヘルム=ペンネルがそこまで一人の存在に入れ込むなんてな、正直驚いたよ」
笑うシュビナに驚くサンデア。
「何を笑っているのです! 今まさに、同盟を“裏切る”と口にしたのですよ!」
慌ただしく話すサンデアに対して呆れた顔を浮かべるシュビナ。
シュビナはサンデアに対してある事を確認する。
「なぁ、サンデア女王? 何回だと思う」
「何がですか! それよりも!」
溜め息を吐き呆れるシュビナ。
「わかってないな、俺達がマドラッドに来てから何回俺達を捕らえるチャンスがあったか、何回命を奪うチャンスがあったか、答えは上陸してから今に至るまで全てだ」
時間が凍り付いた一瞬だったわ。
流石というか、物騒と言うか、シュビナの発言は状況だけ見れば間違ってはいなかったわ。
サンデアも話を聞き、発言をするべきか悩みはじめてるように見えるし、不味いわね。
重たい空気の中、ペンネが「馬鹿馬鹿しい」と口を開く。
「うぬら、カミルがそんな小さき器と思うならば、今より同盟を解消せい、妾が敢えて、口にしたと言うに話にならぬ」
その時、いきなりシュビナが私の前に歩いてきたの。
そして、私の前に辿り着くと膝をつき、頭を下げる。
「な、何をしているの? シュビナ王……?」
状況が分からず混乱したわ。
「我、カルム=シュビナは、バトラングと其れに従属する国をミルシュ=カミルの傘下とし、この場での忠誠を誓う」
は? ……意味がわからないわ!
「何でそうなるのよ! わかってるの、アンタ一人の問題じゃないのよ! それに私に「忠誠を誓う」ってどういう事よ!」
シュビナは私にデンキチとの戦いの際の出来事を話して聞かせてくれたわ。
バトラング最強のガレオン船に向かっていったデンキチは、砲弾と投石の雨を軽く受けきり、更にデンキチと一緒に姿を現した猫の姿のビルクに船内にいた数百のバイキング達は縮められ、手も足も出なかったそうなの。
当然、バトラングの敗北となり、その際にドルドが降伏を口にするとビルクが「そうしてくれ、俺達の主、カミルは死を望まない」と口にしたと言われたわ。
バトラングの最強ガレオン船が使い魔二匹に完全敗北した事実はシュビナにある決意をさせたらしいの、其こそが従属だったと言われたわ。
バイキングは元々、少数勢力の集合体であり、バトラングが国として成立したのも、シュビナが無敗であったからであり、兵の前で惨敗したシュビナに王でいる気は無かったとハッキリと言われたわ。
私は話を聞きある質問を問いかける。
「後悔しないわけ? 私はアンタと戦った訳じゃないのよ、シュビナ王?」
再度笑うシュビナ。
「当然、後悔などありません。敗北は初めてですが、一目見て確信した。俺はミルシュ=カミルに着いていきたいと」
私とシュビナの話が終わるとサンデアは一人取り残された形になっていたの。
「わ、私は……同盟に加わる為に来たのです。ですから、その……傘下に入る気はありません!」
少し震えた口調でそう言いきったサンデア。
「構わないわ。なら、話はまとまったわね。ひやひやしたけど、三国同盟は結ばれたわ。それからシュビナ王、サンデア王女、此れからよろしくね」
まさかの事実を胸に戸惑いながら、私は平常心を保ちつつ話をまとめたわ。
三国同盟の結成により、ザカメレアに捕らえられたレナクル王国の海賊は釈放となり、同時に東の海は北海からの驚異が完全に無くなることになったの。
レナクル王国とバトラング王国により、島に作られた防衛拠点と両国の海軍による守りがその理由よ。
その後、シュビナとサンデアはザカメレア王国、ベジルフレア王国を訪ね、二国は三国同盟に加入する事になったの、東と北の国々が新たな巨大同盟へと変化したわ。
そんな中、私は普通の生活に戻る為、作戦を考える日々が続いていたの。
北海の支配者であるバトラングの暴君、カルム=シュビナが同盟に同意した事で成立したバトラング【王国】、レナクル【王国】、マドラッド」【魔国】からなる同盟よ。
マドラッドは他にもベジルフレアとザカメレアとも協力関係にあるわね。
そんなマドラッドの支配者であるペンネは同盟成立直後に予想外の言葉を口にしたの……
「妾達、マドラッドの民は其処におる、ミルシュ=カミルを王としておる。マドラッドはカミルに従う、其のつもりでいてほしい」
まさかの発言よ……同盟の意味を理解してないのかしら?
「それは、あれかい? マドラッドはミルシュ=カミルの命令があれば、国をあげて裏切ると?」
そう尋ねるシュビナ、その返答に耳を傾けるサンデア。
「無論、裏切れと命令されればそうなるだろう、だが……妾達はミルシュ=カミルに命と国を救われたのだ、命を賭けて最後までついていくと決めたのだ。其故に嘘、偽りは申さぬ! 妾達はカミルに従う」
話が拗れると感じた瞬間、シュビナは笑い出した。
「アハハ、いやいや、面白いな。噂に聞いたマドラッドの冷血妃魔王、ヘルム=ペンネルがそこまで一人の存在に入れ込むなんてな、正直驚いたよ」
笑うシュビナに驚くサンデア。
「何を笑っているのです! 今まさに、同盟を“裏切る”と口にしたのですよ!」
慌ただしく話すサンデアに対して呆れた顔を浮かべるシュビナ。
シュビナはサンデアに対してある事を確認する。
「なぁ、サンデア女王? 何回だと思う」
「何がですか! それよりも!」
溜め息を吐き呆れるシュビナ。
「わかってないな、俺達がマドラッドに来てから何回俺達を捕らえるチャンスがあったか、何回命を奪うチャンスがあったか、答えは上陸してから今に至るまで全てだ」
時間が凍り付いた一瞬だったわ。
流石というか、物騒と言うか、シュビナの発言は状況だけ見れば間違ってはいなかったわ。
サンデアも話を聞き、発言をするべきか悩みはじめてるように見えるし、不味いわね。
重たい空気の中、ペンネが「馬鹿馬鹿しい」と口を開く。
「うぬら、カミルがそんな小さき器と思うならば、今より同盟を解消せい、妾が敢えて、口にしたと言うに話にならぬ」
その時、いきなりシュビナが私の前に歩いてきたの。
そして、私の前に辿り着くと膝をつき、頭を下げる。
「な、何をしているの? シュビナ王……?」
状況が分からず混乱したわ。
「我、カルム=シュビナは、バトラングと其れに従属する国をミルシュ=カミルの傘下とし、この場での忠誠を誓う」
は? ……意味がわからないわ!
「何でそうなるのよ! わかってるの、アンタ一人の問題じゃないのよ! それに私に「忠誠を誓う」ってどういう事よ!」
シュビナは私にデンキチとの戦いの際の出来事を話して聞かせてくれたわ。
バトラング最強のガレオン船に向かっていったデンキチは、砲弾と投石の雨を軽く受けきり、更にデンキチと一緒に姿を現した猫の姿のビルクに船内にいた数百のバイキング達は縮められ、手も足も出なかったそうなの。
当然、バトラングの敗北となり、その際にドルドが降伏を口にするとビルクが「そうしてくれ、俺達の主、カミルは死を望まない」と口にしたと言われたわ。
バトラングの最強ガレオン船が使い魔二匹に完全敗北した事実はシュビナにある決意をさせたらしいの、其こそが従属だったと言われたわ。
バイキングは元々、少数勢力の集合体であり、バトラングが国として成立したのも、シュビナが無敗であったからであり、兵の前で惨敗したシュビナに王でいる気は無かったとハッキリと言われたわ。
私は話を聞きある質問を問いかける。
「後悔しないわけ? 私はアンタと戦った訳じゃないのよ、シュビナ王?」
再度笑うシュビナ。
「当然、後悔などありません。敗北は初めてですが、一目見て確信した。俺はミルシュ=カミルに着いていきたいと」
私とシュビナの話が終わるとサンデアは一人取り残された形になっていたの。
「わ、私は……同盟に加わる為に来たのです。ですから、その……傘下に入る気はありません!」
少し震えた口調でそう言いきったサンデア。
「構わないわ。なら、話はまとまったわね。ひやひやしたけど、三国同盟は結ばれたわ。それからシュビナ王、サンデア王女、此れからよろしくね」
まさかの事実を胸に戸惑いながら、私は平常心を保ちつつ話をまとめたわ。
三国同盟の結成により、ザカメレアに捕らえられたレナクル王国の海賊は釈放となり、同時に東の海は北海からの驚異が完全に無くなることになったの。
レナクル王国とバトラング王国により、島に作られた防衛拠点と両国の海軍による守りがその理由よ。
その後、シュビナとサンデアはザカメレア王国、ベジルフレア王国を訪ね、二国は三国同盟に加入する事になったの、東と北の国々が新たな巨大同盟へと変化したわ。
そんな中、私は普通の生活に戻る為、作戦を考える日々が続いていたの。
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