ガルダ戦記、欲しい世界は俺が作る!

夏カボチャ

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5章“貴方”と“わたし”と“子供達”と

星が輝く夜に華を咲かせたい

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すっかり日が傾き辺りはゆっくりと日の光が夜に呑み込まれていった。

そしてガルダ達も夜の闇に紛れて魔物が来ないかを警戒しながらもせっかくのキャンプを楽しむ事にしたのだ。
ガルダは〔絶対嗅覚〕を随時発動し近付くものを警戒した。
だが、クレイジートゥースの狩場だったらしく?嗅ぎなれた匂いしかなかった。ガルダは少しホッとした。

そして晩御飯にコール達が倒したロックポークと皆で捕まえたブレードラビットを焼き肉にした。ロックポークはリトルフレイムで中は燻されてとびきりの御馳走になってくれていた。
昼間の出来事があり子供達もある意味でいい勉強になったようだったので本当によかったと思う。

アメリの実力もわかりガルダとマナカも新スキルを取得できた。

皆で焚き火を囲み空を見上げればそこには二つの月がありそのまわりには何千もの星達が散々と輝いている。
ガルダの中でこれ程までに綺麗な星空を今まで見たことがなかった。
そしてガルダは二つの月に願う。

我が子達と我が家族がこれからもかけることなくあり続けて欲しいと

月明かりはアクアロードに反射してそれを子供達が楽しそうにバシャバシャと遊ぶ姿は平和そのものだった。

『ガルダ!マナカ!此方に来るです』
アメリと子供達が楽しそうに此方に話しかける。

ガルダとマナカは言われるがままにそちらに向かった。

アメリは耳を塞いだ。

そしてデカイ音が鳴り響いた!

ヒューーーパンパンパン

アメリが今回、武器職人の職業ジョブを使い作ったものは花火だったのだ。

この世界には花火は存在しないアメリは自身がもつ知識と火薬量の技術だけでそれを作ったのだ。

デンとバットは恐る恐るみていた、花火が怖いのかと思いきや?お昼いこうはずっとアメリと一緒に花火を作っていたらしく何度も失敗し危ない目にあったらしい。それでも三人は諦めずにアメリの考える炸裂玉花火を頑張って作り上げたらしい。

『どうです!ガルダ!マナカ!アメリちゃんと子供達が協力したなら何でも炸裂です』

アメリは自身のスキルで火薬も自在に調合作成が出来るらしくまさに爆弾娘なのであった。
ガルダとマナカと子供達に最高の思い出をあげたいと素直に思い花火を思いついたのだ。

アクアロードに綺麗な華が咲き乱れたのだった。

その花火の姿を見て始めクーデルトルンは敵襲かとも思ったが!その綺麗な空に咲く華に魔力も悪意も感じられないと言うことから、問題にはならなかった、それもそうだろう、空に咲く華と一緒にニッコリと笑ったような花火まで上がっていたのだ。


この日の夜は森も魔物も人獣も獣人も皆が空を見上げていたのだった。

マナカはガルダの手を握りながらはしゃいでいた。
まだまだマナカも子供だなと思いつつもガルダも花火に魅了されたのだったのだ。

そして花火が全て終わりガルダは後始末を手伝っていた。
『アメリ、綺麗だったよありがとうな』

『ハイです!アメリは凄いヤツなんです!改めて見直したですか?ガルダ』

『ああ、見直したよ、お前は凄いやつだ』

そう言いアメリの頭を撫でてやった。

『あわわわわ!ガルダなにするですか!』
アメリは顔を真っ赤にしていた。
『アメリ?嫌だったのか?それは知らなくてごめんな』
よっぽど嫌だったのかなと余りのアメリのビックリした顔を見て思った
『い、嫌じゃないです、ただガルダにはマナカさんが要るですから、その悪いなと思っただけです、本当にいいです?後で事実を撤回は出来ないですよ?いいです?』

やけに何度もアメリが聞いてくるがそれもまた可愛いなと正直おもう

『大丈夫だ、マナカはこれくらいじゃ怒らないさ』
そう言い頭をくしゃくしゃになるまで撫でてやった。
『でも?マナカはフライパン1つで怒ったですよ?大丈夫です?』


アメリがなぜこんなに心配しているのかはよくわからんがマナカは確かに怒るとヤバイだが?今回は大丈夫だろう!ただ誉めただけなんだし?


とにもかくにも、クーデルトルンの夜空に華が咲いた夜だった。
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